2強に割って入るニシキガール
さて、3歳三冠目のばんえいダービー。
二冠目の菊花賞は、真っ先に仕掛けたのはアローファイターだったが、続いたシベチャタイガーとほぼ同時に障害をクリア。アローファイターがややリードしたまま2頭が後続を離してのマッチレースとなり、最後にシベチャタイガーが差し切った。
菊花賞よりも負担重量が30キロ重くなるが、定量戦であることは変わらない。ほぼ同じメンバーでの再戦となるだけに、再びシベチャタイガーとアローファイターの一騎打ちとなるのか。それとも2頭に割って入る馬がいるか。このあたりが焦点となりそうだ。
おそらくこの2頭の組合せに人気が集中するだろうから、やはりそこに割って入る馬がいないと面白くない。というところから考えてみることにする。
ここで一角崩しは、ばんえいオークスで復活なったニシキガールと見る。菊花賞は、2頭の決着から30秒近くも離された7着と惨敗。しかしその後250万未満を勝って臨んだばんえいオークスでは、菊花賞で先着されていたプリンセスモモやエリザベスライデンらに大きく差をつけての圧勝。確実に調子を上げていると見ていいだろう。
穴なら、メンバー中唯一ばんえい菊花賞に出走していなかったエビスオニワカ。前走は7着に敗れているが、そこまでは150万未満から200万未満まで4連勝。12戦連続で連対していて、まだ底を見せていないと見るべきだろう。
ミサキスペシャル、プリンセスモモまでが連下候補。
シベチャタイガーからの流しではあまりつきそうもないので、ニシキガールからも流す。
◎シベチャタイガー
○ニシキガール
▲アローファイター
△エビスオニワカ
△ミサキスペシャル
△プリンセスモモ