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今週の見どころ(9/7~9/9)

2024年9月 5日(木)

 9月1日のメインに行われたマロニエ賞(オープン)は、追い込みを決めた4歳馬タカラキングダムが古馬オープン(混合戦を除く)初勝利を挙げました。なおメムロボブサップが20年に、キングフェスタも昨年、4歳時のマロニエ賞で古馬オープン初制覇を成し遂げています。両馬ともその後、4歳シーズン三冠馬に輝いており、今年の柏林賞馬であるタカラキングダムの活躍にも注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
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【第11回開催4日目】
 9月7日(土)のメイン第11レースには、菊月特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 B1級とB2級の混合戦です。◎マツノタイガーは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では9番人気で4着。格上のA2級馬が1、3着で、2着は4戦連続連対中のロングビユウテイと骨っぽい相手関係での5秒2差は評価できます。今季B1級の特別戦で馬券絡みがあり、今回はB2級との対戦。主戦の鈴木恵介騎手に戻るのも好材料と言えます。
 4歳馬が4頭おり、筆頭格は○ジェイホース。前開催の涼風特別(B1・B2級混合)がB1昇級後初の自己条件で、格下相手での5着はやや物足りない感もあります。今回も同条件ですが馬場が乾きそうなのが大きな違いで、流れに乗って反撃が期待できます。
 ▲サクラヤマトが4歳の2番手です。JRAジョッキーDAY特別は8着。各10、8着だった2、4走前の4歳限定戦も同様で、相手が強いと前半で遅れを取ってしまいますが、B2級との混合なら変わる可能性があります。
 △コウシュハテンセイは、涼風特別がB2昇級初戦ながら残り20メートルで先頭に立ち押し切りました。伸び盛りの4歳で今季初戦からの連続3着以内を9に伸ばしていますが、今回は相手が揃った印象で押さえまで。

【第11回開催5日目】
 9月8日(日)のメイン第11レースには、第51回別海町馬事競技大会(A2級・20:00発走予定)が行われます。

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 A2級単独での特別戦は、6月8日のジュノー特別以来。同レースに出走していたのは6着マルモタイショウのみでメンバーは大きく変わっています。
 注目は◎ロングビユウテイ。ジュノー特別が行われた開催はB1・B2級の混合戦で4着でしたが、その後3連勝し、近2走はA2・B1級混合の特別戦で連続2着と充実しています。今回も同条件ですが、B1からA2へ昇級したのに加え、賞金ハンデ5キロも課され重量的に厳しくなります。しかし勢いを信頼する手でしょう。
 ○マサタカラは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では、ロングビユウテイに先着されての3着でしたが、7月にはA1級混合の特別戦を差し切っています。成績にムラがありますが、実力上位なのは間違いありません。
 ▲マルモタイショウは、2開催前の同条件・ベガ特別でロングビユウテイを2着にしりぞけています。冒頭に記した通りA2級歴が長く、そろそろ卒業の順番でしょう。
 △コウシュハハリアーは、ベガ特別の4着馬で前走はA1級馬を相手に2着と好走しています。A2昇級後大きな着順続きでしたが、クラス慣れを感じさせます。

【第11回開催6日目】
 9月9日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A1級混合-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合で、A2級の2頭はともにB1からの昇級初戦で臨みます。
 ◎カイセドクターは、前開催の朝霧特別(オープン・A1級混合)では逃げたオープン馬オーシャンウイナーを追いかけ1秒0差まで迫ったところがゴール。3、4着もオープン馬で、価値ある2着でした。今季A1級限定の特別戦で3着2回もあり、相手が下がるここは勝機十分といえます。
 ○キョウエイリュウは、朝霧特別では末脚切れるゴールドハンター(4着)にゴール前でつかまったとはいえ5着なら悪くありません。7月15日のさざなみ特別(A1級)では、3着カイセドクターを10秒以上離して勝利しており力量は互角以上。ただ、賞金ハンデ5キロを課されているぶん対抗評価です。
 前開催で朱雀賞(5歳オープン)を使われた馬が5頭います。▲ヤマノコーネルは、朱雀賞でメンバー最先着の3着。2着だった2開催前の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)での1着ジェイホースワン、3着キョウエイリュウとの追い比べは見ごたえがありました。ここも当然有力な1頭。
 △ジェイホースワンは、朱雀賞の4着馬。ヤマノコーネルとは近2走同重量でしたが、今回はこちらが5キロ重いのが微妙に影響しそうです。

今週の見どころ(8/31~9/2)

2024年8月29日(木)

 2歳の普通競走での規定重量は、今週からの第11回開催より、C級とD級で10キロ差つき、C級510キロ、D級500キロとなります。これまではC級とD級を行き来しても同じ重量でしたが、今後は重量の増減が生まれることになります。今開催に実施される72レース中、2歳C級、D級戦は1日の前半を中心に計15レースと約1/5あり、予想の際は注意が必要でしょう。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…51万3,100円
5重勝単勝式…78万9,040円

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【第11回開催1日目】
 8月31日(土)のメイン第11レースには、白露特別(B2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 近3開催に行われたB2級-1組戦の勝ち馬は、7月27日のルビー特別がダイレクトエース、8月3日の祝居酒屋田五作50周年記念がエムタカラ、前開催8月25日の平場戦(B3級混合)がマルホンキンカとそれぞれ違う馬が制しています。
 ◎ローランドに注目します。特別戦の2レースに出走しともに3着と善戦。前開催のB1級混合・涼風特別でも3着と安定感が光ります。勝ち切れない面はありますが、軸として信頼度は高いはず。
 ○コウシュハメジャーは、昇級初戦の祝居酒屋田五作50周年記念では直線一旦は先頭に立って2着。勝ち馬を追い上げ3着ローランドには4秒0差つけました。前走B3級混合の平場戦は1番人気で2着争いを演じ、早くもこのクラスの有力馬になりつつあります。
 ルビー特別の勝ち馬▲ダイレクトエースは、前走の祝居酒屋田五作50周年記念では5着。大敗ではありませんが、ハローがけされた馬場がパフォーマンスに影響を与えたとしたら、やや評価を下げたいところ。
 △マルホンキンカは、B3級-2組、格上B2相手だった8月25日の平場戦と2連勝。昇級でも実績より勢いを重視する手も。

【第11回開催2日目】
 9月1日(日)のメイン第11レースには、マロニエ賞(オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の朝霧特別(オープン混合)から続けて出走するのは3頭のみ。大きくメンバー構成が変わっています。
 注目は◎コマサンエース。昨季開幕から毎開催出走していましたが、ばんえいグランプリ2着後の前開催を休みました。今季オープンの限定戦では勝ち星がありませんが、賞金ハンデは5キロだけ。ひと息を入れたことがプラスになれば勝利が期待できます。赤塚健仁騎手の初騎乗でも心配はいらないでしょう。
 ○コウテイは、ファン投票で選ばれていたばんえいグランプリを回避しており、7月14日の旭川記念2着以来。旭川記念が行われた翌週からのハローがけされた馬場はタイプ的に合いそうで、休み明けでもいきなり狙いが立ちます。
 ▲インビクタは、ばんえいグランプリの3着馬で、格下相手だった朝霧特別も3着。相手なりに駆けるタイプで、勝ちはなくても馬券候補として信頼度は高いです。
 △ヘッチャラは、前走の朱雀賞(5歳オープン)では2着惜敗。少しでも体重が戻ったのは良く、引き続いての菊池一樹騎手も歓迎といえます。

【第11回開催3日目】
 9月2日(月)のメイン第11レースには、長月特別(B1級-2組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の涼風特別はB2級混合で争われ、3着以内はすべてB2級馬。メンバー最先着は4着キタノミネでした。
 注目はその◎キタノミネ。涼風特別は10頭中6頭を4歳が占め、掲示板を独占しました。今回の4歳は昇級初戦のホクセイキムタクとこの馬のみ。有利な展開が見込め、障害力を生かして逃げ粘りが見込めます。
 ○アルジャンノオーは、2開催前のデネブ特別(B1級-1組)で2着に粘りました。前走の平場戦は7着でしたが、速い流れだと追走に苦労する面が見られるため、特別戦に戻って見直したいです。
 ▲ウチュウジンが3番手。涼風特別は6着でしたが、4歳馬不在だったデネブ特別では早めに障害を越え3着。メンバー構成的に反撃がありそう。
 デネブ特別5着、涼風特別7着の△アオノソルテもここなら侮れません。

8/25はまなす賞回顧

2024年8月27日(火)

4歳タカラキングダムが断然人気に応える

 8月25日(日)には重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、断然人気に支持されたタカラキングダムが優勝。逃げ粘るクリスタルゴーストを一気に交わし、重賞4勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ジェイライフ(680) 8.5
 2.フレイムファースト(660) 120.2
 3.ウルトラコタロウ(670) 73.6
 4.クリスタルゴースト(690) 7.0
 5.タカラキングダム(710) 1.7
 6.ジェイヒーロー(690) 135.9
 7.スマイルカナ(650) 54.1
 8.マルホンリョウユウ(710) 6.9
 9.ミチシオ(670) 5.4
 10.ライジンサン(680) 21.9

 夏の終わりを告げる3・4歳混合重賞。今年は3歳馬5頭、4歳馬5頭の10頭立て。単勝1番人気は柏林賞を制した4歳タカラキングダム。その後の2戦もともに2着と好調がうかがえることもあり、最大60キロ差のトップハンデながら単勝1.7倍と圧倒的な支持を集めました。2番人気はばんえい大賞典2着で、前走A2級混合を勝利した3歳ミチシオで5.4倍。3番人気は昨年3歳二冠を制し、柏林賞3着の4歳マルホンリョウユウで6.9倍。柏林賞2着で前走4歳オープンの山鳩賞を制した4歳クリスタルゴースト、4連勝で臨んだ山鳩賞は3着だった4歳ジェイライフまでが単勝ひと桁台の人気となりました。

 第1障害を越えて先手を取ったのはクリスタルゴーストで、ジェイライフ、ジェイヒーローが追走。マルホンリョウユウ、ミチシオも位置取りを上げ、好位につけます。馬場水分1.7%と前日(馬場水分2.6~2.3%)より乾いたものの、先行馬は軽快に歩を進め、クリスタルゴーストが道中一度も先頭を譲らずに第2障害下に到達。前半は60秒で流れました。
 第2障害では最初に仕掛けたクリスタルゴーストがすんなりとひと腰先頭で通過。後続からジェイライフ、タカラキングダムがひと腰で続くと、ミチシオも止まりかけながら差のない4番手で続きます。
 逃げるクリスタルゴーストに一気に迫ったのがタカラキングダムで、残り30メートルを過ぎたあたりで先頭に立ちます。クリスタルゴーストも懸命に食い下がりましたが、徐々に差を広げたタカラキングダムが最後は止まりかけながらも押し切って先頭でゴール。クリスタルゴーストはコンマ9秒差で2着。3着にはジェイライフが入り、4歳馬が上位を独占しました。

 タカラキングダムはこれで今季2勝がともに重賞。大舞台で能力を発揮しています。4歳シーズン二冠制覇が期待される9月22日の銀河賞では、引き続き負担重量との戦いとなりそうです。

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金田利貴騎手「勝てたことは嬉しく思います。本当に厩舎の皆さんとオーナーに感謝します。ゲートをスムーズに出すということを一番に考えて、あとは普段通りにやりたいと思っていました。(道中は後ろになりましたが)目標にする馬を頭で考えていたので、そこまで離されないでレースを進められたかなと思います。今季1回目の重賞(柏林賞)を獲った時から第2障害手前ぐらいになってからどんどん(馬に)気合が入ってくる感じがあり、今日もその感じがあったのでいいなとは思いましたが、(障害降りた時は)案外楽ではなかったです。(ゴール前では)急に失速してかなり焦りました。良い状態できているのでまた活躍を見せられるように頑張りたいと思います」

はまなす賞 予想結果

2024年8月26日(月)

今週も3名が的中!

今年度の予想対決第8Rははまなす賞。第2障害を3番手で越えたタカラキングダムが残り20メートル手前で逃げ粘るクリスタルゴーストを一気に交わして断然人気に応えました。予想対決は今週も3名が的中。矢野さんは5週連続の的中となりました。

赤見:馬単1500円的中! 収支+4,350円
矢野:ワイド1000円ダブル的中! 収支+2,000円
斎藤:3連単100円的中! 収支-3,310円

【集計】投資額 6,000円×8R=48,000円

 斎藤  +17,110円
 荘司  +8,800円
 赤見  +1,700円
 矢野  -6,300円
 目黒  -37,950円
 須田  -48,000円
---------------------------------------
 紅組  -27,450円
 白組  -37,190円

8/25はまなす賞予想 赤見千尋

2024年8月24日(土)

タカラキングダムの今季重賞2勝目を期待

 過去5年は3歳と4歳が交互に勝っており、どちらが優勢というのは見られません。
 大接戦だった山鳩賞上位組が気になるところで、勝ったクリスタルゴーストは10キロ重くなるため、2着だったタカラキングダムから狙います。最も重い710キロですが、クリスタルゴーストとは20キロ差に詰り、柏林賞で負かしている重量差になります。2走前はメムロボブサップの2着と着実に力を付けている印象で、今季重賞2勝目を期待します。

 対抗は680キロのジェイライフ。
 山鳩賞で連勝は途切れましたが、僅差の3着。今ならこのメンバーに入っても見劣りしません。

 3番手が今年に入って成長著しいクリスタルゴースト、3歳筆頭はついに前走馬体重が1トンを超えたミチシオ、叩き2戦目のライジンサン、安定感があるマルホンリョウユウまで。

◎5 タカラキングダム
○1 ジェイライフ
▲4 クリスタルゴースト
△9 ミチシオ
△10 ライジンサン
△8 マルホンリョウユウ

馬単
5→1,4   各1500円
5→9,10,8 各1000円 計6000円

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