今週より、ばんえい十勝は薄暮開催となります。発走予定時刻は第1レースが14:15、メイン第10レースが19:05。スカパー!(645ch及び795ch)での放送時間も13:30~19:55(17:00までは有料放送)へと変更になりますのでご注意ください。
11月24日(日)のメインには、重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代から選抜された2頭ずつが意地をかけ戦います。
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【今週のコース使用方法(出走馬が9頭以下の場合)】
→1コースに最初の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら)
11月23日(祝・土)のメイン第10レースは、知床賞(オープン混合・19:05発走予定)。前開催のオータムカップ(オープン)から上位5頭のうち、3着馬を除く4頭が参戦してきたほか、JRAジョッキーDAY特別(A1・A2級決勝混合)から2頭、A1級混合からも2頭(JRAジョッキーDAY特別との2走使い馬を除く)など、様々な路線から出走馬が集まりました。
主力はオータムカップ組。第2障害を先頭でクリアしたのはブラックパールでしたが、2番手で続いたホッカイヒカルが残り30メートルあたりであっさり捕まえると、徐々にリードを広げる余裕あるレースで勝利を収めました。4着インフィニティーには復活気配が漂います。5着で障害巧者のシベチャタイガーも含め、相手関係が楽になるここでも上位進出が期待できそうです。
JRAジョッキーDAY特別で3着のフジダイビクトリーは11戦連続して掲示板確保の好調さを生かしたいところ。A1級馬では、今季重賞で2度の3着があるホリセンショウに注目です。
11月24日(日)のメイン第10レースは、重賞・第4回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:05発走予定)。
過去3回で3着以内に入った馬の年齢は、4、5、6歳が1頭ずつなのに対し、8~10歳が6頭(7歳はゼロ)とベテランが活躍している傾向があるようです。となれば、注目は9歳馬ギンガリュウセイと10歳馬ホクショウダイヤでしょう。
ギンガリュウセイは前々走の重賞・北見記念で今季初勝利を挙げると、賞金別定20キロ増となった前走のオータムカップ(オープン)でも3着と相変わらず安定感抜群の走りを披露しています。
ホクショウダイヤは勝利を収めた最高重量が810キロと、高重量を苦にするタイプ。しかし、このドリームエイジカップはこの時期の古馬重賞にしては比較的軽い重量で争われることに加え、重賞とはいえ相手関係は普段のオープン戦よりむしろ楽。上位進出の可能性は十分といえます。
前述両馬と互角に渡り合えそうなのが5歳のニュータカラコマ。重賞・岩見沢記念を含めオープンで4連勝中と絶好調です。850キロ以上を課せられる北見記念には登録せず、賞金ハンデが厳しくなるオータムカップは回避して、比較的手ごろな重量になるここに向けて調整してきた感があります。
この3頭に割って入るとしたら4歳馬ホクショウウキユ。前走霜月特別(オープン混合)ではトップハンデながら2着に好走。ニュータカラコマにこそ差し切られましたが、第2障害先頭クリアから確かな末脚を披露しました。ここもトップハンデですが、どこまでやれるか楽しみです。
この日の第9レースは、十勝産駒特別(2歳産地限定・18:25発走予定)。ヤングチャンピオンシップの予選第4弾で、十勝管内産馬の限定戦です。
出走全馬が賞金別定重量を課せられている、好調馬揃いで大注目の一戦。重賞・ナナカマド賞1、2着のホクショウメジャー、ゴールデンフジに、2歳牡馬限定のオープン戦・青雲賞を勝ったホクショウマサルがどこまで迫れるでしょうか。
11月25日(月)のメイン第10レースは、楽天競馬特別(A1級混合・19:05発走予定)。
アサヒリュウセイは、端野峠特別(A1・A2級-2組混合)、A2級-2組混合と2連勝中。ここ2戦で今回のメンバー中半数以上の5頭を下しています。3走前のペルセウス特別(A1級混合)は5着でしたが、第2障害はひと腰でクリアしており、単純に相手が強かったのでしょう。今回は同条件のA1級混合とはいえ、相手がかなり楽になっており、3連勝のチャンスといえます。
コマクインは、端野峠特別2着のあと、A1・A2級決勝混合3着、A2級-2組混合3着。それ以前は大きな着順が続いていましたが、障害では大きく崩れていませんでした。ここも、障害を越えてからの踏ん張り次第といえます。
JRAジョッキーDAY特別(A1・A2級決勝混合)でオープン馬に混じって4着のクロフネオーザン、6着のスギノハリアーは、このメンバーに入れば実績上位といえます。