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9/17ばんえい大賞典予想 斎藤修

トップハンデは苦戦か

 前回、クインカップの予想はお見事!(自画自賛)。◎→○でばっちり決まった。
 とはいうものの、高配当を期待して手広く買ってしまい、結局トリガミ。そんなに堅くおさまるとは思わなかったんだけどなあ。

 さて、ばんえい大賞典。
 クラスによる別定で、オープンの720kgを基準として、クラスが1つ下がるごとに10kg減。メンバー中もっとも格上が390万クラスのホクショウダイヤとニシキセンプーで、これが670kg。下は220万のクラスで、これが6頭いて上下の差は30kgということになる。やはりこの差をどうとらえるかがカギになりそう。
 390万のクラスで連勝しているホクショウダイヤが当然このメンバーでは断然。今シーズン旭川では負けなしの6連勝で、岩見沢に来てからも8戦4勝2着3回と、ほぼ完璧な成績。
 しかし断然と思われるホクショウダイヤにはイヤなデータがひとつ。このレースはトップハンデが人気になっても苦戦をするレースで、01年にヨコハマボーイが勝って以降は4年連続トップハンデの馬が負けている。
 というわけで本命にはカネサテンリュウ。前走はまなす賞では4着に敗れているが、そのときの相手関係を比較すると負担重量的には楽になっている。
 そして対抗にホクショウダイヤ。トップハンデではあるものの、やはりメンバーを考えれば圧勝まであっておかしくない。
 連下には、はまなす賞を勝ったニシキユウと、2連勝中のナカゼンスピード。
 ◎カネサテンリュウ
 ○ホクショウダイヤ
 ▲ニシキユウ
 △ナカゼンスピード
 馬券としては、◎→○の馬単勝負で、○→◎は押さえ程度。あとはオッズを見て◎-▲△を馬単か馬連でどうでしょう。

9/17ばんえい大賞典予想 古林英一

格と実績からホクショウダイヤ

 小生、9月10日にまたもや「BANBA王」にちょいと出してもらい、見事予想を的中させたのである。「自信度は95%!残り5%は天変地異」なんぞと大ボラ吹いたら、何と当たってしまった。たまたま久田調教師がこれを見ていたらしく、月曜日、関係者のお話をうかがうべく岩見沢の厩舎エリアをうろちょろしていたら、「見てたよ、おもしろかった」と声をかけていただいた。恐縮である。
 それにしても、どうして、マイク向けられるとその場しのぎの大ボラを吹いてしまうのであろう。我ながら困った性格である。ことあるごとに「馬」の小寺さんや「ブック」定政さんに対して、「嘘つきや~」なんぞと失礼な暴言を吐いている小生であるが、実のところ、小寺さんや定政さんのいうことにまず間違いはないと思ってはいるのだ。まず小寺さんや定政さんの見解を虚心坦懐に受け入れ、あとはギャンブルなのである。

 さて、このレース、格と実績からいえばホクショウダイヤが1枚抜けているといわざるを得ないように思う。ここは素直にホクショウダイヤを信頼しよう。人間素直が一番。さて、相手だが、これは目移りしますなあ。実力的にはニシキセンプーかカネサテンリュウのようにも思うが、カネサテンリュウははまなす賞で1番人気を裏切った4着というのが気にくわない。ニシキセンプーはホクショウダイヤと同斤量では分が悪そう。そこで、はまなす賞勝ちのニシキユウと目下連勝中のナカゼンスピードを抜擢。ついでにはまなす賞であっといわされたアアモンドゴールドもちょいと押さえてと。印は、
 ホクショウダイヤ◎
 ニシキユウ○
 ナカゼンスピード▲
 アアモンドゴールド△
 馬券的にはホクショウから馬単裏表で、ニシキユウ、ナカゼンスピード、アアモンドゴールドへ、表7・裏3くらいの比率で流すことにする。自信度は95%!残り5%は天変地異……嘘です。本当はまるっきり自信ありません。矢野・斎藤両巨匠、いかがでしょうか?

9/3クインカップ予想 矢野吉彦

2006年9月 2日(土)

ばんえいオークス3着アロアローズから

 アッと言う間に8月が終わって、岩見沢ロングラン開催もあと1カ月。今週から1週おきに締めの重賞が行われます。ばんえいグランプリの万馬券を当てた勢いで、3連勝といきたいですね。

 今回はクインカップ。誰がどう考えても、他馬より60kgも重いソリを引くウィナーサマーをどうするかが最大のポイントでしょう。3歳時に行われた賞金別定のばんえいプリンセス賞では、他馬より20kg以上重かった同馬(620kg)は7着に敗れています。その時、600kgのソリで勝ったエンジュダイヤは不在ですが、590kgで2、3着となったラヴクイーン、シンエイヴィーナスが出てきました。それから1年の成長を加味しても、60kgの差はウィナーサマーにとっては厳しい条件だと思います。
 ただし、その他の馬にとっても、620kgのソリは微妙な重さ。どの馬も、このところ平場のレースばかり使っていますから、ちょっと重たくなってきた今の岩見沢の馬場で、前走から20~30kgの増量はけっこう応えるかもしれません。
 ということで、ここは、過去に重いソリを引いて走った時の実績をもとに予想してみます。参考レースは去年のばんえいオークス。660kgの定量戦で、ウィナーサマーが1着、2着がエンジュダイヤでした。で、その3着がアロアローズだったんです。今季は今ひとつの成績が続いていますが、山本正彦騎手が乗ったここ3戦のうち2回は、勝ち馬から5~6秒差に入りました。上昇の兆しと見たいですね。取りあえずこの馬を中心に、ウィナーサマー、ニシキシャープ、ラヴクイーンへ馬単の折り返し。あとはこの馬を頭に、トヨトミタカラヒメ、タカノハヤテへ馬単。10番枠を引いたハヤフジクインは見送りとします。
 今回は、ウィナーサマー、ニシキシャープ、ラヴクイーン、アロアローズ、トヨトミタカラヒメの5頭の勝負だと思うんですけど、ボックス馬券じゃおもしろくないですからね。では、今回はこのへんで。

9/3クインカップ予想 斎藤修

60kg差のウィナーサマーは切る!

 前回のばんえいグランプリは、自信をもってアンローズを本命にしたところまではよかったが、ミサキスーパーは前走サマーカップでヒモとして狙ってダメだったのでまるっきり無視してしまった。実績馬とはいえ夏場はあまりよくないだけに、あの高配当となったのだろう。それにしても矢野さんお見事でした。

 さて、クインカップだが、黒ユリ賞、ばんえいオークスの2重賞を制しているウィナーサマー以外は270万以下のクラスで、ウィナーサマーのみ680kg、それ以外はすべて620kgという、なんとも難解な一戦となった。そもそもクインカップは近年の結果を見ても、人気どおり決着するほうがめずらしいので、難解なのは例年どおりといったところか。
 まずウィナーサマーのプラス60kgをどうとるか。たとえば昨年12月のばんえいオークスでは今回も出走しているアロアローズが3着で、660kgの同重量ながら7秒の差しかついていない。ウィナーサマーは今シーズン岩見沢で800万のクラスでも勝っていて、ばんえいオークスの当時より格段に力をつけていることも確かだが、同世代との争いで60kgの差はは厳しいと見る。よって今回ウィナーサマーは見送る。
 ここはニシキシャープが中心。今シーズンは開幕の帯広から17戦すべて4着以内で、この岩見沢では270万のクラスでも好走している。ウィナーサマーを除けばこのメンバーでは近走の実績上位。
 続いてはラヴクイーン。昨年9月以来勝ち星から遠ざかっているが、この岩見沢は好走続きでいつ勝ってもおかしくない状態。今回藤本匠騎手への乗替りも魅力的。
 ばんえいオークス3着で、このメンバーではただ1頭、ウィナーサマーと差のない競馬をしているアロアローズも争覇圏。
 そのほかでは、この岩見沢で220万のクラスを連勝、ラヴクイーンにも先着しているトヨトミタカラヒメ。この開催馬場の重い10番枠に入ったのが気になるが、前走勝入別定でラヴクイーンと差のない競馬をしているハヤフジクインまで。
 ◎ニシキシャープ
 ○ラヴクイーン
 ▲アロアローズ
 △トヨトミタカラヒメ
 △ハヤフジクイン
 ニシキシャープからの馬連複流しが本線だが、ウィナーサマーを切ればどんな決着になってもおかしくないので、印をつけた5頭の馬単ボックス20点を小額で買って高配当にも期待。

8/13ばんえいグランプリ予想 矢野吉彦

2006年8月12日(土)

アンローズ・・・じゃなくてミサキスーパーから

 お暑うございます。今週はばんえい競馬のお盆興行。名物のファン投票レース、ばんえいグランプリがメーンです。スーパーペガサス不在というのは寂しい限りですが、オープンのトップホースが顔を揃えて、楽しみな一戦になりました。
 まともに考えれば、ここもミサイルテンリュウ中心、相手もサダエリコが筆頭、このところ躍進著しいトモエパワーが最大の惑星ということになるんでしょうが、果たしてスンナリ決まるんでしょうか?

 まずはミサイルテンリュウ。確かに先行力と登坂力は抜群で、今の岩見沢の馬場を考えると前残りの可能性が高いとは思います。でも、当然ながら他の馬から目標にされるわけで、勝ちに行くための積極的なレースを仕掛けようとするあまり、第2障害までにわずかでも無理をすれば、登坂力や末脚に影響が出るかもしれません。前に行く人気馬だからこその取りこぼし、っていうのもあるはずです。北斗賞出走組の中で、この馬だけが10kg増量されるのも減点材料でしょう。
 次にサダエリコ。ここ2戦を見ると、また少しずつ障害で手間取るようになってきました。サマーカップはやや太めの作りだったとはいえ、7着に敗れて、それからわずかの間に気持ちを立て直すことはできたでしょうか? 牝馬だけにちょっと心配です。
 そしてトモエパワー。ここのところメキメキ力をつけてはきましたが、このまま壁に突き当たらず、BG2の重賞まで勝ちきってしまうのか、まだ信用できないところもあります。前走で夏負け気味だったにもかかわらず激走してしまった反動もありそうですし。
 そう考えると、ここはチョイ荒れの結果もあると思うんですけど(ちょっと考えすぎ?)。で、おもしろそうなのがアンローズ。サマーカップの内容は復調気配を感じさせ
てくれました。夏に強い牝馬。サダエリコが今イチなら、こちらを狙う手もありそうです。
 ミサキスーパーも気になります。北斗賞では第2障害を真っ先に仕掛ける作戦で、ミサイルテンリュウをアシストする(追いかけるサダエリコには厳しい流れを作る)結果となりましたが、サマーカップの障害の掛かりはなかなかよかったですね。ペースが落ち着く高重量戦なら、サマーカップの時より前で競馬ができるはず。ここ数戦、馬体重が減りっぱなしなのが?ですが、戻してきていたら怖いと思います。
 オッと、今回はずいぶん長くなっちゃいました。そろそろ結論を。アンローズを頭に馬単を流そうと思ったら、ナント、斎藤編集長も古林センセイもアンローズじゃないですか! これは困りました。3人の結論が一緒なんて、なんだか不気味でしょ? よし、ここは、思い切ってミサキスーパーで行きましょう! ハズレてもともと。みんな同じ馬からの予想じゃ、おもしろくないでしょうから。
 相手はアンローズ、トモエパワー、ミサイルテンリュウ。サダエリコは押さえまで。もう1頭加えるならタケタカラニシキかな。シンエイキンカイ、ヒカルセンプーの復活は無理と見ました。
  当日、ミサキスーパーの馬体が戻っていなかったら、私もアンローズから買っちゃうかもしれません。そのへんは、GyaOの「BANBA王」でお話ししますので、そちらもぜひご覧ください。では、真夏の決戦、頑張りましょう!

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