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1/3天馬賞予想 矢野吉彦

どの馬にもチャンス

 正月重賞第2弾は天馬賞。ここは定量戦になったとはいえ、混戦模様です。3~4歳時に一歩リードしていたミスタートカチ、テンマデトドケが、ハンデ面で不利はあったものの、柏林賞、銀河賞でいいところを見せられませんでした。デビューから2年以上もたてば、レースを重ねて力をつけてきた馬もいるはず。今回、3着までならどの馬にもチャンスがありそうです。ウーン、悩んじゃいますねぇ。
 今回、勝負をかけるなら、昨シーズンの私に戻って馬複の総流しでいくしかないでしょう。軸はミスタートカチ。ちょっと無難すぎるかもしれませんが、要は6000円をどう配分するか。で、うまいこと相手に穴馬が来てくれればいいんです。
 相手は9頭なので、5頭に800円、4頭に500円ずつ流せば合計6000円になります。厚めに買うのは、柏林賞と銀河賞の1、2着馬レットダイヤ、ファーストスター、ホクショウバトル、リキエイと、重賞の成績がそこそこまとまっているトレジャーハンター。ほかは500円ずつとしておきましょう。

 馬複
 4-2,3,5,7,8 800円 計4000円
 4-1,6,9,10 500円 計2000円

 実は勝負にいっているようで、3連複、3連単を当てられる気がしないための弱気の作戦でもあるんですが・・・。さぁ、どうなりますか? では、今回はこのへんで。

1/3天馬賞予想 須田鷹雄

定量戦ならミスタートカチ

 定量戦のここは◎ミスタートカチから。他馬に20キロ与えて3着だったイルミネーションカップが当時の勝ち馬タケノビジンと3.5秒差。当時ハンデを与えたうえで先着した馬もいる今回のメンバー構成では、明らかに地力上位だ。760キロという重量の絶対値も、ダービーなどを参考にすれば不安材料にはならず、不安な馬がいるぶん相対的に有利だ。
 ○にホクショウバトル。休み明けでスピード戦を使ったことで競馬勘がおかしくなっていないかちょっと心配だが、銀河賞から休養を挟んでの連勝は素直に評価してもいいだろう。今シーズンは序盤を休んで7月から復帰したが、その直後好走が続いた。今回の休み明けにもリフレッシュ効果が期待できるかも、と考えての○である。馬券は◎○軸2頭の3連単で。

 ◎4ミスタートカチ
 ○5ホクショウバトル
 ▲1ホクショウシャネル
 △8ファーストスター
 △3リキエイ
 △2レットダイヤ
 △10タケノビジン

 3連単2頭軸マルチ
 4,5→1,2,3,8,10 各200円

1/3天馬賞予想 斎藤修

定量戦で逆転狙うミスタートカチ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎4ミスタートカチ
 ◯7トレジャーハンター
 ▲5ホクショウバトル
 △9ダイリンビューティ
 △3リキエイ
 △6テンマデトドケ
 △10タケノビジン

 3連単
 4,5,7→3,4,5,7,9→3,4,5,6,7,9,10 100円 計6000円

帯広記念 予想結果

山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×18R=108,000円

須田 鷹雄 +60,600円
山崎エリカ  +1,690円
斎藤  修 -16,580円
矢野 吉彦 -39,040円

1/2帯広記念回顧

2012年1月 2日(月)

カネサブラック現役最強の力を見せつける!

 2日(振・月)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のカネサブラックが勝利。ドリームエイジカップに続き、重賞17勝目を挙げました。

 馬場水分は2.9%と標準的でしたが、高重量戦だけあって、道中はスローペース。カネサブラックが引っ張る展開で、ニシキダイジン、トモエパワーあたりも先行態勢。ナリタボブサップらも続き、各馬一団で第2障害を迎えました。
 最初に動いたのはトモエパワー。しかし、荷物は上がらず膠着状態。やや遅れてカネサブラックが仕掛け、それを見てニシキダイジンも登坂を開始。さすがに高重量戦だけに各馬ひと腰とはいかず、何度も体勢を立て直しながら天板を目指します。ようやくカネサブラックが荷物を曳き上げたところで、ナリタボブサップ、ニシキダイジンも並んでクリア。実績馬3頭による末脚比べとなりました。
 先頭を行くカネサブラックに、ナリタボブサップがクビ差で追走。ニシキダイジンも遅れまじと懸命に食い下がります。障害4番手クリアのフクイズミも加わり、4頭による激しい攻防へと移りました。残り20メートルを切ってナリタボブサップの脚いろが鈍り、そこへフクイズミが鋭く追い込み2番手に浮上。ニシキダイジンも末脚を伸ばして3番手へ。ナリタボブサップは脚が止まって脱落して、残り10メートル。懸命に歩き続けるフクイズミ、ニシキダイジンですが、ともに前を行く馬との1馬身差は変わらず。結局、そのままの順でゴールを迎えました。

 カネサブラックは意外なことに帯広記念初制覇。過去4年で2、3、3、3着と善戦止まりだったうっぷんをようやく晴らしました。これで四市冠競走全制覇、また古馬の牡牝混合重賞完全制覇へ向け、残すはばんえいグランプリのみとなりました。常に進化を続ける現役最強馬の走りに、今後も注目です。
 フクイズミは持ち前の鋭い末脚を発揮して2着。障害でヒザを折るシーンもありましたが、やはり高重量戦のタフな戦いでは、この馬の決め手が生きてきます。11歳を迎えても充実ぶりは顕著で、今後も障害次第で台頭してくるでしょう。
 同じく11歳でも元気なニシキダイジンが3着。高重量戦でのしぶとい粘りは、まだまだ健在。今回はトップハンデだけに価値の高い3着で、年度末の大一番・ばんえい記念でも、当然好勝負が期待できそうです。

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松田道明騎手「きょうは負担重量が910キロだから差す競馬は無理だと思い、前めの位置取りを意識しました。ニシキダイジンの動きが少し鈍かったし、最近は障害の切れもよかったので、思い切って先行してみました。今季は中盤に十分な調子でない時もありましたが、厩舎、調教師のがんばりもあって勝つことができました。ブラックも10歳ですし、どんどん上昇というわけにはいかないでしょうけど、なんとか維持して、もうひとつこれからの大きなレースに勝てるよう頑張りたいと思います」

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