スピード比べならミサイルテンリュウ
前回、当コラムで予想した旭川記念。狙った通りにミサイルテンリュウが勝ってくれたのはいいんですが、2着フクイズミで人気サイドの決着、手広く流したのにほとんど儲かりませんでした。まぁ、当たったからヨシとしましょう。
さて、今週は北斗賞。旭川記念の再戦といった様相です。それ以来のレースとなるミサイルテンリュウはもちろん、中間にレースを走ったフクイズミ、スーパークリントンあたりも調子はよさそう。カネサブラック、ナリタボブサップ、タケタカラニシキもソコソコのレースをこなしていますので、要注意だと思います。
今回、ポイントになりそうなのが馬場状態。21日から22日にかけて、帯広は雨の予報となっています。かなり水分量は高くなって、スピード比べになると考えていいでしょう。
だったらここも、軸はミサイルテンリュウ。馬連の軸なら堅いような気がします。問題はその相手。旭川記念では同馬より10キロ重い荷物でサッパリの内容だったカネサブラックが、今回は同重量になって優勝争いの中に加わってくるはずです。この2頭の馬連を本線にしますか。
フクイズミの末脚は脅威ですが、軽馬場で息を入れずに第2障害まで来たときに、スンナリ障害を上がれるかどうか。ちょっと引っかかって追い込み届かず、というのも考えておかなければいけません。そこで浮上しそうなのが、カネサブラックと同期の2頭、スーパークリントンとナリタボブサップです。このところ堅実なスーパークリントンは当然として、当日が雨ならナリタボブサップがおもしろいかも。雨、雪の日の成績がいい馬(たしかノド鳴り?)なので、穴はコレでしょう。もう1頭、タケタカラニシキも押さえておきたいですね。手綱を取る細川騎手は軽(雨)馬場のレースを得意にしている、ということを聞いたことがあります(本人からではありませんが)。確かに、そういうフシはあるんですよね。馬のほうは、あまり速い流れになると第2障害までに置かれてしまうタイプだと思いますが、第2障害を手早くまとめればチャンスはあるはずです。
ということで、ミサイルテンリュウからカネサブラックを本線に、ナリタボブサップ、タケタカラニシキで穴狙い。スーパークリントンとフクイズミは押さえ程度にしておきます。
ところで、今回の北斗賞は、川崎競馬場をはじめ南関東の競馬場で場外発売されます。当日、ナイター競馬が開催される川崎では、ばんば2頭がデモンストレーションレースを披露。私も、ジョッキーを交えたトークショーや予想イベントに出演します。当日だけの特別予想も披露しちゃうかも。今週末、関東地方も天気が心配ですが、お近くの方はぜひ川崎競馬場にご来場ください。
なお、来週29日のばんえい大賞典も南関4場で場外発売され、当日開催のある大井競馬場ではイベントも予定されています(これも、私の担当です!)。いよいよサマーシリーズも佳境に入ってきたばんえい十勝ナイトレース。これからもどうかよろしくお願いします!