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2019年2月 アーカイブ

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今週の見どころ(3/2~3/4)

2019年2月28日(木)

 今季のばんえい十勝も残すところ2開催11日間で、重賞競走も3レースとなりました。今週3日(日)には、明け3歳によるBG1・イレネー記念が行われます。2歳シーズン王者を決める熱き戦いにご注目ください。

今週のイベントはこちら

【第25回開催1日目】
 3月2日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(A1級-1組・18:00発走予定)
 ◎ホクショウメジャーは、前走オープン・A1級-2組の8着は、障害で止まるも、その後は腰の入りがよく、三腰でまとめており悲観する内容ではありません。元々は障害巧者で770キロへの一気の重量増も対応できそうなだけに反撃を期待です。
 ○フクトクは、前走うお座特別(A1級・A2級決勝混合)では、障害で苦戦しましたが、終いは伸びており6着も悪くない内容。基礎重量が10キロ増えますが、障害さえ修正できれば首位争いに加わってくるでしょう。
 ▲ナカゼンガキタは、前走ウインターカップ(オープン・A1級-1組混合)では5着に敗れましたが、障害はふた腰と修正できています。加えて今回は自己条件と相手緩和になるだけに前走以上の結果が期待できます。
 △カネゾウは、前走うお座特別(A1級・A2級決勝混合)では障害をふた腰でまとめて5着。決め手に欠ける面はありますが、近走障害は安定しているだけに、粘り込みには警戒が必要です。

【第25回開催2日目】
 3月3日(日)のメイン第10レースは、BG1・第50回イレネー記念(3歳・18:00発走予定)。ナナカマド賞をメムロボブサップ、ヤングチャンピオンシップをアオノブラックがそれぞれ勝利して迎える2歳シーズン三冠の最終戦は牡馬690キロ(牝馬670キロ)の定量戦。出走馬10頭中7頭が2月17日の3歳A級-1組に出走しており、そのレースでは1着サクラドリーマー、2着メムロボブサップ、3着ジェイエースという結果でした。
 ◎サクラドリーマーは、今年に入ってから5戦4勝、2着1回と抜群の安定感。2走前、前走の3歳A級-1組では、ともに後方一気の競馬で豪快に差し切っており、前走のほぼ再戦ムードとなる今回は690キロ定量戦でも決め手が光るでしょう。今年は帯広競馬場で例年より早い桜の開花が見られるかもしれません。
 ○メムロボブサップは、昨年10月のナナカマド賞を勝利以後はハンデを背負っての出走が続いていましたが、ここまですべて掲示板内を確保と堅実駆けが魅力です。前走は10キロ軽いサクラドリーマーに敗れましたが、着差は1秒。今回は同重量で臨めるだけに逆転も十分あるでしょう。
 ▲ギンノダイマオーは、2月17日の3歳A級-1組では、逃げたもののゴール前で甘くなり4着。しかし、勝ち馬との着差は1秒7と差のない内容でした。障害力は一級品で一気の重量増も対応できそうなだけに前進の余地は十分にあります。
 2月17日の3歳A級-1組には不出走の△アオノブラックは、近2走ではともに6着もトップハンデと厳しい条件だっただけに、定量戦に替わって巻き返しに期待です。

【第25回開催3日目】
 3月4日(月)のメイン第11レースは、弥生特別(オープン-2組混合・18:10発走予定)。A1級格付けはアアモンドロシア、ウンカイタイショウ、サカノテツワンの3頭とオープン格付けの他6頭で行われる混合戦です。
 ◎コウリキは、前走ウィナーズカップ(4歳以上選抜)では、障害に手間取り差のある6着でしたが、今回は格下との混合戦と条件が好転。引き続きの780キロと重量慣れも見込めるだけに巻き返し必至でしょう。
 ○トレジャーハンターは、前走ウインターカップ(オープン・A1級-1組混合)では、障害ひと腰先頭通過から逃げ切って勝利。今回は基礎重量と賞金ハンデの増加にともなって15キロの重量増になりますが、重量増を苦にしないだけに好勝負が期待できます。
 ▲キンメダルは、近走勝ち切れていないものの、前走ウインターカップ(オープン・A1級-1組混合)では2着を含め5戦連続3着以内を確保。トレジャーハンターが賞金ハンデ5キロを課されていることで、重量差が10キロから5キロに縮まることもあり、チャンスは大いにありそうです。
 △アサヒリュウセイは、同じ前走を勝ち馬から5秒差の3着に好走。障害次第では食い込みも十分あるでしょう。

チャンピオンカップ 予想結果

2019年2月25日(月)

メジロゴーリキが逃げ切って重賞3勝目を挙げる

障害先頭通過をしたメジロゴーリキは、離れた3番手で障害を通過したオレノココロに差を詰められましたが、押し切って勝利。
予想対決は重量800キロの5歳馬2頭を軸にした矢野さんがワイドと3連複をW的中という結果になりました。

矢野:ワイド各500円&3連複400円的中! 収支+3,530円

【集計】投資額 6,000円×22R=132,000円

 山崎  -28,780円
 目黒  -39,800円
 須田  -41,650円
 矢野  -45,460円
 荘司  -51,260円
 斎藤  -105,500円
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 紅組  -119,840円
 白組  -192,610円

2/24チャンピオンカップ回顧

2019年2月24日(日)

メジロゴーリキが実力を誇示!

 24日(日)は重賞・チャンピオンカップ(4歳以上、今年度重賞競走優勝馬)が行われ、単勝4番人気のメジロゴーリキが優勝。5歳世代の最強馬が9歳2強を下し、今後の重賞戦線に弾みをつけました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.オレノココロ 2.2
 2.アアモンドグンシン 45.6
 3.メジロゴーリキ 6.3
 4.コウシュハウンカイ 4.0
 5.ミノルシャープ 13.8
 6.マツカゼウンカイ 15.8
 7.タイキン 34.9
 8.メヂカラ 124.2
 9.マルミゴウカイ 4.9

 タイトルホルダーがそろい、重量面でも多少のばらつきがありましたが、1番人気に推されたのはトップハンデのオレノココロ。しかし、コウシュハウンカイ、マルミゴウカイ、メジロゴーリキも単勝ひと桁台で続き、一筋縄ではいかない様相。9歳のツートップに4~6歳馬が挑む構図となり、今後の重賞戦線を占う意味でも重要な一戦となりました。

 800キロ前後の重量だけに、道中はゆったりとした流れ。先頭を切ったのはメジロゴーリキで、他馬を若干引き離すかたちでペースを握ります。後続勢も無理に追わず、様子をうかがいながらの追走。そのままの態勢で第2障害を迎えました。
 ここまで積極的な競馬を展開してきたメジロゴーリキが、第2障害も最初に登坂を開始。同じ5歳のマツカゼウンカイも、ほぼ同時に仕掛けます。抜群のかかりを見せたのはメジロゴーリキで、あっさりと天板まで登り切ると、そのまま先頭で突破。他馬はやや苦戦を強いられ、だいぶ離れてオレノココロとマツカゼウンカイ、さらに遅れてマルミゴウカイという隊列で最後の平坦路に向かいました。
 先頭を行くメジロゴーリキは順調に歩を進め、残り20メートルを切っても4、5馬身ほどの差をキープ。オレノココロが持ち前の末脚を繰り出し、マツカゼウンカイもじわじわと脚を伸ばしますが、両馬とも少しずつ差を詰めるのがやっと。結局は強気の競馬を演じたメジロゴーリキと西謙一が逃げ切り、天馬賞に続く重賞制覇を果たしました。2秒8差の2着にオレノココロ。さらに4秒3差の3着にはマツカゼウンカイが入線しました。

 勝ったメジロゴーリキは、ばんえいダービー、天馬賞に続く重賞3勝目。強豪がそろった現5歳世代の中心的存在が、いよいよ世代を飛び越えた争いに加わってきました。ハンデ差があったとはいえ、積極的な競馬を演じて勝ち切ったあたり、能力の高さは相当。今後の重賞戦線でも要注目の存在です。
 オレノココロはトップハンデの850キロで、メジロゴーリキより50キロ余計に曳いていたことを考えれば上々の内容。スムーズに障害をクリアした内容も良く、年度末の大一番でも十分に期待できそうです。

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西謙一騎手「だいぶハンデ差があったので、思い切っていきました。ペースはこの馬にあわせて騎乗しました。第2障害ではうまく上がるだろうと思っていました。後ろからオレノココロが追ってきましたが、結構差もあったので、まあ大丈夫かなと思いました。まだ5歳馬ですが、古馬になっても十分やっていけるだけの能力を持っているので、これからも活躍してくれると思います」

2/24チャンピオンカップ予想 山崎エリカ

コウシュハウンカイの安定感に期待

 前回の黒ユリ賞は、8番人気のワンポイントを本命◎とし、おそらく3着だろうと、そこからワイド馬券でも買い目を出していたのに、ヒモ抜けしました。当てるよりも難しい外し方でした(;'∀')。

 さて、今週は今シーズンの重賞を優勝している馬たちが集うチャンピオンカップ。過去にハンデ790kg以下の5歳馬ブラックパール(2013年)、ライデンロック(2010年)ら連対したこともありますが、基本的には、古馬重賞の勝ち馬が優勢で、トップハンデ馬の活躍も目立っています。

 しかし、過去10年でハンデ840kg以上馬の連対はゼロ。ブラックパールが2着に浮上した年も、カネサブラックがハンデ840kgを背負って不発した年でした。つまり、今回でハンデ840kgを背負うオレノココロ、コウシュウハウンカイは、好ましくないということ。そこを考慮されてか、マルミゴウカイが1番人気に支持されそうな気配を感じますが、同馬は昨夏の岩見沢記念を優勝した後がやや不振。素直に食いつきがたいものがあります。

 よって、◎には、オレノココロの最大のライバルで、先行力と障害力があり、安定感抜群のコウシュハウンカイを推します。この馬はハンデが極端に重かった帯広記念では5着に敗れましたが、今回はまあまあ手頃なハンデ。帯広記念はオレノココロよりも10kg重いハンデに対して、今回は10kg軽い点が魅力。2着、3着くらいは十分ありそうです。

 ○は、昨年のばんえい記念も、ばんえいグランプリも制覇した現役ナンバー1のオレノココロ。障害がそこまで得意の馬ではないので、ハンデ850kgは問題ないと言えませんが、3年前にハンデ830kgで完勝していることから、こなせない重量でもないでしょう。

 ▲は、前記したように昨夏の岩見沢記念以降がやや不振ですが、調子さえ取り戻せていれば、コウシュハウンカイやオレノココロが相手でも勝負になるマルミゴウカイ。今回は休養明け3戦目。変われる可能性も十分あるでしょう。

 あとは△に今年の天馬賞でばんえいダービー以来の勝利を飾り、世代ナンバー1の底力を証明したメジロゴーリキ。重馬場でハンデも手頃なだけに侮れない一頭です。

 他では昨夏のはまなす賞ではメジロゴーリキを3着に降して優勝しており、天馬賞でも接戦の3着のマツカゼウンカイ。近走でも決定的に負けておらず、はまなす賞、天馬賞同様にメジロゴーリキと同重量ならば、侮らないほうがいいでしょう。

◎4 コウシュハウンカイ
○1 オレノココロ
▲9 マルミゴウカイ
△3 メジロゴーリキ
△6 マツカゼウンカイ

馬複
4-1,9,3 1900円
4-6 300円 計6000円

2/24チャンピオンカップ予想 荘司典子

マルミゴウカイ、新年度を見据える戦い

ホクショウマサルが23日(土)のメインレースを制して連勝を"21"に伸ばしましたね!第2障害で少し止まったものの先頭で降り、そこからは危なげなく勝利。ここから先が正念場ではありますが、連勝をどこまで伸ばすのか、引き続き大注目です。

さて24日(日)はチャンピオンカップ。今シーズンの重賞優勝馬に出走資格がある文字通りチャンピオンたちが競う戦い。2015年、2016年、2018年とこのレースを3勝しているオレノココロが力上位ではありますが、今回850kgで、最軽量馬と100kgの差があるのはさすがに厳しいかも。さらに実績馬コウシュハウンカイも2015年、2016年連続2着、2017年は3着ときて昨年2018年は850kgで5着。今回も全幅の信頼を置くにはちょっと不安が。

上記2頭の9歳馬の大目標が一か月後のばんえい記念であるならば、6歳マルミゴウカイはここが目標。ここを勝って新年度の飛躍へ繋げたいところ。今回はマルミゴウカイを本命にしたいと思います。

相手はオレノココロ、コウシュハウンカイ。勢いある5歳メジロゴーリキとマツカゼウンカイ。

まだまだ寒さは厳しいですが、少しずつ春が近づいてきているのを感じる今日この頃。もう来年度の話をしてもいいですよね。マルミゴウカイの2019年度の躍進を願って、馬複4点で勝負です。

◎9 マルミゴウカイ
○1 オレノココロ
▲4 コウシュハウンカイ
△3 メジロゴーリキ
△6 マツカゼウンカイ

馬複
9-1,3,4,6 1500円 計6000円

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