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7/13北斗賞回顧

ニュータカラコマがワンサイドレースで勝利!

 13日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のニュータカラコマが優勝。昨年の岩見沢記念以来となる、重賞5勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.フクドリ 90.2
 2.キタノタイショウ 6.7
 3.ニシキエーカン 10.3
 4.ホッカイヒカル 32.4
 5.ホリセンショウ 40.3
 6.ニュータカラコマ 3.4
 7.インフィニティー 16.5
 8.ホクショウユウキ 33.9
 9.フジダイビクトリー 3.9
10.オイドン 3.2

 混迷しているばんえいオープン界を象徴するような人気の割れ方で、状態の良し悪しが結果に直結しそうな印象。馬場水分2.5%という多少力の要る中でゲートが開きました。

 ホッカイヒカルの行き脚がつかず後方からとなりましたが、他馬は砂煙を巻き上げながら横一線。キタノタイショウ、ホリセンショウ、フジダイビクトリーあたりが入れ替わりながらゆったりと進み、勝負どころの第2障害を迎えました。
 じっくりと脚をためたのち、フジダイビクトリーとホリセンショウが登坂を開始。インフィニティーもこれに続きます。しかし遅れて仕掛けたニュータカラコマが抜群のかかりを見せて一気に天板まで駆け上がると、そのままひと腰で障害を突破しました。多少遅れてホリセンショウがクリアし、これにフジダイビクトリー、インフィニティーが続きました。
 しかし、ニュータカラコマの逃げ脚は軽快。藤野騎手の手綱もほとんど動かない状態で着実に歩を進め、他馬をまったく相手にしないワンサイドレースを展開。結局ゴールでは10秒近い差をつけ、先頭で荷物を運び切りました。2番手追走のホリセンショウはその後苦しくなり、残り20メートル付近でこれをかわしたフジダイビクトリーが2着。障害6番手から追い込んできた1番人気のオイドンが3着で入線しました。

 ばんえい十勝オッズパーク杯と旭川記念でともに4着に敗れたニュータカラコマですが、大きく崩れていなかったのも確か。今回見せた抜群の登坂、そして障害後の軽快な脚どりからも今の状態の良さがうかがえました。今後も状態をキープできれば、さらにタイトルを積み重ねていくに違いありません。

成績はこちら
映像はこちら

藤野俊一騎手「先行する馬もいましたが、気にすることなくこの馬のペースでレースをすることができました。今日は考えていた通りのレースを行うことができましたので次のレースでも頑張りたいと思います」

7/13北斗賞予想 山崎エリカ

2014年7月13日(日)

条件整ったホリセンショウに期待

 前回の旭川記念では、10番人気のニシキエーカンが2着に突っ込んできたように、古馬重賞路線は群雄割拠。よって今シーズンの重賞を勝って、重量が加算されるフジダイビクトリーやキタノタイショウは積極的に狙いたくありません。特にキタノタイショウは3月の大一番に向けて馬を作っていくでしょうから、人気とのバランスを考えた場合に消したい1頭です。

 そこで昨シーズンの古馬重賞勝ち馬で、今シーズンの重賞をまだ勝っていない馬ということで考えていくと、真っ先に浮上したのが◎ホリセンショウです。ホリセンショウは今年の帯広記念の勝ち馬で昨年のこのレースで0.6秒差の3着に健闘した実績馬です。前走のミントスポット杯では序盤でリードを奪って障害を先頭で降り、惜しい4着だっただけに、調子を上げていると考えてもいいでしょう。

 ホリセンショウは決め手がないので、序盤でどこまでリードを奪えるかが課題ですが、私自身は意外といい位置につけられるのではないかと見ています。その根拠は今回が高重量戦であることと、帯広記念と類似した枠順構成だからです。帯広記念は両端コースに後方からレースを進める実績馬が入り、ホリセンショウは真ん中6番枠。これによりノーマークのホリセンショウが序盤からリードを奪えたのですが、今回もその再現が起こる予感がします。

 ○は久々の重賞で大幅馬体減の旭川記念でも、3着と善戦したオイドン。今回は10番枠ですが、この馬は序盤で楽をさせて末脚を生かしたいタイプなので、大きく不利を受けることもないでしょう。10番枠は基本的に序盤で行き脚がつかないだけなので、そこまで致命的ではないです。

 ▲はばんえい十勝オッズパーク杯の3着馬ホクショウユウキ。旭川記念は調子落ちだったとしか考えられない10着凡退でしたが、前走のミントスポット杯は障害スムーズで復調気配を感じたので、ここは対抗評価まで押し上げます。5歳世代代表の意地を見せてもらいたいです。

 △に最近は大崩れすることがなくなり、障害降りて横一線の末脚勝負になれば強いニュータカラコマ。他ではマークされる立場の重量増で逃げ切るのは容易なことではありませんが、旭川記念を逃げ切った実績を評価したいフジダイビクトリー。あとは旭川記念2着、瑞鳳賞1着と近走充実のニシキエーカン。

 ◎ (5)ホリセンショウ
 ○ (10)オイドン
 ▲ (8)ホクショウユウキ
 注 (6)ニュータカラコマ
 △ (9)フジダイビクトリー
 △ (3)ニシキエーカン

 馬複
 5-10,8,6,9,3 600円 計3000円
 3連複
 5-10,8,6,9,3 300円 計3000円

7/13北斗賞予想 矢野吉彦

頭を絞って手広く3連単

 柏林賞はうまくいっちゃいましたね。この調子で連勝街道を突っ走りたいものです。

 とにかく素直に収まらない最近のばんえい重賞。ここも、一筋縄ではいかないと見ました。ただし、近走や旭川記念の成績からフクドリ、ホッカイヒカル、ホクショウユウキを買う気にはなれません。さらに、須田さんには真っ向から逆らいますが、この際インフィニティーも消しちゃいます。
 残るは6頭。3連単ボックスにすると120点なので、1着候補をちょっと絞り込んで60点にまとめます。ここでは、斎藤さんのお知恵を拝借。他馬より10㎏重いソリを曳くキタノタイショウとフジダイビクトリーは2、3着止まり、そして、残した6頭の中では近走の成績が今イチのホリセンショウも頭には来ないと考えました。1着をニシキエーカン、ニュータカラコマ、オイドンの3頭にして、2、3着に6頭をマークするとちょうど60点。今回はこれで行こうと思います。

 3連単
 3,6,10→2,3,5,6,9,10→2,3,5,6,9,10 100円 計6000円

 旭川記念で最低人気のニシキエーカンが2着に来たくらいですから、ここで人気薄の馬の大躍進があっても不思議ではありませんが、とりあえず近走の成績がソコソコの馬に期待してみました。では、今回はこのへんで。

7/13北斗賞予想 須田鷹雄

2014年7月12日(土)

いまこそインフィニティー

 古馬戦線は傑出した馬がおらずレースごとに結果が入れ替わる状況が続いている。このところの結果を見ると、8~9歳世代がだらしなくて6歳世代が強いのかも......と想像できなくもないが、いまのところまだ根拠は不十分。「レースごとに結果が入れ替わる」ということを前提に、人気落ちしているが実は可能性がある馬を買っていきたい。

 ここは昨年の覇者◎インフィニティーを狙ってみる。以前とはすっかりキャラ替えしたうえで高重量戦シフトになっていることは承知だが、昨年勝っているくらいだから全く適性が無いということもないだろう。天候も週末は予想以上に回復しそうだし、まだ不十分かもしれないが重量が増える局面がこの馬の狙いどころになるはずだ。3連単の3着でも高配当になるくらい人気落ちのいまこそ買ってみたい。

 ◎7インフィニティー
 ○9フジダイビクトリー
 ▲10オイドン
 ☆6ニュータカラコマ
 △5ホリセンショウ
 △3ニシキエーカン

 3連単1頭軸マルチ
 7→3,5,6,9,10 100円 計6000円

7/13北斗賞予想 斎藤修

2014年7月11日(金)

安定のニュータカラコマ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 安定のニュータカラコマは、いよいよ順番が回ってきた感じで2着は外さないと見る。
 また、接戦が続く古馬戦線で、10キロ余計に背負うキタノタイショウ、フジダイビクトリーの1着はないと見る。

 ◎6ニュータカラコマ
 ◯10オイドン
 ▲3ニシキエーカン
 △8ホクショウユウキ
 △7インフィニティー
 △2キタノタイショウ
 △9フジダイビクトリー
 △5ホリセンショウ

 3連単
 6→2,3,5,7,8,9,10→2,3,5,7,8,9,10 100円 計4200円
 3,8,10→6→2,3,5,7,8,9,10 100円 計1800円

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