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2019年2月 アーカイブ

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2/10黒ユリ賞予想 矢野吉彦

2019年2月 9日(土)

近走充実のキタノヒバリを本命視

 エー、おかげさまで、ヒロインズカップはいい馬券を当てることができました。あんまり深く考えなかったのがよかったのかもしれません。

 さて今回は黒ユリ賞。これまでに重賞や特別戦で好走経験のあるヒメトラクイーンやサクラユウシュンを買うのが順当なんでしょうけど、ここは思い切ってキタノヒバリに本命の印を打ってみました。ここ3戦の走破タイムは前記2頭にヒケを取っていませんからね。馬体重も1トン近くまで増えてきて、重賞の増量にも耐えてくれるんじゃないかと。

 とはいえ、馬券はちょっとズルい買い方で行きます。◎と○と▲の馬をそれぞれ軸にした3連複流し。ほかの印を付けた馬が相手です。1頭軸相手5頭の3連複(10点)を3通り買うので、金額は200円ずつです。

 ◎○▲の3頭で決まってくれれば全部当たり、ってことに!そうなることを祈っています。では今回はこのへんで。

◎5 キタノヒバリ
○9 ヒメトラクイーン
▲10 サクラユウシュン
△4 ハイトップフーガ
△6 ジェイカトレア
△8 マンテン

3連複
5-4,6,8,9,10
9-4,5,6,8,10
10-4,5,6,8,9 各200円 計6000円

2/10黒ユリ賞予想 目黒貴子

牝馬限定ならヒメトラクイーンの巻き返し十分

 前回の重賞・ヒロインズカップを勝ったのはタイキン。お恥ずかしながら◎どころか△にも挙げていないという散々な結果に。しっかりと「ばんえいの目」を養わねばならないと実感したレースでした。

 さて、今週は黒ユリ賞。昨年のミスタカシマのように抜けた存在がなく、本命をどの馬にしようか悩みました。有力とされる馬も端枠に入り、さらに難解に。

 ◎はヒメトラクイーン。A1クラスではなかなか結果を出せていません。しかし今回は3歳牝馬限定戦。2歳時に白菊賞を1着、続くいちい賞を2着と牝馬限定なら勝ち負けの実績があります。牡馬と混合のナナカマド賞でも4着と牝馬では最先着を果たしています。今回は充分チャンスとみていいでしょう。個人的にはナリタボブサップ産駒ということも後押ししているポイントです。

 そのヒメトラクイーンと上位争いをしているのはサクラユウシュンですが、今回は端枠なのでもう少し評価を下げて▲とします。浮上してくるのは◯ハイトップフーガ。降級した前走をしっかり勝ちきってここに駒を進めました。上のクラスでも好走しているように力があります。この馬の強みは障害力。一気に斤量が重くなる今回は大きな魅力です。

 △には前走端枠ながら勝っているジェイカトレア。勢いという面ではメンバー中1番のキタノヒバリ、そしてヤマサンブラックまでとします。

 昨年勝ったミスタカシマは牡馬を相手にも強さを見せ活躍してくれています。この中からそんな存在となる馬が出てくることを期待したいですね。

◎9 ヒメトラクイーン
○4 ハイトップフーガ
▲10 サクラユウシュン
△6 ジェイカトレア
△5 キタノヒバリ
△1 ヤマサンブラック

3連単
4,9→4,9→1,5,6,10 700円
9→10→4,6 200円 計6000円

2/10黒ユリ賞予想 須田鷹雄

持ち前のパワーでハイトップフーガ

 定量戦なので、普通に考えれば8枠両頭が有力と考えるのが自然。ただヒメトラクイーンは牡馬相手に大敗を続けてきたので、その影響が気になる。サクラユウシュンのほうは年末にA-1の2着があるが障害のデキにムラがあり、しかも今回は10コース。ともに切ることはできないが、軸に据えると悔いを残す可能性もある。

 荒れてほしいという前提から「ギリ、軸に出きる馬」を検討した結果、◎ハイトップフーガからマルチを回して高めで決まることを期待する。直近がB-1に落ちていたので印象は良くないかもしれないが上位に格付けされていたときもそれなりに戦えていた。馬体重はデビュー以来増量の一途で、おそらく今回もメンバー中最重量での出走になりそう。未経験の640キロに挑む上で、そのパワーが武器になる可能性もある。キレるタイプではないが、他馬が重量に苦しむようだとじわじわ伸びて馬券圏内に入れるだろう。

◎4 ハイトップフーガ
○10 サクラユウシュン
▲1 ヤマサンブラック
☆2 ワンポイント
△6 ジェイカトレア
△9 ヒメトラクイーン

3連単軸1頭マルチ
4→1,2,6,9,10 100円 計6000円

2/10黒ユリ賞予想 斎藤修

牝馬同士なら能力上位サクラユウシュン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10サクラユウシュン
 ○5キタノヒバリ
 ▲9ヒメトラクイーン
 △6ジェイカトレア
 △1ヤマサンブラック
 △4ハイトップフーガ

 3連単
 10→5,6,9→1,4,5,6,9 300円 計3600円
 5,9→10→1,4,5,6,9 300円 計2400円

今週の見どころ(2/9~2/11)

2019年2月 7日(木)

 2月10日(日)のメインには、2歳シーズンで唯一の牝馬重賞である黒ユリ賞が組まれています。昨年の優勝馬ミスタカシマは3歳シーズンではここまでばんえい菊花賞、ばんえいオークスと変則二冠と達成し、名牝への道を歩んでいます。3月3日(日)に行われる2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念へ向けても見逃せない一戦となっています。

【第23回開催4日目】
 2月9日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン-1組・18:05発走予定)。オレノココロ、コウシュハウンカイ、アアモンドグンシンが回避し、7頭で行われる一戦。5歳馬が4頭と多く、いずれも3走前は5歳重賞・天馬賞、前走は5歳オープン・ダイヤモンダスト賞に出走しています。
 ◎センゴクエースは、2走前の睦月特別(オープン-1組)でトップハンデを克服して勝利すると、前走柏林馬事公苑特別(オープン-1組)では、障害を難なく2番手で通過から押し切って連勝。ジェイワンを除いたメンバーとは近2走で先着しており、据え置きの790キロなら障害への不安材料も少ないだけに3連勝が濃厚でしょう。
 その○ジェイワンが相手筆頭です。天馬賞では5着に敗れましたが、次走で勝利を挙げると、前走のダイヤモンドダスト賞では、障害ひと腰3番手から差し切っています。古馬オープン馬だけのレースは初めてですが、5歳馬とは重量面で有利となるだけに好勝負を期待です。
 ▲メジロゴーリキは、天馬賞を勝利すると、2走前の睦月特別(オープン-1組)を3着、前走のダイヤモンドダスト賞を2着と好走を続けています。近2走の勝ち馬との着差はともに3秒以内と僅差だけに、展開次第ではチャンスとなるでしょう。
 △マルミゴウカイは、休み明けの前走柏林馬事公苑特別(オープン-1組)では7着に敗れましたが、ひと叩きした分の上積みがあるだけに巻き返しを期待です。

【第23回開催5日目】
 2月10日(日)のメイン第10レースは、BG2・第44回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:00発走予定)。定量640キロで2歳シーズン女王の座を争います。ここまで2歳シーズンの牝馬限定戦では白菊賞、いちい賞ともにサクラユウシュン、ヒメトラクイーンが1、2着を分け合っています。
 ◎サクラユウシュンは、近2走とも着外ですが、4走前には2歳A級-1組で2着と地力上位の存在。昨秋以降1組から下がっておらず、今回は牝馬限定で格下が多いメンバー構成と相手関係が大幅に緩和するだけに、初重賞制覇に大きな期待がかかります。
 ○ヒメトラクイーンは、サクラユウシュンが相手では6戦連続で先着を許していますが、昨年10月のナナカマド賞では4着と同馬に先着しています。今回サクラユウシュンが大外枠に入っただけに、重賞の舞台で逆転のシーンもありそうです。
 ▲ハイトップフーガは、降級戦となった前走B級1組で順当勝ち。実績では前述両馬に劣りますが、障害巧者で一気の重量増にも対応できそうなだけに、上位争いも十分ありそうです。
 △キタノヒバリは、3歳A級-3組で3戦続けて3着以内と安定。1000キロ近い雄大な馬体で重量増も苦にしなさそうなだけに流れ込みには警戒が必要です。

【第23回開催6日目】
 2月11日(祝・月)のメイン第11レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:15発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各トライアル上位馬による一戦です。
 ◎アアモンドロシアは、12月の地吹雪賞では初の500キロ定量戦でしたが、障害ひと腰先頭通過から逃げ切って勝利。持ち前の先行力が生きる軽量戦は合っているだけに勝機十分です。
 同じく先行力が魅力の○ミノルシャープが相手筆頭です。初の500キロ定量戦となった地吹雪賞では2着と適性を見出す大きな収穫。2度目の500キロ定量戦と慣れも見込めるだけに好勝負が期待できます。
 ▲シンエイボブは、10月の疾風賞で2着。今回は決勝戦と相手が揃っていますが、スピード対決なら十分通用するだけにチャンスはあるでしょう。
 △セイコークインは、近走不振が続いていますが、500キロ定量戦は9戦6勝、2着1回と好相性だけに反撃には警戒が必要です。

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