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2007年7月 アーカイブ

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7/22北斗賞プレビュー

 7月22日(日)のメイン第11レースに重賞第15回北斗賞が行われます。出走馬10頭中9頭が旭川記念に出走と、再戦模様となりました。
 中心は牝馬のフクイズミ。旭川記念は鋭く追い込んで2着、前走白夜賞(芦毛馬選抜)では貫禄を見せて優勝と、今季2戦して2連対。今年3月のチャンピオンカップでは800キロを曳いて差し切ったように760キロは許容範囲。今回もその豪快な末脚に注目です。
 トモエパワーにとっては、他馬と同重量で負担重量が加増される定量戦の今回は今季初勝利のチャンス。
 連覇のかかるミサイルテンリュウは、旭川記念同様、先行して登坂力が生かせる展開になればアッサリという場面もありえるでしょう。
 旭川記念3着で、前走ビッグウエイトカップ(体重選抜)を制したスーパークリントンは勢いに乗る1頭。時計のかかる馬場になれば逆転の可能性も秘めています。
 また、ばんえい十勝オッズパーク杯優勝以来、ハンデに悩まされてきたカネサブラックにとって他馬と同重量で出走できる今回は有利。ただ780キロは実績のない負担重量だけに勝ち切るまではどうか。
 ほか、夏の帯広で変わり身を期待したい今季初出走のアンローズ、前崩れの展開での一発に期待したいスターエンジェル、人気薄での好走が目立つタケタカラニシキ、前走ビッグウエイトカップで久々の連対を果たしたナリタボブサップ、重賞13勝と実績では上位のサダエリコが出走します。

出走表はこちら

【参考レース】
3/4 チャンピオンカップ(勝ち馬:フクイズミ)
4/30 ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
6/24 旭川記念(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(7/21~23)

2007年7月20日(金)

  先週は「JRAジョッキーDay」で大いに盛り上がったばんえい帯広競馬。今週、来週と2週にわたり日曜のメインレースには重賞が組まれています。今週は古馬による一戦、北斗賞。オールスターが揃い好レースが期待されます。
 なお、この北斗賞は、今回、スパーキングナイター開催中の川崎競馬場でも場外発売されることになりました。レース当日(22日)の川崎競馬場では、ばん馬のデモンストレーション走行、ばんえいグッズのプレゼント抽選会、当情報局でもお馴染みの矢野吉彦アナとばんえいの現役騎手(船山蔵人騎手、竹ケ原茉耶騎手)によるトークショーほか、盛り沢山のイベントが予定されています。

 7月21日(土)のメイン第11レースは十勝川モール温泉杯(600万円未満)。
 バンゼンは、混合500万円未満、薫風特別(オープン混合)を2連勝中と好調。その薫風特別で0秒7差の惜しい2着に入ったハマナカキングは、今季出走したオープン混合2戦ではいずれも2着と健闘しており、この2頭は甲乙をつけがたいところです。
 薫風特別では5着に敗れたアローコマンダーですが今季混合700万円未満で勝利。同6着のコマタイショウも開幕から500万円未満(混合戦を含む)で5戦連続して連対するなど巻き返しを期待できる実績は十分です。
 これら4頭を中心とした争いになるでしょう。

 7月22日(日)のメイン第11レースは重賞第15回北斗賞。このレースは別掲の北斗賞プレビューをご覧ください。

 7月23日(月)のメイン第11レースは大暑特別(500万円未満)。
 前開催の七夕特別(混合500万円未満)で連対したライジングサンハヤテショウリキが中心です。
 七夕特別で今季初勝利を挙げたライジングサンは昨季はオープンでも活躍と、ここでは格上の存在。ハヤテショウリキは今季このクラス(混合戦を含む)で4戦して複勝圏を外しておらず好調を維持しています。
 この2頭に、前走勝入混合500万円未満を制したユウセイマーチ、同レースで1番人気に推されながら7着に敗れたフクノカミカゼなどが続きます。

レース回顧(7/14~7/16)

2007年7月16日(月)

 14日(土)は深緑特別(3歳以上430万円未満)が行われ、3番人気のキョクシンオーが勝利。ここ数戦もどかしいレースが続いていましたが、その鬱憤を見事に晴らしました。
 第2障害は6頭がほぼ一団で越える大乱戦。そのなかで終始1馬身ほどリードを保っていたキョクシンオーが、ジワジワ後続との差を広げはじめました。残り10メートルを切ってからも脚いろは衰えず、そのまま先頭でゴールイン。着差以上の完勝を演じました。6頭が並んだままゴールを迎えた2着争いは、わずかにワカテンザンが先着。以下、プランドルドラゴン、コトノカツマと入線しました。

 15日(日)のメインレースは北海道競馬記者クラブ特別(3歳以上オープン混合)。ホクトキングが競走除外となり、9頭立てで行われました。これを制したのは断然人気のエビスオウジャ。これで6戦連続で3着以内(うち4勝)となり、好調ぶりをアピールしました。
 ニシキダイジンが第2障害を先頭で越えていき、2番手にスーパーロイヤルが続く展開。しかし、早くも先行勢の脚いろは鈍く、代わって上昇してきたのが、障害6番手、1番人気のエビスオウジャ。グングン脚を伸ばして残り30メートル付近で先頭に並びかけると、一気に抜けて1馬身ほどリード。その差を保ったまま、ゴールまでしぶとく歩き切りました。横一線となった2着争いは、障害3番手から脚を伸ばしたトカチプリティーに軍配。コンマ1秒差でホシマツリが続き、3着を確保しました。

 16日(祝・月)に行われたのは紅バラ賞(4歳オープン)。テンカが競走除外となり、9頭立てとなりした。この一戦を制したのはホクショウダイヤ。メンバー中、最上位(600万)クラスの実力をいかんなく発揮しました。
 道中はツジノコウフクが早めに第2障害に挑む展開。そのままツジノコウフクが先頭でクリアすると、ヒロノドラゴン、コーネルが続いていきました。しかしその直後にホクショウダイヤが障害をクリア。こうなればホクショウダイヤのペースで、あっさり先頭を奪うと鋭く追い上げてきたメジロショウリキを逆に突き放し、楽な手ごたえのままゴールしました。2着にメジロショウリキ、3着にはヒロノドラゴンが入線しています。

映像はこちら。またこれらを含めた4月以降の映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(7/14~16)

2007年7月13日(金)

 16日(祝・月)にJRA所属の藤田伸二、安藤勝己、四位洋文、横山典弘、勝浦正樹、池添謙一の6名の人気騎手が、ばんえい競馬を応援するために帯広競馬場へ来場します。当日は、第3~第6、第8・第9の各レースを騎手協賛レースとして施行。また、エキシビジョンレースへの騎乗や、サイン会、トークショーなどで場内を盛り上げます。当日競馬場に足を運べないという方もぜひオッズパークのライブ中継でお楽しみください。

 7月14日(土)のメイン第11レース深緑特別(430万円未満)は、好メンバーが揃い、どこから狙っても面白そうな一戦となりました。
 ここは思い切ってオホーツクブルーに期待します。ここ2走の混合500万円未満と430万円未満では3、2着と徐々に着順を上げてきました。昨季は旧650万円条件の常連として活躍。現在はこのクラスで最上位に格付けされており貫録を見せたいところです。
 近走成績が安定しているプランドルドラゴンブランドボーイなども上位をうかがう存在。先週の同条件戦・天の川特別で4、5着に敗れたストロングペガサスキョクシンオーらも巻き返しを狙っています。

 7月15日(日)のメイン第11レースは北海道競馬記者クラブ特別(オープン混合)です。
 オープンの8頭は、いずれも6月16日のじゃらんカップ(オープン混合)に出走していたメンバーです。このレースで2着に20秒以上の差をつける圧勝を飾ったのがエビスオウジャ。今季すでにオープンで3勝を挙げていますが、今回も他馬とハンデ差なしで出走できることもあり、引き続き好走が期待できます。
 ここ数戦人気を裏切っていますが実績では上位のホシマツリ、レースぶりが安定してきたスーパーロイヤル、6月30日の涼風特別(オープン)で、カネサブラックと差のない3着に健闘した牝馬トカチプリティーらが相手候補。また、先行して粘れればニシキダイジンの名前も浮上してきます。

 7月16日(祝・月)のメイン第11レース紅バラ賞(4歳オープン)は、600万円条件~300万円条件までの幅広いクラスの馬が集まりました。
 注目は柏林賞2着のホクショウダイヤ。600万円条件の身ながら前走オープン混合も圧勝するなど近走の充実度は随一です。今回はトップハンデを曳きますが、今季は690キロで勝利を挙げるなど、負担重量的に問題はなく好勝負が可能でしょう。
 柏林賞では3着だった430万円条件のメジロショウリキ。同レースではホクショウダイヤと同じ負担重量でしたが、今回はハンデ差を活かし、どこまで迫れるかに注目です。
 300万円条件のメダマは混合360万円未満と自己条件戦を3連勝中と勢いがあります。
 すずらん賞(4歳オープン)を制している430万円条件のテンカ、今季出走した4歳限定の2戦(オープン、360万円未満)ではいずれも2着に食い込んでいる360万円条件のツジノコウフクなども有力でしょう。

馬券おやじは今日も行く(第35回) 古林英一

2007年7月12日(木)

世の中便利になったもんだ

 小生実はまだナイター開催を本格的に楽しんでいない。旭川記念の日、仕事(念のため断っておくが、小生、馬以外のことをやっていないわけではない)で根室の標津という町に行く途中、帯広に立ち寄ったのと、その帰途、帯広に立ち寄っただけである。

 行きは1~3Rくらいまでを競馬場で見て、後のレースの馬券だけ買って釧路行きの列車に飛び乗った。列車のなかで携帯電話で実況中継を聴く。北海道の山間部を抜けていく列車だから、電波状態に多少難があるものの、中継は次走の発想まで繰り返しやってくれるから聞きそびれることはない。おかげで車中退屈しない。

 釧路からはレンタカーで2時間あまり。発走時刻のたびに車を路肩に止め、予想紙をみながら中継を聴く。旭川記念は、ちょうど発走時刻に中標津を通過したもので、Aiba中標津にちょいと立ち寄って観戦。ついでに最終レースも(これが傷口を広げる結果に…)。

 翌日は、前日買っておいた予想紙を頼りに、携帯からオッズパーク投票しておき、これまたレンタカーと列車のなかで中継を聴く。帯広で途中下車。ほんとはメインレースまでちゃんと見たいところなのだが、そうしていたら札幌行き最終列車に間に合わない。そこで馬券を買って、断腸の思いで競馬場を後にし、列車の中で電話中継である。

 さて、先週は東京出張。これがまた便利な世の中なんである。今日びのホテルはLAN回線はあたりまえ。ということはレースの中継やダイジェストはちゃんと見ることができるわけだ。予想紙もネットで入手可能。おかげでランチボックス予想もホテルで書いて、メールで転送することができた。これが見事的中!

 文明開化のおかげをもって、どこへ行こうとばんえい三昧。いやあ、便利な世の中になったもんである。もっとも、その分、しっかりお金は減っているのだが…。

 しかし、やはり競馬は生で見たい。ナイトレースのイルミネーションはまことにきれいである。つむじまる情報によると、米倉涼子似のおねえちゃんが競馬場に出没しているとか。ぜひ仲良くなりたいものである。オッズパークばんえいマネジメントのN氏が仲良くなろうと策動していたという情報も伝わっている(噂には尾ひれがつくものである)。Nさん、ワシも仲間に入れてくれ~っ! 一刻も早く帯広競馬場に行きたい小生なのである。

 ちなみに16日(祝)はJRAの騎手が来場し、エキシビジョンレースが行われるとか。いろいろ楽しみな夏の帯広競馬場である。

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