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6/19旭川記念回顧

コウシュハウンカイが連覇を果たす!

 19日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のコウシュハウンカイが優勝。ばんえい記念3着馬が地力の高さを見せつけ、このレース連覇を達成しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.オイドン 11.9
 2.キタノタイショウ 15.7
 3.ホクショウユウキ 43.8
 4.ニュータカラコマ 3.4
 5.ハクタイホウ 79.8
 6.コウシュハウンカイ 3.9
 7.キサラキク 61.8
 8.オレノココロ 2.2
 9.フジダイビクトリー 15.6

 今後のばんえいを占う好メンバーがそろった一戦となりました。昨年後半から調子を上げ、重賞に限れば4連勝中のオレノココロが1番人気。地力あるニュータカラコマ、コウシュハウンカイが続き、この3頭が人気を分け合う形。馬場水分2.3%のなか、注目のゲートが開きました。

 フジダイビクトリーが第1障害で多少もたついたものの、それ以外はほぼ横一線。各馬ともリズム良く進んでいる印象で、並んだまま第2障害を迎えました。
 ひと息入れて仕掛けたのはコウシュハウンカイで、オレノココロ、ニュータカラコマ、キタノタイショウもこれに反応。しかし、コウシュハウンカイが難なく突破し、先頭で障害を下りていきます。差なくニュータカラコマが続いて、オレノココロが3番手でクリア。以下ハクタイホウ、ホクショウユウキ、フジダイビクトリーと続きました。
 後続も懸命な追い上げを見せますが、先頭を行くコウシュハウンカイの脚どりは軽く、楽な手応えで残り10メートルを通過。むしろ追いかけるニュータカラコマの脚が鈍った印象で、セーフティーリードを保ったまま、コウシュハウンカイが先頭で荷物を運び切りました。4秒9差の2着にニュータカラコマ、さらに1秒2差の3着にオレノココロが入線しました。

 ばんえい記念3着を含め、これで9連続3着以内と充実一途のコウシュハウンカイ。昨年のこのレース以来、1年ぶりのタイトル奪取で勢いに乗ってくることでしょう。引き続き注目の存在です。

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藤本匠騎手「馬は落ち着いていたし、スタートダッシュも良く前方の位置を取れたので、思い通りのレースになったと思います。先頭で第2障害を越えましたが、ゴール際で追い込まれるタイプなので、最後まで気を抜かず追いました。まじめな馬ですから、今後もひとつでも多く重賞を獲れるよう頑張ります」

6/19旭川記念予想 山崎エリカ

2016年6月19日(日)

オレノココロが昨年の雪辱を晴らす

 この時期の重賞はハンデ差が少ないこともあり、ほぼ能力どおりに決まっています。昨年のこのレースは乾燥馬場で、ばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったオレノココロこそ障害で大苦戦したものの、勝ったのはばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬コウシュハウンカイ。2着は順調に使われて調子を上げたフジダイビクトリーでした。基本的には実績重視で予想を組み立てるのが上策のレースです。

 よって、◎には今年もばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったオレノココロを推します。この馬自身が昨年のこの時期と比べると障害が上手くなっているし、前を意識したレースをすることで、これまでのように障害で多少は膝を付いてもリカバー出来ています。また、今年は昨年よりも馬場が軽いのもプラス。唯一の問題は前走で4着に凡退したことですが、障害はひと腰でまとめられていたので大きな問題はないでしょう。ばんえい十勝オッズパーク杯の前哨戦でもセンゴクエースの2着に敗れたように、「前哨戦だから」で処理しても0.K.と見ています。

 ○は、ばんえい記念1着から、今シーズンも順調に調子を上げているフジダイビクトリー。同馬は馬場状態やハンデの影響を大きく受けることなく、幅広いレースに対応できるのが長所。今年も昨年と同じくらいのレースは出来そうです。

 ▲は、ばんえい十勝オッズパーク杯の3着馬オイドン。ばんえい十勝オッズパーク杯ではおっつけて障害を早めに下ったこともあり、オレノココロやコウシュハウンカイに先着を許しましたが、あわやの場面はありました。苦手の障害を上手にこなせていたのは好材料。それでも人気がないのなら、積極的に狙います。

 あとは△にばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬コウシュハウンカイ。ばんえい十勝オッズパーク杯は、切れ味では歯が立たない◎オレノココロを意識して相当に積極的な策に出ましたが、結果オイドンに迫られる形。昨年のように乾燥馬場ならば、この馬の障害力と他馬の自滅に期待する手もありましたが、今年は昨年よりも馬場が軽いことから狙い下げました。障害は抜群に上手いので、大きく取りこぼすようなこともありませんが、3着、4着くらいで終わる可能性もありそうです。

 他ではばんえい記念から直行のばんえい十勝オッズパーク杯こそ4着に敗れましたが、特別戦でも重賞でも安定した走りが魅力のニュータカラコマ。重賞になると障害でエネルギーを使い果たして直線で切れ味が見せられないのがネック。重賞ならば馬場が重いほうが好ましいですが、昨年のこのレースでもフジダイビクトリーとの写真判定に持ち込んだほどの実力を考えると、侮れないでしょう。

 ◎ (8)オレノココロ
 ○ (9)フジダイビクトリー
 ▲ (1)オイドン
 △ (6)コウシュハウンカイ
 △ (4)ニュータカラコマ

 馬複
 8-9,1,6,4 1500円 計6000円

6/19旭川記念予想 目黒貴子

2016年6月18日(土)

ここを目標にオレノココロ

 今季2戦目となる重賞。前回のオッズパーク杯は3着が抜けただけにここは当てにいきたい。
 ◎はオレノココロ。前走のスタリオンカップは少し間隔のあいた一戦。目標をこのレースにおいたいわゆる叩きのレースとすれば結果4着でも納得といえる。勝ち馬ともそれほど大きな差にはならず、今回はさらに良くなってプラスαが望める。他馬よりも10kgの斤量差(一部30kg)はあるがこれまでの実績から心配はいらない。軽い馬場が予想されるのもプラスと考えたい。
 最近の充実ぶりからこちらも有力、◯コウシュハウンカイ。今年の2月然別賞から常に2、3着を確保、そして前走の大雪賞で1着、久々の優勝となった。この季節が合うのか、昨年もこの旭川記念は優勝しているが、勝ったり大きく負けたりと波の大きい印象だったが、最近は堅実さも加わった。オッズパーク杯もほとんど差のない2着で、勝ちに等しいと言っていい内容。障害に不安が無いのも頼もしい。
 こちらも充実のニュータカラコマに▲。オッズパーク杯では4着と馬券対象ならずも、他の一線級のメンバーとのレースも勝ち負けの実績は素晴らしい。さすがはばんえい記念2着の馬。昨年の秋からをみてもほとんどが1、2着のレースでグンと力をつけてきた印象だ。
 端枠の2頭は△で。まずはフジダイビクトリー。ばんえい記念の後は今ひとつのレースが続いたが、ここ2戦でようやく復調の兆しが見えてきた。調子さえよければヒケをとらないはず。さらなる良化も期待できる。そしてオイドンにも△をつけよう。障害に課題があるだけに信頼度は低くなるが、それをうまくクリアすればこのメンバーにも充分通用する。

 ◎8オレノココロ
 ◯6コウシュハウンカイ
 ▲4ニュータカラコマ
 △1オイドン
 △9フジダイビクトリー

 3連単
 8→6→1,4,9 1000円
 6→8→1,4,9 1000円  計6000円

6/19旭川記念予想 矢野吉彦

ニュータカラコマが巻き返す

 ほぼ2カ月間のご無沙汰でした。みなさん、ばんえい馬券の調子はいかがですか?
 さて、まずは手堅くオッズパーク杯を当てた私。今回の旭川記念で連勝といきたいところですが、この世界、そんなに甘いもんじゃありませんよね。それを覚悟した上で、あまり力まずに予想します。

 今回はニュータカラコマを本命にしました。オッズパーク杯は、ばんえい記念の激走から間がなかったことに加え、西将太騎手と初コンビだったことも重なって4着に敗退。消極的なレース運びが目立ってしまいました。でも、その後の2戦は好内容。今回対戦するメンバーには先着を許していません。これなら狙ってみる価値はあるでしょう。
 他馬より10㎏重くてもオレノココロが相手の筆頭格。他では今ごろの重賞でなんとしても結果を残しておきたいコウシュハウンカイなど。穴なら、軽馬場得意のオイドンですね。
 馬券はニュータカラコマからの馬連と、同馬を頭にした1頭軸3連単流し。相手が5頭なので、馬連を400円ずつと3連単を200円ずつに振り分けました。

 ◎ニュータカラコマ
 〇オレノココロ
 ▲コウシュハウンカイ
 △オイドン
 △キタノタイショウ
 △フジダイビクトリー

 馬複
 4-8,6,1,2,9 400円 計2000円
 3連単
 4→8,6,1,2,9→8,6,1,2,9 200円 計4000円

 さぁ、果たして連勝なるか? では、今回はこのへんで。

6/19旭川記念予想 荘司典子

今年もウンカイ産駒で決まり オレノココロ

 2006年まで「旭王冠賞」という名称で、旭川競馬場で行われていた歴史ある重賞。ここ2年連続、旭川時代2002年にこのレースを制したウンカイ産駒、コウシュハウンカイ(2015年)、フジダイビクトリー(2014年)が父子制覇をしています。この2頭は今年も出走し、人気も集めそうですが、果たして結果はいかに?!

 5月1日に行われた今季最初の重賞レース・ばんえい十勝オッズパーク杯から今回7頭が参戦し、再戦ムードの一戦。そこで1番人気に応えて連覇したオレノココロを◎本命にします。昨年の旭川記念では2番人気で9着と案外の結果でしたが、年明けの帯広記念を910キロで、2月のチャンピオンカップを830キロで制しており、力を付けた今なら他馬より重い780キロも克服可能と見ます。今季のさらなる飛躍に期待したい6歳馬。オレノココロもまたウンカイの子!3年連続ウンカイ産駒の戴冠に期待します。
 対抗○はコウシュハウンカイ。オッズパーク杯でオレノココロと差の無い競馬をし、その後も2着、1着と好調。上位には来るものの勝ち切れないレースが続いていたため、前走の1着は去年の9月以来ほぼ8か月ぶりの勝利でした。この勢いで連覇の可能性も十分。
 ▲はフジダイビクトリー。ばんえい記念制覇の疲れも徐々に回復。一戦ごとに成績を上げています。このレースは一昨年1着、去年2着と好相性。
 △の1頭目はオイドン。オッズパーク杯では印を打たず、痛い目にあいました。という理由だけではなく、障害をすんなり抜けた前走の気配からも期待。そして去年の3着馬△ニュータカラコマ、さらにもう1頭いるウンカイ産駒△キサラキクまで。

 ◎8オレノココロ
 ○6コウシュハウンカイ
 ▲9フジダイビクトリー
 △1オイドン
 △4ニュータカラコマ
 △7キサラキク

 3連複1頭軸流し
 8-1,4,6,7,9 600円 計6000円

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