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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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先週のレース回顧、次走へのメモ。6月2日 「第48回ウイナーカップ」

6月2日(日) 「第48回ウイナーカップ」(3歳 水沢1400m)


 当初、登録があったイーハトーブマイルを制したレッドオパールは出走見送り。この日に復帰したフジユージーンのNo.2ミヤギヴァリアントは、7Rの3歳B1戦をエントリー。一転して中心不在の3歳重賞となった。

逃げたのはイーハトーブマイルと同様、2番枠の好枠を引き当てたコンバットスプーン。2番手リノグロワール、3番手にドリームキャッチがつけたが、外から被せられると5番手に控える。3番手インにリトルカリッジ、その外にミヤギシリウス。1番人気バウンスライトは中団後ろにつけたが、距離を意識して2コーナー過ぎからスパートをかけた。

3コーナー手前からコンバットスプーン、ミヤギシリウスが徐々にリードを広げ、バウンスライトは何とか3番手まで押し上げる。逃げるコンバットスプーン、じりじりと差を詰めるミヤギシリウスがゴールまでもつれ込んだが、ミヤギシリウスがアタマ差で交わしてゴール。3歳牝馬重賞・あやめ賞に続いて重賞2勝目を手にした。

1着・ミヤギシリウス=坂口裕一騎手
「枠順が真ん中より外目なので3,4番手ぐらいを考えていたからイメージどおりのポジション。スパートをかけるのが早いとは思ったが、後ろから来られて反応できるタイプではありませんからね。逃げたコンバットスプーンを目標に、直線でひと伸びすると信じて追った。いい脚を長く使えるので距離が延びても大丈夫だと思う。あとはスローペースからいきなり動いた場合に、どう対応できるか。自分自身も久々の勝利だったので、素直にうれしいです」


畠山信一調教師
「今回は連闘だったのでマイナス体重は想定内。それ以上に状態が良かったのでウイナーカップを使った。条件も今季初戦に勝ったあやめ賞と同じ水沢1400mでしたからね。ちょっと乗り難しいところがあるが、ジョッキーがうまく乗ってくれた。次開催に東北優駿があるが、状態を見て決めたい。最大目標をひまわり賞(オークス)に置いているので、逆算して使うレースを選びます」

 ミヤギシリウスは冬期間に福島県のテンコートレセンへ移動。坂路で鍛え直した効果が大きく重賞・あやめ賞を快勝。初重賞を獲得したが、以降は留守杯日高賞4着、イーハトーブマイル5着と足踏み。しかし今回、あやめ賞と同じ水沢1400m戦で見事復活した。ジョッキー、調教師のコメントにもあるとおり、最大目標を岩手版オークス・ひまわり賞に置いている。

2着・コンバットスプーン
 昨年2勝。ネクストスター盛岡で2着に粘り、冬場は南関東へ移籍したが、4戦着外に終わって帰郷。初戦のダイヤモンドカップは7着に沈んだが、イーハトーブマイルで2着に粘り、今回も逃げ粘って2着。400キロ台の小柄な牝馬ゆえ、パワー不足は否定できないが、展開次第では持ち味の粘りを発揮するに違いない。


3着・バウンスライト
 中央3戦0勝から転入。下級条件で2連勝を飾り、イーハトーブマイルへ強気の挑戦。出遅れも影響して8番手からの競馬だったが、直線で鋭く伸びて3着。この内容を評価されて1番人気に支持されたが、今回は行った切りの決着が痛かった。タイプ的に忙しい1400mより、マイル以上向きは明らか。

今週の岩手競馬

6月9日(日) 「第9回早池峰スーパースプリント」(オープン 水沢850m)
6月10日(月) 「初夏特別」(A級一組 水沢1600m)
6月11日(火) 「撫子特別」(A級三組 水沢1600m)

2024/06/07
レース回顧
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先週のレース回顧、次走へのメモ。5月26日(日)、「第25回あすなろ賞」

5月26日(日)「第25回あすなろ賞」(3歳以上オープン 盛岡ダート1800m)

 
 グリニッジシチーが手綱をしごいて先手を主張。2番手にタイセイメガロスがつけ、3番手インにスズカゴウケツ。1番人気グローリーグローリは4番手に控え、後方3番手にフレイムウィングス、その後ろにゴールドギアが追走した。

向こう正面の途中まで坦々とした流れでレースが進んだが、残り800m地点でゴールドギアが一気にスパート。グローリーグローリも一瞬だけ反応したが、先に行かせて仕掛けを遅らせた。先陣グループでは3コーナー過ぎにグリニッジシチーが一杯となり、替わってタイセイメガロスが先頭。スズカゴウケツは持ったままで追走し、馬なりでタイセイメガロスを交わす。追い出しをぎりぎりまで我慢したスズカゴウケツはゴーサインを出されると鋭く反応。2着ゴールドギアに3馬身差をつけて完勝。待望の初の重賞制覇を果たした。

スズカゴウケツは父スズカコーズウェイ、母リバティーベル、母父アサティスの牡7歳馬。一昨年10月、中央3勝クラス、障害1戦を経て転入。初戦を快勝し、OROカップ7着後、名古屋へ移籍。5戦1勝の成績を上げて昨年4月に再転入。1勝のみに終わったが、シアンモア記念2着、一條記念みちのく大賞典2着とビッグレースで好走した。トウケイニセイ記念8着後、南関東へトレードされて川崎2戦3着から3度目の岩手入り。赤松杯7着、シアンモア記念6着と苦戦を強いられたが、前回外したブリンカーを再着用。その効果も大きく、ついに重賞制覇を果たした。

1着・スズカゴウケツ 菅原辰徳騎手
「先生(千葉幸喜調教師)の方から折り合いを重視してくれと指示をされ、スムーズなレース運びを心がけた。今回はゲートを上手に出てくれたので、あとは鞍上が邪魔をしないように位置をキープ。3~4コーナーの手応えが抜群で、そのまま押し切ってくれた。ずっと調教からレースでも乗せていただいて、何とかタイトルを取らせてやりたいと思っていた。それが実現できてとてもうれしいです」


千葉幸喜調教師
「南関東から再転入後、ずっと状態は良かったと思うが、赤松杯が7着。それでブリンカーを外してシアンモア記念に臨んだが、あまり結果が良くなかったので今回、再着用したことも勝てた要因。ジョッキー(菅原辰徳騎手)もうまく乗ってくれたと思う。次走予定は一條記念みちのく大賞典。シアンモア記念を勝ったグランコージー、5着に頑張ったルーンファクターと3頭で挑戦したいと思っています」


2着・ゴールドギア
 前半は後方2番手に控え、残り800mから出し抜け的な形で一気に進出。その思い切った戦法が功を奏し、昨年のあすなろ賞に続いて2年連続で2着を確保した。昨年、最優秀ターフホースに選出されたように主戦場は芝だが、1800m以上ならダートでも好走できることを改めて証明した。

3着・フレイムウィングス
 いつもどおり前半は後方に控えて、勝負どころから徐々にスパート。ラスト50mでグローリーグローリを交わして3着入線を果たした。昨年、中央2勝、南関東1勝・B1から転入。岩手では未勝利ながら一條記念みちのく大賞典3着、北上川大賞典2着、桐花賞2着。ジリ脚のため勝ち切れないのがネックだが、今後も1800m以上なら馬券対象から外せない。


今週の岩手競馬

6月2日(日) 「第48回ウイナーカップ」(3歳オープン 水沢1400m)
6月3日(月) 「夢・希望 未来へ前進」(B2級二組 水沢1600m)
6月4日(火) 「紫陽花賞」(B1級 水沢1600m)

2024/05/31
レース回顧
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先週のレース回顧、次走へのメモ。5月19日 「第12回イーハトーブマイル」

5月19日(日) 「第12回イーハトーブマイル」(3歳 盛岡ダート1600m)

 
 1枠を引き当てたコンバットスプーンが逃げを主張。2番手にミヤギシリウス、3番手セイバイラック、その外にサンエイキャノンがつける。5番手リトルカリッジ、インにドリームキャッチ。1番人気レッドオパールは馬群の中に入れて7番手を追走。3番人気バウンスライトは後方4番手に控え、その後ろに2番人気サクラトップキッド。

マイペースに持ち込んだコンバットスプーンは4コーナーを回っても先頭に立っていたが、3コーナーから徐々に前に接近したレッドオパールが直線入り口で並びかける。しかしレッドオパールは追い出しを我慢し、残り200mでゴーサイン。その指示に鋭く反応したレッドオパールが3馬身差で完勝。2着には逃げ粘ったコンバットスプーン、3着にはレッドオパールに次ぐ上がり脚を駆使してバウンスライトが突っ込んだ。

1着・レッドオパール=山本聡哉騎手
「ポジションは特に考えてはいなかったが2、3番手の外は避けてポケットに入れたいと思っていた。道中の手ごたえは十分。あとはコーナーをうまく回り、直線でまっすぐ走るかを気をつけた。今日の感じだとレースに集中できれば、距離が延びても問題ないと思う。岩手を代表する3歳牝馬ですからね。これからも応援よろしくお願いします」


菅原勲調教師
「今回が初輸送、初の左回りだったが、かえって落ち着いていたので盛岡の方が合うかもしれない。入れ込むタイプですからマイナス9キロは想定内。いい競馬だったと思う。次走はウイナーカップ。連闘になるが、1400mの距離も合うはずです」

 勝ったレッドオパールは岩手転入後、6戦4勝3着2回。重賞は寒菊賞に続いて2つ目。前走・留守杯日高賞で岩手最先着3着を確保し、牝馬No.1の座を不動のものにした。

ただ中間の追い切りではコーナーで外に膨れるアクシデントがあり、左回りに若干不安を残しながらの出走。公式コメントには記さなかったが、"勝ちに行こうとすると気がはやるので、まっすぐ走らない可能性があった。それで追い出しを我慢させて『勝ちに行かない競馬』をさせた"。誤解される可能性があるが、これまでも掛かる癖を見せており、前半は控えさせていた。ただ追い出しからの反応がすばらしく、それをどこで使うか。難しいところはあるが、山本聡哉騎手はレッドオパールのひと脚を信頼していればこそ、今回のレースができた。次走は菅原勲調教師のコメントどおり6月2日、「第48回ウイナーカップ」(水沢1400m)へ向かう。

2着・コンバットスプーン
 昨年7戦2勝。ネクストスター盛岡で2着、ビギナーズカップ3着(いずれも優勝はフジユージーン)と重賞でも好走。南関東では苦戦を強いられて4戦とも着外に終わり、帰郷初戦のダイヤモンドカップでも7着凡走。結果、9番人気の低評価だったが、逃げの手に出て2着に粘った。

3着・バウンスライト
 中央芝3戦着外から転入。下級条件で2連勝を飾り、強気の重賞挑戦だったが、メンバー2番目の上がりで3着確保。重賞でも通用することを証明し、今後も目が離せない存在となった。


今週の岩手競馬
5月26日(日) メイン10R 「第25回あすなろ賞」(オープン 盛岡ダート1800m)
5月27日(月) メイン12R 「陽光特別」(A級二組 盛岡ダート1600m)
5月28日(火) メイン11R 「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1200m)

2024/05/24
レース回顧
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先週の重賞回顧、次走へのメモ。5月12日(日)、「第49回シアンモア記念」

「第49回シアンモア記念」(オープン 盛岡ダート1600m)


 一條記念みちのく大賞典、桐花賞と並ぶ岩手競馬の古馬最高峰レース。昨年は5番人気だったノーブルサターンが優勝。2着に8番人気スズカゴウケツ、3着に4番人気セイヴァリアントが入り、3連単49万900円の超万馬券が飛び出した。

今年はトライアル・赤松杯を逃げ切ったグランコージーが1番人気に支持され、好枠1番枠から予想どおり逃げの手。楽に主導権を握り、2番手にヴァケーション。3番手ライアン、4番手にルーンファクター。ノーブルサターンはあおり気味のスタートだったため、手綱をしごいたが、最後方を追走した。

スタートからのラップは12秒6-11秒2-11秒8-12秒2-12秒7-12秒2-12秒0-13秒9。結果、行った切りの決着も納得。グランコージーがマイペースに持ち込んでヴァケーションに1馬身差をつけて逃げ切った。ノーブルサターンは最後方からメンバー最速の上がり37秒0の脚を駆使したが、0秒5差3着にとどまった。

グランコージー=石川倭騎手
「ここ二走良い形で競馬していたので、そのような形で進めるように、心がけてゲートを出していった。向こう正面はリラックスして馬のリズムで運べていたので十分な形でコーナーに入っていけましたし、後ろから来てからの反応も良かった。もう少しペースを上げても良いくらいの余裕がある感じでした」

千葉幸喜調教師
「戦法は一択なので鞍上には指示は出さなかった。。枠順が良かったし馬場傾向も良かった。十分な調教をこなしたので自信を持って送り出せたし、期待どおりのレースをしてくれた。この先の目標はみちのく大賞典だと考えているが、オーナーとも相談して決めたい」


2着・ヴァケーション
 逃げたグランコージーの2番手は想定どおり。無理に競りかけることもなく、折り合い重視。最後はノーブルサターンに迫られたが、2着をがっちりキープ。盛岡戦で初めて連対を果たした。次走は2連覇がかかった一條記念みちのく大賞典。

3着・ノーブルサターン
 スタートで後手を踏んだのは想定外。昨年は3番手から抜け出しを決めただけになおさら。最後方の競馬から勝負どころでスパートをかけたが、前2頭の決着では如何ともしがたかった。

5着・ルーンファクター
 昨年10月、ダービーグランプリ以来の実戦でプラス25キロ。ただ数字ほどの太目感はなく、成長分もあった印象。このメンバーで5着確保なら収穫は少なくない。次走はさらに良化するのは確実で目が離せない存在となるだろう。

今週の岩手競馬
5月19日(日) メイン11R 「第12回イーハトーブマイル」(3歳 盛岡ダート1600m)
5月20日(月) メイン12R 「夢・希望 未来へ前進」(B1級盛岡ダート1000m)
5月21日(火) メイン12R 「ラナンキュラス賞」(B1級一組 盛岡ダート1600m)

2024/05/17
レース回顧
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先週の重賞回顧。次走へのメモ。5月5日 「第49回ダイヤモンドカップ」

5月5日(日)「第44回ダイヤモンドカップ」(3歳 盛岡ダート1800m)

 
 スプリングカップと同様、内枠に入ったためフジユージーンが馬なりで先手を奪った。2番手にエドノバンザイ、3番手サンエイキャノン、4番手外にエスケンドリーム。以下、コンバットスプーン、パンセ。前走(牡羊座特別=門別)でカプセルを深追いし、4着に失速したオオイチョウは一転、7番手に控えた。

行きたがる仕草を見せたフジユージーンは2コーナーで後続を5馬身ほど離したが、鞍上・村上忍騎手が何とか抑えてなだめる。前半ラップ13秒1-11秒7-12秒3-13秒4-13秒0。この数字でも明らかで2番手エドノバンザイとの差が詰まっていく。しかし残り800mから再びペースアップ。エドノバンザイは何とか食らいつこうとするが、逆に離される一方。一方、前半で脚を貯めていたオオイチョウが3コーナーからスパートをかけ、フジユージーンに接近を図ったが、その差は詰まらずフジユージーンが4馬身差でゴール。自身の連勝を無敗7に伸ばした。

1着・フジユージーン=村上忍騎手
「今回も強かったと思う。初めて戦う相手がいたが、フジユージーンの力を発揮することだけを心がけた。前半は力んでしまって、なだめるのに手間取りましたからね。今後、試行錯誤するところだと思った。折り合いがついたのは1000m過ぎたあたり。あとは後ろから来てもいいように最後の脚は残した。次走にどのレースを選択しても2000mが舞台。あと1ハロン延びても対応できるように騎乗。ファンの期待も高い馬ですし、自分もどこまで成長するか楽しみです」


瀬戸幸一調教師
「前半、気負いすぎたが、折り合ってからはしっかり走ってくれたので安心した。前回(スプリングカップ)を使った後の体調管理が難しいところがあったが、追い切りで動いたので不安なくレースへ向かうことができた。今回、初めての距離だったが、まったく問題なかったので今後1ハロン、2ハロン延びてもやれる手ごたえをつかんだ。次走については1週間ほど時間をください。馬の状態とも相談しながら、じっくり決めたいと思っています」

 *今回もフジユージーンの独壇場だったが、課題は折り合い。スタートが上手になったのは好材料だが、スプリングカップと同じく、行きたがって折り合いに苦労していた。その分、追い出してからの反応が甘くなっていたのは事実。今後、全国区の強豪と戦うためには折り合いが重要。それでも3歳で盛岡ダート1800m1分52秒8のタイムは破格。次走の決定を焦らず待ちたい。

2着・オオイチョウ
 昨年、ジュニアグランプリに続く2度目の来盛。ジュニアGPは芝も合わず8着に終わったが、続いて船橋・平和賞へ遠征。0秒2差3着にまとめた。その後は休養に入り、地元・門別1700m戦から始動。1番人気カプセルを徹底マークする戦法に出たのが裏目に出て直線失速4着に終わったが、今回は待機策に転じて0秒7差2着。これで今後のメドが立った。

3着・エドノバンザイ
 逃げたフジユージーンの2番手を追走。ペースが落ちた2コーナー過ぎから徐々に接近したが、3コーナーから再び離される一方。それでも3着に粘れば上々の結果。

今週の岩手競馬
5月12日(日) 「第49回シアンモア記念」(オープン 盛岡ダート1600m)
5月13日(月) 「皐月特別」(A級一組 盛岡ダート1600m)
5月14日(火) 「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1000m) 

2024/05/10
レース回顧
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