フクイズミの復活に期待
プリンセスシリーズの大トリとなるヒロインズカップ。◎にしてみたいのは今シーズンの重賞、旭川記念と岩見沢記念を制したフクイズミです。フクイズミはその岩見沢記念を制して以来、スムーズに障害が越えられないというスランプに陥りましたが、前走の白馬賞では障害を19秒でまとめて楽勝しました。確かに芦毛限定戦の前走は相手が弱く、レースの前半でじっくり息を入れられたことも勝因でしょうが、「障害をスムーズに超えられた」というのはここへ向けての大きな収穫だったように感じます。
○には昨年のこのレースの勝ち馬エンジュオウカン。昨年から重量が20kg増量され、対フクイズミとのハンデ差は10kgに詰まりましたが、帯広記念でも5着入線しているように、単に重賞の経験が少ないだけで、フクイズミとはそれほど大きな力差はないと見ています。しかし昨年は前走450万未満を4着に敗れた後の一戦だったのに対して、今回は前走オープン戦を完勝した後の一戦となります。今回へ向けて余力を残したのは明らかに昨年のほうだったので、そのような意味で今回は狙い下げました。しかし競走馬はほぼもともとの強さと近2走の平均値で走る生き物ですから、大崩れすることもないでしょう。
以下▲に昨年のヒロインズカップの3着馬ニシキユウ、△に今シーズンの重賞はクインカップの4着が最高ですが、3歳時にはばんえいプリンセス賞勝ちの実績があるワタシハキレイズキ。両馬とももともと障害巧者ですから、牝馬限定戦のゆったりとしたペースを早めに仕掛けて行けばチャンスはあるでしょう。
また過去にこのレースで3勝を挙げているトカチプリティーも障害巧者ではありますが近2走があまり見せ場のない内容だったので、取りガミ覚悟の△とします。
◎ (9)フクイズミ
○ (2)エンジュオウカン
▲ (3)ニシキユウ
△ (10)ワタシハキレイズキ
△ (7)トカチプリティー
馬複
2-9 2500円
3-9 1500円
9-10,7 各500円
お知らせ 帯広競馬場でヒロインになります!(笑)