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3/2ポプラ賞回顧

2025年3月 3日(月)

マルホンリョウユウが接戦を制す

 3月2日(日)には重賞・ポプラ賞(4、5歳オープン)が行われ、単勝2番人気のマルホンリョウユウがタカラキングダムの追い上げをわずかにしのぎ、久々の重賞制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ライジンサン(780) 18.5
 2.クリスタルゴースト(760) 49.2
 3.ジェイホース(760) 1.9
 4.タカラキングダム(810) 13.2
 5.スマイルカナ(770) 50.5
 6.ホクセイハリアー(740) 50.4
 7.ウルトラコタロウ(740) 9.6
 8.マルホンリョウユウ(780) 2.9
 9.ジェイヒーロー(760) 9.3

 4、5歳世代による重賞で、今年は4歳馬4頭、5歳馬5頭が参戦。5歳馬ジェイホースは天馬賞で3着など12戦連続で3着以内と安定しており、トップハンデと50キロ差がある今回は単勝1.9倍と高い支持を集めました。昨季3歳二冠を制した5歳馬マルホンリョウユウは今季1勝止まりですが、天馬賞では2着と好走し、先着を許したタカラキングダムとは今回30キロ差と重量面で恵まれたこともあって2.9倍の2番人気。この2頭に人気が集中し、以下、天馬賞4着の5歳馬ジェイヒーロー、重賞3着5回で最軽量の4歳馬ウルトラコタロウと続き、4歳シーズン三冠を制したタカラキングダムはトップハンデ810キロとあって13.2倍の5番人気でした。

 第1障害を先頭で越えたクリスタルゴーストが果敢に先行し、ジェイヒーロー、マルホンリョウユウの8枠2頭に、ジェイホースが追走。序盤からばらけた展開となり、クリスタルゴーストは中間点の手前で初めてひと息を入れます。中間点を過ぎたあたりで追走する3頭が位置取りを上げると、ジェイヒーローが抜け出して最初に第2障害下に到達。ここまで60秒というペースで進みました。
 第2障害では最初に仕掛けたジェイヒーローがひと腰先頭で通過。続いたジェイホースは障害の天板で膝をつき、マルホンリョウユウが差なく2番手で続きます。ウルトラコタロウがやや離れた3番手でクリアし、立て直したジェイヒーローが4番手。後続はさらに離れてタカラキングダムが5番手から追いかける展開となります。
 障害を降りてすぐにマルホンリョウユウが先頭に立つと、ジェイヒーロー以下を引き離しにかかりますが、残り20メートル手前で一杯に。立て直す間に後続が一気に差を詰めてきますが、マルホンリョウユウが先頭を譲らず歩を進めると、最後は追い込んできたタカラキングダムをわずかにしのいで先頭でゴール。タカラキングダムはコンマ4秒差届かず2着。5歳馬のワンツーで、しぶとく脚を伸ばした4歳馬のウルトラコタロウが重賞で6度目の3着となりました。

 勝ったマルホンリョウユウは23年ばんえい菊花賞以来となる久々の重賞制覇で、重賞は通算3勝目。年明けの天馬賞ではタカラキングダムの僅差2着に敗れていましたが、今回は30キロのハンデ差を生かしての勝利となりました。
 一方、2着に敗れたタカラキングダムですが、最大70キロ差のトップハンデを考えれば負けて強しの内容。この2頭を筆頭に、5歳世代が来シーズンの古馬戦線でどこまで通用するか楽しみになる結果となりました。

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鈴木恵介騎手「いろいろなハンデがありましたが、前回(この馬に)騎乗した時に調子は上がっていると思っていたので、その時のようなレースができれば勝てると思って騎乗しました。乾いているけどそこまで重いような感じがしない馬場でした。(重量について)あまり速い展開よりは、このような落ち着いた流れの方が向いていると思います。障害は最近うまく上がっているので、きれいにひと腰で上がってくれました。(降りてから)止まるとは思っていなかったのですが、すぐ立ち直って最後まで頑張ってくれました。重賞で良いレースはしているのですが、なかなか勝つ機会に恵まれなかったので勝つことができてよかったです。体格に恵まれていて気性面も良いので、(古馬の)オープンでも通用すると思っています」

ポプラ賞 予想結果

今週は的中者なし

今年度の予想対決第25Rはポプラ賞。障害を2番手で越えた単勝2番人気のマルホンリョウユウが降りてすぐに先頭に立つと、離れた5番手から追い込んできた5番人気のタカラキングダムをわずかにしのいで勝利。障害3番手からじわじわと脚を伸ばした4番人気のウルトラコタロウが3着に入りました。予想対決はトップハンデのタカラキングダムに重い印をつけた人はおらず、的中者なしという結果になりました。

【集計】投資額 6,000円×25R=150,000円

 斎藤  +30,260円
 赤見  +15,400円
 矢野  -24,660円
 荘司  -28,200円
 須田  -59,880円
 目黒  -92,140円
---------------------------------------
 白組  -54,280円
 紅組  -104,940円

3/2ポプラ賞予想 荘司典子

2025年3月 2日(日)

先行力あるジェイの2頭に期待

 4歳・5歳によるポプラ賞。斤量差もあって、例年人気通りには収まらない難解な重賞です。天馬賞上位馬の5歳馬たちが揃っていますが、1着だったタカラキングダムは今回810キロで少し厳しい印象。2着マルホンリョウユウも天馬賞から20キロ増量の780キロ。その中で3着だったジェイホースと4着だったジェイヒーローは天馬賞の時と同じ760キロで出走できるのは好材料ではないでしょうか。

 特に先行力があるジェイヒーローは昨年のポプラ賞で第二障害を最初に下り、最後は4着に敗れたものの4歳勢では最先着。ひとつ歳を重ねて昨年以上に粘る姿を見せて欲しいと思います。

 今回のメンバーで今季最多の7勝を挙げているジェイホース。成績の安定感は抜群で、ここでも上位争いに期待。

 以下ウルトラコタロウ、ライジンサン、マルホンリョウユウに印を打ちましたが、馬券はジェイヒーローの単勝と、ジェイホースとの馬複に絞って勝負します。

◎9 ジェイヒーロー
○3 ジェイホース
▲7 ウルトラコタロウ
△1 ライジンサン
△8 マルホンリョウユウ

単勝
9 3000円
馬複
3-9 3000円 計6000円

3/2ポプラ賞予想 赤見千尋

2025年3月 1日(土)

ジェイホースら5歳馬優勢

 4歳勢筆頭のライジンサンは相当な力の持ち主ですが780キロということで、5歳勢を優位に取りました。
 本命はジェイホース。今季は本当に力を付けましたね。久しぶり2度目の重賞挑戦だった天馬賞で3着に頑張り、同世代トップクラスであることを証明。
 その後の2戦も僅差2着と好走が続いているし、このメンバーに対して760キロで戦えるというのは有利ではないでしょうか。ここは初重賞制覇のチャンスでしょう。

 対抗はマルホンリョウユウ。今シーズンはなかなか勝ち切れないものの、天馬賞2着、前走オープンで3着と復調気配。もともと力のある馬ですから、780キロならば勝ち切ってもおかしくありません。

 ライジンサンが3番手。マルホンリョウユウと同じ780キロがカギですが、ばんえいダービーで再び強さを見せましたから、ここでも注目しています。

 タカラキングダムは最も重い810キロということで軽めの印。740キロで出走できるホクセイハリアーや、牝馬スマイルカナにもチャンスがありそうです。

◎3 ジェイホース
○8 マルホンリョウユウ
▲1 ライジンサン
△4 タカラキングダム
△6 ホクセイハリアー
△5 スマイルカナ

馬複
3-8 2000円
3-1,4 各1500円
3-6,5 各500円  計6000円

3/2ポプラ賞予想 矢野吉彦

ジェイヒーローの粘り込みに期待

 早いものでもう3月。今季の予想合戦もあと3戦になりました。はたして黒字転換なるか、ですが、最後のばんえい記念は堅そうなので、その前にいい馬券を当てないといけませんよね。

 というわけで、ポプラ賞はジェイヒーローを狙います。調子のよさと重量差などを考え合わせればジェイホースを軸にしたいところですが、人気になりそうなのでひとヒネリしました。先行力を活かして粘りきってくれないものかと。

 資金配分はジェイホースとマルホンリョウユウに1200円、あとの6頭に各600円とします。

 うまいこと人気薄の馬が絡んでくれないかなぁ。では、今回はこのへんで。

◎9 ジェイヒーロー
○3 ジェイホース
▲7 ウルトラコタロウ
△2 クリスタルゴースト
△4 タカラキングダム
△8 マルホンリョウユウ

ワイド
9-3,8 各1200円
9-1,2,4,5,6,7 各600円 計6000円

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