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1/3銀河賞予想 斎藤修

難解な一戦だが一応タケタカラニシキ

 正月開催となり、明け5歳馬によって争われる銀河賞。昨シーズンは牡馬も含めたトップハンデのサダエリコが制した。

 同世代による争いは、例によってまず格付けを比較してみる。

【オープン】
エンジュオウカン
タケタカラニシキ
【800万】
キングファラオ
プリンセスサクラコ
【650万】
以下6頭

 1格付けに10kg加増という別定で、相対的にオープンの2頭がプラス20kg、800万の2頭がプラス10kgとなっている。
 帯広コースになってオープンで2連勝のエンジュオウカン。同世代の牝馬で争われた9月のクインカップは4着に敗れたがことのきは80~30kgの差があり例外。相手関係ではオープンでもっとも上のクラスと対戦し、ミサキスーパー、アンローズ、シンエイキンカイなど下した前々走狩勝特別と、タケタカラニシキの前走師走特別でのミサイルテンリュウから差のない4着のどちらを評価するか。
 もうひとつの比較としては、旭川記念で今回と同じ20kg差でタケタカラニシキが勝っていることだが、ここはエンジュオウカンが今シーズン初出走だったためちょっと参考にしにくい。
 ここは重量の経験を買ってタケタカラニシキのほうを本命にしてみたい。ただエンジュオウカンはゴール前に坂がない帯広コースに適性があり捨てがたいところ。
 3番手には、800万の2頭と重量差を考えれば対戦成績が優位なホクトキング。あとは実績でプリンセスサクラコとキングファラオとなる。

 ◎タケタカラニシキ
 ○エンジュオウカン
 ▲ホクトキング
 △キングファラオ
 △プリンセスサクラコ

 重量差が微妙でとっても難しい一戦。難解で馬券はギブアップしたいというのが正直なところ。5頭のボックスで許しを願いたいところだけどそうもいかないので、上位3頭のボックスでマイナスにならないような配分で。

1/2帯広記念予想 矢野吉彦

2006年1月 1日(日)

やっぱり中心はサダエリコ

 ばんえい競馬ファンのみなさん、明けましておめでとうございます。当情報局開局以来初めての正月、そして、年に一度の3日連続重賞開催を迎えました。こりゃぁタイヘン。暮れのばんえいダービーで当コラムの“連勝”がストップしたばかりですから、おとそ気分でノンビリしてる場合じゃありません。頑張って予想しなくちゃ!

 まずは伝統の帯広記念です。ここもスーパーペガサスは欠場。復活はお預けになってしまいました。まぁ今年は、ばんえい記念まであと2カ月以上あるわけですから、じっくり立て直してもらいましょう。で、今回は、やっぱりサダエリコが中心になるんでしょうね。去年は北斗賞、北見記念を制し、ばんえいグランプリ、岩見沢記念で2着を確保。高重量戦で安定したレースを見せてくれました。ここは初の860キロを引くことになりますが、今の勢いならなんとかしてくれると思うんですけど。
 この馬と常に好勝負を繰り広げてきたアンローズは、北見記念でまさかの競走中止。帯広に来てからの成績も今ひとつです。しかも同馬は、先月の開催を含めて帯広では未勝利。となると、今回も大きくは狙えそうもないですね。
 だったら、ここへ来て粘りのあるレースを続けているシンエイキンカイ、復活の兆しが見えてきたミサキスーパーにミサイルテンリュウあたりを絡めたほうがおもしろいでしょう。高重量戦の実績ではミサキスーパー、シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウの順ですが、ここは横一線と見ます。もう1頭、昨年のこのレースで2着に健闘したコスモカップも加えたいところですが、9歳の牝馬で休み明けを2戦しただけ、710キロから860キロへの増量は酷と見て、ここは外します。
 ということで、今回は久々のボックス作戦。サダエリコ、シンエイキンカイ、ミサキスーパー、ミサイルテンリュウの4頭で馬単(12点)を買います。あとはオッズを見ながら、どれが来てもプラスになるように微調整。これで大丈夫でしょう!

 さてさて、2006年のばんえい重賞始め、この予想で好スタートが切れるでしょうか。この後、3日の銀河賞、4日のホクレン賞も当てて、一気の3連勝と行きたいですね。では、また明日!

1/2帯広記念予想 斎藤修

ミサイル、キンカイを中心に

 あけましておめでとうございます。
 シーズン終盤に入り、高重量に加え賞金別定での重量差が勝敗のカギを握る帯広記念。近年でもシマヅショウリキ、スーパーペガサスなど歴代の王者も、ここまでに賞金を稼いでいることで重量を課され、トップハンデで敗れた経験がある、最強馬にとっては鬼門のレース。
 さて、気になるその重量だが、プラス20kgがサダエリコで、プラス10kgがシンエイキンカイとアンローズ。
 今シーズン帯広初出走となるサダエリコは、前走の北見記念(優勝)でも岩見沢記念(2着)でもプラス10kgだったので、ここは中心には押しにくく狙いを下げる。
 狙ってみたいのはミサイルテンリュウ。岩見沢開催からは安定したレースぶりで北斗賞2着、岩見沢記念3着。2カ月半ぶりとなった前走帯広緒戦もシンエイキンカイに競り勝った。重賞未勝利はやや不安だが、04年のミサキスーパーも4歳時にはまなす賞を勝っただけの実績だった。
 もう1頭の軸は北見記念2着だったシンエイキンカイ。サダエリコとは北見記念と同じ10kg差は微妙だが逆転可能と見る。
 シーズン終盤に力をつけてくるミサキスーパーまで押さえる。
 アンローズは、帯広での2戦に精彩がない上に、そもそも帯広コースはデビュー以来一度も勝っていないことからも見送り。
 昨年2着のコスモカップだが、今シーズンこれが3戦目では苦しいだろう。

 ◎ミサイルテンリュウ
 ○シンエイキンカイ
 ▲サダエリコ
 △ミサキスーパー
 ×ヨコハマボーイ

 馬券は例によってオッズ次第だが、◎→○▲△と○→◎▲△の馬単。過去の傾向からもサダエリコが頭の馬単はいらないように思う。サダエリコ一本かぶりならヨコハマまで手を伸ばす。

12/25ばんえいダービー予想 矢野吉彦

2005年12月24日(土)

カネタマルから牝馬2頭へ

 いやいや、いくら堅いレースが含まれているとはいっても、ここまで続けて予想が当たるとは……。
 いくらなんでも当たりすぎ。どうして当たったかをよく考えると、なんだかちょっと心配になってきちゃいました。つまり、それぞれの重賞で勝負になる馬が限られちゃってるからじゃないかと。いつも穴馬を見つけようとするんですが見つけられず、本命党の予想にならざるをえないんですよ。それでもハズレないのは、やっぱり穴馬がいなかった、ということ。力通りの決着になるのは、それはそれでいいのかもしれませんが、もう少し、勝ったり負けたりがあったほうがおもしろいんじゃないですか? ハッキリ言って、オープン馬の層が薄い! 最近、馬券の売り上げは上向きになってきたとのことで、そんな時にこういうことを言うのは水を差すようで申し訳ない気もします。でも、3歳にしても古馬にしても、あと3~4頭くらい、今のトップホースを脅かす馬が出てこないと、重賞レースのドキドキ、ワクワクがなくなっちゃいますよ!

 なんてエラそうなこと言ってる場合じゃありません。ここまで来たら、今年最後の重賞、ばんえいダービーも当てて、1年を締めくくらなきゃいけませんからね。ここも、フツウに考えればカネタマル、ウィナーサマー、エンジュダイヤの三つどもえ。ただし、オークスの時にも分析したように、ウィナーサマーとエンジュダイヤの荷物が同重量なら、ウィナーサマーのほうが上。なので馬券は、3頭のボックスを買う必要はなし。カネタマルを頭に牝馬2頭へ馬単。押さえはウィナーサマーからカネタマル。これでOKでしょう。
 昨年までの3歳オープン戦線は、大賞典→オークス&ダービー→菊花賞というローテーション。それが今年は、ダービーが締めくくりのレースになりました。ダービーと菊花賞が入れ替わったわけです。去年までの菊花賞では、3年続けてオークスとダービーを連破した牝馬が連対しています。今年は菊花賞とオークスを連勝した牝馬は現れませんでしたが、菊花賞で見せ場タップリの2、3着に来たウィナーサマーとエンジュダイヤは、オークスでも1、2着と力通りの成績を残しました。去年までの傾向からすれば、締めくくりのここでも好走するはず。で、菊花賞でこの2頭を破ったカネタマルがその上にいる、どう考えたってそうなりますよね。
 カネタマルを頭にもう1頭買うとすれば、スーパークリントンかスーパーロイヤル。帯広での実績を考えたら、前走で弾みをつけたスーパークリントンがいいでしょう。あとは、左利きの大口騎手が手綱を取るトウリュウが1枠を引いたので、大穴ならこれですか。
 というわけで、今回もオッズと相談。カネタマルから牝馬2頭への馬単とウィナーサマーからカネタマルへの押さえ、計3点を買って、まだ余裕があるようなら、カネタマルからスーパークリントン、トウリュウへの馬単も買います。

 我々にとっては今まで経験したことのない、とんでもない寒波が相次いで襲来していますが、みなさんお身体に気をつけて、よいお年をお迎え下さい。では、今回はこのへんで。

12/25ばんえいダービー予想 斎藤修

カネタマルに死角は?

 今年から通年開催となったことでいくつかの重賞の開催時期が変わったが、このばんえいダービーは菊花賞のあとになり三冠最終戦となった。
 約1カ月前に行われたばんえい菊花賞と同じく定量で、20kgずつ重量が増加したのみ。その菊花賞と7頭が同じメンバーなら、カネタマルの力が抜けているというほかに言いようがない。無理にカネタマルが負けるパターンをあら捜しすれば、ゴール前で形勢一変する北見から前の止まらない帯広に変わって仕掛けが遅れたとき。しかし昨年度の帯広の成績を見てもイレネー記念を圧勝するなど、むしろ成績はいい。その上、前走帯広での緒戦は800万クラスで快勝していて、さらに力をつけているような印象だった。本命は迷わずこの馬だろう。
 相手はといえば、菊花賞2、3着でその後のオークスでは着順が逆になっただけのワンツーだったエンジュダイヤとウィナーサマーと考えるのが普通だが、いやちょっと待った。
 スーパークリントンは着順だけ見れば菊花賞は8着だったが、単独2着に粘りこもうとしたところゴールライン上で力尽き、倒れてしまったことで惨敗となった。ゴール前が坂になっている北見から、前がなかなか止まらない帯広に変わったことでこの馬がそのまま振り切ってしまう可能性は十分考えられる。帯広は昨シーズンホクレン賞勝ちを含め3勝。今シーズンも前走470万のクラスを勝っていて得意なコース。ゆえに対抗にはスーパークリントンを推してみる。
 ばんえい大賞典を制し菊花賞を回避したカネサブラックは、その後390万を2度勝っているが470万で苦戦しているので見送り。
 ナリタボブサップは390万で2連勝中だが、菊花賞で牝馬2頭に差をつけられていることからも逆転は厳しい。

 ◎カネタマル
 ○スーパークリントン
 ▲ウィナーサマー
 △エンジュダイヤ

 いずれにしてもオッズを見ないことには買い目と配分が難しいが、◎→○の馬単勝負でドカッと分厚く。◎→▲△の馬単はトリガミ覚悟の押さえ程度。そしてさらに、「あ~~~っとぉ、カネタマルわぁ、届かないぃぃぃぃぃ~~~っ」という井馬アナの実況を想定して○→◎▲△の馬単で穴を狙う。

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