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2011年1月 アーカイブ

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1/3天馬賞予想 須田鷹雄

世代ナンバーワン、キタノタイショウ

 ◎はキタノタイショウ。この世代のナンバーワンであることは間違いない。重量差に苦しんだ時期もあったが、ここは定量戦。しかもこの馬自身の復調ぶりも目立つ。
 ドリームエイジカップでは3着だったが、ナリタボブサップやカネサブラック相手に20キロしかもらわないであの着差は立派。今回馬場が乾いて力勝負になりそうなのも、受けて立つこの馬にしてみたら紛れがないぶんプラスだ。
 ○はフクドリ。柏林賞や銀河賞の頃はぱっとしなかったが、当時に比べたら馬体も30キロほど増えてパワーアップ。ここまで720キロ以上を引いた3走はすべて馬券に絡んでおり、今回の760キロがプラスに働く可能性もある。

 ◎キタノタイショウ
 ○フクドリ
 ▲ホクショウマドンナ
 △アアモンドヤマト

 馬複
 2-6 2000円
 2-3、2-7、3-6 各1000円

1/3天馬賞予想 斎藤修

実績にまさるキタノタイショウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。
 
 ◎(2)キタノタイショウ
 ○(1)ホクショウバンク
 ▲(7)アアモンドヤマト
 △(6)フクドリ
 △(3)ホクショウマドンナ
 △(10)トモエエーカン
 
 馬単
 2→1 2000円
 2→7,6 1000円
 2→3,10 500円

帯広記念 予想結果

山崎:馬複2-3 800円的中! 収支+1,880円
矢野:ハズレ 収支-5,000円
斎藤:ハズレ 収支-5,000円
須田:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】
矢野 吉彦 - 2,400円
山崎エリカ -19,770円
斎藤  修 -29,050円
須田 鷹雄 -36,700円

1/2帯広記念回顧

ニシキダイジンが粘り腰を発揮!

 2日(日)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のニシキダイジンが優勝。昨季のばんえい記念馬が持ち前の粘りを発揮して、高重量戦での強さを見せつけました。

 馬場水分は1.9%とやや重め。高重量を曳いているだけに、道中はゆったりとしたペースで進みました。カネサブラック、ニシキダイジンら実績馬が先行。トモエパワーもこの一角で、再三再四脚を止めながら、各馬ようやく第2障害にたどり着きました。
 真っ先に仕掛けたのはニシキダイジン。この馬らしい登坂力を見せ、天板近くまで駆け上がります。他馬は静観していましたが、ひと呼吸おいてカネサブラックが登坂開始。これを機にギンガリュウセイ、ニシキユウあたりも仕掛けます。そして満を持して動いたのがナリタボブサップ。抜群の障害力を発揮して、一気に障害を登り切りました。しかし、先頭クリアはニシキダイジン。高重量に苦戦する各馬を尻目に、ゆうゆうと障害を下りていきました。やや遅れてナリタボブサップがクリアして2番手から追撃態勢。以下ギンガリュウセイ、カネサブラックと続きました。
 ナリタボブサップがギャロップでニシキダイジンに追いつき、ここからは2頭による一騎打ち。まさに一進一退の攻防が続きましたが、こうなれば強いのがニシキダイジン。いったんはナリタボブサップに前に出られたものの、持ち前の勝負根性を発揮して逆転。そしてナリタボブサップがゴール直前でストップ。勝負あったと思われたところ、ニシキダイジンもゴール線上でストップ。両馬立て直して軍配は...、1秒7差でニシキダイジン。高重量戦でのしぶとさを発揮して、5つ目の重賞タイトルを手にしました。障害で苦戦を強いられたカネサブラックが、最後の直線で挽回して3着。障害3番手クリアのギンガリュウセイが4着で、障害5番手から脚を止めずに歩き切ったエンジュオウカンが5着となりました。

 この馬らしいレースぶりで、ニシキダイジンが勝利。相手が終いの脚に課題があるナリタボブサップとは言え、ニシキダイジンの持ち味が存分に発揮されたレースでした。高重量戦での障害力と粘り腰。この点に限れば、ばんえいナンバー1と言え、来たるばんえい記念でも好レースを演じてくれることでしょう。
 ナリタボブサップは弱点が出ましたが、今回はギリギリまで粘ることができ、レースぶりそのものは悪くありませんでした。障害でじっくりタメたぶん、我慢が利いたのでしょう。ドリームエイジカップ制覇からも状態の良さがうかがえ、これをキープできればばんえい記念でもチャンスがありそうです。
 カネサブラックは終いに脚を伸ばして地力の高さを示しましたが、やはり障害で苦戦したのがすべて。安定しているとは言え、高重量戦ではしばしば見られるシーンだけに、この点の克服がばんえい記念制覇へ向けての課題でしょう。

成績はこちら
映像はこちら

藤野俊一騎手「カネサブラックやトモエパワーがついてきたのは気になりませんでしたが、思ったより障害で苦戦したことに焦りを感じましたね。最後の叩き合いは自分の馬さえ止まらなければ勝てる、と思っていました。何とか頑張ってくれましたね。荷物を積まれて良さが出るタイプなので、ばんえい記念でも頑張ります」

1/2帯広記念予想 須田鷹雄

2011年1月 1日(土)

安定味抜群カネサブラックから

 こんな感じのメンバー構成のレースを何回予想してきたことか......。私の予想はカネサブラック、フクイズミ、ナリタボブサップの間をうろうろとし、なぜかその時本命に推した馬が3着以下に落ちるということが多かった。「逆3択」をしてしまっていたようなものだ。

 考えてみれば、◎カネサブラックを本命にし続けていれば、かなりの頻度で馬券は当たったはずなのである。あの安定度、最低でも「惜しい」くらいの結果にはなっていた。
 ......などという本気か冗談か分からない話はともあれ、カネサブラックの安定味はばんえい競馬史上に残るレベルのもの。年頭の重賞だけにまずはこの馬から入って、安くとも当てることで流れを変えていきたい。

 ◎カネサブラック
 ○フクイズミ
 ▲ナリタボブサップ

 馬複
 10-2,5 各2500円

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