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7/3柏林賞予想 須田鷹雄

2016年7月 1日(金)

センゴクエースで不動

 ここは◎センゴクエースで1着は不動。古馬の超一線級に10キロもらっただけで完勝してしまう馬が、同世代に対して30キロでは揺るぎようがない。すずらん賞を基準にしても、重量差が改善しているのがキンメダルの10キロくらいしかいないし、どう机上の計算をしたところで、自滅以外にセンゴクエースの負けシナリオは考えられない。重めの重量に対する慣れということを考えても、不安はむしろ他馬のほうにある。

 2着候補も○キンメダル、▲コウリキと、申し訳ないが面白みのない予想になる。この世代の重賞を振り返ると、この2頭のどちらかは常に馬券のどこかにいたし、はまなす賞で上の世代に対し頑張った2頭でもある。
 
 菊花賞やダービーそのまんまの結果になってもおかしくないし、なにかが入ってくるとしても1頭。その1頭を△アスリートと決め打ち、ひねることは放棄して絞っただけの馬券でいく。

 ◎5センゴクエース
 ○2キンメダル
 ▲3コウリキ
 △6アスリート

 3連単
 5→2,3→2,3,6 1500円 計6000円

7/3柏林賞予想 斎藤修

50kgのハンデ差ならセンゴクエース

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5センゴクエース
 ◯6アスリート
 ▲7タキニシサンデー
 △3コウリキ
 △9バウンティハンター

 3連単
 5→6,7→3,6,7,9 1000円 計6000円

今週の見どころ(7/2~7/4)

 7月3日(日)のメインには4歳世代三冠の第1弾・柏林賞が組まれています。なんといっても注目はセンゴクエース。デビューから世代限定戦では重賞6勝を含め14連勝中と、もはや敵なしの状態です。ただ、競馬に絶対はないのも事実。はたしてどのような結果になるのか、ご期待ください。
 8月14日(日)に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票を、7月18日(月)18時まで実施中です(詳しくはこちら)。

帯広競馬場でのイベントはこちら

【第6回開催4日目】
 7月2日(土)のメイン第10レースは、拓成湖特別(A2・B1級決勝混合・20:10発走予定)。A2級混合(6月25日)、B1級(26日)の両予選上位馬による一戦です。
 注目はA2級混合予選で2着の◎アサヒリュウセイです。軽馬場巧者のソウクンボーイに逃げ切られてしまったものの、離れた障害クリアからしっかり伸びて連対は確保。決め手ある3着キタノサムライを最後まで抜かせなかったのも評価できます。今回は前走より馬場が落ち着きそう。しかもソウクンボーイが賞金別定5キロ増ということを考えれば、逆転の可能性十分でしょう。
 ○スギノハリアーは、B1級予選で2着に好走。今年1月にはA1級混合の特別戦で2着があるので、相手強化のここでも通用十分。ブレイク中の菊池一樹騎手とのコンビで、引き続き上位進出を目指します。
 ▲ソウクンボーイは、6月4日の同条件特別・水無月特別でも逃げ切り勝ちを収めていますが、当時も雨で軽めの馬場でした。もともと障害次第の面があるので、別定5キロ増を考慮して3番手です。
 A2級混合予選で4、5着の△ダイコクパワー△サクラリュウはオープンからの降級馬で格上的存在。時計がかかる流れなら巻き返しがあっても不思議ありません。

【第6回開催5日目】
 7月3日(日)のメイン第10レースは、重賞・第10回柏林賞(4歳・20:10発走予定)
 ◎センゴクエースが同世代限定戦での連勝をさらに伸ばしそうです。前走すずらん賞(5月2日・4歳オープン)では最大70キロ差のトップハンデを克服しての勝利。今回も引き続きトップハテンデでも、最大50キロ差と、やや条件が楽になっています。ほぼ死角なしといえるでしょう。
 相手筆頭は○コウリキ。3歳シーズンに出走した重賞では、現5歳世代と混合のはまなす賞を勝利したほか、2着1回、3着3回とすべて馬券に貢献しています。差し馬の宿命で、なかなか勝ち星に手が届かず、すずらん賞は5着でしたが、前々走のライラック賞(6月6日・4歳オープン)、前走のB1級混合の特別戦とも、長くいい脚を使って2着。この馬らしさが戻ってきた印象です。センゴクエースと互角の末脚があるので、あまり離されずに追走し、決め手比べに持ち込みたいところです。
 △タキニシサンデーは、ばんえいオークスの2着馬。すずらん賞ではセンゴクエースのハナを叩いて逃げ、3着に踏ん張りました。同馬が不在だったライラック賞でも同じようなレースをして3着。自身のレースができれば、大きく崩れることはなさそうです。
 ×キンメダルは、3歳の10~12月にかけては、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーでの2着を含め7戦連続連対と充実していました。しかし年明け、A2級の特別戦へ出走するようになってから精彩を欠くレースの連続。今季は同世代限定戦でも、すずらん賞8着で、前々走のライラック賞が6着ですが、近2走からはやや上向き気配も感じられます。
 ×メムロコマチは、ばんえいオークスでは、2着タキニシサンデーから1秒9差の3着。連争いまでは難しいかもしれませんが、最軽量ハンデを生かしうまく流れに乗れれば、決め手発揮の場面があるかもしれません。

【第6回開催6日目】
 7月4日(月)のメイン第10レースは、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:10発走予定)
 唯一のオープン馬◎キサラキクに注目します。昨年11月に行われた4歳女王決定戦・クインカップでは、フェアリードールに逃げ切りを許したものの、第2障害離れた3番手クリアからコンマ7秒差まで肉薄。30キロのハンデ差を考えれば、負けて強しでした。その後、準重賞・レディースカップ(4歳以上牝馬選抜)、明け5歳重賞・天馬賞、5歳オープンのオッズ・パーク賞スターライト特別と3勝を追加しました。オープン格付でのスタートとなった今季は、古馬の強豪たちの胸を借りる立場で結果が出ませんが、同世代限定で、しかも牝馬同士なら実力上位。負けられません。
 ○センゴクイチは、クインカップの3着馬。今季開幕当初はイマイチでしたが、叩かれつつ調子を上げてきた感があります。前走こそ大敗したものの、相手強化の決勝戦で、しかも雨馬場の速い時計での決着なら度外視が可能。もともとは障害巧者で、流れに乗れれば差はありません。
 ▲アサヒメイゲツは、キサラキクにも負けない末脚の持ち主。今季はB1級の特別戦(混合戦含む)で3戦2勝の成績を残しています。近3走は障害で苦戦していますが、立て直されていれば侮れない力があります。
 △メトーイチバンは、先行力と障害力が武器。同世代限定のオープンへは初参戦のため、相手関係は未知数ですが、昨年11月以降に8勝を挙げている上昇力が魅力です。

今週の見どころ(6/25~6/27)

2016年6月24日(金)

 先週6月19日(日)に実施された重賞・旭川記念は、コウシュハウンカイが逃げ切って、同レース連覇を達成しました。次の古馬重賞は、7月17日(日)の北斗賞ですが、今週26日(日)のメインに組まれているミントスポット杯が、早くも前哨戦となります。ぜひご注目ください。

【第6回開催1日目】
 6月25日(土)のメイン第10レースは、ムーンストーン特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 今季、B2級特別で1、2着と堅実な◎ホンベツイチバンに注目します。前開催のジュノー特別(B2級-1・2組決勝)では1番人気で2着でしたが、3頭による追い比べの末、勝ったオホーツクノタカラにコンマ2秒だけ先着されたもの。障害のキレも文句なしで、この馬らしさを十分見せました。引き続きチャンスがありそうです。
 ○スピードフジはA2からの降級馬で、3開催前のつつじ特別(5月14日・B2級-1組特別)で2着があります。近2走では不発に終わっていますが、抜群の決め手の持ち主。今回は人気落ちも考えられるだけに、狙って妙味がありそうです。
 ジュノー特別で接戦をモノにした▲オホーツクノタカラは、これで2連勝。ようやく先行力が蘇ってきました。とはいえ、流れ次第という面は否定できないため、やや評価を下げたいところです。
 つつじ特別で3着の△アグリナデシコは、障害力が持ち味。今回は紅一点でハンデが有利なだけに、先行してどこまでやれるでしょうか。

【第6回開催2日目】
 6月26日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(オープン・A1級混合・20:10発走予定)
 前開催の重賞・旭川記念から5頭が参戦していますが、1着コウシュハウンカイ、2着ニュータカラコマは回避しています。
 注目は旭川記念には不出走だった牝馬◎セイコークイン。前々走のオッズパーク賞スタリオンカップ(6月5日・3歳以上選抜)では、スムーズな障害クリアから押し切って、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー、オレノココロらを破って勝利しています。同レースは旭川記念の前哨戦でしたが、今回も、オープンの一線級は北斗賞を控えているため、目いっぱいのレースは考えにくいところ。仕上がりの差で勝機ありと見ます。
 ○オレノココロは、旭川記念では唯一、賞金別定10キロ増ながら、2着ニュータカラコマに1秒2差まで迫っての3着は、やはり地力があります。今回も引き続きトップハンデですが、相手がやや楽になることで、巻き返しが期待できます。
 ▲フジダイビクトリーは、旭川記念が6着でしたが、こちらも今回のメンバーを考えれば、差のない戦いが可能でしょう。
 △トレジャーハンターは、5月29日の大雪賞(オープン・A1級混合)では、勝ったコウシュハウンカイと競り合って3着に善戦。A1と格下ですが力差は感じません。

【第6回開催3日目】
 6月27日(月)のメイン第10レースは、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:10発走予定)
 オッズ・パーク賞スターライト特別(3月19日・5歳オープン)以来となる、同世代限定のオープン戦。同レースからは2~6着馬(勝ったのは牝馬キサラキク)が出走しています。当時より80~90キロ軽い負担重量での争いなら、スピードある◎カイシンゲキに注目できそう。4歳シーズン二冠目の銀河賞では720キロで鮮やかな抜け出しを決めているように、700キロ台前半の負担重量なら、長くいい脚を使えるタイプ。スターライト特別では、さらに決め手強烈な牝馬キサラキクが相手では分が悪かったようですが、760キロでしかも牡馬最先着の2着なら評価は下がりません。好位で障害を抜ければ圧勝までありえるでしょう。
 ○カゲホウトウは、4歳シーズン一冠目・柏林賞を圧勝して以降、約1年間勝ち星がありません。とはいえ、スターライト特別ではすんなり障害を越え3着と、同世代限定戦なら侮れない力があります。マイペースで先行できれば、前残りに警戒が必要かもしれません。特に軽めの馬場になれば、変わり身が見込めます。
 ▲カンシャノココロは、障害巧者ですが勝ち切れないのが悩み。テンに動けないのが原因ですが、4歳シーズン三冠での5、2、3着、スターライト特別5着など善戦傾向がある同世代限定戦なら、見直せそうです。
 △ハクタイホウは、4歳シーズンは無冠も、三冠目・天馬賞で2着、3月に行われた明け4歳との混合重賞・ポプラ賞で5歳最先着の3着など、力のあるところは見せていました。ここはハンデとの戦いとなりそうです。

旭川記念 予想結果

2016年6月20日(月)

須田:3連単6-4-8 500円的中! 収支+4,350円
矢野:馬複4-6 400円的中! 収支-4,000円円
荘司:3連複4-6-8 600円的中! 収支-4,140円
山崎:ハズレ 収支-6,000円s
目黒:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円


【集計】投資額 6,000円×2R=12,000円

矢野  +3,500円
須田  -1,650円
山崎  -9,300円
荘司  -10,140円
目黒  -12,000円
斎藤  -12,000円

紅組 -31,440円
白組 -10,150円

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