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1/4ホクレン賞予想 矢野吉彦

2006年1月 3日(火)

メジロショウリキを応援

 始まってみればアッという間の重賞3連発。早くも第3弾のホクレン賞を迎えてしまいました。今度は明け3歳の限定戦。昨年デビューの若駒たちが初めて挑戦する重賞競走です。

 ここまでの勝ち星数では、7勝を挙げているメジロショウリキが一歩リード。6勝のメダマ、5勝のニシキセンプー、カネサテンリュウ、ウィナーハリケンが続いています。これに、帯広に来てからの成績を加味すると、メジロ、ニシキ、カネサの三つどもえ。ただし、同世代同士の定量戦なので、この3頭の中でもメジロ、ニシキの首位争い、と見ているのですが。
 ここで頑張ってほしいのはメジロショウリキの村上章騎手。同馬のデビュー戦から前走まで、すべてのレースで同騎手が手綱を取っています。このコンビが、10戦7勝2着2回、連対を外したのは1回だけという、安定感抜群の成績を残してきました。勝負をかけるときにはリーディング上位の騎手に乗り替わるケースが多い競馬の世界。ばんえい競馬も例外ではありません。今回のメンバーを見渡しても、メジロ以外の9頭は、いずれも複数のジョッキーが手綱を取ってきました。でも、この馬にはこの騎手、という組み合わせもきっとあるはずです。メジロショウリキと村上章騎手はそういうコンビかもしれません。去年、村上章騎手が連対率2割という成績を残したのも、この馬の好走があってこそ。ここはこのコンビに期待したいですね。
 それはさておき、三つどもえの3頭にもう1頭加えるならば、夏のナナカマド賞に勝ったメダマか、牝馬20キロ減を味方にできるキタノパワーか。帯広シリーズの順調度ではキタノパワーのほうでしょう。メダマは、前走の内容がもうひとつ。巻き返してくるのはもう少し先と見ます。
 で、あとは馬券の買い方。4頭ボックスというんじゃおもしろくなさそうなので、まずはメジロショウリキとニシキセンプーの馬単オモテウラ。そしてこの2頭を頭に、カネサテンリュウ、ニシキパワーに馬単を流します。心情的にはメジロショウリキの1着馬券を厚めに。

 銀河賞の予想でも書きましたが、雪の影響で馬場状態が刻々と変化しています(2日の帯広記念も、雪がヨコハマボーイに味方しちゃったと思うのですが)。レース検討にあたっては、馬場状態をよくお確かめください。では、今回はこのへんで。

1/4ホクレン賞予想 斎藤修

ニシキセンプーを連軸に

 いやあ、帯広記念はハマりました。◎ミサイルテンリュウから最後に付け加えたヨコハマボーイがきて馬単7,230円はおいしかった。当日は浦和競馬場にいてニューイヤーカップも馬連複で的中。ちょっとしたお年玉になりました。

 さて、明け3歳馬によるホクレン賞。出走馬10頭のうち半分が12/23のヤングクラウンズカップ、もう半分が12/25のクリスマス特別を使っていて、この2レースでの比較となる。
 まずヤングクラウンズカップのほうは、重量を考えても争覇圏は上位3頭。ニシキセンプーとメジロショウリキの比較では、5kg軽いニシキセンプーが勝ったが、11/27のオホーツク特別では逆に5kg軽いメジロショウリキが勝っている。しかしここはヤングクラウンズカップで楽々と障害をクリアしたニシキセンプーを上にとりたい。
 善戦マンのメダマだが、前々走のオープンは重量差で負けたのはしかたないにしても、ヤングクラウンズカップでつけられた差を逆転するのは厳しい感じで、今回は見送り。
 クリスマス特別勝ちのカネサテンリュウは前々走でニシキセンプーに土をつけているがこのときは10kg軽かった。力では劣るが帯広コースで2連勝というコース適性を考えれば逆転も可能か。
 ウィナーハリケンは近走不振だが、トップハンデに苦しめられてのもので、ここで巻き返す可能性もある。

 ◎ニシキセンプー
 ○メジロショウリキ
 ▲カネサテンリュウ
 △ウィナーハリケン

 ニシキセンプーが抜けているというわけではないので、馬連複で○▲△へ流す。

1/3銀河賞予想 矢野吉彦

2006年1月 2日(月)

ホクトキングと格付上位馬で

 さてさて、正月開催重賞3連発の第2弾、銀河賞です。
 5歳馬同士の限定戦。今回の出走馬のうち、ホクショウファイトを除く9頭までが、11月のクリスタル特別(北見)で顔を合わせています。ということは、このレースを参考に、となるはずですが、この時は10番人気のホクトキングが2着に入って、馬複、馬単ともに万馬券の波乱になりました。これをどう参考にするか、ちょっと悩むところですね。
 ただ、その後のホクトキング、絶好調のようです。帯広に来て2連勝のあと、前々走のオリオン特別と前走の条件戦でともに2着。どのレースも1番人気に推されて安定した成績を収めています。とくにこの2戦が、今回のレースを解くカギになりそうです。まずオリオン特別、荷物が10kg軽いキングファラオに勝たれましたが、同重量のホクショウファイト、20kg軽いプリンセスサクラコには先着。そして前走、20kg軽いプリンセスサクラコが勝って、そこから0.5秒差の2着。それが今回は、ホクトキングよりキングファラオのほうが10kg重くなり、プリンセスサクラコとは10kg差になります。荷物の重さでは、ホクトキングが最も有利になるわけです。ホクトキングは外せませんね。
 で、ここは同世代の限定戦なので、格がモノを言うハズです。高重量戦での実績がありますからね。今回のメンバーの中で格上なのは7枠の2頭。オープンの常連エンジュオウカンと準オープンのタケタカラニシキです。両馬ともにクリスタル特別では大敗を喫しましたが、今回はその時よりも他馬との重量差が少なくなります。ホクトキングとの差で言えば、ともに10kg少なくなるので、これは2頭にとって好材料。北見の雪辱を果たせるかもしれません。
 ということで、ここも帯広記念に続いて馬単ボックス作戦。ホクトキング、エンジュオウカン、タケタカラニシキをまずピックアップ。もう1頭、帯広3連勝中のキングファラオを加えて、4頭のボックスにしようと思います。プリンセスサクラコが来ちゃったらゴメンナサイ。堅実に走っている同馬ですが、700kgを超える荷物を引いたときの実績が今ひとつなので、ここは狙いを下げました。逆にこの荷物なら、ホクショウファイトのほうが怖いかなぁ。このあたりまで手を広げるなら、ホクトキングからの馬単総流しと名前を挙げた馬からの“ウラ目押さえ”にするしかないですね。どっちにするかはオッズ次第、という予想じゃダメですか?
 連続開催中の帯広競馬。どうやら雪の影響などで毎日微妙に馬場状態が変わりそうです。馬場水分をよくお確かめの上、ご検討下さい。では、また明日。

1/3銀河賞予想 斎藤修

難解な一戦だが一応タケタカラニシキ

 正月開催となり、明け5歳馬によって争われる銀河賞。昨シーズンは牡馬も含めたトップハンデのサダエリコが制した。

 同世代による争いは、例によってまず格付けを比較してみる。

【オープン】
エンジュオウカン
タケタカラニシキ
【800万】
キングファラオ
プリンセスサクラコ
【650万】
以下6頭

 1格付けに10kg加増という別定で、相対的にオープンの2頭がプラス20kg、800万の2頭がプラス10kgとなっている。
 帯広コースになってオープンで2連勝のエンジュオウカン。同世代の牝馬で争われた9月のクインカップは4着に敗れたがことのきは80~30kgの差があり例外。相手関係ではオープンでもっとも上のクラスと対戦し、ミサキスーパー、アンローズ、シンエイキンカイなど下した前々走狩勝特別と、タケタカラニシキの前走師走特別でのミサイルテンリュウから差のない4着のどちらを評価するか。
 もうひとつの比較としては、旭川記念で今回と同じ20kg差でタケタカラニシキが勝っていることだが、ここはエンジュオウカンが今シーズン初出走だったためちょっと参考にしにくい。
 ここは重量の経験を買ってタケタカラニシキのほうを本命にしてみたい。ただエンジュオウカンはゴール前に坂がない帯広コースに適性があり捨てがたいところ。
 3番手には、800万の2頭と重量差を考えれば対戦成績が優位なホクトキング。あとは実績でプリンセスサクラコとキングファラオとなる。

 ◎タケタカラニシキ
 ○エンジュオウカン
 ▲ホクトキング
 △キングファラオ
 △プリンセスサクラコ

 重量差が微妙でとっても難しい一戦。難解で馬券はギブアップしたいというのが正直なところ。5頭のボックスで許しを願いたいところだけどそうもいかないので、上位3頭のボックスでマイナスにならないような配分で。

1/2帯広記念予想 矢野吉彦

2006年1月 1日(日)

やっぱり中心はサダエリコ

 ばんえい競馬ファンのみなさん、明けましておめでとうございます。当情報局開局以来初めての正月、そして、年に一度の3日連続重賞開催を迎えました。こりゃぁタイヘン。暮れのばんえいダービーで当コラムの“連勝”がストップしたばかりですから、おとそ気分でノンビリしてる場合じゃありません。頑張って予想しなくちゃ!

 まずは伝統の帯広記念です。ここもスーパーペガサスは欠場。復活はお預けになってしまいました。まぁ今年は、ばんえい記念まであと2カ月以上あるわけですから、じっくり立て直してもらいましょう。で、今回は、やっぱりサダエリコが中心になるんでしょうね。去年は北斗賞、北見記念を制し、ばんえいグランプリ、岩見沢記念で2着を確保。高重量戦で安定したレースを見せてくれました。ここは初の860キロを引くことになりますが、今の勢いならなんとかしてくれると思うんですけど。
 この馬と常に好勝負を繰り広げてきたアンローズは、北見記念でまさかの競走中止。帯広に来てからの成績も今ひとつです。しかも同馬は、先月の開催を含めて帯広では未勝利。となると、今回も大きくは狙えそうもないですね。
 だったら、ここへ来て粘りのあるレースを続けているシンエイキンカイ、復活の兆しが見えてきたミサキスーパーにミサイルテンリュウあたりを絡めたほうがおもしろいでしょう。高重量戦の実績ではミサキスーパー、シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウの順ですが、ここは横一線と見ます。もう1頭、昨年のこのレースで2着に健闘したコスモカップも加えたいところですが、9歳の牝馬で休み明けを2戦しただけ、710キロから860キロへの増量は酷と見て、ここは外します。
 ということで、今回は久々のボックス作戦。サダエリコ、シンエイキンカイ、ミサキスーパー、ミサイルテンリュウの4頭で馬単(12点)を買います。あとはオッズを見ながら、どれが来てもプラスになるように微調整。これで大丈夫でしょう!

 さてさて、2006年のばんえい重賞始め、この予想で好スタートが切れるでしょうか。この後、3日の銀河賞、4日のホクレン賞も当てて、一気の3連勝と行きたいですね。では、また明日!

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