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12/30ヤングチャンピオンシップ回顧

オイドンが力の違いを見せつける!

 30日(木)は重賞・ヤングチャンピオンシップ(2歳、産地選抜)が行われ、単勝1番人気で十勝産のオイドンが優勝。トップハンデ610キロをものともせず、ナナカマド賞に次ぐ重賞2勝目を挙げました。

 小雪がちらつく中で行われたこの日、馬場水分は徐々に上がって、3.1%で行われました。各馬軽快にスタートを切り、ギャロップで障害中間点まで一直線。超ハイペースでレースは進みました。なかでもフナノコーネルはノンストップで障害下まで歩を進める積極的なレースを展開。ばんえいダービーでの好騎乗が光った松田道明騎手が、今回も早めの競馬で重賞2連勝をもくろみます。しかしそうはさせじとオイドン以下、各馬も差なく横一線で第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはフナノコーネルで、ひと腰で天板に脚をかけましたが、一歩遅れて仕掛けたオイドンが抜群の登坂力を発揮。あっさりとフナノコーネルを交わして先頭で障害をクリアしました。2番手にフナノコーネルが続き、以下ヘイセイオトメ、レットフジも追撃態勢へ。
 しかしこの軽い馬場。逃げるオイドンの脚いろは衰えるどころか、勢いを増す一方。2番手集団も懸命に追いかけますが、その差はまったく詰まらず、結局7秒4差をつけてオイドンが先頭でゴールを駆け抜けました。際どくなった2着争いは、しぶとく粘ったフナノコーネルに軍配。ゴール前で急追したレットフジが、ヘイセイオトメを交わして3着で入線しました。

 とにかくオイドンの力とスピードばかりが強調された一戦。他の有力馬とのハンデ差が20キロもあったとはとても思えないような強いレース内容でした。着実に馬体が増えているのも好感が持て、今後のさらなる飛躍が大いに期待できそうです。
 フナノコーネルはナナカマド賞3着から一歩前進。オイドンには完敗でしたが、これで【5-10-2-1】で6着以下なしと抜群の安定ぶりを示しています。世代トップクラスであることに疑いはなく、今後の成長次第では逆転も期待できそうです。

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大口泰史騎手「期待に応えられてホッとしました。こういう高速馬場でトップハンデは厳しい条件だと思っていましたが、よく走ってくれましたね。(後ろをだいぶ離していたが)ゴールに入るまでは安心はできませんでした。イレネー記念は定量戦ですからね。この馬の実力通りに走らせたいと思います」

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