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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週のレース回顧、次走へのメモ。8月14日、「第29回クラスターカップ」。8月11日、「第38回ひまわり賞」

8月14日(水) 「第29回クラスターカップ」(JpnIII 盛岡ダート1200m)

 
ドンフランキーが楽に先手を取って主導権を握る。「スタートに集中して普通に出たが、二の脚がすごく速かった」(池添謙一騎手)。昨年のクラスターCと今年のラップを比較すると勝因がはっきり出る。昨年は12秒2-10秒4-11秒0(前半3ハロン33秒6)。内アップテンペストも引き下がらなかったため超ハイラップが刻まれた。

今年は12秒5-11秒3-11秒7(前半3ハロン35秒5)。上がり3ハロンも34秒5でフィニッシュ。このタイムで逃げ切られては後続はひとたまりもなし。2着との着差は半馬身差だったが、ドンフランキーは自分のペースに持ち込んで、後続の追撃を難なく封じた。

1着・ドンフランキー=池添謙一騎手
「昨年はリメイクに負けて悔しい2着だったが、今回は斤量が重くても、力どおりに走ってくれれば十分チャンスがあると思っていた。返し馬もゆるくはなく、いいフットワークで走って状態はいいと思ったが、レースが水曜日に延期された分、600キロの大台になって最後はしんどくなりかけたが、何とか踏ん張ってくれた。ビジョンで確認したら外から迫ってきたが、交わされる感じではなかったので強いレースができたと思う。次回はアメリカ遠征のプランを練っているみたいですから、乗せてもらえるようこれから一つ一つ頑張っていきたいと思っています」


齋藤崇史調教師
「レースが順延されて3日間は運動だったので、その分だけ体重は増えていた。今回は100%の状態じゃなくても勝てたので、次につながる内容だったと思う。この一戦を叩いてさらに良くなってくるはずだから、脚元さえ不安がなければアメリカへ行きたいと考えています」


2着・クロジシジョー
 東京スプリントでは出遅れたが、今回は好ダッシュを決めて先団の後ろにつけた。残り400mからスパートをかけると鋭く反応。直線で猛追したが、0秒1差届かなかった。戸崎圭太騎手「ペースが落ち着いて前残りの競馬になったのが痛かったが、いい脚を使ってくれた」

3着・ケイアイドリー
 中東2戦から帰国初戦で過去最高体重の533キロで出走。2番手の積極策に出て直線でも粘りを発揮したが、ラストで太目がこたえた印象。次走は確実に変わってくるはず。

4着・ジレトール
 行き脚がつかず最後方からの競馬。しかし残り600mからスパートをかけると鋭く反応。上がり33秒5の脚を駆使して大外から一気に伸びてきた。武豊騎手「スタートはおとなしかったが、直線はいい脚で伸びてきた。これならば重賞でも通用する」

8月11日 第38回ひまわり賞(オークス)」(3歳牝馬 盛岡ダート1800m)

 
前走・やまびこ賞と同じくコモリリーガルがマイペースの逃げ。2番手にコンバットスプーン、3番手外にリケアマロン。道中も隊列は変わらず前残りの競馬だが、コモリリーガルのスピードは衰えず5馬身差で圧勝した。

1着・コモリリーガル=村上忍騎手
「ここを目標にしたので結果を出せてホッとしている。攻め馬の動きが良くなって前走(やまびこ賞5着)より数段上の感触で行けた。掛かる馬ではないが、あまり抑え過ぎないで自分のリズムで走ると持ち味が生きるタイプ。やまびこ賞は3コーナーから周りの圧力があって苦しくなったが、今日はスムーズな展開になったのも良かった。去年、初めて騎乗(プリンセスカップ)させてもらってポテンシャルを把握していた。さらに今回は距離もこなせることが分かったので、今後も楽しみです」
*瀬戸幸一調教師は不在のためコメントなし。

今週の岩手競馬
8月18日(日) メイン11R 「第14回OROターフスプリント」(地方競馬全国交流 盛岡1000m)
8月19日(月) メイン12R 「御所湖賞」(C1級 盛岡1000m)
8月20日(火) メイン11R 「かきつばた賞」(オープン 盛岡1600m)

2024/08/16
レース回顧
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先週のレース回顧。8月6日、「第25回フェアリーカップ」(牝馬オープン 準重賞)

8月4日(日) 「第26回岩手県知事杯OROカップ」(地方競馬全国交流 盛岡ダート1600m)。

 当初予定は芝1700mだったが、芝走路の悪化によりダート変更は決定済み。他地区から5頭が参戦し、迎え撃つ岩手7頭の計12頭で実施する予定だったが、第8R終了あたりから盛岡周辺はゲリラ豪雨と激しい風が吹き荒れ、第9、第10Rは天候不良による視界不良及び馬場状況悪化のため取り止め。メイン11R、第12Rは天候不良による馬場状況悪化のため取り止めの措置が取られた。

8月6日(火) 「第25回フェアリーカップ」(牝馬オープン準重賞 盛岡ダート1800m)

 逃げたのは単勝1番人気に支持されたミニアチュール。外枠に入ったが、後述するとおり予定どおりの戦法だった。2番手にオンザブロッサム、3番手インにエルフィンドール、その外にビッグタマテルーフの隊列。

ミニアチュールは後続を3馬身ほどリードし、マイペースに持ち込む。道中は余裕たっぷり。直線を向いても鞍上・佐々木志音騎手の手は動かず持ったまま。残り200m手前でゴーサインを出すと鋭く反応。あと余力を残して7馬身差でゴール。佐々木志音騎手は準重賞だったが、初のタイトルを獲得した。

2着争いは2番手追走オンザブロッサムの外で終始プレッシャーをかけたビッグタマテルーフが積極策から2着を確保。3着は後方3番手を追走したコリコはバードハズフロウンを交わして先着。単勝1・4倍の圧倒的1番人気に応えてミニアチュールが優勝したが、2着に9番人気、3着に8番人気が入り、馬単4120円、3連単55420円の好配当となった。

1着・ミニアチュール=佐々木志音騎手
「競馬の前はいろいろな作戦を考えて悩んだが、ゲートを出たときは思い切っていこうと決めた。自分の競馬ができて負けたら仕方がないと思った。道中は折り合い重視。今回は1800m戦なので馬の行く気を優先させてレースを進めたが、距離が少し長いかなと思っていたので強さにびっくりした。ミニアチュールは実習の時から乗っていたし、普段も調教をつけていますから、準重賞ですけどタイトルを取ることができてすごくうれしいです」


佐藤祐司調教師
「昨年、牡馬二冠、牝馬二冠を取ったあと、ロジータ記念に挑戦したが、背伸びしすぎたかもしれない。いま振り返ると、もう少し段階を踏んでからの方が良かったかなと思う。今年春も苦戦の連続だったので、試しに1000mを使ったら強い競馬をしてくれた。これできっかけをつかんだと思う。次の目標はビューチフルドリーマーカップ。相手は強いが、岩手代表として挑戦しようと思っています」

今週の岩手競馬
8月11日(日) 「第38回ひまわり賞(オークス)」(3歳牝馬 盛岡1800m)
8月12日(月) 「第29回クラスターカップ」(JpnⅢ 盛岡1200m)
8月13日(火) 「「第28回はまなす賞」(3歳 盛岡1600m)

2024/08/09
レース回顧
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先週の重賞回顧、次走へのメモ。7月30日、「第25回オパールカップ」、7月31日、「第25回若鮎賞」

7月30日(日) 「第25回オパールカップ」(3歳・地方競馬全国交流 盛岡ダート1600m)


 当初予定は芝1700mだったが、芝走路悪化のためダート1600mへ変更して実施された。スタートから各馬がけん制し合いながらレースを進め、枠差でルーラーオブダートが先手を取り、2番手ティーエスフェアリ、3番手外にコンバットスプーン、その後ろ4番手をマイベネラブルが追走。最後方にラブショック、ベルベストランナー。

砂の深い外を避けて3~4コーナーを通過してティーエスフェアリが半馬身ほどリードしたが、内ルーラーオブダートも遅れず追走。一方、最後方にいたベルベストランナーが一気に先団につける。直線を向いてルーラーオブダートが先頭に立ち、その外にコンバットスプーン、さらに外からベルベストランナーが強襲。内をついてマイベネラブルも伸びてきたが、ベルベストランナーがマイベネラブルにクビ差で先着。転入初戦で初勝利を飾り、いきなり重賞タイトルも獲得した。

1着・ベルベストランナー=高橋悠里騎手
「思った以上に加速がつかなかったので最後方からの競馬になったが、反応が良かったし、砂をかぶっても問題なかったので、どっしり構えてレースを進めた。JRA時代に長い距離をメインに使われてロングスパートがきくタイプ。3コーナーからしっかり伸びてくれた。さすがに長く脚を使ったので最後は一杯になったが、我慢してくれた。まじめな子ですから距離が延びても問題ないと思う」


千葉幸喜調教師
「転入後、熱発などがあって順調さを欠いたが、オパールカップが芝からダート変更になったので急きょ、申し込みした。攻め馬であまり気を出さなかったので、剛腕タイプが合うと思って高橋悠里騎手に騎乗依頼をしたが、それも勝因だったと思う。まだ本調子ではないので、これからさらに良くなっていくはず。今回、勝ちましたからね。不来方賞へ挑戦するかもしれません」


7月31日(水) 「第25回若鮎賞」(2歳 盛岡ダート1600m)

 
 今シーズン第一弾の2歳重賞。当初予定は芝1600mだったが、こちらもダート1600mへ変更して行われた。スタート直後にミヤギプリンセスが躓いて落馬のアクシデントが発生し、逃げたのはステイクラッシー。2番手外にポマイカイ、3番手インにマツリダマスラオ。2番枠に入ったサウザンドマイルは馬群がばらけた瞬間、うまく外に出して4番手外につけた。

全馬が初の1600mだったが、思った以上に速いペース。2番手につけたポマイカイは4コーナーで一杯となって失速。替わってサウザンドマイルが逃げたステイクラッシーを残り200mで捕らえて先頭。あとは後続を突き放し6馬身差で圧勝。2着にはゴール前でマツリダマスラオがステイクラッシーを交わして確保した。

1着・サウザンドマイル=山本政聡騎手
「中間に砂を被る練習をしたそうですが、キャリアが少ない2歳馬。内枠に入っても、できれば揉まれたくなかった。今回は戦ったことがないメンバーが多かったのでポジションが読めなかったが、うまく外に出せてベストの展開に持ち込めた。これで気分良く行けると思った。2歳戦に盛岡マイルはタフな条件。今日の馬場もタフさを要求されますから、あまり行き過ぎないように、逆に置かれすぎないようにレースを進めた。まだ体がしっかりしていなくて幼い面があるが、レースセンスが良くて反応もいい。馬格もあるので、今後も期待できると思います」


齋藤雄一調教師
「万全を期し、調教で2日間続けて砂をかける練習をして臨んだ。ペースが速くなってレースも流れたのも良かったと思うが、(もう一つ上の)ギアを持っているのがこの馬の良さ。今日の内容ならもっと距離が延びても問題ないと思う。次走については白紙。これからオーナーと相談して決めます」

2024/08/02
レース回顧
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先週レース回顧、次走へのメモ。7月21日、「第4回いしがきマイラーズ」

7月21日(日) 「第4回いしがきマイラーズ」(オープン 盛岡芝1600m)

 
 好枠を引き当てたスターオブケリーが逃げ、2番手にアーバンキッド、3番手外にアルサトワ。以下、アオイカツマ、トチノヒーロー、6番手にソロフレーズ。その後ろにレベランス。1番人気ギャレットは先行グループの動きを見ながらじっくり中団に待機した。

勝負どころの3コーナー、後方2番手にいたブローヴェイスが外を回ってスパートをかけたが、躓くアクシデントが発生して落馬中止。直線入り口でアーバンキッド、アルサトワが先頭に立ったが、残り200mでレベランス、ギャレットが強襲。レベランスが一旦抜け出したが、ギャレットがゴール前でもう一伸び。2歳・若鮎賞以来、久々の重賞タイトルを獲得した。

1着・ギャレット=山本聡哉騎手
「前走もゲート出が遅かったが、今日もダッシュがつかなかったので位置取りは出たなり。この馬は勝ちに行くと最後が甘くなるので、様子を見ながらレースを進めた。今回は他の馬を気にせずリズムを大事にして乗ったが、うまく差し切ってくれた。攻め馬も自分がつけているが、状態が良かったのも勝因だったと思う。(菅原)辰徳が落馬して心配だったが、幸い怪我がなかったと聞いてホッとしました」


 佐藤浩一調教師
「改めて芝が合うと思わせる内容だったと思う。あまりレース間隔を詰めて使いたくないので、前走後はいしがきマイラーズに合わせて調整した。これで適性を再確認できたので、次走予定はOROカップ。ダート変更だったが、せきれい賞を勝ったライアンといっしょに挑戦しようと思っています」

すでに岩手県競馬組合から発表があったとおり、今開催に予定していた3歳交流・オパールカップ、2歳・若鮎賞、そして8月4日のOROカップはすべて芝からダート変更。今後の芝レースについては走路状況を見ながら決める。よってOROカップは芝1700mからダート1600mへ変更して行われる。

2着・レベランス
 中央芝3勝をすべて左回りでマークしたサウスポー。今回は小回り盛岡芝の対応が課題だったが、巧みなレース運びから僅差2着。これで問題ないことを証明した。


3着・ソロフレーズ
昨年、中央オープンから再転入していしがきマイラーズ4着、ハーベストカップ3着。さすがに年齢的な衰えは隠せないが、典型的な芝ホースぶりを発揮して3着を確保。一昨年の最優秀ターフホースはダテではなかった。

今週の岩手競馬
7月29日(月) 「夢・希望 未来へ前進」(B1級一組 盛岡ダート1600m)
7月30日(火) 「第25回オパールカップ」(3歳・地方競馬全国交流 盛岡ダート1600m)
7月31日(水) 「第25回若鮎賞」(2歳 盛岡ダート1600m)

2024/07/27
レース回顧
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先週の重賞回顧、次走へのメモ。「第28回マーキュリーカップ」、「第37回やまびこ賞」

7月15日(月) 「第28回マーキュリーカップ」(JpnIII 盛岡ダート2000m)

 内枠に入ったヒロシクン、メイショウフンジンが激しいハナ争いを演じ、ヒロシクンが先手を奪う。メイショウフンジンは一旦控えて外に出したが、その外にクラウンプライドがポジションを取って2番手をキープ。ロードアヴニールは中団インを追走し、9番手にテンカハル、ビヨンドザファザーは後方2番手からの競馬。

ペースが落ち着いた2コーナー。ヒロシクン、2番手外クラウンプライド、3番手インにメイショウフンジン、その外にグランコージー。後方ではまずテンカハルが動き始め、ビヨンドザファザーも徐々に進出する。

3コーナー過ぎ、クラウンプライドが馬なりでヒロシクンを交わして先頭に立ち、一気にピッチを上げていく。残り3ハロン12秒2-11秒4-14秒5。この数字どおり残り200mまでは独走状態に入ったかと思ったが、ラスト100mでガクンと減速。直線では内を突いてロードアヴニール、外からビヨンドザファザーが強襲したが、わずかハナ差ながらクラウンプライドがビヨンドザファザーを差してゴール。UAEダービー、コリアカップに続いて重賞3勝目、国内では初めてダートグレード競走を優勝した。

1着・クラウンプライド=横山武史騎手
「急きょ代打で騎乗したが、何とかいい結果を出せてホッとした。川田将雅騎手から万全のデキにはもう一つと聞いていたし、仕上がり途上の段階だったので接戦になったが、馬の力に救われた。個人的にはメイショウフンジンが逃げると思っていたが、どの馬が逃げようとも、この馬のリズムを大事にした。パワフルな馬で自らハミを取って押し上げる形になったが、リズム良くレースを進めることができた。最後は手応えが甘くなってヒヤッとしたが、根性で勝ってくれた。まだ成長途上なので、これからさらに良くなっていくと思う。コリアカップも強かったですし、国内外でも活躍できる馬ですから、無事に成長してほしいと思います」


新谷功一調教師
「今日は運を生かすことができて良かった。今日は7、8割ぐらいの状態。メンタル面とか競馬の仕方を試す場でもあったが、前半からハミを取っていつでも行こうとしていた。2、3番手はいいが、ロスがある競馬が避けたかった。道中で折り合った分、最後で伸びたと思う。現状でこの走りができたのは収穫。次走はオーナーサイドと相談して決めたいと思っているが、すでにコリアカップの登録は済ませている。昨年のコリアカップ後、紆余曲折があったが、勝ってくれたし、ファンの声援も聞こえましたから非常にうれしいです」


7月14日(日) 「第37回やまびこ賞」(3歳 盛岡ダート1800m)


 逃げたのは大外コモリリーガル。2番手外に1番人気ラティサワー、3番手インにセイバイラック、4番手に2番人気サクラトップキッド。コモリリーガルがマイペースの逃げに持ち込んだが、サクラトップキッドが早めスパート。直線入り口で先頭に立ち、2着に6馬身差をつけて圧勝。待望の初重賞を手にした。

サクラトップキッドは重賞でも好走しながら、前半で首を上げて追走に手こずっていたが、東北優駿2着から一皮むけた印象。今回も好位追走ができるようになったのが最大の勝因。この後はJpnII・不来方賞へ向かう予定。

今週の岩手競馬
7月21日(日) メイン11R 「第4回いしがきマイラーズ」(オープン 盛岡芝1600m)
7月22日(月) メイン12R 「文月特別」(A級一組 盛岡ダート1600m)
7月23日(火) メイン11R 「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1000m)

2024/07/19
レース回顧
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