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1/3天馬賞予想 須田鷹雄

ホクショウユウキに死角なし

 ここは素直に◎ホクショウユウキが「三冠」を達成すると見る。本格化は4歳になってからだったが、今シーズンの活躍は見事。柏林賞も銀河賞も完勝だったし、特に柏林賞は2着ニシキエーカンこそ約5秒差だったものの、3着以下はかなり離れた。
 はまなす賞は同期に対して重量面で有利なレースだったが、それを生かして完勝。価値が高いのはドリームエイジカップで、2着といってもホクショウダイヤやギンガリュウセイに同斤で先着、オイドンに20キロのアローワンスを与えて大幅先着。勝ったトレジャーハンターにも20キロを与えて1秒差。世代限定というよりも、これからばんえい全体を背負っていく期待をかけたい。定量戦のここでは死角はない。

 問題は買い方。馬券的な妙味のある馬を1頭指名して2,3着につけたい。その役割を担ってほしいのが○ヤマノウンカイだ。
 イルミネーションカップは重量差を貰っての1着だから、もちろん▲ワールドピサや△アサヒリュウセイに対して今回は厳しい戦いではある。ただ、当時不利だった馬が今回走って、かつ◎が勝つというシナリオではどう転んでも安いのである。
 下手に優勝に色気のある馬は道中無理もするし、うまくいかないと反動で大敗する可能性もある。そこに、ある程度の位置をとって毎回それなりの着順を拾うというこの馬が付けこんで3着、あわよくば2着という目論見だ。

 点数の関係で泣く泣くタカラハヤヒメだけは切ったが、◎○以外の1枠は残り全頭へ流す。

 ◎9ホクショウユウキ
 ○7ヤマノウンカイ
 ▲6ワールドピサ
 △3アサヒリュウセイ
 △5ニシキエーカン
 △4エビスダイチ
 △8ニシキウンカイ
 △2テンカムソウ

 3連単
 9→7→2,3,4,5,6,8 各300円 計1800円
 9→2,3,4,5,6,8→7 各700円 計4200円

1/3天馬賞予想 斎藤修

4歳シーズン3冠なるかホクショウユウキ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9ホクショウユウキ
 ◯3アサヒリュウセイ
 ▲6ワールドピサ
 △5ニシキエーカン
 △2テンカムソウ
 △4エビスダイチ

 3連単1頭軸マルチ
 9→2,3,4,5,6 100円 計6000円

帯広記念 予想結果

矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×18R=108,000円

山崎  +2,340円
斎藤 -15,660円
矢野 -50,470円
須田 -53,590円

1/2帯広記念回顧

伏兵ホリセンショウがビッグタイトルを制す!

 2日(木)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝9番人気の伏兵ホリセンショウが優勝。2着に4番人気のキタノタイショウ、3着に3番人気のニュータカラコマが入り、3連単は39万超の大波乱となりました。

 馬場水分は2.2%で、力の要る馬場状態。各馬歩いては止まりを繰り返し、出入りの激しい競馬となりました。ホクショウダイヤやインフィニティーあたりが馬群をリードしますが、ほとんど横一線。しかし中間点を過ぎたあたりで、最後に第1障害を越えたシベチャタイガーが先頭に躍り出て、ホリセンショウが2番手へ。以下は横並びの状態で第2障害を迎えました。
 他馬が到達した頃合いを見計らって、ホリセンショウが積極的に登坂を開始。各馬はその様子を見ていましたが、シベチャタイガー、インフィニティー、キタノタイショウが仕掛け、展開が一気に活性化。しかし、その間にホリセンショウが登り切り、苦戦する各馬を尻目に障害を下りていきました。だいぶ遅れてシベチャタイガー、インフィニティー、トレジャーハンター、ニュータカラコマなどが次々と下山。1番人気のギンガリュウセイは8番手でクリアしました。
 先頭のホリセンショウは道中で脚を止める苦しい競馬となりましたが、残り20メートル付近でも先頭。いったんはニュータカラコマに交わされそうになりましたが、それでも立て直しつつ、先頭を死守します。そして残り5メートルでまたしても歩みを止めますが、追撃するニュータカラコマ、そしてキタノタイショウも脚いろが鈍っており、かろうじて先頭をキープ。そしてゴール線上で、今度はニュータカラコマがストップ。キタノタイショウの追撃も届かず、ホリセンショウが先頭でゴールを果たしました。2秒2差の2着にキタノタイショウ、ニュータカラコマがさらに3秒6差の3着。1番人気のギンガリュウセイは"らしさ"が見られず、6着に敗れました。

 ホリセンショウは今回が6度目の重賞挑戦。昨年の旭川記念、北斗賞でともに3着に入っていましたが、今回が悲願の初制覇となりました。重量面で恵まれていたのは確かですが、出入りの激しい競馬を積極的に運び、脚を止めながらも他馬の追撃をしのぎきった内容は高く評価できます。今後、重量を積まれてどうかですが、これをきっかけにさらなる飛躍を遂げる可能性もありそうです。
 なお、騎乗予定の鈴木恵介騎手が病気のため、手綱を取ったのは初騎乗の島津新騎手。若手らしい大胆な騎乗が、ホリセンショウに勝利をもたらしたとも言えるでしょう。
 キタノタイショウは旭川記念制覇後、今ひとつの成績が続いていましたが、ここへきて本来の末脚を取り戻した印象。ばんえい記念3着の実績はダテではなく、今後も目が離せない存在となりそうです。
 岩見沢記念馬ニュータカラコマも、ここへきて復調気配。ゴール線上で脚を止めたとはいえ、勝ち馬をギリギリまで追い詰めた内容は上々と言えます。まだ6歳だけに、本格化はこれから。さらなる活躍が期待できそうです。

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島津新騎手「初めて騎乗した馬だったので、馬とケンカせず能力を出すことに気をつけました。後ろから他の馬も来ていなかったので、障害を降りてからはあせらず騎乗ができましたし、最後に馬が止まった際にも周りは見えていたので、あせらずバイキして前進させることができました」

1/2帯広記念予想 山崎エリカ

2014年1月 2日(木)

高重量戦ならギンガリュウセイ

 新年あめましておめでとうございます。今年は午年。サラブレッドのように駆け抜けたい気持ちはありますが、どん臭い私の場合はケガをするので、ばんばのように一歩ずつしっかりと地を踏みしめながら、前進して行きたいと思います。何卒よろしくお願いします<(_ _*)>。

 さて、新年恒例の帯広記念。帯広記念と言えば、ばんえい記念に次ぐ高重量戦。となれば、昨年の帯広記念で2着、ばんえい記念で2着、そして北見記念でも1着の◎ギンガリュウセイの出番でしょう。近走は時計の速い決着で凡退していますが、2分30秒台前後の決着ならばほぼ確実に上位入線する馬。強豪カネサブラックが引退したとなれば、最有力です。また、今回もテンに置かれやすい10番枠ですが、時計が掛かる決着ほど序盤のペースが遅く、不利が緩和されるので大きな影響はないと見ます。

 ○はギンガリュウセイが勝った近2年の北見記念で連続2着の実績があるシベチャタイガー。この馬は道中からペースを押し上げるギンガリュウセイと同タイプの馬。ゆえにギンガリュウセイが活躍する舞台では大活躍します。年齢が増してどんどん高重量戦向きの馬になっているのも好ましいです。

 ▲は今シーズンで初の古馬重賞・岩見記念を勝利したニュータカラコマ。もともとスピードが非凡なものがあってオイドンの良きライバルとして重賞戦線で活躍していいましたが、障害があまり得意ではないためにオイドンが本命ならば、この馬はいつも穴馬でした。しかし、成長とともに障害が良くなり、ポカ率が減ってきたので一気の増量でも期待します。

 あとは△に今シーズンの北斗賞で初重量制覇を果たし、その後の重賞でも小差の競馬を続けているインフィニティー。障害ではギンガリュウセイに、スピードではニュータカラコマに見劣りますが、総合力ならば前記2頭に見劣らないものがあります。北見記念でも3着と好戦しているだけに、ここも軽視はできません。

 他では古豪が引退してからは、次世代と担う馬と期待されてきたキタノタイショウ。今シーズンのオッズパーク杯と旭川記念を勝ってからは、障害でモタつく面が見られるようになって連敗続きですが、近走は障害で止まっても次の腰が入っているので、復調目前の予感がします。気力が戻ってきているように感じるのです。

 ◎ (10)ギンガリュウセイ
 ○ (5)シベチャタイガー
 ▲ (1)ニュータカラコマ
 △ (4)インフィニティー
 △ (7)キタノタイショウ

 馬複
 5-10 2400円
 10-1,4,7 1200円

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