条件整ったホリセンショウに期待
前回の旭川記念では、10番人気のニシキエーカンが2着に突っ込んできたように、古馬重賞路線は群雄割拠。よって今シーズンの重賞を勝って、重量が加算されるフジダイビクトリーやキタノタイショウは積極的に狙いたくありません。特にキタノタイショウは3月の大一番に向けて馬を作っていくでしょうから、人気とのバランスを考えた場合に消したい1頭です。
そこで昨シーズンの古馬重賞勝ち馬で、今シーズンの重賞をまだ勝っていない馬ということで考えていくと、真っ先に浮上したのが◎ホリセンショウです。ホリセンショウは今年の帯広記念の勝ち馬で昨年のこのレースで0.6秒差の3着に健闘した実績馬です。前走のミントスポット杯では序盤でリードを奪って障害を先頭で降り、惜しい4着だっただけに、調子を上げていると考えてもいいでしょう。
ホリセンショウは決め手がないので、序盤でどこまでリードを奪えるかが課題ですが、私自身は意外といい位置につけられるのではないかと見ています。その根拠は今回が高重量戦であることと、帯広記念と類似した枠順構成だからです。帯広記念は両端コースに後方からレースを進める実績馬が入り、ホリセンショウは真ん中6番枠。これによりノーマークのホリセンショウが序盤からリードを奪えたのですが、今回もその再現が起こる予感がします。
○は久々の重賞で大幅馬体減の旭川記念でも、3着と善戦したオイドン。今回は10番枠ですが、この馬は序盤で楽をさせて末脚を生かしたいタイプなので、大きく不利を受けることもないでしょう。10番枠は基本的に序盤で行き脚がつかないだけなので、そこまで致命的ではないです。
▲はばんえい十勝オッズパーク杯の3着馬ホクショウユウキ。旭川記念は調子落ちだったとしか考えられない10着凡退でしたが、前走のミントスポット杯は障害スムーズで復調気配を感じたので、ここは対抗評価まで押し上げます。5歳世代代表の意地を見せてもらいたいです。
△に最近は大崩れすることがなくなり、障害降りて横一線の末脚勝負になれば強いニュータカラコマ。他ではマークされる立場の重量増で逃げ切るのは容易なことではありませんが、旭川記念を逃げ切った実績を評価したいフジダイビクトリー。あとは旭川記念2着、瑞鳳賞1着と近走充実のニシキエーカン。
◎ (5)ホリセンショウ
○ (10)オイドン
▲ (8)ホクショウユウキ
注 (6)ニュータカラコマ
△ (9)フジダイビクトリー
△ (3)ニシキエーカン
馬複
5-10,8,6,9,3 600円 計3000円
3連複
5-10,8,6,9,3 300円 計3000円