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7/17北斗賞予想 矢野吉彦

フジダイビクトリーに早めの出番

 今季古馬重賞の第3戦。過去2戦、ばんえい十勝オッズパーク杯と旭川記念で馬券に絡んだのは、オレノココロ(1、3着)、コウシュハウンカイ(2、1着)、オイドン(3、5着)、ニュータカラコマ(4、2着)の4頭です。ふつうならこの中から軸馬を選ぶのが順当でしょう。
 でも、そう簡単に行かないのがばんえい競馬。重量が重くなるにつれ、そろそろ出番が回ってくる馬もいるはず。フジダイビクトリーがここらへんで馬券対象になってもおかしくないでしょう。なんてったって去年の勝ち馬ですからね。
 同馬が台頭してくるのはもうちょっと後、かもしれませんが、それから買ったんじゃ遅いので、今回買ってみることにしました。先に挙げた4頭のうち1頭がコケてくれれば3着以内には来るという考え方。印はキタノタイショウにも付けましたが、馬券は4頭を相手に1頭軸3連複流し(1点1000円)で行きます。これって、ウイニング競馬の吉沢宗一さんが得意な作戦でしたね。
 できれば雨が降らず、馬場が乾いてくれるといいんですが。では、今回はこのへんで。

 ◎フジダイビクトリー
 ○コウシュハウンカイ
 ▲オレノココロ
 △ニュータカラコマ
 △オイドン
 △キタノタイショウ

 3連複1頭軸
 7→3,2,1,5 1000円 計6000円

7/17北斗賞予想 斎藤修

オレノココロが巻き返す

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2オレノココロ
 ◯3コウシュハウンカイ
 ▲1ニュータカラコマ
 △5オイドン

 3連単
 2→1,3→1,3,5 1000円
 3→2→1,5 1000円  計6000円

今週の見どころ(7/16~7/18)

2016年7月15日(金)

 7月17日(日)のメインには、今季の古馬重賞第3弾・北斗賞が組まれています。第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯はオレノココロ、第2弾・旭川記念はコウシュハウンカイと、ともに6歳馬が勝利。このレースには両馬を含め5、6歳が4頭エントリーしています。基礎重量が増えて古豪の巻き返しがあるのか、若い世代が伸び盛りの勢いを示すのか。注目の一戦です。
 8月14日(日)に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票を、7月18日(月)18時まで実施中です(詳しくはこちら)。なお、7月8日に発表されたファン投票中間発表では、4歳馬センゴクエースが1位の票数を集めています。

帯広競馬場でのイベントはこちら

【第7回開催4日目】
 7月16日(土)のメイン第10レースは、ルビー特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(7月10日)、B2級-2組(11日)の両予選上位馬による一戦です。
 B2級-1組予選2着◎オレモスゴイに期待します。前々走のムーンストーン特別(6月25日・B2級-1組)7着で、連勝が5で止まったものの、B2昇級初戦で、しかもハイペースのなか押して行ったため障害のキレがイマイチでした。しかし、同レースから6頭が参戦していた前走の1組予選では、スムーズな障害クリアから僅差の2着と巻き返しに成功。クラス2戦目で通用のメドを立てました。昇級後の初勝利が狙えそうです。
 ○ファイトガールは、近3走とも逃げて2、2、1着の好成績。3走前のB2級-2組戦(6月27日)は早めに抜け出したユウトウセイをとらえきれず。前々走のB2級-1・2組決勝戦(7月3日)は勝ち馬にゴール寸前で差されてしまいましたが、前走の2組予選ではアアモンドロシアを差し返すしぶとさを発揮し勝利を収めています。ここも逃げてどこまで粘れるでしょうか。
 ▲ユウトウセイは、前走1組予選で逃げて3着。前々走のB2級-1・2組決勝戦(7月3日)では障害の仕掛けが遅れ8着でしたが、やはりマイペースで運べたときは強さを発揮します。
 1組予選4着△ピカイチも障害のカカリ次第では侮れないところ。2組予選でファイトガールを苦しめ2着と好走した△アアモンドロシアも楽しみです。

【第7回開催5日目】
 7月17日(日)のメイン第10レースは、重賞・第24回北斗賞(20:10発走予定)。基礎重量790キロから今季の収得賞金120万円につき10キロ増となり、ばんえい十勝オッズパーク杯を連覇したオレノココロ、旭川記念連覇のコウシュハウンカイが、それぞれ10キロ増の800キロでの出走となります。
 今季のキーワードは「連覇」ということなら、昨年のこのレースの勝ち馬◎フジダイビクトリーに注目できそう。今春のばんえい記念を制していますが、2014、15年のばんえいグランプリ連覇など、7、8月の重賞に限れば6戦3勝、2着3回とこの季節が得意なタイプ。6着に敗れた6月の旭川記念ではデキがひと息だったようで、立て直しに期待したいところです。
 ○オレノココロは、ばんえい十勝オッズパーク杯を制し、唯一、賞金別定10キロ増で臨んだ旭川記念が3着。昨季は同じハンデで9着と敗れており、この1年での成長を感じさせます。昨年のこのレースではフジダイビクトリーにちぎられての2着でしたが、順調度を味方に逆転を目指します。
 ▲ニュータカラコマは、ばんえい十勝オッズパーク杯4着、旭川記念2着。今季も重賞では勝ち切れていません。勝利にはあとひと押しが必要かもしれませんが、崩れるシーンは考えにくいです。
 △オイドンは、前開催のミントスポット杯(6月26日・オープン・A1級混合)では、今回のメンバー中最先着の2着に善戦。工藤篤騎手が続けて騎乗するようになってから3戦目で、そろそろ一発があるかもしれません。

【第7回開催6日目】
 7月18日(祝・月)のメイン第10レースは、文月特別(B1級-2組・20:10発走予定)
 先行馬が揃って、流れは速くなりそう。そこで、先行力に加え決め手もある◎コウリキを中心視します。直近のB1級特別・鹿追町競馬会杯(6月11日・B1級-1組混合)で2着に好走。オープンからの降級馬で逃げ切ったアオノレクサスには完敗でしたが、長くいい脚を使って、3着以下を寄せつけませんでした。逃げなくても、好位で第2障害を越えられれば、ゴール前で抜け出してきそうです。
 ○タキニシサンデーはテンのスピードでは、メンバー中で上位。反面、詰めが甘い面は否定できませんが、4歳牝馬の最軽量ハンデを生かせれば、前残りがあるでしょう。
 ▲マゴコロは、前走のB2級-3組混合戦で、1頭だけ次元の違うレースをして逃げ切り圧勝。昨季はA2級で馬券に絡んでいたことを考えれば、B1昇級初戦とはいえ、格負け感はありません。
  △ホクショウサスケ△コサカコブラもA2からの降級馬で差はなさそうです。

今週の見どころ(7/9~7/11)

2016年7月 8日(金)

 7月11日(月)のメインには、今年で3回目となる、3歳・4歳(B1級からC1級)混合による選抜戦・天の川賞が組まれています。過去2回とも4歳が上位独占していますが、5頭出走していた3歳のうち、2014年はハクタイホウ(ばんえい菊花賞)、15年はシリウス(ばんえい大賞典)、コウリキ(はまなす賞)と3頭がのちに重賞を制しているという出世レースです。
 8月14日(日)に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票を、7月18日(月)18時まで実施中です(詳しくはこちら)。

【第7回開催1日目】
 7月9日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 前開催の拓成湖特別(7月2日・A2・B1級決勝混合)が2着惜敗だった◎アサヒリュウセイに注目。逃げ込みを図るところ、2番手から追ってきたソウクンボーイにゴール線上で並ばれ、コンマ2秒先着されました。前々走のA2級混合戦(6月25日)でもソウクンボーイに敗れ2着でしたが、今回はその天敵がA2へ昇級したため、勝機到来といえます。
 ○サカノテツワンは、前開催ではB1級戦(6月26日)を使われて鮮やかな逃げ切り勝ち。相手が楽だったこともありますが、障害巧者らしい走りを見せています。今回は、6着に敗れた前々走のB1級-2組戦(6月13日)と同様、アサヒリュウセイ(同レース3着)との戦い。厳しい展開が予想されますが、うまく流れに乗れれば苦しめるシーンもありそうです。
 ▲ホンベツイチバンは、今回がB1昇級初戦ですが、昨季は同条件の上位常連だった実力馬。いきなりから力を発揮できそうです。
 △フクミツは、B2級-1組の特別戦で2連勝してB1へ昇級すると、その初戦もしぶとく押し切って勝利。前走6月25日のA2級混合戦は6着でしたが、2着アサヒリュウセイと4秒2差なら展開次第で挽回が可能なはず。
 前走の4歳重賞・柏林賞で2着と力を蓄えてきた△バウンティハンターも侮れません。

【第7回開催2日目】
 7月10日(日)のメイン第10レースは、わし座特別(A1・A2級-1組混合・20:10発走予定)
 オープン1頭、A1級3頭、A2級6頭による10頭立てですが、そのうち8頭はオープン格付で昨季を終えているという、実力馬揃いの一戦。なかでも◎ソウクンボーイに注目します。今季はB級へ下がったこともあり、10戦5勝、2着4回、3着1回で、特に特別戦では3戦3勝の好成績。今季10戦のなかで、今回出走しているほかのA2級馬とA1級のサクラリュウに先着を果たしています。目下、障害が安定しており、A2昇級初戦でも主役を張れそうです。
 ○トレジャーハンターは、昨季、オープン-1組特別を勝ち、ウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬選抜)でも2着と実績上位。今季はA1格付で2勝、3、4着各2回と好勝負を続けています。障害力が武器で、前走のミントスポット杯(6月26日・オープン・A1級混合)も3着とはいえ、第2障害を先頭で越えながら、決め脚あるセイコークイン、オイドンに差されたもので、悪くない内容でした。
 ミントスポット杯で決め手を見せつけ快勝した▲セイコークインは、3連勝中と充実の近況。今回は唯一のオープン馬で、近走より相手は楽になっています。先行タイプの前述2頭から大きく離されずに障害を越えることができれば、決め手あるこの馬が突き抜けそうです。
 この三つ巴の様相。A2級で善戦続けるダイコクパワーサクラリュウアオノレクサスらは押さえまで。

【第7回開催3日目】
 7月11日(月)のメイン第10レースには、天の川賞(3歳・4歳混合選抜・20:10発走予定)が行われます。負担重量は530キロから490キロで、ハンデ差は最大40キロです。
 過去2回の3着以内はすべて4歳馬。今回は、4頭いる4歳牝馬に注目します。なかでも期待は◎ウメノスピード。今季開幕から5戦4勝、2着1回。すべて第2障害ひと腰、3番手以内で越えるレース内容でした。下級条件馬は1開催に2走することも珍しくないなか、この馬は無理に使われていないのが好感触。トップハンデの530キロから20キロ軽い負担重量もちょうどいい感じで、本命視します。
 実績一番は○アスリート。今季、4歳オープン特別で2、1着とともに好走しています。前走の4歳重賞・柏林賞は670キロが堪えたのか5着でしたが、今回は世代限定のB、C級馬限定戦。トップハンデでも、スピードを生かし巻き返して当然でしょう。
 ▲カネフクは障害巧者ですが、終いに踏ん張れないレースの連続。前走のC1級-1・2組決勝戦でも障害は先頭で越えながら、7着に沈んでいます。しかし今回は、もっとも軽い490キロなら、あっさり押し切っても不思議ありません。
 △メムロコマチは柏林賞の6着馬で、520キロでの出走。スムーズに追走し、決め手比べに持ち込めれば、連争い候補です。

柏林賞 予想結果

2016年7月 4日(月)

山崎:馬複5-9 500円的中 収支-3,500円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
荘司:ハズレ 収支-6,000円
目黒:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円


【集計】投資額 6,000円×3R=18,000円
矢野  -2,500円
須田  -7,650円
山崎  -12,800円
荘司  -16,140円
目黒  -18,000円
斎藤  -18,000円

紅組 -46,940円
白組 -28,150円

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