昨年より4週遅れで、今週から2歳戦がスタート。ここまで2回の能力検査で計184頭が合格しており、6月1日(日)に2レース、2日(月)に3レースの新馬戦が組まれています。4月13日に実施された第1回能力検査をトップタイムで通過したクリスタルヒリュウ(牡・西弘美厩舎・父スピードフジ)は2日の第3レースでデビューを迎える予定です。
2日のメインには、4歳オープンによるライラック賞が組まれています。4月28日に実施予定だったすずらん賞が馬インフルエンザにより取り止めになったため、三冠第1弾・柏林賞前、唯一の同世代オープン特別戦として注目です。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…25万6,060円
5重勝単勝式…なし
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【第4回開催4日目】
5月31日(土)のメイン第11レースには、水無月特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。
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B1とB2級の混合戦ですが、1組らしく出走10頭すべてが今季連対(7頭が1着)しています。
なかでも今季2戦2勝◎トワイチロに注目します。昨季最終戦からすべて逃げ切りで3連勝中。前走はB1級-1組の平場戦で、A1からの降級馬である2着マルモタイショウ、3着ヤマトタイコーらを突き放しています。今回は格下B2級も相手だけに連勝を伸ばします。
○キョウエイリュウは、オープンから今季B1へ降級。こちらも1、2着と好調です。前走のB級選抜特別戦は、10キロ軽いネオキングダム(昨季A2級)との一騎打ちの末コンマ8秒だけ先着されての惜敗。しかし今回は基礎重量増などでともに20キロ増となり地力の差が出やすいはず。逆転可能とみます。
格下のB2級からはその▲ネオキングダムに期待。昨季は約半年の休養があったため16戦しかしていませんが5勝を含む9連対。B1からA1昇級寸前まで出世しました。主戦の阿部武臣騎手が休養中のため騎手が固定できませんが、今回の鈴木恵介騎手はマイナスにはなりません。
前走でトワイチロに離された△ヤマトタイコー、△マルモタイショウも格からいえば連争い候補です。
【第4回開催5日目】
6月1日(日)のメイン第11レースには、おトクにPLAY!オッズパーク賞 スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:00発走予定)が行われます。
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昨季の3歳以上サイヤーリーディングの上位5位までの種牡馬の産駒による選抜戦です。
◎キングフェスタ(父カネサブラック)は、昨年の当レースでメムロボブサップの2着に好走。続く北斗賞9着後に約2カ月半の休養がありましたが、復帰後【5-6-0-0】と抜群の成績を残しました。今季は6着、出走取消とリズムが良くありませんが、実力最上位です。
○ヤマカツエース(父アローファイター)は、昨季最終戦からオープン(混合戦含む)で3連勝中。叩き良化型の戦歴だけに、シーズンオフの休養を挟んでの連勝には驚かされました。よほど調子が良いとみて対抗に。
▲マルホンリョウユウ(父アローファイター)は、今季初戦のオープン・スプリングカップ2着、前走のばんえい十勝オッズパーク杯では見せ場を作って5着と明け5歳の不利を感じさせません。
△キタノボブサップ(父ナリタボブサップ)は、今季初戦のB2級-3組で8カ月ぶりの勝利を挙げました。出走馬中で最も下のB2格付ですが、牝馬のダイヤカツヒメ(650キロ)よりも10キロ軽い最軽量は恵まれています。
【第4回開催6日目】
6月2日(月)のメイン第11レースには、ライラック賞(4歳オープン・20:05発走予定)が行われます。
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4月のすずらん賞が実施されなかったため、昨季最終週のクリスタル特別以来となる4歳オープン戦です。
◎カフカは、クリスタル特別で2着に健闘すると、今季2走目の牝馬重賞・カーネーションカップでサクラヒメなどを下し重賞初制覇。同世代オープンより先に古馬オープン勝ちを果たしています。クリスタル特別と同様ここも最軽量ハンデだけに勝機は十分。
○ウルトラコタロウは、ばんえいダービー3着、5歳混合重賞のポプラ賞3着、クリスタル特別1着の実績馬。ばんえいダービー1、2着のライジンサンとミチシオが不在のここは有力なはずですが、得意の障害がひと息なため対抗まで。
▲ホクセイハリアーは、ばんえい大賞典馬で、クリスタル特別では4着。今季2戦が4、2着などばんえい大賞典以来勝利がありませんが、上位争いには顔を出しそうです。
△ショータイムは、今季2戦2勝と好調。クリスタル特別はカフカに1秒1差まで迫っての3着で、ここも見せ場以上がありそう。