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今週の見どころ(8/24~8/26・8/25 はまなす賞)

2024年8月22日(木)

 18日に5歳オープンによる朱雀賞が実施されましたが、25日(日)のメインには、3歳・4歳混合による重賞・はまなす賞が組まれています。各世代5頭ずつの対戦で、3歳はばんえい大賞典、4歳は柏林賞の優勝馬に優先出走権があります。7月7日のばんえい大賞典で重賞初制覇を果たしたホクセイハリアーの登録がなく、ここには3歳の通算収得賞金順6位のフレイムファーストまでが出走できます。ひと足早く6月23日に行われた柏林賞は、ばんえいダービー馬タカラキングダムが貫録を示しました。4歳は賞金順3位と4位の馬の登録がなく、7位のジェイライフまでが出走。回避馬が出た場合は各世代賞金順に繰り上がりとなります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…34万8,040円
5重勝単勝式…なし

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【第10回開催4日目】
 8月24日(土)のメイン第11レースには、涼風特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 B1とB2級の混合戦。2開催前のB1級-1組・サマーカップは出走3頭の4歳が1、2、5着とすべて掲示板に載りました。なお前開催は4歳オープン・山鳩賞が組まれたため、B1級-1組のデネブ特別に4歳は不在でした。前開催のB2級-1組・祝居酒屋田五作50周年記念は6頭出走した4歳が6着まで独占。今回は4歳が6頭(B1級2頭、B2級4頭)出走します。
 注目は7歳馬◎アオノソルテ。サマーカップはメンバー最先着の4着で、デネブ特別では5着とはいえ、メンバー最先着の3着ウチュウジンにコンマ5秒差まで迫っています。今回は4歳が多いものの、実績最上位はサマーカップ5着キタノミネというメンバーなら勝ち負け必至。
 ○ローランドはB2級の4歳馬で、2開催前のルビー特別、祝居酒屋田五作50周年記念とも3着。4走続けて3着以内と好調でB1昇級も目前です。格上相手でも見劣りしません。
 ▲キタノミネは、障害巧者ですがひと押し足りないレース続き。しかし同じ4歳が多いここで、柏林賞4着、山鳩賞5着の実績は誇れます。
 △ウチュウジンは、デネブ特別ではB1昇級初戦ながら3着に粘りました。ここは上積みが見込めるはず。

【第10回開催5日目】
 8月25日(日)のメイン第11レースには、第36回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:00発走予定)が行われます。

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 若馬減量の関係で、同じクラスであれば3歳は4歳より10キロ減で出走できます。しかし、賞金ハンデが課されないためキャリアに勝る4歳のオープン馬が有力でしょう。
 ◎タカラキングダムは、2歳シーズンにナナカマド賞、3歳時はばんえいダービー、そして今季は柏林賞と毎年重賞を制覇。4歳の通算収得賞金順でトップです。前開催の山鳩賞(4歳オープン)は、クリスタルゴーストに柏林賞2着の借りを返された格好で惜敗の2着。ただ、勝ち馬との重量差が30キロから20キロに縮まるため雪辱も十分。
 ○マルホンリョウユウは、柏林賞ではトップハンデ720キロで離れた3着に敗れました。6月は同レースを含め3戦と詰めて使われましたが、7月は1走のみでここへ参戦。主戦の鈴木恵介騎手が今週から復帰しており、ここでの騎乗に間に合いました。柏林賞より10キロ軽い710キロも恵まれています。
 ▲クリスタルゴーストは、2月から5連勝。精彩を欠いた時期もありましたが、重賞初挑戦となった柏林賞2着、山鳩賞1着と充実しています。7月以降のロータリーハローがけ直後の週の競馬を経験していないのが不安ですが、大きくは崩れないでしょう。
 3歳は、ばんえい大賞典馬が不在で、2着△ミチシオが注目を集めそう。4歳オープンの両馬と40キロ差でどこまでやれるでしょうか。

【第10回開催6日目】
 8月26日(月)のメイン第11レースには、朝霧特別(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 ばんえいグランプリ後ということもあってか、オープン一線級(通算収得賞金順5位以内)の参戦はインビクタのみ。
 注目はその◎インビクタです。5月の大雪賞(オープン)で7カ月半ぶりの勝利を挙げると、その後の重賞3戦で2、4、3着と堅実な成績。A1級との混合戦は、昨年の4月以来で、そのときは楽勝しています。ここは相手に恵まれました。
 ○ゴールドハンターは、重量790キロの旭川記念では、4着インビクタから10秒以上離されての5着。しかし710キロと軽くなった近2走は3、1着と巻き返しています。インビクタと5キロ差しかつきませんが、引き続き710キロならスピードで対抗できるはず。
 ▲マルホンリョウダイは、前走のばんえいスタートロフィー(3歳以上選抜)では、ゴールドハンターに差されて2着。ただ、こちらも末脚は切れるため、揃っての台頭にも警戒が必要。
 △ブラックサファイアは、今季【1-2-1-3】と勝ちみに遅いものの切れ味はオープンでも通用。展開次第では侮れません。

今週の見どころ(8/17~8/19)

2024年8月15日(木)

 18日(日)のメインには、準重賞・朱雀賞が組まれています。2歳から続いてきた世代限定のオープン戦は、5歳8月のここがラスト。世代重賞7勝のキングフェスタ、今季北斗賞、旭川記念と制したクリスタルコルド、ばんえいオークスに加え古馬牝馬重賞2勝のダイヤカツヒメといったタイトルホースが不在ですが、3歳や4歳の三冠には不出走だった遅咲きタイプも出走。いずれも普段は年長古馬との戦いだけに、この機会を生かしたいはずです。
 19日(月)には帯広競馬場にて、『JRAジョッキーDAY2024』が行われます。2019年以来5年ぶりの実施となる今回もJRA所属騎手9名が来場し、エキシビションレースへの騎乗やレース協賛、トークショーなどで盛り上げます。オッズパークでは、JRA騎手のサイン入りゼッケンなどが当たるキャンペーンが行われます

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…24万7,030円
5重勝単勝式…34万2,720円

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【第10回開催1日目】
 8月17日(土)のメイン第11レースには、アルタイル特別(A2級-2組混合・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今週はA2級混合の特別戦が2鞍組まれていますが、このアルタイル特別はA1とA2級の対戦。近5走の特別戦で馬券絡みがあるのは1頭だけです。
 注目はその唯一の馬◎ノエルブランです。昨秋から勝ち星に見放されていますが、2走前のしし座特別、前走のベガ特別(ともにA2・B1級混合)とも3着に入っています。今回はA1級との対戦ですが、オープン経験も豊富だけに見劣りはなし。暑さに負けず好走している近況も魅力で狙ってみたいです。
 相手はA1級馬で○トワトラナノココロ。前開催の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)ではメンバー最先着の5着で、6月の今季初戦では、昨季最終戦から118キロも減っていた体重も前走ではマイナス13キロまで戻しています。本領発揮の場面も。
 ▲センリョウボスは、年明けに帯広記念、ばんえい記念と高重量に挑戦して以降、精彩を欠いていますが、10歳という年齢を考えても平場戦よりはペースが落ち着く特別戦のほうが戦いやすいはず。前走10着から巻き返すか。
 △ヤマトタイコーは、道産牛乳飲んで健康に特別の6着馬。勝つまでは考えにくいものの、メンバー的に押さえには必要です。

【第10回開催2日目】
 8月18日(日)のメイン第11レースには、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン馬には今季の賞金に応じたハンデが課されますが、該当馬はなく、クラスハンデのみで重量差がつきます。
 牡馬の前哨戦・瑞鳳賞は、オープン3頭が上位を独占しました。引き続き出走している6頭すべてが当時から40キロ増という条件なら、圧勝した◎ツガルノヒロイモノ、2着○ヘッチャラ、3着▲ヤマカツエースがここでも有力と考えられます。ただ3頭いずれも前走から乗替わりとなっており、なかでもツガルノヒロイモノとヤマカツエースは瑞鳳賞から騎手が変わっている点がどうか。
 牝馬の前哨戦・白鳳賞を制したのは△シンエイアロイ。ダイヤカツヒメ(今回は不在)とのA1級馬同士の一騎打ちを制しました。今回オープンの牡馬3頭とは30キロ差。昨年は白鳳賞で2着だったミソギホマレがここでも2着に入っており、牝馬だからといって割引きは必要ありません。

【第10回開催3日目】
 8月19日(月)のメイン第11レースには、JRAジョッキーDAY特別(A2級-1組混合・20:20発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 17日のアルタイル特別は、A1・A2級の混合ですが、こちらはA2・B1級の混合です。
 同条件だった前開催のベガ特別は、6番人気△マルモタイショウが早めの抜け出しで快勝。ただ雨の影響がある馬場だったため評価に迷うところ。
 注目は同2着◎ロングビユウテイ。それまで3連勝中で、前走もしっかり末脚を使って勝ち馬とコンマ7秒差は展開のアヤの範囲。暑い時季だけに前走で29キロも減らした体重は気になりますが、さらに大きな変動がなければ反撃に期待できます。
 ○リュウセイペガサスは、2走前は勝ち馬がメムロボブサップの5着で、前走もオープン馬ゴールドハンターの3着と相手を考えると大健闘。同条件だった3開催前の筋肉マシマシ東スポ餃子賞で3着もあり、ここも上位争い候補。初騎乗となる林康文騎手の手腕にも注目です。
 ▲サクラヤマトは、近3走が8、4、10着。今季初戦から7戦6勝、2着1回という勢いがついえた感があります。ただ、8着と10着は4歳限定戦だけに、自己条件であれば軽視できません。

8/11ばんえいグランプリ回顧

2024年8月12日(月)

メムロボブサップが4連覇の快挙

 8月11日(祝・日)には重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、ファン投票1位のメムロボブサップが障害先頭から押し切り、断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ヤマカツエース(790) 49.3
 2.コマサンエース(790) 26.8
 3.インビクタ(790) 12.7
 4.クリスタルコルド(800) 6.1
 5.サクラヒメ(780) 7.6
 6.メムロボブサップ(800) 1.2

 恒例のファン投票で出走馬を選抜する真夏のグランプリレース。今年は6頭立て。21年から3連覇中で、4年連続でファン投票1位のメムロボブサップが単勝1.2倍と断然の人気。北斗賞、旭川記念と重賞連勝中の5歳馬クリスタルコルドが6.1倍で2番人気。重賞通算6勝で、昨年7月から14戦連続で馬券圏内を確保している牝馬サクラヒメが7.6倍で続き、北斗賞2着など今季6戦すべて4着以内と安定しているインビクタが12.7倍で4番人気となりました。

 第1障害を越えてコマサンエースが抜け出しますが、ひと息入れるとクリスタルコルドとメムロボブサップが位置取りを上げ、インビクタも差なく追走。馬場水分は1.9%でしたが、金曜日にロータリーハローを掛けた影響か各馬慎重な脚取り。中間点を過ぎたあたりでは前4頭がほとんど横一線で、メムロボブサップがわずかに先頭で第2障害下に到達。前半は76秒で進みました。
 第2障害ではコマサンエースが最初に仕掛けましたが、差なく仕掛けたメムロボブサップがすんなりとひと腰先頭で通過。コマサンエース、インビクタも差なく通過。少し離れた4番手からクリスタルコルドが追いかける展開となります。
 残り20メートルあたりからメムロボブサップが徐々にコマサンエースを引き離すと、最後まで力強く歩き切って快勝。コマサンエースは2着。クリスタルコルドが迫って3着争いは接戦となりましたが、インビクタがわずかにしのぎました。

 勝ったメムロボブサップは、1994年のアサギリ以来史上2頭目のばんえいグランプリ4連覇を達成。重賞は通算18勝目としました。今季はばんえい十勝オッズパーク杯を制したあと、北斗賞、旭川記念を回避。賞金別定10キロ増だけではさすがに力が違いました。これで今季5戦5勝、秋以降の古馬重賞でも引き続き中心なりそうです。

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阿部武臣騎手「(勝てて)ほっとしています。そこまでプレッシャーはなかったです。テンションはいつもと同じような感じでいました。いつも通りのレースをすればいいかなと思っていて、それだけを考えていました。雨が降ったのですが、その割に軽くはなく、結構ふかふかして重いような感じでした。道中息を入れていけたので(ロータリーハロー掛けは)プラスになったかと思います。コマサンエースが降りて動いていたのでドキッとしましたが、ここは負けられないと思って騎乗しました。暑さに強い馬なのですが、年齢も重ねてきているので堪えるところもあったと思います」

ばんえいグランプリ 予想結果

今週は3名が的中

今年度の予想対決第7Rはばんえいグランプリ。第2障害を先頭で越えたメムロボブサップが押し切り、断然人気に応えて4連覇達成。予想対決は6名全員がメムロボブサップを本命に挙げましたが、2着に5番人気のコマサンエースが入ったことで明暗が分かれ、斎藤さん、荘司さん、矢野さんの3名が的中。特に斎藤さんは3連単を、荘司さんは馬単をそれぞれ的中させ、大幅なプラス収支となりました。

斎藤:3連単1000円的中! 収支+18,200円
荘司:馬単3000円的中! 収支+15,600円
矢野:ワイド1000円ダブル的中! 収支-2,200円

【集計】投資額 6,000円×7R=42,000円

 斎藤  +20,420円
 荘司  +14,800円
 赤見  -2,650円
 矢野  -8,300円
 目黒  -31,950円
 須田  -42,000円
---------------------------------------
 紅組  -19,800円
 白組  -29,880円

8/11ばんえいグランプリ予想 須田鷹雄

2024年8月10日(土)

3連覇中のメムロボブサップが勝ち切るか

 ◎メムロボブサップがいて6頭立てでは、これはもうどうやってどこまで絞るかの戦いになる。
 もともと◎とこのレースは好相性。そのうえ今年はここから逆算したローテを組んできたので状態面も一定以上のものが期待できる。今年レース数を使っていないこともあって重量面での不利もない。競馬だから絶対はないのだが、下げようにも下げる理由が見つからない。
 なにかマイナスを探すとしたら6頭立て6番枠だが、内詰めなので大きな問題にはならないはず。ここはしっかり勝ち切ってくれるだろう。

 相手は○インビクタを重視。▲クリスタルコルドの勢いもすごいが、重量差が10キロついたことと、多少雨が降るような予報なのでこのシルシ順にした。ただこの2頭はほぼ五分と思うので、2、3着は折り返す。

 3着の可能性のみを見るのが☆サクラヒメと△コマサンエース。☆と○ではこの重量帯だと○が有利だろうし、使うかどうか迷ったという☆の厩舎コメントからも、○▲優位と考えていいだろう。

◎6 メムロボブサップ
○3 インビクタ
▲4 クリスタルコルド
☆5 サクラヒメ
△2 コマサンエース

3連単
6→3,4→3,4 各2000円
6→3→2,5  各1000円 計6000円

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