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3/5チャンピオンカップ予想 斎藤修

牝馬同士の決着

 過去の勝ち馬はこちらのとおりで、昨年、一昨年はこの時期に調子を上げてくるミサキスーパーが連覇。その前の2年はスーパーペガサス連覇、5年前は4歳のシンエイキンカイが勝った。その過去5年でトップハンデが勝ったのは03年のスーパーペガサスのみ。そして1番人気が勝ったのは01年のシンエイキンカイのみと、一筋縄では決まらないレース。ただ、スーパーペガサスは昨年、一昨年といずれも1番人気で2着と連対をはずしていないのは、さすが王者の貫禄といったところだろうか。
 そのスーパーペガサスだが、今シーズンは順調に使えず、ここが休み明け2戦目。目標はあくまでばんえい記念ということで、ここでのトップハンデはいかにも厳しい。
 帯広記念を勝ったミサイルテンリュウもペガサスと同重量のトップハンデではさすがにきびしいだろう。こちらも狙うならばんえい記念だ。
 この重量差なら今シーズン帯広で絶好調のエンジュオウカンでいけるのではないだろうか。前々走のポプラ賞では10kg軽いニシキダイジンに負けているが、今回は同重量だ。
 今年のチャンピオンカップのメンバーを見ると一気に世代交代という感じで5歳世代が中心だが、既成勢力ではサダエリコだろう。今シーズンは帯広に来て精彩を欠いているが、昨年3着時の力があれば、ここで勝ってもおかしくない。
 エンジュオウカンやニシキダイジンより30kgも軽いならギャンブラークインの台頭もある。
 帯広では一度も勝ったことがないアンローズだが、まったく馬券にからんだことがないわけではなく、エンジュオウカンと10kg差なら、実績を考えれば勝負になってもおかしくない。

◎エンジュオウカン
○サダエリコ
▲ギャンブラークイン
△アンローズ
△ニシキダイジン

 ご覧のとおり、牝馬同士の決着に一応ニシキダイジンまで。馬券はエンジュオウカンから馬単流し。押さえでエンジュオウカン2着の馬単、もしくはエンジュオウカンから馬連複。

2/12ポプラ賞予想 矢野吉彦

2006年2月11日(土)

プリンセスサクラコから穴狙い

 前回の重賞・黒ユリ賞。私と斎藤編集長の予想を合わせたら当たりだったんですけど。そういうことって、よくあるんですよね。
 ただ、どうやら私の予想も、去年の勢いはなくなってきちゃいました。これが本来の姿? そうかもしれません。でも、そうなれば、当てに行くのではなく、気楽な気持ちで予想ができます。今回のポプラ賞は、肩の力を抜いて臨みます。

 ここは、ほぼ銀河賞の再戦というメンバー。4歳馬のカネタマルには重量での有利さはありませんから、銀河賞組の取捨がポイントになりそうです。
 まず、銀河賞1着馬ホクトキング。その後の3戦が物足りませんね。調子下降気味のようです。次に、2着馬エンジュオウカン。前々走、前走と連勝していますが、今回はホクトキング同様、銀河賞から50kgの増量。40kg増量の馬に比べると、ちょっと条件が厳しくなりました。となると、銀河賞3着以下の馬の巻き返しがあっても不思議ではないわけです。
 そこで浮上するのが、銀河賞3着のタケタカラニシキ。銀河賞後の2戦でいずれも750kgを引いて4、1着と着順を上げてきました。今回の800kgは、相変わらずトップハンデではありますが、上り調子の今ならチャンスだと思います。
 じゃぁ、タケタカラニシキ中心? いやいや、結論を出すのはまだ早いですよ。銀河賞6着だったプリンセスサクラコ。その後のヒロインズカップでもエンジュオウカンの6着に敗れましたが、その2戦では10kgしかなかったエンジュオウカンとの重量差が、今回は30kg差に広がりました。しかも、プリンセスサクラコは前走の漁火特別を快勝、弾みもつけています。ここは狙ってみるべきでしょう。そうそう、銀河賞の時は、馬体重が前走比マイナス15kg。それまで長く好調をキープして体重も増加傾向にあったのが、ちょっと減ってしまったのも影響したかもしれません。その後、馬体重が戻ってきたのは、プリンセスサクラコにとってはいい兆しとも考えられます。

 ということで、今回は久々にプリンセスサクラコ1着軸の馬単総流しで行きます。押さえは同馬を2着にしての馬単流し。同馬が負けるとすれば…の相手としてはエンジュオウカン、タケタカラニシキ、ホクショウファイトとホクトキングをピックアップします。 
 今年度の重賞レースもあとわずか。ばんえい記念に向けて、私も弾みをつけていきたいところですが、ここは気楽に穴馬券を狙ってみます。では、今回はこのへんで。

2/12ポプラ賞予想 斎藤修

ニシキ・ニシキで錦を飾る

 過去3年をみると、ひとこと、荒れる重賞。昨年は勝ったのが4番人気スターエンジェル、2着8番人気のホクショウドラゴンで馬連複は万馬券。04年はキングシャープ、ユミタロウで3、4番人気の決着。03年は6番人気のミドリショウリが勝って2着に1番人気のヨコハマボーイという結果だった。
 例によってまずクラスと重量差を一覧にしてみる。

エンジュオウカン オープン牝790
タケタカラニシキ オープン 800
カネタマル     800万  790
キングファラオ   800万  790
ホクトキング    800万  790
プリンセスサクラコ 800万 牝770
アオノキセキ    650万  780
ニシキダイジン   650万  780
ホクショウファイト 650万  780
ギャンブラークイン 650万 牝760

 オープン=800kg、800万=790kg、650万=780kgで、牝馬は20kg減。エンジュオウカンだけは賞金での10kg加算があるという重量の関係。メンバーを見渡してみると1月3日の銀河賞とはカネタマル、ギャンブラークイン以外は同じメンバー。
 帯広に来て5戦4勝2着1回と絶好調で今回も人気になりそうなエンジュオウカンだが、銀河賞の相手関係から今回プラス10kgは明らかにマイナス材料で評価を下げる。
 まず、銀河賞を勝ったホクトキングと、4着ニシキダイジン、5着ホクショウファイトらとのその後の成績を比較してみる。銀河賞で同重量だったのが、ホクショウファイトは10kg軽くなった1月14日の800万ではホクトキングに先着。さらにニシキダイジンは、銀河賞後の3戦ともホクショウファイトに先着している。
 というわけでホクトキングより10kg軽い今回、ニシキダイジンを本命に推す。
 そして銀河賞上位3頭の力関係では、20kgだった差が今回10kg差になるタケタカラニシキがやや有利で対抗にする。

◎ニシキダイジン
○タケタカラニシキ
▲ホクショウファイト
△ホクトキング
△ギャンブラークイン
×エンジュオウカン

 手広くニシキダイジンとタケタカラニシキを1着にした馬単流し。エンジュオウカンを切ってかなりつくようなら上位5頭の馬連複ボックスというのもアリかも。仮に20点買いしてもこの買い方なら損はしないと思うのだが。

2/5黒ユリ賞予想 矢野吉彦

2006年2月 4日(土)

エメラルド、ニシキユウが中心

 ついこの間、新しい年を迎えたと思ったら、もう2月になっちゃいました。早いものですね。去年までのばんえい競馬なら、いよいよラストスパートとなるところですが、通年開催になった今年はまだまだ先があります。というよりも、3月末に総決算のばんえい記念があって、4月に新しい“競馬暦”が始まるというのは、何となくぎこちないスケジュールのような気がします。みなさんはどう思われますか?

 それはさておき、今回の重賞は黒ユリ賞。昨年デビューして、年が明けて3歳になった牝馬たちの限定戦です。610kgの負担重量と馬場状態がポイントになるんでしょうね。
 この負担重量を経験しているのは、ホクレン賞に出たキタノパワーとサクラガサイタの2頭。他の馬にとっては初めての重い荷物になります。一方、馬場状態は、好天続きのためかなり乾いてきました。先週末から今週初めにかけては、馬場水分が3%を切るところまできています。当然ながら力のいる馬場状態。そうなると、第1障害から第2障害までの間は細かく刻んで(何度も止まって)進んでいくはずです。第2障害を越えてからも、重い荷物と重い馬場が各馬を苦しめるでしょうね。早めに障害を降りてもゴールまで息が持つかどうか。明け3歳の牝馬にとっては厳しいレースになると思います。
 だから予想も難しいですよ。これまでの対戦成績からすると、エメラルドを軸にするのが順当なところ。今回は取り消し明けがどうかですが、白菊賞いちい賞と牝馬限定の特別で2勝していますから、立て直していればこのメンバーでは中心でしょう。ひとまずこの馬は買っておきます。でも、あとはどの馬を買ったらいいか、迷っちゃいますね。取りあえず、特別戦でソコソコの成績を残してきたニシキユウ、キタノパワー、エリモピリカあたりを挙げておきましょうか。サクラガサイタも捨てがたいですが、そこまで手を広げるにはオッズとの相談が必要になりそうです。

 今回はちょっと自信がありませんので、2頭から馬単を流す作戦にします。頭はエメラルドとニシキユウ。この2頭の表裏に、あとは両馬からキタノパワー、エリモピリカ、サクラガサイタへ。計8点。当たって損のないように資金を配分しようと思いますが、それが無理なら、2頭が頭でサクラガサイタへ流す分を元返し程度に押さえます。

 さぁ、今年に入っても4戦2勝と好調な私の予想、今回はどうなるでしょうか?
 では、みなさんのご健闘をお祈りします!

2/5黒ユリ賞予想 斎藤修

勝つのはキタノパワーかエメラルド

 明け3歳牝馬の黒ユリ賞。全馬同じ610kgだけに実力勝負。11/3北見のいちい賞の上位4頭が出走してきた。このとき勝ったのはエメラルドで、2着サクラガサイタ、3着キタノパワーまでほとんど差のない接戦。しかしこのときエメラルドとキタノパワーだけ他馬より5kg重かった。その後のレースを見てもこの2頭だけ牡馬オープンクラスで戦っているだけに、今回勝つのはこのどちらか。
 実績では岩見沢の白菊賞も勝っているエメラルドが上位だが、帯広ではまだ1戦しかしていない。ならば帯広に来て牡馬一線級を相手に3着、2着があるキタノパワーを中心にする。
 サクラガサイタは走るときと走らないときの落差が大きくいかにも穴馬タイプ。
 クリスマス特別でキタノパワー(2着)と同重量で3着に入ったエリモピリカまで。
 いちい賞4着のキョウワプリンセスは、近走の成績からはこのメンバーだと苦しい。
 白菊賞3着のニシキユウは帯広に来て好調だが、このメンバーではまだ荷が重い。

 ◎キタノパワー
 ○エメラルド
 ▲サクラガサイタ
 △エリモピリカ

 馬券は馬単で、◎→○▲△、○→◎の4点。
 帯広記念での儲けがだんだん減ってきたのでここらへんで取り返したいところだが。

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