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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週の重賞回顧。2歳・若駒賞はミヤギヴァリアント、3歳芝・サファイア賞はダットが圧勝

先週15日(日)、地方競馬全国交流・南部駒賞トライアル「第43回若駒賞」が盛岡ダート1600mで行われ、単勝1倍の元返し圧倒的1番人気に支持されたミヤギヴァリアント(父モーニン)が圧勝。2着ミヤギシリウスに1秒8差をつけて初重賞を手にした。

村上忍騎手「パドックではちょっと細く見えたが、今日は強いレースをしてくれた。夏休みでリフレッシュできたし、ひと叩きされて状態が格段良くなっていた。特に位置取りはこだわらず出たなり。ハナを主張する馬がいたら行かせようと思っていた。それに前回より1ハロン伸びたので、慌てることなくレースを進めることができた。今日のメンバーなら普通に走れば大丈夫。結果も出せると思っていた。走破タイム1分39秒3も納得。内容的にはこれ以上求めることはありません。折り合いがついて距離延長にも対応できるので、かなりの素質を秘めていると思います」

管理する菅原勲調教師はオータムセール(秋のセリ)へ出張中だったのでコメントは取れなかったが、フジユージーンが不在なら圧勝も当然の結果。これで4戦3勝2着1回として、ナンバー2の座を堅持した。今年の岩手2歳は豊作年と言って差し支えない。次走決定を待ちたい。

17日(火)は3歳芝重賞「第16回サファイア賞」(盛岡芝2400m)はダット(父ドゥラメンテ)が2着ジェイエルドラフトに1秒9差をつけて圧勝。トライアル準重賞・はまぎく賞に続き、逃げ切り2連勝。今度は初重賞を獲得した。

 高橋悠里騎手「位置取りはほかの馬の出方次第だったが、いいスタートを切ることができたので先手を取る形になった。前回(はまぎく賞)も逃げ切っていますからね。道中は未経験だった2400mを意識して、折り合いを気をつけて進めた。さすがに最後はお釣りがなかったが、大差で勝ってくれた。強いレースだったと思います」


 永田幸宏調教師「転入当初は未経験だったダート対応が若干心配だったが、あっさり2連勝をしてくれたので、水沢開催をスキップ。盛岡芝に照準を合わせて調整して、はまぎく賞で期待どおりの結果を出すことができた。今回は芝2400mが課題かなと思ったが、ジョッキー(高橋悠里騎手)が距離も問題ないと言ってくれたので、距離を意識した乗り込みはしなかった。1週前に好タイムを出して仕上がったので今週は流す程度。プラス9キロと体重が増えていたが、細身の馬なのでこのぐらいあった方がいいかも知れない。開業3年目で初めて重賞を手にすることができました」

永田幸宏調教師は2021年3月に開業。同年、キーチャンスで準重賞・はまぎく賞を制したが、残念ながらサファイア賞4着。重賞制覇が持ち越しとなったが、今回ついに重賞タイトルを獲得した。

今週の岩手競馬
10月22日(日) 第7R 「第13回OROターフスプリント」(地方競馬全国交流 ダート1000m)
10月23日(月) 第12R 「紅葉特別」(A級二組 盛岡ダート1600m)
10月24日(火) 第12R 「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1200m)

                                                文・松尾庫司

2023/10/20
レース回顧
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先週の重賞回顧。JpnI・第36回マイルチャンピオンシップ南部杯はレモンポップが圧勝!

10月9日(月)、盛岡ダート1600mを舞台に行われたJpnI「第36回マイルチャンピオンシップ南部杯」は1番人気レモンポップが圧勝。2着イグナイターに2秒差をつけてアッサリ逃げ切った。2秒の大差は南部杯史上最高着差。まさにレモンポップの独壇場となった。

まずはハロンラップをご覧になってほしい。スタートから12秒6-12秒5-11秒6-11秒7-11秒7-11秒4-10秒3-12秒6。前半3ハロン36秒7に対し、上がり3ハロンが34秒7。このラップで逃げ切られたら、後続がなすすべもなかった。坂井瑠星騎手「強いのは知っていましたから、いっしょにレースを楽しんでいました」のコメントも納得。まさに走ることを楽しんでいた感じだった。これで今年のフェブラリーステークスに続いてG(Jpn)I2勝目。現役ダート最強マイラーの座を盤石のものにした。

坂井瑠星騎手「レモンポップが栗東滞在中、調教で乗って良くなっていくのを感じましたし、今日の返し馬でもフェブラリーステークスと同様、いい状態だったと思います。プラン(戦法)は決めず、馬のリズムを優先したら逃げる形になりました。道中の手ごたえ、追ってからの反応もすばらしく、これなら負けないと思いました。ビジョンを見て、後ろを離していくのは分かってましたが、最後までしっかり追いました。ドバイ(ゴールデンシャヒーン)では悔しい思いをしましたが、国内では底を見せていません。5歳馬ですが、キャリアが少ないので、これからもっと良くなっていくと思います」

気になるのは次走だが、残念ながら田中博康調教師は不在でコメントが取れなかった。ただ戦前、陣営はシリウスステークス(阪神ダート2000m)も選択肢に入れていた。とすれば中京ダート1800mで行われるGI・チャンピオンズカップが有力か。過去最長は1600mだが、距離も我慢できるはず。決定を待ちたい。

 2着はイグナイター。道中2番手をキープして直線でも後続の追撃を封じ、行った切りの決着となり、NARグランプリ年度代表馬の意地を見せてくれた。

笹川翼騎手「さきたま杯と同じくらいか、それ以上の仕上がり。返し馬で自信を持つことができました。レモンポップが強いのは分かっていたので、ついていこうと思っていました。3~4コーナーでいい感じで進められたが、最後は勝ち馬の脚色が違いすぎました。昨年4着でしたが、今年は2着。ここまできたらGIを取らせてあげたいですね」

次走予定はJBCスプリント(大井1200m)。「ベストは1400mだが、守備範囲が広いタイプ。JBCでもチャンスがあるはずです」。昨年のJBCスプリント(盛岡ダート1200m)は5着だったが、3着ヘリオスとはタイム差なし。期待が膨らむ一方だ。

今週の岩手競馬
10月15日(日) 11R「第43回若駒賞」(2歳 盛岡ダート1600m)
10月16日(月) 9R「レジェンド的場文男騎手デビュー50周年記念」(B1級 盛岡芝1600m)
10月17日(火) 9R「第16回サファイア賞」(3歳 盛岡市2400m)

                                                文・松尾庫司

2023/10/13
レース回顧
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先週の重賞回顧。"THE FINAL"第36回ダービーグランプリは歴史的強豪ミックファイアが完勝

10月1日(日)、"THE FINAL"「第36回ダービーグランプリ」(盛岡ダート2000m)は歴史的名勝負となった。7頭立ての少頭数が、逆に各馬の全能力を発揮できることになるとは誰が想像しただろうか。

逃げると思われていたベルピットが出遅れて5番手からの競馬。ミックファイアが逃げの手に出て2番手にマンダリンヒーロー、3番手インにルーンファクター、4番手タイガーチャージ。後方2番手にニシケンボブ、サベージは指定席、ポツンと最後方で待機した。

残り1000mからピッチが上がり、マンダリンヒーローがミックファイアにプレッシャーをかける。ミックファイアはいつものことだが、3~4コーナーでもたつくが、それを把握していた吉原寛人騎手はミックファイアに馬体を併せて4コーナーで一度先頭。ミックファイア陣営は「一瞬ヒヤッとした。吉原寛人を敵にすると怖い」と思ったそうだが、そこから驚異的な勝負根性を発揮。内から再度伸びて1馬身半差でゴール。鳥肌が立つほどの勝利だった。

走破タイムは2分3秒0はGI時代のダービーグランプリでパーソナルラッシュがマークした2分2秒8(当時のコースレコード)に次ぐ史上最速2番目。いかにレースレベルが高かったか一目瞭然だった。

御神本訓史騎手「逃げると思っていたベルピットが出てこなかったので、だったらハナを取ろうと思った。前走(ジャパンダートダービー)ですごいメンバーと戦って勝ったので、もっと強いレースをしたかったが、見た目より太く余裕があった気がする。思ったより手ごたえが怪しかったが、反応があったので押し切ってくれた。今日は秋初戦でしたからね。それを考えれば上々だったと思う。今後は古馬との戦いになるが、壁があるので、もっと強くなってもらいたいですね」

 
渡邉和雄調教師「秋初戦でしたからうちの馬は余裕があったし、メンバーがそろいましたからね。まずは勝ててホッとした。レース前、ハナに行くこともあると御神本騎手と話をしたが、そのとおりになった。うちの馬はレースセンスがいいので、今まで先行できた分、アドバンテージがあったが、今回は少頭数だったから、他の馬も自分のポジションを取りやすくなったので、心臓に良くないレースになった。今回は初めての遠征競馬。馬運車に乗る前は500キロ近くあったが、飼い葉が上がって15キロほど減っていた。今後、克服しなければならない課題だと思う。3歳世代の戦いは今日が最後。これから古馬との戦いになるが、今の古馬陣はとても強いので、さらにパワーアップしなければならないと思っている。次走はJBCクラシック。これまでも大井2000mでいいパフォーマンスを見せているので、今度は挑戦する立場で好レースを期待しています」

なんという強さ、なんという勝負根性。ミックファイアが最後のダービーグランプリ勝ち馬に名前を残してくれて本当に嬉しく思う。また2着に敗れたマンダリンヒーローも帰国3戦目で本来の動きを見せてくれた。出遅れが痛かったが、3着を死守したのが北海道三冠馬の意地。そして未完の大器サベージも今後につながる内容。実に素晴らしい戦いだった。

今週の岩手競馬
10月8日(日) メイン9R 「第23回ハーベストカップ」(オープン準重賞 盛岡芝1000m)
10月9日(月) メイン12R 「第36回マイルチャンピオンシップ南部杯」(JpnI 盛岡ダート1600m)
10月10日(火) メイン12R 「初雁特別」(A級三組 盛岡ダート1600m)

2023/10/06
レース回顧
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先週の重賞回顧。第25回岩手県知事杯OROカップ、第10回ヴィーナススプリント

先週9月26日(火)、盛岡芝の最高峰「第25回OROカップ」(盛岡芝1700m)が行われ、単勝1番人気に支持されたアトミックフォースが鮮やかな逃げ切りを決めて圧勝。2着ブレステイキングに5馬身差をつけ、ナターレ、ロゾヴァドリナ(3連覇)に続いて史上3頭目の2連覇を飾った。

笹川翼騎手「今回が初めての騎乗だったが、良く教育しているなと思ったし、返し馬も非常に良かったので自信を持って乗れた。位置取りは考えず、まずは出していこうと思っていたが、スタートが素晴らしかったので、シンプルにレースを運ばせてもらった。道中はリズムを優先させ、手応えも上々だったが、連覇はなかなかできるものではないですからね。矢野(貴之騎手)さんが大事にしてきた馬なので、答えを出せてホッとしました」


 山下貴之調教師「前回(スパーキングサマーカップ)も状態は悪くなかったが、流れが合わなかった。今回は体も絞れてきたし、芝では能力が違うと思って臨んだ。次走については未定。オーナーと相談して決めたいと思います」

昨年、アトミックフォースはせきれい賞(芝2400m)、OROカップと盛岡芝ビッグ2レースを優勝。コスモヴァシュラン、ロードクエストに続く快挙を果たしたが、今年は2連覇。これで盛岡芝3戦3勝とした。ダート対応も問題なく、今後の動向に注目が集まる。

前後するが24日(日)、牝馬による短距離重賞「第10回ヴィーナススプリント」(盛岡ダート1200m)が行われ、キラットダイヤが7馬身差で圧勝。岩鷲賞3着の雪辱を果たし、同レース2度目の制覇を果たした。

鈴木祐騎手「今日は体の軽さが出てきて、いい状態で走れた。ゲートから自分で行こうという意思があったから、それならば逃げてしまおうと思った。前回は逃げないで不甲斐ない競馬でしたからね。ほかの馬に左右されないで自分で競馬を作った方が力を出せると思う。レース前は2回連続で負けてしまうかドキドキだったが、勝つことができてホッとした。競走馬は年を重ねるごとに衰えていくが、キラットダイヤは衰えなしです」

 
 板垣吉則調教師「前回(岩鷲賞)は3着に負けてしまったが、原因が分からないまま休養に入った、きゅう舎に戻ってもどこも悪くなかったので、普通に走れば勝てると思っていた。次走は予定どおり絆カップへ向かいます」

キラットダイヤは早池峰スーパースプリントに続いて絆カップ3連覇の偉業を目指す。

今週の岩手競馬

10月1日(日) メイン11R「第36回ダービーグランプリ」(3歳・地方競馬全国交流 盛岡ダート2000m)
10月2日(月) メイン9R「オクトーバーカップ」(B2級 盛岡芝1600m)
10月3日(火) メイン12R「第1回ネクストスター盛岡」(2歳 盛岡ダート1400m)

2023/09/29
レース回顧
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先週の重賞回顧。ジュニアGPはトワイライトウェイ、OROオータムティアラはミニアチュールが圧勝

 先週は2日間連続で岩手競馬の最高格M1レースが行われた。17日は2歳芝全国交流「第25回ジュニアグランプリ」(盛岡芝1600m)。今年は遠征馬6頭、地元岩手7頭の計13頭で覇を競った。

優勝は北海道代表トワイライトウェイ(父ジャスタウェイ)。道中は5番手インを追走し、直線で外に持ち出すと鋭く反応。メンバー最速の上がりを駆使してルーラーオブダート、エイシンコソンテを並ぶ間もなく抜き去った。

落合玄太騎手「最終追い切りでこれまでの中で一番の動きを見せてくれたし、パドックも落ち着いていたので、いい状態で臨めると思った。内目の枠に入ったが、1枠の馬が速かったので4番手インは想定どおりのポジション。馬の行く気を優先させた。ダートでも1,2着を確保していましたが、手応えがいいのに最後の伸びがもう一つ。ですけど今回は追ってからの反応もすばらしく、芝が合っているなと思いました」

 
 田中淳司調教師「1歳の時からフットワークの良さが目立っていたし、坂路を上がっていく姿もきれいだった。ただ、今の門別みたいなパワーの要る馬場向きではないんでしょうね。認定を取れなったので、取れるのはこのジュニアグランプリしかないと思い、ここを目標に調整してきた。今後については未定。オーナーと相談して決めたいと思っています」

落合玄太騎手は盛岡芝の初勝利をジュニアグランプリで飾ったが、管理する田中淳司調教師は昨年、ラビュリントスに続いて2連覇。通算でも4度目(セラミックガール、パーティメーカー)のジュニアグランプリ制覇。まさに重賞ハンターの面目躍如といった一戦となった。現時点では白紙状態だが、次走決定を待ちたい。

18日は牝馬クラシック三冠目「第4回OROオータムティアラ」(盛岡ダート2000m)。当初、ミニアチュールはダービーグランプリに向かう予定だったが、不来方賞で4着に敗れたため、急きょ路線変更した。

優勝はそのミニアチュール。先手を主張する馬がいなかったため逃げの手。ハイラップを刻み、最後は脚いろが一杯になったが、後続を突き放して2着に2秒2差をつけて圧勝。牡馬二冠に続いて牝馬二冠を獲得した。

山本政聡騎手「逃げにはこだわらず、自分のレースをやり切ろうと思っていたが、競りかける馬がいなかったので逃げることになった。ゲートでおとなしくスタートも素晴らしかった。休み明け(不来方賞)を叩いたので、その気になっていたし、後ろからもついてこない。最後は一杯となったが、牝馬同士なら力が違う。改めてポテンシャルの高さを感じた」

佐藤祐司調教師「不来方賞で敗れたからここに向かうと決めたので、間隔が短いローテーションが心配だった。今回のような牝馬限定のレースは馬の力の差が如実に表れるものだと考えていたので、相手はフジラプンツェル一頭かなと。直線は2頭の叩き合いになるのかなと思って見ていたが、4コーナーを回ったところでは勝ちパターンだなと思った。このレースを使ったのでダービーグランプリへは間隔が無くなくなった。この後は11月のロジータ記念に向かおうと考えています」

不来方賞はよもやの4着だったが、今回はうっ憤を一気に晴らした。ロジータ記念は南関東の強豪がそろうが、ミニアチュールの健闘を期待したい。

2023/09/22
レース回顧
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