7月13日(日)のメインには、3歳以上による重賞・旭川記念が組まれています。ばんえいの重賞でも歴史と格式がある4市記念重賞の第1弾です。22、23年と当レースを連覇したメムロボブサップを欠く争い。出走予定の9頭中に古馬重賞勝ちがあるのが、インビクタ、クリスタルコルド、コウテイ、コマサンエースの4頭だけと実力差がある印象のメンバー構成となりました。
8月10日に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票が実施されています。7月4日に発表された中間発表では上位は、1位がメムロボブサップで、2位コマサンエース、3位インビクタとなっています。投票の締め切りは7月14日(月)の21時です。
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【第7回開催4日目】
7月12日(土)のメイン第11レースには、層雲峡特別(A1級・20:00発走予定)が行われます。
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今開催の3歳以上は通算収得賞金順の編成。前開催A2級混合の天の川特別は、A2級のトワイチロが勝利し、2着キョウエイエース、3着カイセドクターでした。
注目は◎カイセドクター。オープンからの降級馬らしく今季2勝、2着1回、3着2回と崩れがありません。前走は今季負けなしのトワイチロが強すぎましたが、2着争いは3頭による接戦で3着に残りました。キョウエイエースは次開催に3歳重賞・ばんえい大賞典を控えており、1秒4差は逆転可能とみます。
相手は○アアモンドキーマン。ここがA1昇級ですが、昨季最終週のオープン-1組特別戦では、カイセドクターに先着。いきなり好勝負が期待できそう。
前述▲キョウエイエースは、イレネー記念を制した昨季の2歳シーズンチャンピオンで、今季は骨っぽい古馬たちを相手に好勝負を続けています。ただし重賞の前ということで今回は内容重視でしょう。
△シンエイアロイは、2走前、天の川特別と続けて5着。しかし主戦の金田利貴騎手に戻れば変わっても不思議ありません。
【第7回開催5日目】
7月13日(日)のメイン第11レースには、第56回旭川記念(3歳以上・20:00発走予定)が行われます。
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ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と重賞連勝中のコマサンエースのみ賞金ハンデ10キロを課され800キロでの出走。
注目はその◎コマサンエース。ばんえい記念初挑戦だった24年に3着、今年は2着だったように高重量戦に強い戦歴ですが、負担重量が軽い春の重賞を2連勝し、ひと皮むけた印象があります。北斗賞でも賞金ハンデ10キロを課されていたことを考えれば不利感はなく、ここも人気に応えてくれるはず。
○インビクタは、昨季1勝に終わるなど勝ちみに遅いのが悩みですが、今季の2重賞とも人気薄で3、2着は立派。引き続きチャンスが見込めます。
▲キングフェスタは、世代重賞8勝に対し、古馬重賞では2着まで。ばんえい十勝オッズパーク杯は出走取消で、北斗賞はためて仕掛けても障害ひと息で4着でした。メムロボブサップが復帰する前に古馬重賞初制覇を成し遂げたいところ。
△コウテイは、北斗賞5着がやや不満ですが、障害で崩れたわけではありません。流れに乗っていければ前進があります。
【第7回開催6日目】
7月14日(月)のメイン第11レースには、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:15発走予定)が行われます。
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昨年12月に実施された4歳女王決定戦・クインカップを使われていたのは4頭(2、3、5、6着)のみ。目新しいメンバー構成となっています。
注目は◎スーパーチヨコ。クインカップは3着で、その後2度の競走中止があるなど馬券絡みがありませんでしたが、自己条件の前走で3着と久々の好走。同世代の牝馬同士ではどうしてもクラスハンデを課されてしまいますが、メンバー中で重賞勝ちがあるのはこの馬だけ。貫録を示します。
○ゴールドクイーンは、クインカップでは切れ味をみせて2着。今季は5歳シーズンの洗礼を浴びていますが、ここ1年で馬券絡みしたときの体重である1100キロ台に前走で戻しています。同世代の牝馬限定なら好勝負は可能です。
今季の収得賞金が多い2頭▲ハゴロモユニバース、△マコトクラウンにも注目。ともに重賞不出走ですが、暑さに負けず好調なのがなによりです。