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10/26北見記念予想 斎藤修

高重量戦、コウテイの季節

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3コウテイ
 ◯5クリスタルコルド
 ▲2キングフェスタ
 △1インビクタ
 △4タカラキングダム

 馬複
 3-1,2,5 2000円 計6000円

今週の見どころ(10/25~10/27・10/26 北見記念)

2025年10月23日(木)

 ばんえい十勝では、今週から5週間で4つの重賞が実施されます。その第1弾が26日(日)メインの北見記念です。基礎重量が850キロの高重量戦ということもあってか、過去10回中6回が8頭以下で争われています。今年は登録時点で9頭ですが、王者メムロボブサップは不在で、6頭が5・6歳という若馬主体のメンバー構成です。
 なお次週はJBC開催に伴い、10月31日(金)から11月2日(日)の変則開催となりますのでご注意ください。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…82万4,530円
5重勝単勝式…なし

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※開催日程/時刻についてはこちら
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【第15回開催1日目】
 10月25日(土)のメイン第11レースには、端野峠特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B2級単独での特別戦は、2開催前(10月6日)の寒露特別以来。同レースで4着だった◎ジェイファイターに注目します。1、2番人気の4歳馬(1、2着)に先んじて障害を越え終いに甘くなったものの内容は上々。今回の4歳馬は寒露特別9着のアヤノダイマオーのみで、勝機が十分といえます。
 ○ホクトヒーローは、寒露特別でメンバー最先着の3着。今季2勝とも平場戦ですが、今回と同様若馬が少なかった(3歳馬が1頭)8月の葉月特別でも3着があり、展開が向けばここも末脚の出番がありそうです。
 ▲アヤノダイマオーは、寒露特別9着をはじめ障害で苦戦するレースが続きましたが、前走平場の2組で2着に反撃。これだけで復調とはいえませんが、今回は唯一の4歳ということで怖さはあります。
 △コウシュハハリアーは、今季平場戦のみ使われていますが、昨夏にはA2級の特別戦で勝ち負け。条件替わりで変身があるかもれません。

【第15回開催2日目】
 10月26日(日)のメイン第11レースには、第46回北見記念(20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 昨年のこのレースを圧勝したメムロボブサップに、同3着馬で今季重賞2勝のコマサンエースも不在。今回の重量を経験しているのはインビクタ、クリスタルコルド、コウテイ、タカラキングダムの4頭です。
 しかし注目は◎キングフェスタ。9月の岩見沢記念で古馬重賞初制覇を達成すると、前開催のオープン混合・狩勝賞ではトップハンデで差し切り勝ちと本格化がうかがえます。20キロの賞金ハンデを課されての初の870キロは楽ではありませんが、王者メムロボブサップが不在なら格好はつけたいところ。
 ○コウテイは、昨年の当レースの2着馬で今回のメンバーでは高重量での実績上位です。約3カ月の休養後は3、5着ですが、あくまで目標はここ。軸としてはこちらのほうが信頼できそうです。
 ▲インビクタは、過去の北見記念では、競走中止、4着、6着とひと息。ただ今年のメンバーなら障害次第で見せ場以上があっても不思議ありません。
 △クリスタルコルドは、昨年の北見記念が5着。障害で苦戦したためメムロボブサップから48秒1も差をつけられましたが、重量経験があるのは強みといえます。

【第15回開催3日目】
 10月27日(月)のメイン第11レースには、能取湖特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 近2開催の神無月特別、秋雲特別と同様、今回もB1とB2級の混合での一戦です。
 ◎ゼンは、B2級-4組、神無月特別と2連勝でB2級を突破し、B1昇級初戦の秋雲特別では5着に敗れましたが、残り10メートルを切っても優勝争いに加わっていました。むしろこれで人気が下がるようなら、昇級2走目のここは狙い目です。
 ○リュウセイウンカイは、1番人気で秋雲特別を勝利。しぶとい脚でゴール前で抜け出しを決めました。重賞を除けば10戦連続連対と充実しておりここも上位争いできます。
 ▲ユーフォリアは、神無月特別でゼンに食い下がっての2着。B1昇級初戦でこの走りができれば、ここは楽しみ。
 神無月特別5着、秋雲特別4着の△スーパードリームも侮れません。

今週の見どころ(10/18~10/20)

2025年10月16日(木)

 19日(日)のメインには、4歳牝馬オープンによる紅バラ賞が組まれています。11月9日に行われる重賞・クインカップの前哨戦です。この世代の牝馬は、2歳から3歳まではスマイルカナの一強、年が明けるとカフカが台頭し一冠目・柏林賞を勝利。しかし9月の二冠目・銀河賞ではスカーレットが牝馬として最先着の3着に入って勢いを感じさせます。
 また20日(月)の疾風賞は、定量500キロ路線のスタートで上位馬には年明けに実施される準重賞・スピードスター賞への出走権が与えられます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…42万3,710円
5重勝単勝式…31万2,410円

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【第14回開催4日目】
 10月18日(土)のメイン第11レースには、十勝フードトラック協会記念(A1級混合・20:00発走予定)が行われます。

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 今開催もA1級単独での特別戦は組まれておらず、前開催の桔梗特別と同様、A2級との混合で争われます。
 桔梗特別はA2級馬が上位独占しましたが、注目は1着◎キョウエイリュウと2着○アオノソルテ。ともに昨季A級で好勝負しており、実力はここでもヒケを取りません。近5走の対戦成績ではアオノソルテが3回先着とリードしていますが、昨季最終開催での格付はキョウエイリュウのオープンに対しアオノソルテはA2級。◎○はこの点を考慮しました。
 前開催のA1級単独のレースは平場戦で、4着だった▲ローランドに注目。主戦・鈴木恵介騎手のお手馬が被るとなかなか騎乗できませんが、近2走は、それぞれ西謙一騎手、藤本匠騎手で、鈴木騎手の△ホクセイウンカイに続けて先着しています。
 桔梗特別5着の△ジェイヒーローも押さえには必要でしょう。

【第14回開催5日目】
 10月19日(日)のメイン第11レースには、紅バラ賞 (4歳牝馬オープン・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 有力なのは牡馬相手の4歳シーズン一冠目・銀河賞に出走していた3頭で、なかでも◎スマイルカナが筆頭です。黒ユリ賞、ばんえいオークスを制している女王ですが、ばんえいオークス後はハンデや相手強化もあって未勝利。ただ、世代限定戦ではほかの馬たちとのハンデ差が縮まってくると、見せ場を作れるようにはなっています。11月9日のクインカップで世代限定の牝馬重賞全制覇を目指すためにも弾みのつくレースに期待です。
 ○スカーレットは、自己条件戦3連勝から初の重賞挑戦となった銀河賞で3着と健闘。スマイルカナ(5着)、カフカ(9着)よりハンデには恵まれていましたが、勢いだけでなく力もつけていることを示しました。ここを勝ち切れるようならクインカップでも期待できます。
 ▲カフカは、ばんえいオークスの2着馬で、今季は3歳以上牝馬によるカーネーションカップ、柏林賞の重賞2勝。銀河賞こそ9着と崩れましたが、5月のカーネーションカップではハイペースでも障害はひと腰で越え差し切っており、牝馬限定戦で速い流れになるのは歓迎といえます。
 格付では3頭に次ぐ△クリスタルイプセが一角崩しを目指します。

【第14回開催6日目】
 10月20日(月)のメイン第11レースには、疾風賞(3歳以上選抜・20:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量500キロ路線の決勝戦・スピードスター賞を24、25年と連覇した◎サクラヒメが最有力です。持ち時計の速さではブラックサファイアにトップを譲りますが、44秒4は立派なもの。今井千尋騎手は、定量500キロ戦を23、24年の地吹雪賞で経験していますが、わずかなミスも許されない舞台で断然人気が予想される馬への騎乗ということでプレッシャーは相当なはずですが、克服してほしいものです。
 相手はその○ブラックサファイア。43秒7は23年のスピードスター賞で記録したもの。その後の同条件では徐々にタイムが落ちており、8歳ということを考えると上がり目はないかもしれませんが、予選レベルならまだまだ上位に推せます。
 ▲ツガルノヒロイモノは、同条件初挑戦だった23年疾風賞での56秒2から、48秒1まで持ちタイムを詰めています。25年スピードスター賞は、3着ブラックサファイアと2秒5差の4着で、成長力で逆転もあるか。
 この条件初参戦の2頭では、4歳10キロ減がある△ユウマダイマジンのほうが妙味があります。

10/12ナナカマド賞回顧

2025年10月13日(月)

ホクセイイワキヤマが接戦制す

 10月12日(日)にナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、ホクセイイワキヤマがオレノコクオウとの叩き合いを制し、2歳シーズン一冠目を勝利しました。

 1.ホクセイタケコ(550) 113.7
 2.ホクセイイワキヤマ(570) 1.8
 3.パワーシンデレラ(550) 31.8
 4.オレノコクオウ(570) 4.6
 5.カワノラクシュミー(550) 22.8
 6.スターノチカラ(570) 8.5
 7.ジェイノヒメ(550) 23.0
 8.ジェイノホマレ(550) 61.8
 9.キョウエイジェット(570) 4.2
 10.ピュアリーヒナリ(550) 104.0

 フルゲート10頭中6頭が牝馬というメンバーで争われた2歳世代最初の重賞は、牡馬限定の特別戦・青雲賞を勝利したホクセイイワキヤマが単勝1.8倍で断然人気。メンバー最多の4勝を挙げている2頭、キョウエイジェットが4.2倍、オレノコクオウが4.6倍。1勝ながら2着4回と堅実さが目立つスターノチカラが8.5倍で4番人気。牡馬4頭が上位人気を占めました。

 午前中からの雨で水分量2.3%の軽馬場となった今年のナナカマド賞。第1障害はカワノラクシュミーが先頭で下りますが、ホクセイイワキヤマ、オレノコクオウ、ジェイノヒメ、ジェイノホマレなど各馬それほど差なく続きます。キョウエイジェット、スターノチカラなども加わり、端枠を除く8頭がほぼ一団となります。中間点を過ぎるとスピードに乗ったカワノラクシュミーとスターノチカラが先頭で第1障害に到達。前半は34秒という速い流れでした。
 第2障害は最初に仕掛けたカワノラクシュミーが坂の中腹で止まると、続いて仕掛けたキョウエイジェットが先頭でクリア。同時に仕掛けたスターノチカラも差なく続きます。やや離れてホクセイイワキヤマ、ジェイノホマレ、オレノコクコウの順で障害を越えます。
 逃げていたキョウエイジェットに、ホクセイイワキヤマ、オレノコクオウ、ジェイノホマレ、スターノチカラが一気に迫ります。残り10メートルで5頭がほぼ横一線に並んだところから、ホクセイイワキヤマ、オレノコクオウが抜け出し、2頭が並んでのゴール。写真判定の結果、ホクセイイワキヤマが僅かに先着。同タイムでオレノコクオウが2着。粘り強く歩いたスターノチカラが3着となりました。

 激戦を制したホクセイイワキヤマは、これで6戦4勝、2着2回とパーフェクト連対。今後は12月29日の2歳シーズン二冠目、ヤングチャンピオンシップが目標となりそうですが、2着オレノコクオウ、3着スターノチカラ、いずれも生産は十勝管内で、上位2頭が出走権を得られる予選の十勝産駒特別は熱い戦いになりそうです。

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渡来心路騎手
(大接戦を勝利して)すごくほっとしています。雨は降ってほしくなかったんですが、雨が降ってすごく流れが速くなる中で、しっかり刻んで、2回息を入れて行けたのでよかったです。(ゴール前は激しい競り合いになって)もう必死に追うだけでした。ゴールしてからも勝ったか分からなくて、最終レースのパドックを回りながら掲示板を見て、ようやく勝ったと分かりました。瞬発力のある馬で、道中息が入れば入るほど障害を下りてからもしっかり歩いてくれるし、まっすぐで真面目な馬です。勝ちたかったレースなので良かったです。

ナナカマド賞 予想結果

今週は4名が的中!

今年度の予想対決第11Rはナナカマド賞。障害を3番手で越えた1番人気ホクセイイワキヤマと、後方から追い込んできた3番人気オレノコクオウの一騎打ちを、ホクセイイワキヤマがタイム差なしでしりぞけて勝利。3着には4番人気のスターノチカラが入りました。今週の予想対決は4名が的中。紅組は全員がプラス収支での的中で、紅組全体でプラス収支も見えてきました。

荘司:馬複2000円+3連複1000円的中! 収支+10,600円
目黒:3連複1500円的中! 収支+5,100円
赤見:馬複1500円的中! 収支+900円
斎藤:3連単100円的中! 収支-4,010円

【集計】投資額 6,000円×11R=66,000円

 荘司  +18,650円
 目黒  +9,350円
 矢野  -22,240円
 須田  -23,190円
 斎藤  -36,280円
 赤見  -37,530円
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 紅組  -9,530円
 白組  -81,710円

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