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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週のレース回顧。7月20日、「第38回やまびこ賞」。7月21日、「第29回マーキュリーC」

7月20日(日) 「第38回やまびこ賞」(3歳オープン 盛岡ダート1800m)


 リュウノナポレオンが逃げ、圧倒的1番人気に支持されたサンロックンロールが早くも2番手につける。3番手外に2番人気ユウユウコラソン。距離も意識してスローの流れとなった。以下、ジーニーキック、マルケイロジャー、サウザンドマイル、ユウユウスプレマン、タカマキファイブ。

道中の隊列はほぼ変わらなかったが、4コーナー手前でユウユウコラソンが一杯。直線を向いてサンロックンロールがリュウノナポレオンを交わし、残り200mで後続を突き放す一方。2着タカマキファイブに8馬身差をつけて初重賞を獲得した。

1着・サンロックンロール=山本聡哉騎手
「自分で競馬を作りたいと考えていたので中団より前をイメージしていた。今回は状態も良かったし、二の脚を使ってくれたので2番手を取ることができた。後ろにユウユウコラソンがいましたからね。ほぼほぼいい位置だったと思う。ハミを噛んで道中の手応えも良すぎたので最後が心配だったが、しっかりと伸びてくれた。自分自身も昨年8月以来の重賞でしたから、とてもうれしい」


菅原勲調教師
「オーナーがわざわざ応援に来てくれた中、勝つことができてホッとした。内容的にも満足がいくものだった。まだ成長途上なので今後の伸びしろも楽しみ。これで不来方賞の権利を獲得できたが、一度使うと反動が大きいタイプ。ひとまず視界に入れながら、あとは状態を見ながら次走を決めたい」


7月21日(月) 「第29回マーキュリーカップ」(JpnIII 盛岡ダート2000m)

 
昨年同様、ヒロシクンがハナを主張し、メイショウフンジンも譲らない構え。2頭は3番手以下を5馬身以上も離した。3番手にクラウンプライド、4番手インにライトウォーリア、ディープリボーン、外セラフィックコール。2番手グループからさらに7、8馬身ほど離れてカズタンジャー。

3コーナーでヒロシクン、メイショウフンジンが失速。クラウンプライドが馬なりで先頭に立ち、直線を向いてセーフティリードを取ったが、残り100mで一杯。3コーナー過ぎからスパートをかけたカズタンジャーが強襲。ゴール手前できっちり差し切り、オープン昇級2戦目で重賞タイトルを手にした。

1着・カズタンジャー=川田将雅騎手
「よく届いてくれた。本人が進んでいく気がないので、促すようにしても1コーナーであの位置。気分よく走れるように2000mずっと動かし続けた。前回みたいにゲート内でイライラするところがなく待ってくれて、状態ははるかにいいなと思った。前半は進まなかったが、勝負どころから動いたので、あとはしっかり捕まえてくれと追い続けた。今回は54キロにも恵まれて、その分こちらが勝てた。気難しいが、重賞を勝てる馬。もっとやる気を出すように意識を変化させてあげたいと思います」


新谷功一調教師
「現状、地方競馬なら盛岡がベスト。選定馬発表の時点では補欠だったが、繰り上がりを待っていた。もちろんほかの馬の動向も把握していたし、抜かりなく調整を進めていた。前走は使い詰めで馬の気持ちが後ろ向きだったが、短期放牧でリフレッシュできたのも良かった。次走については未定。理想は東京ダート2100mだが、コース広い大井競馬場もいいかなと思っている。今回で賞金加算ができましたからね。じっくりレースを考えて選択したいと思っている。クラウンプライドは佐賀記念後、山元トレセンで完全リフレッシュ。今回の結果で復活の手ごたえをつかんだので、次はコリアカップ(3連覇)を目指したい」


今週の岩手競馬
7月27日(日) 第10R「第47回せきれい賞」(オープン 盛岡芝2400m)
7月28日(月) 第12R「大暑特別」(A級一組 盛岡ダート1600m)
7月29日(火) 第12R「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1000m)

2025/07/25
レース回顧
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先週のレース回顧、次走へのメモ。7月13日、「第57回岩鷲賞」、7月15日、「第5回いしがきマイラーズ」

7月13日(日) 「第57回岩鷲賞」(オープン 盛岡ダート1200m)


 スプラウティングは包まれることを嫌い手をしごいて先手を主張しようとしたが、外からエイシントルペード、ロードオブザチェコのスタートダッシュが上回った。それを見てスプラウティングは3番手に控え、ウラヤは中団を追走した。エイシントルペードは直線を向いて遊びながらも先手を譲らず、そのままゴールへ。ウラヤはメンバー最速の上がりを駆使したが、1馬身差及ばなかった。

1着・エイシントルペード=山本聡紀騎手
「この馬の場合、ゲートを出てみないと分からないタイプだが、前走よりうまく出てくれたので行きたいと思った。早池峰(SS)で相手関係がある程度は把握していたので、あとは馬の気持ちが持続するかだけ。4コーナーで2番手が離れたら遊んでいた。気性的に難しくてハミをカチッと取らないので直線ではフワフワしていたが、後ろからくるとまた伸びますからね。そのまま押し切ってくれた。今日の感じからすると1200mぐらいがベストだと思います」

 
板垣吉則調教師
「ゲートは決して速い訳ではないが、二の脚がいい。できれば行ってほしいと思っていたら行ってくれたので、勝てるかなと思った。園田はテンが速いのでなかなか自分の競馬をさせてもらえなかったが、岩手2戦とも自分の競馬ができたのが勝因。今日のレースを見ると1200mがベスト。クラスターカップの優先出走権を獲得したが、次走についてはオーナーと相談して決めたい」


7月15日(火) 「第5回いしがきマイラーズ」(オープン 盛岡芝1600m)

 
 大外からグレートキャンベラがハナを主張し、2番手にソルエストレーラ、3番手にスズカゴウケツ。シャイニーロックはその3頭の動きを見ながら4番手インに控えた。2コーナーを回り、スローの流れを見てカナオールウェイズが一気に進出。2番手まで押し上げてペースを上げる。直線を向いて内から外に出したシャイニーロックは鋭く反応。あっと言う間に突き抜け、6馬身差で圧勝した。

1着・シャイニーロック=渡邊竜也騎手(笠松)
「ハナに立つことも少し考えたが、きゅう舎スタッフから馬のリズムで運んでほしいと言われたので、無理せずリズムを優先させた。途中でムキになるところもあったが、それは想定内。うまく折り合いがついて我慢してくれた。3コーナーでも脚が貯まっていたから、どこからでも動ける手応え。直線でうまく外に出したら弾けてくれた。JRAで何度か芝は経験したが、盛岡芝は初めて。芝で弾けてみたいと思っていたから、勝つことができて最高の気持ちです」


佐々木由則調教師
「格下からの挑戦だったが、芝は走ると思っていたので申し込んだ。思った以上に体重が減っていたのは暑さの影響もあったが、今日は芝だったので逆に良かったのかもしれない。盛岡の芝が合うことが確認できましたからね。また芝重賞に挑戦してみたいと思っています」


今週の岩手競馬
7月20日(日) メイン10R「第38回やまびこ賞」(3歳 盛岡ダート1800m)
7月21日(月) メイン12R「第29回マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)「JpnIII 盛岡ダート2000m)
7月22日(火) メイン12R「第26回若鮎賞」(2歳 盛岡芝1600m)

2025/07/18
レース回顧
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先週のレース回顧、次走へのメモ。7月6日、「第18回サファイア賞」

7月6日(日) 「第18回サファイア賞」(3歳 盛岡芝1700m)


 この開催から舞台は盛岡競馬場へ移り、同時に芝競走も約1年ぶりに再開。第1Rに2歳新馬(盛岡芝1000m)、メイン12Rに3歳芝重賞・サファイア賞が実施された。昨年は盛岡芝2400mで行われたが、今年は盛岡芝1700mへ短縮。3歳芝交流・オパールカップのトライアル競走へ変更した。

外枠からサンカリプソが先手を取り、2番手にマナホクラニ。単勝1・7倍の圧倒的1番人気に支持されたゲレルは3番手外につけた。4番手にリュウノドラゴン、5番手にフタイテンホイール。

スタートからのラップは6秒3-12秒7-13秒2-13秒7。約1年ぶりの芝競走で各ジョッキーとも手探り状態。このレースが初の芝騎乗だった坂井瑛音騎手がマイペースの逃げ。超スローペースに落とした。

以降は12秒8-12秒5-12秒1-11秒4-12秒8。完全に先行ペースに持ち込んで前残りの競馬。サンカリプソが鮮やかな逃げ切りを決め、鞍上・坂井瑛音騎手に初重賞をプレゼントした。

1着・サンカリプソ=坂井瑛音騎手
「調教師から"思い切って行けるなら行け"と声をかけてもらっていたので、ちょっと出負け気味に出たんですけどもこの馬のスピードを信じてハナに行こうと決めた。初めての芝で感覚が分からなくて、ペース速いのかな、早く行き過ぎてるかなとか思いながらでした。直線に向いた時には少し加速してくれてそのまま引き離してくれるかなと思ったら、坂を越えてビタッと止まってしまったが、よく辛抱してくれました」


菅原勲調教師
「逃げ馬なので前に行く戦法だとは考えていたが、芝も合うかどうか分からなかった。いいペースで逃げることができたから、うまく勝てたのだと思う。ダートだとこれくらいの距離はちょっと保たないが、芝だから我慢できた。トライアルを勝つことができたので、次走はオパールカップに向かうことになると思います」


 サンカリプソはデビュー3戦目の門別1000mを勝った直後に岩手入り。ビギナーズカップ4着から2戦目を快勝した。以降3戦は着外に終わったが、昨最終戦で通算3勝目。今季はあやめ賞8着だったが、2戦目から3戦連続2着。ウイナーカップは10着に終わり、芝に矛先を変えて見事重賞タイトルを手にした。最大勝因はマイペースに持ち込めたことと脚抜きのいい芝が合ったから。ただ、正直なところタイムも平凡だっただけに、オパールカップで真価が問われる。

2着・ゲレルは中央未勝利から転入後、あっさり4連勝をマーク。前走は出遅れが致命傷となって6着に終わった。デビュー2戦目の札幌芝1500mで0秒2差3着を確保。盛岡芝も同じく洋芝で人気が集中したが、追い出してからの反応がひと息。それでもリュウノドラゴンの追撃をハナ差で押さえて2着を死守した。

3着・リュウノドラゴンは中央未勝利から転入後、7戦3勝2着1回。中央デビュー2戦で芝1200mを使われて7、14着。その経験も今回に生きた印象。

今週の岩手競馬
7月13日(日) メイン11R「第57回岩鷲賞」(オープン 盛岡ダート1200m)
7月14日(月) メイン12R「夢・希望 未来へ前進」(C1級一組 盛岡ダート1400m)
7月15日(火) メイン11R「第5回いしがきマイラーズ」(オープン 盛岡芝1600m)

2025/07/11
レース回顧
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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月29日、「第53回一條記念みちのく大賞典」

6月29日(日) 「第53回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)

 
 同型が不在もあり、昨年と同様、ヒロシクンが主導権を握る。2番手につけたのはリケアカプチーノ。転入戦の東北優駿では出遅れを喫したが、今回は互角のスタートを切ってヒロシクンをマークする形に持ち込んだ。3番手外にミニアチュール、4番手インにサンビュート。以下、ノーブルサターン、ライアン、サクラトップキッドの隊列で道中が進んだ。

2コーナー過ぎからヒロシクンはピッチを上げ、遅れずリケアカプチーノが追走。ヒロシクンが3コーナーで2馬身ほど離したのも一瞬。リケアカプチーノもプレッシャーをかけて2頭が並んで直線を向いた。内で粘るヒロシクンに対し、直線半ばでリケアカプチーノがアタマほど抜け出す。しかしヒロシクンは驚異的な粘りを発揮。内と外で互いに譲らず、そのままゴール。長い写真判定に持ち込まれたが、わずかハナ差でリケアカプチーノの"8"が1着の電光掲示板に点灯した。


1着・リケアカプチーノ=吉原寛人騎手
「前走のようなスタートでダッシュがつかずに後手に回ったら、古馬相手ではロスが厳しくなるなと思ったので、ゲートで馬にちょっと気合いを入れたら良い方に出てくれた。ヒロシクンの間に他の馬を挟みたくなかったから最初から徹底マーク。理想の形の競馬はできた。勝った確信はなかったが、高松君が悔しそうにしていたので勝っているのかなと。ですが、掲示板を見るまで分からなかった。東北優駿の頃にはまだ課題が多いなというところがあったが、そのひと叩きでさらに良くなっていた。使う度に成長してくれているので今後がさらに楽しみになりました」


菅原勲調教師
「東北優駿で出遅れているのでスタートだけ気をつけようとジョッキーに伝えた。思ったより良い2番手が取れたので見ていて楽だったが、交わせそうで交わせない。やっぱりヒロシクンもしぶといと思いましたね。4コーナーでは大体大丈夫かなと思ったのですが、並んでからがしぶとい馬ですからね。ゴールに入ってもどちらが勝ったか分からなかった。3歳馬がこの時期に古馬に勝ったことでこれからの成長が楽しみですし、凄いレースで勝ってくれたので自分も久々に嬉しいですね。ここを勝ってくれたので一回休養した方が良いのかなと思っています」

 リケアカプチーノは高知デビューで8戦5勝から転入。初戦・ダイヤモンドカップはシーソーゲームに完敗だったが、2着を確保。その一戦を叩かれて"非力だった後肢がしっかりした"(吉原騎手)のも勝因。今後は夏休みに入り、JpnII・不来方賞へ直行する。

2着ヒロシクンは前走・シアンモア記念比プラス16キロ。想定を超えた体重増で余裕残りの馬体。それが直線で影響したが、今回も強じんな粘りを発揮。負けはしたが、改めて底力を垣間見せる内容だった。

今週の岩手競馬

7月6日(日) メイン12R「第18回サファイア賞」(3歳 盛岡芝1700m)
7月7日(月) メイン12R「ジュライカップ」(B2 盛岡ダート1600m)
7月8日(火) メイン12R「第13回ハヤテスプリント」(3歳 盛岡ダート1200m)

2025/07/04
レース回顧
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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月22日、「第49回ウイナーカップ」

6月22日(日) 「第49回ウイナーカップ」(水沢1400m)

 
1番人気に支持されたポマイカイが予想どおり逃げたが、道中は掛かりっ放し。鞍上は抑えるのに苦労した。2番手にサンカリプソ、3番手外にステイクラッシー。2番人気ピカンチフラワーは4番手インを追走し、5番手にノヴェルウェイ、キングミニスターは7番手、リュウノナポレオンは後方2番手に控えた。

ポマイカイは終始、先頭をキープして直線に入ったが、インを追走したピカンチフラワーが残り200mでポマイカイを捕らえる。一方、後方に待機していたリュウノナポレオンは3コーナーからスパートをかけると鋭く反応。直線は大外からグングンと伸びてピカンチフラワーをあっさり交わして1馬身差。重賞初挑戦でタイトルを獲得した。

1着・リュウノナポレオン=塚本涼人騎手
「先生(板垣吉則調教師)に無理して行かなくていいと言われましたから、馬のペースに任せました。前との距離は開いたが、後方でも落ち着いてスムーズにレースを運べたと思う。ペースも流れていましたからね。勝負どころの3コーナーでハミをかけたら、ボクがビックリするぐらいの脚を使ってくれた。ですから4コーナーを回った時には勝てそうだなと思いました」


板垣吉則調教師
「当初は1600mを使う予定だったが、繰り上がりでウイナーカップへ選ばれた。今回は格上馬が相手でしたからね。ペースについていけないだろうと思い、鞍上には馬任せでいいと伝えた。南関東時代に勝ち切れなくて戦法も定まっていなかったのが正直なところ。今日はペースにも恵まれたが、いい脚を使ってくれた。1400m戦を勝ったが、距離が延びた方がいいので次走はやまびこ賞になると思います」


 リュウノナポレオンは南関東2着2回3着3回から転入。あっさり2連勝を飾り好発進を決めたが、以降は4、2、2着。逃げても2着、控えても2着と伸び切れずにいたが、今回は思い切った待機策が奏功。鮮やかなまくりを決めた。レイデオロ産駒は総じて奥手タイプが多いが、リュウノナポレオンも同じクチ。馬格にも恵まれて今後の成長も楽しみになった。

 2着ピカンチフラワーは再転入戦のあやめ賞を快勝し、2ヵ月休養。復帰戦のイーハトーブマイル2着からウイナーカップへ駒を進め、理想的なレース運びを見せたが、今回は勝った相手をほめるべき。

3着キングミニスターは2歳時の門別代表で芝からダート変更の交流・ジュニアグランプリを優勝。その後、南関東へ移籍して今年5月に転入。3戦連続で3着止まりだが、今回で復調のメドが立った。

4着ポマイカイは前走、盛岡1600mへ出走して3着。折り合いに難を抱える内容だったが、今回はコーナー入りが早い水沢1400m戦。スプリングカップの再現かと思われたが、終始行きたがって押さえるのに苦労。2番手につけたサンカリプソが10着、3番手ステイクラッシーが7着と先行馬が総崩れとなるハイペースもたたった。次走はハヤテスプリントを予定しているが、やはり折り合いが最大課題となるだろう。

今週の岩手競馬
6月29日(日)メイン12R「第53回一條記念みちのく大賞典」(オープン 水沢2000m)
6月30日(月)メイン12R「小暑特別」(A級一組 水沢1600m)
7月1日(火)メイン12R「スプリント特別」(オープン 水沢1400m)

2025/06/27
レース回顧
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