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1/31ヒロインズカップ予想 山崎エリカ

トップハンデでもフクイズミ

 8~12レースまでの5レースの勝ち馬を当てるオッズパークLOTOのばんえい競馬では、24日から開催3日連続でキャリーオーバーとなり、現在(31日午前0時ごろ)の払戻可能総額は674万9314円となっています。31日の締切時には、1000万円ぐらいまで払戻総額が膨らんでいるものと思われます。オッズパークLOTOに興味を持たれている方は、今が購入のチャンスです! ぜひお買い求め下さいませ<(_ _)>。

 さて日曜日は古馬牝馬限定のヒロインズカップ。昨年は当レースでフクイズミが1番人気に支持されながらも4着に敗れたわけですが、私自身はトップハンデ云々よりも、立て直して帯広記念を激走した後の一戦だったことが最大の敗因のように思えます。

 しかし今年は北見記念からレースを順調に使われて帯広記念を勝利し、前走の白馬賞を叩いてここへ挑みます。今シーズンは牡馬相手の重賞、旭川記念、ばんえいグランプリ、帯広記念を勝利しているように、作シーズンよりも障害が安定して地力が強化されていることからも、牝馬相手の今回は負けられないでしょう。確かに日曜日も晴天濃厚で、馬場が重いベクトルへ向かうというのはトップハンデ800㎏を背負う同馬にとってはマイナス材料ですが、それでも連対は確保してくれる予感がするのでフクイズミを◎とします。

 ○には04年12月と、一昨年、昨年の当レースの勝ち馬トカチプリティー。前走オープン特別を勝ってここへ挑んだ昨年と比べると勢いを欠いているのは明らかですが、休み休み使われているのも結果が残せない理由の一つでしょう。逃げてまずまずの粘りを見せた前走が復調気配を感じさせる内容でしたし、障害力を生かすタイプの馬だけに、高重量戦で馬場が重いというのも向いていると思います。

 ▲には08年度の牝馬3冠馬で、前々走の天馬賞でも勝ち馬から1.4秒しか差がなく、安定したレースぶりが光るニシキエース。メンバー中最軽量の760㎏というのは明らかに有利です。

 あとは△に近走は牡馬一線級が相手で力を出し切れていませんが、今シーズン8勝の充実ぶりは牝馬限定のここなら侮れないギャンブラークイン。あとは昨年のばんえいグランプリの4着馬で、前走の白馬賞ではフクイズミよりも早めに仕掛けて見せ場を作り、復調気配をアピールしたニシキユウ。

 ◎ フクイズミ
 ○ トカチプリティー
 ▲ ニシキエース
 △ ギャンブラークイン
 △ ニシキユウ

1/31ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

2010年1月30日(土)

負担重量有利なエンジュオウカン

 ついこの前、正月を迎えたと思ったら、もう1カ月過ぎようとしています。いよいよばんえい競馬のシーズンは終盤戦へ。今週は、ばん馬の女王決定戦、ヒロインズカップです。

 4歳から10歳まで、8歳世代を除く各世代の"トップレディー"たちが集結しました。今週末は好天が予想されていて、力のいる馬場状態になりそう。重い重量を曳く馬には厳しい流れになるような気がします。
 今回のメンバーの中で、ニシキエースとワタシワスゴイ以外の馬は、去年のこのレースにも出走しています。そこで、去年の着順と去年と今年の重量を比べてみました。すると、去年2着だったエンジュオウカンだけが770㎏で"据え置き"。あとはすべて去年より増量されました。去年1着だったトカチプリティーや4着だったフクイズミはプラス10㎏増。3着だったペガサスプリティーは30㎏増。5着だったギャンブラークインは20㎏増です。
 それならここは、素直に"据え置き"のエンジュオウカンを買ってみたくなります。明けて9歳になったとはいえ、このところの成績は安定していますし、鈴木恵介騎手との相性も不安なし。去年のこのレースでは、フクイズミより20㎏軽い荷物で先着。今年は30㎏軽い荷物になるわけですから、これを物差しにしてもチャンス到来と言っていいでしょう。
 相手の筆頭にしたいのはニシキエース。前々走の天馬賞で740kgを曳いて勝ち馬から差のない4着に来ています。このデキなら、そこから20㎏の増量も何とかなるはずです。とにかく最軽量の760㎏は魅力的。このレースには初めて挑戦しますが、先輩勢との重量差を味方に激走してもらいたいですね。
 あとは、トカチプリティー、ギャンブラークイン、フクイズミ、ニシキユウへ。エンジュオウカンを頭にした馬単を流します。オッズ次第ではそれ以外の馬にも手広く流したいのですが......。

 ところで、今月9日の開催から発売が開始された5重勝単勝式馬券、"オッズパークLOTO"。私もほぼ毎回、ちょっとずつ購入していますが、なかなか当たりませんねぇ(そう簡単に当たらないのが当たり前?)。でも、あきらめませんよ。いつか当たることを祈りながら、これからもちょっとずつ買ってみたいと思います。みなさんもぜひご参加ください! では、今回はこのへんで。

1/31ヒロインズカップ予想 斎藤修

復調気配ニシキユウで穴を狙う

 ◎ニシキユウ
 ○フクイズミ
 ▲ニシキエース
 △エンジュオウカン
 △トカチプリティー
 △ギャンブラークイン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

1/31ヒロインズカッププレビュー

2010年1月29日(金)

 1月31日(日)のメインには4歳以上牝馬による第20回ヒロインズカップが行われます。オープン780キロから1クラス下がるごとに10キロ減、オープン馬は本年度の収得賞金150万円ごとに10キロ増という別定重量戦。フクイズミが20キロ増の800キロ、ギャンブラークインが10キロ増の790キロでの出走となります。
 フクイズミワタシハスゴイ以外の8頭は11月8日のレディースカップの出走馬。ここはそのレースを制したギャンブラークインに期待します。その後の勝ち星はオープン決勝混合で挙げた1つですが、牝馬に先着を許したのは2回で、それもフクイズミ1頭だけ。差もわずかでした。当時、0~5キロだったフクイズミとの差が10キロにひらく今回は逆転の可能性十分。4歳9月のクインカップ以来となる久々の重賞制覇に期待できそうです。
 相手筆頭はやはりフクイズミ。今回は最大40キロ差のトップハンデですが、牡馬相手に今季重賞3勝を挙げている力量からすれば、問題にしないでしょう。
 ニシキユウにとって780キロは心持ち重いですが、牝馬オープンきってのパワータイプだけに、重めの馬場が予想される今回は一発への警戒が必要です。
 勝ち切れないレース続きも牝馬同士なら実力上位のトカチプリティー、5月に行われた古馬牝馬重賞カーネーションカップを制したエンジュオウカンらが続きます。

出走表はこちら

【参考レース】
5/10 カーネーションカップ(勝ち馬:エンジュオウカン)
11/ 8 レディースカップ(勝ち馬:ギャンブラークイン)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(1/30~2/1)

 毎年恒例の「おびひろ氷まつり」が1月29日(金)~31日(日)の3日間、帯広市・緑ヶ丘公園を会場に行われています。これにあわせ今年も帯広競馬場では「おびひろ氷まつりin ばんえい十勝」として様々なイベントを実施。期間中は、氷まつり会場~帯広競馬場を結ぶ無料シャトルバスが運行されます。
 31日(日)のメイン第11レースは第20回ヒロインズカップ。古馬牝馬による重賞は春・冬と1年に2度実施されており、5月のカーネーションカップはエンジュオウカンが制覇。今回、同馬を含む精鋭牝馬10頭が揃い、好レースが期待できそうです。

 1月30日(土)のメイン第11レースにガーネット特別(オープン・16:50発走予定)が行われます。前開催の睦月特別でマッチレースを繰り広げたカネサブラック、ニシキセンプーが不在で混戦模様となりました。
 安定感でホクショウダイヤに期待します。重賞を除く近10走で、勝ち星は2つだけですが、負けても勝ち馬とは10秒差前後以内に収めています。睦月特別でもしっかり末脚を伸ばして僅差の3着と善戦しており、連軸として堅そうです。
 ナリタボブサップはカネサブラックもフクイズミもいないここでは実績的に最上位。トップハンデでも勝ち負けが期待できます。
 重めの馬場状態はニシキダイジンに有利。マイペースで行けそうなのも好材料でしょう。
 5歳馬ライデンロックは負担重量的に有利です。ただ700キロ台半ばの荷物では最後の詰めを欠く心配があります。

 1月31日(日)のメイン第11レースは第20回ヒロインズカップ(16:55発走予定)です。このレースは別掲のヒロインズカッププレビューをご覧ください。

  2月1日(月)のメイン第12レースはきさらぎ特別(270万円未満・17:25発走予定)。この日のメインは第12レースに行われますのでご注意ください。
 ここ2回の同条件戦・迎春特別で1着、氷柱特別でも2着と安定しているニシキタカラが中心。別定5キロ増となった前走でも第2障害でしっかり腰が入っており、状態のよさをうかがわせます。その前走の勝ち馬が昇級で抜けた今回は巻き返し濃厚といえるでしょう。
 アアモンドゴールドは同じ2レースで3、6着。押して行った前走は最後の粘りを欠きましたが、このクラスでは上位の決め手を誇ります。こちらも近走より相手に恵まれた印象だけに、上位争い必至です。
 昇級後2度目の特別挑戦で慣れが見込めるホリセンショウ、障害巧者のホクトタイガーも争覇圏でしょう。

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