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2011年1月 アーカイブ

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ヒロインズカップ 予想結果

2011年1月31日(月)

矢野:馬複3-9 2,000円的中! 収支+21,000円
斎藤:馬単9→3 1,000円的中! 収支+14,800円
山崎:馬複3-9 1,500円的中! 収支+14,500円
須田:ハズレ 収支-5,000円

【ここまでの集計】投資額 5,000円×20R=100,000円
矢野 吉彦 +16,700円
山崎エリカ - 6,860円
斎藤  修 -15,450円
須田 鷹雄 -40,500円

1/30ヒロインズカップ回顧

フクイズミが貫禄勝ち!

 30日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気に推されたフクイズミが勝利。トップハンデ800キロをものともせず、貫禄を見せつけました。

 馬場水分は2.3%と標準からやや重め。各馬とも重量を課せられているだけに、道中はゆったりとした流れに落ち着きました。エンジュオウカンやニシキユウが先行し、ワタシハキレイズキ、ペガサスプリティーもこの一角。フクイズミは最後方で機をうかがう展開で、第2障害を迎えました。
 最初に障害に挑んだのはニシキユウとエンジュオウカン。やや遅れてワタシハキレイズキとペガサスプリティーも仕掛けますが、障害が10センチ上がったせいかどれも決定打とはならず、天板付近で横一線の状態。ここで、じっくり構えていたフクイズミが動き、この馬らしからぬ障害の切れを見せると一気に天板へ。ふた腰で障害を上げきると、エンジュオウカン、ニシキユウと並んで障害をクリアしました。
 こうなればトップハンデといえどもフクイズミのレース。残り30メートルを過ぎてさらに加速すると、他馬はついて行くことすらできず差は広がる一方。そのままゴールまで脚を止めることなく、圧巻の勝ちっぷりで重賞11勝目を挙げました。2着争いは残り5メートル付近でエンジュオウカンがストップし、ニシキユウと障害4番手から追い上げてきたユーファンタジーとの叩き合いに。結果ニシキユウがアタマ差程度、ユーファンタジーの猛追を抑えて2着を死守しました。エンジュオウカンは4着で入線。

 末脚には絶対の自信があるフクイズミだけに、第2障害をふた腰でまとめた時点で勝利は確定的。もっと言えば、抜群の掛かりを見せてひと腰で天板近くまで上がったところで、勝負は決していたのかもしれません。ここ2戦は障害の切れを増しており、今が最も充実している印象。この状態を維持できれば、ばんえい記念でも好勝負が期待できそうです。
 ニシキユウが2着で、08年カーネーションカップ以来、久々の重賞連対。昨年3着からも牝馬同士なら互角以上に戦える力があり、今後も牝馬戦では目が離せない1頭です。

成績はこちら
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尾ヶ瀬馨騎手「ハンデは課せられていたけど、最高の状態で出走できて、この馬らしいレースができたと思います。先行した2頭が障害で手こずっていたから、そのぶん息を入れられて、障害をうまく越えられたんだと思います。あの位置で障害を下りられたので、そこで勝利を確信しました。まだまだ元気いっぱいですし、チャンピオンカップ、ばんえい記念と頑張っていきたいですね」

1/30ヒロインズカップ予想 山崎エリカ

2011年1月30日(日)

フクイズミの復活に期待

 プリンセスシリーズの大トリとなるヒロインズカップ。◎にしてみたいのは今シーズンの重賞、旭川記念と岩見沢記念を制したフクイズミです。フクイズミはその岩見沢記念を制して以来、スムーズに障害が越えられないというスランプに陥りましたが、前走の白馬賞では障害を19秒でまとめて楽勝しました。確かに芦毛限定戦の前走は相手が弱く、レースの前半でじっくり息を入れられたことも勝因でしょうが、「障害をスムーズに超えられた」というのはここへ向けての大きな収穫だったように感じます。

 ○には昨年のこのレースの勝ち馬エンジュオウカン。昨年から重量が20kg増量され、対フクイズミとのハンデ差は10kgに詰まりましたが、帯広記念でも5着入線しているように、単に重賞の経験が少ないだけで、フクイズミとはそれほど大きな力差はないと見ています。しかし昨年は前走450万未満を4着に敗れた後の一戦だったのに対して、今回は前走オープン戦を完勝した後の一戦となります。今回へ向けて余力を残したのは明らかに昨年のほうだったので、そのような意味で今回は狙い下げました。しかし競走馬はほぼもともとの強さと近2走の平均値で走る生き物ですから、大崩れすることもないでしょう。

 以下▲に昨年のヒロインズカップの3着馬ニシキユウ、△に今シーズンの重賞はクインカップの4着が最高ですが、3歳時にはばんえいプリンセス賞勝ちの実績があるワタシハキレイズキ。両馬とももともと障害巧者ですから、牝馬限定戦のゆったりとしたペースを早めに仕掛けて行けばチャンスはあるでしょう。

 また過去にこのレースで3勝を挙げているトカチプリティーも障害巧者ではありますが近2走があまり見せ場のない内容だったので、取りガミ覚悟の△とします。

 ◎ (9)フクイズミ
 ○ (2)エンジュオウカン
 ▲ (3)ニシキユウ
 △ (10)ワタシハキレイズキ
 △ (7)トカチプリティー

 馬複
 2-9 2500円
 3-9 1500円
 9-10,7 各500円


 お知らせ 帯広競馬場でヒロインになります!(笑)

1/30ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

2011年1月29日(土)

重量有利なフクイズミ

 近年になかった厳しい寒さに見舞われていますが、みなさんお元気ですか? 平成22年度のばんえい競馬重賞戦線もそろそろ終盤戦。3月のばんえい記念まであと2カ月、しっかり馬券を当てて暖かくなりましょう。

 今週はヒロインズカップ。現役最強牝馬のフクイズミが、4着になった去年と同じ、800㎏の重量で出てきました。去年、同馬が先着を許した馬のうち、エンジュオウカンとワタシワスゴイはそのときより20㎏増量されましたが、ニシキユウは据え置き。単純に考えれば、増量された分だけ、エンジュオウカンとワタシワスゴイの"可能性"がニシキユウ、フクイズミのレベルまで下がってきたわけですから、これらの馬がちょうどいい具合に横並びになったと考えられます。
 ただし牝馬は格より調子という言葉を信じれば、近走の内容がパッとせず、去年よりも増量されたワタシワスゴイはちょっと手を出しにくい馬。だったらここは、あとの3頭に絞り込んでもいいと思うんですけど。
 各馬が高重量を曳くために、牝馬同士とはいえ流れは落ち着きそう。フクイズミにとっては、そのことに加え、去年先着を許した馬との重量差がいくらかでも縮まるのが好材料になるはずです。前走より10㎝かさ上げされた障害も、じっくり仕掛けて行けます。連絡みする確率は高いでしょう。
 ということで、馬券は馬複。フクイズミからエンジュオウカンとニシキユウへ2000円ずつ。エンジュオウカンとニシキユウのタテ目を1000円押さえます。

 馬複
 9-2,3 各2000円
 2-3 1000円

 去年4月以降、前回の天馬賞までの重賞19戦で5000円ずつ、私の予想どおり馬券を買って、投資額の合計は9万5000円。それで収支がマイナス4300円なら、回収率は95.5%ですから、これは"予想外"の高率でしょう! 今回のヒロインズカップは20戦目。これを終わると、今年度の重賞はあと5戦です。年度通算での黒字も夢ではなくなってきました。節目の20戦目を当てて、最終盤の残り5戦に向かいたいところ。さぁ、どうなりますか。では、今回はこのへんで。

1/30ヒロインズカップ予想 須田鷹雄

大口騎手でエンジュオウカン

 近年の勝ち馬が揃った一戦。その3頭にニシキユウ、ワタシハキレイズキあたりが上位候補か。

強調したいのが◎エンジュオウカン。前走も勝ってはいるが、【16-8-2-6】と相性抜群の大口騎手に戻っての一戦で期待がかかる。
 今回の有力どころの中では積極的というか自分で競馬を作れるタイプ。同じことが言える○トカチプリティーがムラのある馬なのに対し、エンジュオウカンはレースごとの出来不出来の幅が小さい。
 この原稿を書いている時点からレースまでは降雪もなさそうで、重い馬場で行われることになれば、昨年ほどの圧勝ではなくともエンジュオウカンにとって有利であることは間違いないだろう。

 ◎エンジュオウカン
 ○トカチプリティー
 ▲ニシキユウ
 △フクイズミ
 △ワタシハキレイズキ

 馬単
 2→7,3 各1000円
 2→9,10 各800円
 7,3→2 各700円

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