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10/27北見記念予想 矢野吉彦

ハンデ差広がってもメムロボブサップ中心

 なんで軸馬が4着なんですかねぇ。もう1つ着順を上げてくれれば当たっていたのに......。というナナカマド賞のことは忘れて、北見記念に向かいます。

 ここは、ズルいと言われようが何と言われようが、メムロボブサップを軸にします。岩見沢記念と比較すると、他の馬との重量差が拡がりますが、それでも大崩れすることはないでしょう。むしろその分だけ阿部騎手が大辞に乗ると思います。あとは資金配分ですね。

 今回はゴールドハンターとカイセドクターに500円ずつ、あとの5頭に1000円ずつとしました。もちろん、トリガミ覚悟ですよ。

 ホントは他の馬を軸にしたいのですが、また4着ってこともあるな、と思ったもので。では、今回はこのへんで。

◎7 メムロボブサップ
○6 インビクタ
▲5 コマサンエース
△1 コウテイ
△2 アオノブラック
△4 クリスタルコルド

ワイド
7-1,2,4,5,6 各1000円
7-3,8 各500円  計6000円

10/27北見記念予想 赤見千尋

今季6戦6勝メムロボブサップの勢い信頼

 今シーズン負けなしの6連勝中メムロボブサップですが、今回は他の馬たちと20キロから30キロの重量差があります。だいぶ差が広がってきましたが、それでも今のメムロボブサップの勢いを信じて本命。
 月1間隔のローテーションを守って大事に使われていますし、レースぶりにも安定感があります。どこまで連勝を伸ばすか楽しみです。

 対抗はインビクタ。なかなか勝ち切れないレースが続いていますが、常に上位争いに絡んで大崩れしません。安定感抜群なので、今回も期待しています。

 3番手はコウテイ。旭川記念は2着に健闘し、真夏の8月は休養。休み明けのマロニエ賞は崩れてしまいましたが、前走は差のない4着と良化が伺えます。メムロボブサップとは30キロ差。今年は相当力を付けてきているので、チャンスはあると思います。

 昨年の勝ち馬アオノブラックはメムロボブサップと30キロ差がありますから、本来ならば本命にしたいところですが、最近のレースぶりがらしくないので、様子見の印にしました。

 昨年3着だったゴールドハンターまで。

◎7 メムロボブサップ
○6 インビクタ
▲1 コウテイ
△2 アオノブラック
△3 ゴールドハンター

3連単フォーメーション
7→6,1→6,1,2,3 各1000円 計6000円

10/27北見記念予想 目黒貴子

今季負けなしメムロボブサップが盤石

 やりました!ナナカマド賞的中!あー久々の的中で嬉しいです。が、しかし。トリガミになってるではありませんか。そうか。あの組み合わせは馬複2倍いかないのね。いやいやそれでも当たること自体は素直に喜びましょう。

 今週は北見記念。今季はいつにも増してメムロボブサップが盤石だなと考えています。昨年までは取りこぼしがあったり、ライバル・アオノブラックに先着をゆるすことも。しかし今季は未だ負けなし。ローテーションを決めてそれに向けて調整することがうまくいっているんでしょう。前走も障害で膝を折ったにも関わらず快勝で、余裕すら感じられます。頭はこの馬で決まりでしょう。

 ○には今季いまひとつのアオノブラックですが、その底力にかけたいと思います。前走は10着もスムーズさを欠いてのもので悲観の必要はなし。改めてこの馬の力を発揮できることを期待します。

 ▲インビクタ。最近は安定してますね。ここでも大崩れはないのでは?と思います。△はコウテイ、クリスタルコルド。それから前走崩れたコマサンエースにも△をつけたいと思います。

◎7 メムロボブサップ
○2 アオノブラック
▲6 インビクタ
△1 コウテイ
△4 クリスタルコルド
△5 コマサンエース

3連単
7→1,2,4,5,6→1,2,4,5,6 各300円 計6000円

10/27北見記念予想 須田鷹雄

気温が下がってアオノブラック復活なるか

 おなじみのメンバー。ここは敢えて◎アオノブラックでいく。
 いったん崩した調子から復活しきれない現状だが、前走と隣の馬に影響を受けたトラブルがあったし、度外視してよい内容。帯広は初雪が降ったそうだが、涼しくなるとともにこの馬の状態は上がってくる。どこかで復活のタイミングはあるはずなので、それが今回であることを期待する。

 ○メムロボブサップが崩れることはないだろうが、重量に30キロ差がついているのはさすがに大きい。◎が八分のデキだとしても勝ち負けは微妙なところになるはずだ。

 ◎○で1、2着もしくは1、3着という3連単を買うが、残り1枠については候補を絞りたいところ。勝ち切れずとも安定した戦いをしている▲インビクタは外せないので、あと1頭をコウテイかクリスタルコルドで悩む。両方入れればよいのだが、それだと点数が増えて○が勝ったときに配当が足りない可能性もある。ここは迷うくらいならハンデが軽いほうということで△コウテイを選ぶことにする。

◎2 アオノブラック
○7 メムロボブサップ
▲6 インビクタ
△1 コウテイ

3連単
2,7→2,7→1,6 各1000円
2,7→1,6→2,7 各500円  計6000円

今週の見どころ(10/26~10/28・10/27 北見記念)

2024年10月24日(木)

 27日(日)のメインには、3歳以上による重賞・北見記念が組まれています。ばんえい競馬が帯広1場開催となった07年以降の17回でギンガリュウセイ(11~13年)、コウシュハウンカイ(17・18年)、アオノブラック(21~23年)と3頭が2連覇以上を達成しています。8月のばんえいグランプリではメムロボブサップが4連覇を成し遂げており、ライバルのアオノブラックがそれに続く快挙達成なるか注目を集めそうです。
 なお今週・来週の第15回開催の後半は通常の土曜から月曜ではなく、11月1日(金)から、土曜、日曜の3日間となりますのでご注意ください。

帯広競馬場コースの砂の入れ替えを実施しました(詳細はこちら

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…41万6,360円
5重勝単勝式…29万5,050円

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【第15回開催1日目】
 10月26日(土)のメイン第11レースには、十勝フードトラック協会記念(A2級-2組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催では今季の収得賞金が多いA2級馬は、11月2日のB1級との混合戦にまわっています。ここは2組ということもあってか、直近の3開催で特別戦を使われていないか、出走していても掲示板外だった馬ばかり。
 注目は唯一の4歳◎ジェイヒーローです。3走前の重賞・銀河賞は重量720キロを課され障害三腰から7着でしたが、それを除けば障害は切れています。A2昇級後の自己条件の特別戦は1戦して5着で、今回のメンバーに入れば勝ち負けできるはず。
 ○フレイムゴールドは、A2昇級初戦の2組を勝ち3連勝を達成しましたが、特別戦に組まれて9、8着。しかし平場戦からの条件替わりとなる馬が多いここでは、重量据え置きはアドバンテージになります。
 ▲ノエルブランは、夏前までの安定感が影を潜めていますが、2組の特別戦なら戦歴から差はないはず。リーディング上位の菊池一樹騎手への手替わりも悪くありません。
 △ホクセイサクランボは、2カ月の休養明けだった前走で3着と立て直されました。特別戦に良績がありませんが、休養でリフレッシュされた今なら侮れないところ。

【第15回開催2日目】
 10月27日(日)のメイン第11レースには、第45回北見記念(3歳以上・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 9月の重賞・岩見沢記念から上位5頭が参戦。1着メムロボブサップが当時から40キロ増で880キロ、2着インビクタ、3着コマサンエース、4着クリスタルコルドが各30キロ増で860キロ、5着ゴールドハンターも30キロ増ですが、引き続き今季の収得賞金によるハンデが課されないため850キロとなります。
 注目は◎メムロボブサップ。今季、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリ、岩見沢記念と重賞3連勝。岩見沢記念は単勝元返しの人気にこたえる圧巻の逃げ切りでした。2~5着馬とのハンデ差が10キロから20キロに広がりますが、実力差を考えれば大勢に影響はないでしょう。
 ○インビクタは、今季メムロボブサップが勝った3重賞で3、3、2着と安定しています。昨年の北見記念は870キロで、2着メムロボブサップ(890キロ)から4秒6差の4着だっただけに、ハンデ差が20キロあっても逆転までは難しそうですが、相手筆頭評価が妥当。
 ▲アオノブラックは、北見記念3連覇中。しかし近3年いずれも前走連対から臨んでいただけに、今年の前走10着は気になるところ。ただメムロボブサップと渡り合えるポテンシャルがあるのはこの馬だけ。30キロのハンデ差は有利で、あとはどこまで立て直せるか。
 △クリスタルコルドは、初の800キロ超の重量(830キロ)だった岩見沢記念の結果をどう見るか。障害ひと腰と条件はつきますが、ためれば弾ける脚はありさらに30キロ増でもこなせる可能性に賭けたいです。

【第15回開催3日目】
 10月18日(月)のメイン第11レースには、第3回人生馬一筋岡田定一杯(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 18年に亡くなった岡田定一調教師が管理した馬で、現在でも競走馬登録があるのはホクショウテンカ(牡9・服部義幸厩舎)1頭となりました。
 前開催の神無月特別に続き、オープンとA1級の混合戦ですが、オープン格付の1着ヘッチャラ、3着ヤマカツエースは今開催の登録がありませんでした。
 となれば、2着◎センリョウボスが主役に浮上します。それまでA1級の特別戦を2連勝しており、オープン混合の前走は5番人気でしたが、鋭く追い上げオープン馬に割って入りました。今回のオープン馬は前走より戦いやすく、勝ってオープン昇級を決めそうです。
 ○シンエイアロイは、2走前がセンリョウボスと接戦の末2着で神無月特別は5着。ともにこちらが先に障害を越えながら差されましたが、ためて運ぶことができれば末脚発揮のシーンも。
 ▲クリスタルゴーストは、神無月特別では脚を余していた印象で4着でしたが、展開次第で逆転も十分。
 △ヤマノコーネルは、センリョウボスと近3走が同じで各2、3、6着。神無月特別がオープン昇級初戦で勝ち馬から離されましたが、5着シンエイアロイとは2秒9差。連争いなら加わってくる可能性があります。

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