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10/17クインカップ予想 須田鷹雄

2010年10月16日(土)

重量経験でコマクイン

 紅バラ賞の完全なる再戦で、しかも重量差は温存。いっそ前走の着順通りに買ってやろうか......とも思ったが、さすがにそれでは芸が無い。
 改めて前走VTRを見てみると、ホクショウマドンナの末脚だけはちょっと抜けた印象があったが、2~4着あたりは紙一重。また障害の出来によってはワタシハキレイズキも見限れないところだ。
 そこで考えたのが、今回の重量に対する経験値。重量差が温存されているといっても、ホクショウマドンナにとって今回の重量は絶対値として未経験ゾーン。ヒマワリカツヒメも最下位だったばんえい菊花賞だけ。一方で10キロ余分にもらっても◎コマクインは重たい荷物の経験はある。
 690キロでの好走例はないが、670~680キロについては大丈夫という手ごたえがあるだけに、他馬がはじめての経験に苦しむようだと相対的な浮上が期待できる。
 馬券は◎からの馬複と、やっぱりホクショウマドンナだけは強かったという場合の馬単○→◎。

 ◎コマクイン
 ○ホクショウマドンナ
 ▲ヒマワリカツヒメ
 △カツタカラヒメ
 △ワタシハキレイズキ

 馬複
 6-3,5,1,9 各1000円
 馬単
 3→6 1000円

10/17クインカップ予想 斎藤修

連勝狙うホクショウマドンナ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(3)ホクショウマドンナ
 ○(9)ワタシハキレイズキ
 ▲(6)コマクイン
 △(5)ヒマワリカツヒメ

 馬単
 3→9,6 各1500円
 3→5、9→3 各1000円

今週の見どころ(10/16~10/18)

2010年10月15日(金)

 今週から昼間開催がスタートします。スカパー!での実況中継は、引き続き795ch(ノンスクランブル放送)にて、12:00~18:00の間行います。17日(日)のメインには4週連続重賞の第2弾・4歳女王決定戦クインカップが組まれています。
 なお16日(土)、17日の2日間、帯広競馬場では毎年恒例となったとかちばん馬まつりが実施されます。両日は競馬場への入場料が無料となりますので、ぜひお越しください。

Aiba石狩場外でのイベントはこちら
※新設重賞(12月実施予定の)のレース名称を募集しています。詳しくはこちら

 10月16日(土)のメイン第11レースは紅葉特別(A1級-1組・17:05発走予定)
 9頭中8頭が前開催の桔梗特別(A1級-1組)の出走馬ですが、そこに唯一、不出走だったニシキセンプーに期待します。9月18日のA1級-1組特別で2着。前走はダークホース賞(青毛馬選抜)に出走し、カネサブラックとの叩き合いの末、僅差の2着に入りました。自己条件でハンデも有利なここは巻き返しが期待できます。
 桔梗特別組では2着のタケタカラニシキに注目。08年シーズンまでは重賞でも上位争いしていた実績馬ですが、賞金カットにより今季は250万円未満(重量区分)からのスタート。ここまで16戦8勝、2着5回の好成績を残しています。前走のオープン・A1級決勝混合も制しており、今回もオープン復帰へ向け賞金を積み重ねたいところでしょう。
 桔梗特別1着でダークホース賞4着のイッスンボウシも障害のカカリを見ると復活気配を感じさせます。
 桔梗特別9着、オープン・A1級決勝混合10着と人気を裏切っているナカゼンスピードも立て直されてくれば一気の首位奪還が期待できそうです。

 10月17日(日)のメイン第11レースは4歳牝馬による重賞・第35回クインカップ(17:15発走予定)。10月3日に行われたトライアル・紅バラ賞(4歳牝馬オープン)の再戦です。
 コマクインは抜群の先行力、障害力を生かし柏林賞、3歳混合のはまなす賞ともに2着に入っている力量馬。しかし、銀河賞7着、前走紅バラ賞4着と、ゴール前で後続に飲み込まれるレースが続いています。とはいえ、馬券外に敗れた両レースともに雨馬場で流れが向かなかった可能性が高いでしょう。特に、紅バラ賞は勝ったホクショウマドンナとわずか5秒6差。今回も同じ牝馬限定ですが、各馬基礎重量が20キロずつ加増されており、展開利が見込めます。前日が雨予報のため馬場への影響が多少懸念されますが、レースまでには乾くとみて初タイトルを期待します。
 相手筆頭は紅バラ賞を制したホクショウマドンナ。通算17勝は同世代の牝馬でナンバー1の勝ち星(前開催終了時点)で、連対率57.4%も出色。まさに充実の秋を迎えており、こちらも好勝負できそうです。
 ヒマワリカツヒメは展開次第ですが、荷物を積まれる特別戦でもタフな末脚を使えることが紅バラ賞2着で証明できました。
 紅バラ賞7着ワタシハキレイズキも、3歳牝馬戦線で活躍した実績からは侮れないところです。

  10月18日(月)のメイン第11レースにはとかち夕霧賞(オープン-2組・16:50発走予定)が行われます。
 4歳の大将格キタノタイショウが中心でしょう。オープン-1組では苦戦ぎみですが、8月にはオープン-2組特別を制しており、ここなら力上位で勝ち負けが見込めます。
 全幅の信頼はおけないものの障害がスムーズならツジノコウフクも差のないところ。10月4日のオープン-1組特別ではキタノタイショウ(5着)に3着と先着しています。
 使い減りする印象のマルミシュンキも、休養明け2戦目ならまだ馬体はフレッシュに違いありません。かつて古馬重賞で好勝負していた能力は折り紙つきだけに侮れないところです。
 スピード上位ヤマノミントもオープン-2組のメンバーに入れば上位争いが見込めます。

ナナカマド賞 予想結果

2010年10月12日(火)

斎藤:馬複6-8 1,000円的中! 収支+2,900円
山崎:ハズレ 収支-5,000円
矢野:ハズレ 収支-5,000円
須田:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】
山崎エリカ +8,100円
斎藤  修 +6,850円
須田 鷹雄 +3,300円
矢野 吉彦 +2,100円

10/11ナナカマド賞回顧

オイドンが世代最強を証明!

 11日(日)は今季初の2歳重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝1番人気のオイドンが優勝。デビューから4連勝した素質馬が、まずは世代最強をアピールしました。

 馬場水分は4.0%とやや軽めでしたが、各馬ともこれまでより重量を課せられているだけに、道中は2度3度息を入れる展開。フナノコーネル、オイドンらが主導権を握りつつも、ほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れて、最初に第2障害に挑んだのはオイドン。それを見てフナノコーネルも動きましたが、オイドンはあっさりこれをクリアし、障害を下った惰性で一気に突き放しにかかります。やや離れてフナノコーネル、ニュータカラコマが続き、タカノテンリュウ、プリンセスヤヨイもこの一角。しかしオイドンの脚いろは全く衰えず、セーフティーリードを保ったまま。結局2着に3秒6差をつける危なげないレースぶりで、重賞初制覇のゴールに飛び込みました。残り10メートルで脚いろが鈍ったフナノコーネルを、ニュータカラコマが交わして2着。以下フナノコーネル、プリンセスヤヨイ、レットフジの順で入線しました。

 勝ったオイドンは、08年のばんえいプリンセス賞、ばんえいオークスでそれぞれ3着があるキタノメイゲツの半弟。感冒で青雲賞を取り消した影響が心配されましたが、それをまったく感じさせない完勝でした。鈴木勝堤騎手が「イレネー記念も狙える素材」というだけに、現2最世代では一枚抜けた力がある印象で、今後も活躍が大いに期待できそうです。

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鈴木勝堤騎手「馬体重が50キロ以上増えていたし元気だったから、今年のメンバーなら10キロ差程度のハンデなら負けることはないな、と思っていました。今日は特に負けられないと思っていたし、余裕のある展開だったから、この馬の強さを発揮できたんじゃないかなと思います。湿った馬場で流れが速くなって押っつけていく競馬はイヤだなと思っていたけど、3回くらい息を入れられれば障害は越えられると思っていたし、下りてもいい脚を使ってくれると思っていました。その通りの競馬ができましたね。体調さえ良ければ、今年はこの馬に勝てる馬はいないと思います」

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