安定感あるマゴコロに期待
前哨戦の紅バラ賞を勝ったのはベニコマですが、7着ニシキウンカイまでとの着差が7.9秒差だけに、いくらでも着順の入れ替わりようがあります。また、10月26日のヒマワリカツヒメが勝ったB2クラスのレースでも、勝った7歳馬ヒマワリカツヒメは別として2着キュートエンジェルと5着マゴコロまでとの着差は4.0秒差でした。つまり、実力拮抗で難解な一戦。正直、1番人気を予想するのも難しいくらいです。
しかし、こういうときこそ安定感ということで、◎はマゴコロとします。この馬は3歳時の黒ユリ賞2着、ばんえいオークスで3着、そしてその後の特別戦では悪くても4着と、高重量戦ではとにかく崩れていません。また、紅バラ賞をスキップして休養明けの一戦だった前走は、5着でも言い訳の利くもの。障害は崩れていなかったし、メンバー中でもっともここを狙いすました感があります。
○は紅バラ賞で1番人気に支持されたカネサマドカ。結果は4着でしたが、勝ち馬との着差は3.0秒差。前走でも2着キュートエンジェルとは1.5秒差と崩れていません。とにかく障害が安定しているので、重量増にも対応できるでしょう。
▲は黒ユリ賞4着、ばんえいオークスでは2着と重賞では善戦しているカツダイヤ。近走不振で、前走の紅バラ賞でも6着に敗れましたが、ここを目標にリフレッシュされた効果に期待します。
△に近2走ともシンガリ負けで、人気が急下降のハイカラサン。近走の勢いからは推せませんが、紅バラ賞は転倒による敗戦。前走はそのダメージを引きずっていたのもあったのでしょう。転倒後の次々走で巻き返してくるパターンも少なくなく、黒ユリ賞勝ちの実績もあるだけに警戒しておきたい1頭です。
他では昨年の菊花賞馬で、今年の銀河賞でも3着のニシキウンカイ。前走で膝をついて7着に敗れましたが、もともとの実績から巻き返しがあっても不思議ではない馬です。
あとは前走完勝の上がり馬ヒノデイチゴヒメ。ヒノデイチゴヒメはこのメンバーに入るとテンに置かれてしまう可能性が高いですが、先行馬揃いのここは逆にそれが好転すると見て一発を警戒します。
◎ (8)マゴコロ
○ (5)カネサマドカ
▲ (4)カツダイヤ
△ (3)ハイカラサン
△ (7)ニシキウンカイ
△ (9)ヒノデイチゴヒメ
3連単1頭軸マルチ
8→5,4,3,7,9 100円 計6000円