ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2023年 | メイン

2024年 アーカイブ

<<前へ 7891011121314151617

今週の見どころ(9/21~9/23・9/22銀河賞)

2024年9月19日(木)

 22日(祝・日)のメインには4歳シーズン三冠の第2弾・銀河賞が組まれています。2歳シーズンの三冠は3頭が分け合いましたが、3歳以降の四冠は、タカラキングダム(ばんえいダービー、柏林賞)、マルホンリョウユウ(ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞)と2頭が2勝ずつ。4歳一冠目の柏林賞では、2着に上がり馬クリスタルゴーストが割って入りました。年明けに定量で行われる三冠目・天馬賞へ向け、さらなる新星の登場にも期待したいところです。
 なお前週に続き、今週も3歳以上のレースは通算収得賞金順で編成されます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…8万5,260円
5重勝単勝式…32万5,500円

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第12回開催4日目】
 9月21日(土)のメイン第11レースには、秋陽特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前走がポテト特別(A1・A2級混合)かA1級-2組混合(オープンとA1級の混合)だった馬がほとんど。
 ポテト特別2着◎キョウエイリュウに注目します。今季A1級スタートから6走目の平場戦で勝利を挙げると勢いが出て、その後の6戦が1勝、2着2回、3着1回。1勝は7月15日の同条件・さざなみ特別で、現オープンのブラックサファイアの追い上げをしのいでいます。相手強化はなく引き続き勝ち負け。
 ○カイセドクターは、ポテト特別では1番人気で4着でしたが、キョウエイリュウを追い上げわずか1秒9差。2走前の朝霧特別(オープン・A1級混合)ではこちらが先着しているように実力は互角です。
 ▲ミノルシャープは、前走A1級-2組混合で4着。23年1月を最後に勝利がありませんが、気温が高い時季は得意で近走大崩れがありません。朝霧特別では、5着キョウエイリュウとコンマ2秒差の6着。前半でためがきけば最後までしっかり歩けます。
 3頭いる5歳馬では△ジェイホースワンが筆頭格。8月4日の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)ではゴール前でキョウエイリュウをとらえ勝利を挙げています。

【第12回開催5日目】
 9月22日(祝・日)のメイン第11レースには、4歳シーズンの二冠目・第32回銀河賞(20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン740キロを基準とするクラス別定重量戦で、今季の収得賞金額が多いオープン馬タカラキングダムには賞金別定10キロが課され、トップハンデ750キロ。B1級の牝馬スーパーチヨコの690キロまで最大60キロ差つきます。8月10日の山鳩賞(4歳オープン)を使われた馬が8頭おり、その1~3着馬は、8月25日の3歳との混合重賞・はまなす賞でも上位を独占しました。
 ◎クリスタルゴーストは、山鳩賞1着、はまなす賞2着。6月23日に行われた4歳シーズン一冠目・柏林賞では重賞初挑戦ながら2着に逃げ粘っており勢いがあります。これだけの活躍をしながら格付はA2。トップハンデのタカラキングダムより30キロ重量が軽いのは恵まれています。
 その○タカラキングダムは、ばんえいダービー馬で、今季、柏林賞、はまなす賞と重賞を連勝と実績断然。2着に敗れた山鳩賞が今回と同じくクリスタルゴーストと30キロ差だっただけに対抗格ですが、貫録を示す可能性も十分。
 ▲ジェイライフは、山鳩賞、はまなす賞とも3着。ばんえいダービーには出走していたものの見せ場に乏しく、4歳になって急上昇しています。クリスタルゴーストはレース間隔を空けての臨戦で、タカラキングダムとはハンデ差があります。前走でキョウエイリュウらオープン経験馬を相手に圧勝しているのも魅力です。
 △マルホンリョウユウもオープン馬ですが、賞金ハンデの加増なく740キロで出走可能。しかし、はまなす賞では3着ジェイライフから12秒9離れた4着。3歳二冠や、柏林賞3着など実績上位ですが、新興勢力に押されぎみの印象を受けます。

【第12回開催6日目】
 9月23日(振・月)のメイン第11レースには、野分特別(B2級混合-1組・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B1級とB2級の混合ですが、B1級はサカノローゼン1頭のみです。
 好調馬が多いものの、近走の特別戦経験を買って◎ローランドに期待します。世代限定以外の特別初挑戦が4開催前・7月27日のルビー特別(B2級-1組)で、一旦は先頭に立っての3着と好内容。その後3走も特別戦で3、3、5着と堅実に駆けています。ここは唯一の4歳馬で若馬減量も生きるでしょう。
 ○サカノローゼンは、近3走中2走で特別戦を使われています。10、8着と結果は伴わないものの、障害はスムーズにまとめています。格下相手だけに勝負に出れば一変も考えられるところ。
 ▲サカノダイヤは、昨夏には2クラス上のA2級の特別戦で連対実績があります。前走のB2級-6組が今季初勝利で、勝ちみを覚えたなら軽視できません。
 △クロオビは、昨季B2級で1勝止まりでしたが、今季はすでに2勝し、8戦連続5着以内と10歳にして充実。古馬の特別戦は5歳3月に1度だけ走って6着ですが、近況からは侮れません。

9/15岩見沢記念回顧

2024年9月16日(月)

今季無敗のメムロボブサップが力を示す

 9月15日(日)には重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、メムロボブサップが障害先頭通過から後続を引き離す圧勝で、単勝1.0倍の断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ゴールドハンター(820) 55.2
 2.インビクタ(830) 14.4
 3.コマサンブラック(820) 108.8
 4.コマサンエース(830) 16.7
 5.ヤマカツエース(820) 157.1
 6.メムロボブサップ(840) 1.0
 7.ブラックサファイア(820) 91.5
 8.クリスタルコルド(830) 8.8

 秋シーズン最初の古馬重賞に8頭が出走。注目は今季5戦5勝で、前走ばんえいグランプリでは4連覇を達成したメムロボブサップ。今回もトップハンデながら最大20キロの重量差ならと単勝は1.0倍となりました。そのメムロボブサップ不在の北斗賞、旭川記念を連勝した5歳馬クリスタルコルドが8.8倍で2番人気。単勝ひと桁台の人気はこの2頭のみで、今季1勝ながら北斗賞2着など大崩れのないインビクタ、ばんえいグランプリ2着のコマサンエースと続きました。

 第1障害を最初に越えたのはゴールドハンターでしたが、ひと息入れるとメムロボブサップ、コマサンエースが位置取りを上げ、インビクタが追走。3頭が先行する形で、やや離れてクリスタルコルドが続きます。中間点を過ぎてからは前3頭が入れ替わりながら進みましたが、コマサンエースがわずかに先頭で第2障害下に到達。前半は72秒というペースで進みました。
 第2障害では最初にコマサンエースが仕掛けましたが、続いたメムロボブサップが障害の天板あたりで膝をつきながらもすぐに立て直して先頭でクリア。コマサンエースが差なく続き、インビクタが3番手で越えると、その後ろは離れます。
 先頭のメムロボブサップは徐々に2頭との差を広げると、その後も力強く歩を進め、断然人気に応える圧勝。残り20メートルを過ぎたあたりでコマサンエースをとらえたインビクタが2着。コマサンエースもなんとか粘って3着。クリスタルコルドは離れた4番手から追い上げてきましたが届かず4着でした。

 メムロボブサップはこの勝利が通算重賞19勝目。岩見沢記念は4着に敗れた22年以来2度目の挑戦で初制覇。今季はこれで6戦6勝と王者としてふさわしい歩みを続けています。次の古馬重賞、北見記念もまだ獲れていないタイトルで、昨年2着だったリベンジなるか注目です。

成績はこちら
映像はこちら

阿部武臣騎手「(2開催空きましたが)練習を使いながら過ごしていたので、良い状態で(レースを)迎えられたと思います。朝晩涼しくなってきたので、少しきつい調教をしても体力面の回復が早くなってきていました。トップハンデで、ロータリーハローの効果もあって、道中結構重い感じで行くと思ったので、道中たっぷりと息を入れ、障害を上手く越えることができたらと思っていました。(障害の)天板で少し膝を折りかけましたが、降りてからはしっかりと歩ける馬なので自信をもって乗りました。(障害を)降りれば、このくらいの重量で負けるわけにはいかないと思いました」

岩見沢記念 予想結果

今週は5名が的中!

今年度の予想対決第9Rは岩見沢記念。第2障害を先頭で越えたメムロボブサップがそのまま押し切り、単勝1.0倍の断然人気に応えました。2着に3番人気インビクタ、3着に4番人気コマサンエースが入り、今週の予想対決は5名が的中。特に3連単を2点で的中させた荘司さんは大幅なプラス収支となりました。

荘司:3連単3000円的中! 収支+21,300円
斎藤:3連単1200円的中! 収支+4,920円
須田:3連単1000円的中! 収支+3,100円
赤見:3連単1000円的中! 収支+3,100円
矢野:ワイド1200円ダブル的中! 収支-2,160円

【集計】投資額 6,000円×9R=54,000円

 荘司  +30,100円
 斎藤  +22,030円
 赤見  +4,800円
 矢野  -8,460円
 目黒  -43,950円
 須田  -44,900円
---------------------------------------
 紅組  -9,050円
 白組  -31,330円

9/15岩見沢記念予想 荘司典子

2024年9月15日(日)

メムロボブサップ不動の中心、点数を絞って勝負

 今季負けなしのメムロボブサップ。前走4連覇を達成したばんえいグランプリに対して岩見沢記念は未だ手にしていないタイトル。ふた開催間隔を空けて、ここを目標に調整しているとのこと。岩見沢記念初制覇を含め、このあとどこまで連勝を重ねるのか、今季の楽しみのひとつです。

 コマサンエースはこれまで重賞レースで同世代の2強に阻まれ勝利は手にできていないものの、3月の大一番ばんえい記念では3着に好走。その後、旭川記念3着、ばんえいグランプリ2着と上位争いに堅実に加わっていて、歳を重ね着実に力を付けている印象。今回も馬券圏内にしっかりと来てくれるはず。

 インビクタは一昨年の勝ち馬。こちらも勝ちきれないレースが続いていますが、大きく崩れることはないのがこの馬の優れているところ。

 期待の5歳馬クリスタルコルド。今回△を打ちましたが、830キロで8歳の強豪に立ち向かうのは試金石とみて、力を付けているのは認めつつ馬券からは外して勝負したいと思います。

◎6 メムロボブサップ
○4 コマサンエース
▲2 インビクタ
△8 クリスタルコルド

3連単
6→2,4→2,4 各3000円 計6000円

9/15岩見沢記念予想 赤見千尋

2024年9月14日(土)

5連勝中メムロボブサップに死角なし

 今シーズン5連勝中のメムロボブサップが中心でしょう。
 大事に使われてきて、暑い時期もずっと体調がいいということで、ばんえいグランプリでは4連覇を達成。最初に第2障害を下りて、その後も力強い脚色で強い競馬でしたね。ここも特に死角は見当たらないので、連勝を伸ばしてくれると思います。

 対抗は今シーズン大きく力をつけたクリスタルコルド。
 ばんえいグランプリは4着でしたが、2、3着とは僅差の勝負。悲観する内容ではありません。前走のマロニエ賞は3着でしたが、こちらも大接戦の末のもの。着順から受ける印象よりも好レースが続いているので、今回も期待しています。

 実績的にインビクタは外せないでしょう。
 なかなか勝ち切れないレースが続いていますが、安定感は抜群ですね。ここでも力は見劣りませんので、上位争いに絡んでくると思います。

 コマサンエースは8歳ですが、ここに来てもう一段階パワーアップした印象。岩見沢記念は昨年3着だった舞台。今年も馬券圏内がありそうです。

◎6 メムロボブサップ
○8 クリスタルコルド
▲2 インビクタ
△4 コマサンエース

3連単
6→8,2,4→8,2,4 各1000円 計6000円

<<前へ 7891011121314151617
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.