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今週の見どころ(11/23~11/25)

2013年11月22日(金)

 今週より、ばんえい十勝は薄暮開催となります。発走予定時刻は第1レースが14:15、メイン第10レースが19:05。スカパー!(645ch及び795ch)での放送時間も13:30~19:55(17:00までは有料放送)へと変更になりますのでご注意ください。
 11月24日(日)のメインには、重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代から選抜された2頭ずつが意地をかけ戦います。

帯広競馬場でのイベントはこちら
Aiba石狩場外でのイベントはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→1コースに最初の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 11月23日(祝・土)のメイン第10レースは、知床賞(オープン混合・19:05発走予定)。前開催のオータムカップ(オープン)から上位5頭のうち、3着馬を除く4頭が参戦してきたほか、JRAジョッキーDAY特別(A1・A2級決勝混合)から2頭、A1級混合からも2頭(JRAジョッキーDAY特別との2走使い馬を除く)など、様々な路線から出走馬が集まりました。
 主力はオータムカップ組。第2障害を先頭でクリアしたのはブラックパールでしたが、2番手で続いたホッカイヒカルが残り30メートルあたりであっさり捕まえると、徐々にリードを広げる余裕あるレースで勝利を収めました。4着インフィニティーには復活気配が漂います。5着で障害巧者のシベチャタイガーも含め、相手関係が楽になるここでも上位進出が期待できそうです。
 JRAジョッキーDAY特別で3着のフジダイビクトリーは11戦連続して掲示板確保の好調さを生かしたいところ。A1級馬では、今季重賞で2度の3着があるホリセンショウに注目です。

 11月24日(日)のメイン第10レースは、重賞・第4回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:05発走予定)
 過去3回で3着以内に入った馬の年齢は、4、5、6歳が1頭ずつなのに対し、8~10歳が6頭(7歳はゼロ)とベテランが活躍している傾向があるようです。となれば、注目は9歳馬ギンガリュウセイと10歳馬ホクショウダイヤでしょう。
 ギンガリュウセイは前々走の重賞・北見記念で今季初勝利を挙げると、賞金別定20キロ増となった前走のオータムカップ(オープン)でも3着と相変わらず安定感抜群の走りを披露しています。
 ホクショウダイヤは勝利を収めた最高重量が810キロと、高重量を苦にするタイプ。しかし、このドリームエイジカップはこの時期の古馬重賞にしては比較的軽い重量で争われることに加え、重賞とはいえ相手関係は普段のオープン戦よりむしろ楽。上位進出の可能性は十分といえます。
 前述両馬と互角に渡り合えそうなのが5歳のニュータカラコマ。重賞・岩見沢記念を含めオープンで4連勝中と絶好調です。850キロ以上を課せられる北見記念には登録せず、賞金ハンデが厳しくなるオータムカップは回避して、比較的手ごろな重量になるここに向けて調整してきた感があります。
 この3頭に割って入るとしたら4歳馬ホクショウウキユ。前走霜月特別(オープン混合)ではトップハンデながら2着に好走。ニュータカラコマにこそ差し切られましたが、第2障害先頭クリアから確かな末脚を披露しました。ここもトップハンデですが、どこまでやれるか楽しみです。

 この日の第9レースは、十勝産駒特別(2歳産地限定・18:25発走予定)。ヤングチャンピオンシップの予選第4弾で、十勝管内産馬の限定戦です。
 出走全馬が賞金別定重量を課せられている、好調馬揃いで大注目の一戦。重賞・ナナカマド賞1、2着のホクショウメジャーゴールデンフジに、2歳牡馬限定のオープン戦・青雲賞を勝ったホクショウマサルがどこまで迫れるでしょうか。

  11月25日(月)のメイン第10レースは、楽天競馬特別(A1級混合・19:05発走予定)
 アサヒリュウセイは、端野峠特別(A1・A2級-2組混合)、A2級-2組混合と2連勝中。ここ2戦で今回のメンバー中半数以上の5頭を下しています。3走前のペルセウス特別(A1級混合)は5着でしたが、第2障害はひと腰でクリアしており、単純に相手が強かったのでしょう。今回は同条件のA1級混合とはいえ、相手がかなり楽になっており、3連勝のチャンスといえます。
 コマクインは、端野峠特別2着のあと、A1・A2級決勝混合3着、A2級-2組混合3着。それ以前は大きな着順が続いていましたが、障害では大きく崩れていませんでした。ここも、障害を越えてからの踏ん張り次第といえます。
 JRAジョッキーDAY特別(A1・A2級決勝混合)でオープン馬に混じって4着のクロフネオーザン、6着のスギノハリアーは、このメンバーに入れば実績上位といえます。

今週の見どころ(11/16~11/18)

2013年11月15日(金)

 今週の3日間で、今季のナイター開催は終了。その最終日・11月18日(月)に帯広競馬場では、「JRAジョッキーDay2013」が実施されます。内田博幸騎手、後藤浩輝騎手をはじめJRA所属の10名のジョッキーが来場し、エキシビションレースへの騎乗、トークショー、レース協賛などで盛り上げます。

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 11月16日(土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(B2級-2組・20:10発走予定)。普段、B2級-2組は特別戦が組まれない条件だけに、読みにくい一戦です。
 好調度という点では、目下3戦連続連対のコウコサンネンセイが筆頭格でしょう。2歳9月にデビュー勝ちを収めてから6年余、223戦目の今回が初の特別挑戦です。ここ数年はB3~B4級で足踏みしていましたが、前走B3級-3・4組決勝を鮮やかに逃げ切ってB2昇級を決めており、8歳にして充実期を迎えています。
 アウルメンバーは2走前に勝利し、前走が3着。決め手を生かしての好走が目立ちます。5月にはB2級-1組特別で2着に入っている実績も心強いです。
 障害巧者のスーパートップヒメは7月にはB1級-1・2組決勝混合特別を制した実績があります。同じく障害力勝負のオメガグレートはもう少し体重が増えてほしいですが、9月以降の5戦が2勝、3着1回と好調を持続しています。

 11月17日(日)のメイン第10レースは、オータムカップ(オープン・20:10発走予定)
 メンバー8頭中、ブラックパールを除く7頭が前走で重賞・北見記念(10月27日)を使われており、さらに、同10着ホクショウバトル以外の6頭は近3走が同じレースでした(2、3走前の勝ち馬は、このレースを回避したニュータカラコマ)。
 ホッカイヒカルは近3走が2、4、4着。今季15戦中14戦で掲示板を確保と、相手関係を問わず善戦を続けています。今回の強調材料は賞金別定10キロ増の750キロで臨めること。牝馬ブラックパール(720キロ)を除けば、この馬より軽い負担重量なのはシベチャタイガー(745キロ)だけ。いい末脚を持っているので、今度こそ差し切りへの期待が高まります。
 ギンガリュウセイは、近3走が3、2、1着。前走北見記念では3連覇を成し遂げています。今回、別定20キロ増の760キロに不安はありませんが、ホッカイヒカルより重量が重くなるのが微妙なところです。
 北見記念3着で復調を感じさせたインフィニティー(755キロ)や、北見記念2着馬で鈴木恵介騎手にスイッチとなるシベチャタイガーも有力でしょう。

 この日の第9レースは、北央産駒特別(2歳産地限定・19:30発走予定)。ヤングチャンピオンシップの予選第3弾で、空知、上川、留萌、宗谷管内産馬の争いです。
 ここまでに行われた予選2レース(釧路産駒、南北海道産駒)では、ともにメンバー中で最も勝ち星の多かった馬が勝利しています。このレースでの最多勝は3勝を挙げているカブトホース。近2走の2歳A級-1組、2組がブービーで、今回は唯一の賞金別定5キロ増ですが、3組での勝利実績は断然です。南北海道産駒特別2着カンシャノココロを負かしたことがあるソウテンブルーが続きます。

  11月18日(月)のメイン第10レースは、JRAジョッキーDAY特別(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1級混合(11日第11レース)、A2級-1組(10日第11レース)の両予選上位馬による一戦です。
 A1級混合予選で5着だったフジダイビクトリーの巻き返しに期待。オイドンが逃げ切って今季初勝利を挙げましたが、2~7着が最大3秒6差という接戦でした。フジダイビクトリーが2番手で障害を越えたものの、後続6頭も差なくクリアし、ほぼ一団のままゴールへなだれ込みました。2~4着がフジダイビクトリーより5~15キロ軽かったことを考えると、追い比べで重量差が影響を与えたのかもしれません。特別である今回は障害力が生かせるはずで、逃げ切りに期待します。
 A2級-1組予選勢では、逃げ切り勝ちを収めたウメノタイショウ、障害2番手からそのまま2着に入ったオレワスゴイが有力でしょう。現在の格付的には劣勢ですが、ともに昨季はオープン混合戦でも馬券に絡んでいた実績を考えれば、オープン馬とのクラスハンデ20キロは恵まれたともいえそうです。

クインカップ 予想結果

2013年11月11日(月)

山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×13R=78,000円

山崎 +32,340円
斎藤  +6,440円
須田 -30,370円
矢野 -54,890円

11/10クインカップ回顧

カネサマドカが圧巻の重賞初制覇!

 10日(日)は重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気のカネサマドカが優勝。3度目の挑戦で重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は3.1%と標準的な馬場でスタート。道中はカネサマドカ、ベニコマ、カツダイヤあたりがハイペースで馬群をリード。それでも各馬離れず、ほぼ一団で第2障害を迎えました。
 息つく間もなくカツダイヤが仕掛け、ひと腰で荷物を天板まで曳き上げます。それを見て各馬も一斉に登坂を開始。なかではカネサマドカが上々のかかりを披露。先頭でクリアしたのはカツダイヤでしたが、カネサマドカが障害を越えると、下りを利用して一気に加速。そのままカツダイヤを捕らえて、ゴール前の平坦路に入りました。
 こうなると勢いはカネサマドカ。そのままさらに加速すると、他馬はもう為すすべがありません。グイグイとリードを広げにかかり、残り10メートルではセーフティーリード。余裕の手応えのまま、悠々と先頭ゴールを果たしました。障害を3番手でクリアしたタカラハヤヒメが徐々に押し上げ2着で入線。4頭が入り乱れた3着争いはニシキウンカイが先着しました。

 近況、安定した力を見せていたカネサマドカが、人気通りの強さを発揮して勝利しました。しかし前述したとおり、今回が重賞初制覇であり、この圧勝ぶりには多少驚かされました。いかにも本格化してきた印象で、今後もさらなる活躍が期待できそうです。

成績はこちら
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大河原和雄騎手「厩舎を上げて仕上げてくれたため、690キロの重量も不安がありませんでした。展開もこの馬に向きましたし、人気馬で1着となれて嬉しかったです」

11/10クインカップ予想 山崎エリカ

2013年11月10日(日)

安定感あるマゴコロに期待

 前哨戦の紅バラ賞を勝ったのはベニコマですが、7着ニシキウンカイまでとの着差が7.9秒差だけに、いくらでも着順の入れ替わりようがあります。また、10月26日のヒマワリカツヒメが勝ったB2クラスのレースでも、勝った7歳馬ヒマワリカツヒメは別として2着キュートエンジェルと5着マゴコロまでとの着差は4.0秒差でした。つまり、実力拮抗で難解な一戦。正直、1番人気を予想するのも難しいくらいです。

 しかし、こういうときこそ安定感ということで、◎はマゴコロとします。この馬は3歳時の黒ユリ賞2着、ばんえいオークスで3着、そしてその後の特別戦では悪くても4着と、高重量戦ではとにかく崩れていません。また、紅バラ賞をスキップして休養明けの一戦だった前走は、5着でも言い訳の利くもの。障害は崩れていなかったし、メンバー中でもっともここを狙いすました感があります。

 ○は紅バラ賞で1番人気に支持されたカネサマドカ。結果は4着でしたが、勝ち馬との着差は3.0秒差。前走でも2着キュートエンジェルとは1.5秒差と崩れていません。とにかく障害が安定しているので、重量増にも対応できるでしょう。

 ▲は黒ユリ賞4着、ばんえいオークスでは2着と重賞では善戦しているカツダイヤ。近走不振で、前走の紅バラ賞でも6着に敗れましたが、ここを目標にリフレッシュされた効果に期待します。

 △に近2走ともシンガリ負けで、人気が急下降のハイカラサン。近走の勢いからは推せませんが、紅バラ賞は転倒による敗戦。前走はそのダメージを引きずっていたのもあったのでしょう。転倒後の次々走で巻き返してくるパターンも少なくなく、黒ユリ賞勝ちの実績もあるだけに警戒しておきたい1頭です。

 他では昨年の菊花賞馬で、今年の銀河賞でも3着のニシキウンカイ。前走で膝をついて7着に敗れましたが、もともとの実績から巻き返しがあっても不思議ではない馬です。

 あとは前走完勝の上がり馬ヒノデイチゴヒメ。ヒノデイチゴヒメはこのメンバーに入るとテンに置かれてしまう可能性が高いですが、先行馬揃いのここは逆にそれが好転すると見て一発を警戒します。

 ◎ (8)マゴコロ
 ○ (5)カネサマドカ
 ▲ (4)カツダイヤ
 △ (3)ハイカラサン
 △ (7)ニシキウンカイ
 △ (9)ヒノデイチゴヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 8→5,4,3,7,9 100円 計6000円

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