ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2023年 | メイン

2024年 アーカイブ

<<前へ 345678910111213

今週の見どころ(3/17・ばんえい記念)

2024年3月16日(土)

【第24回開催6日目】
 3月17日(日)のメイン第7レースには、重賞・第56回ばんえい記念(4歳以上・17:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量1トンで4歳以上のナンバーワンを決します。
 ◎メムロボブサップが、17・18年オレノココロ以来のばんえい記念連覇を目指します。今季連対を外したのは2回のみ。春先のばんえい十勝オッズパーク杯(8着)は障害で苦戦したもの、2月のチャンピオンカップ(5着)は最大100キロ差のトップハンデと、ともに不可解な敗戦ではありません。昨年が805キロの然別賞2着から臨んでの勝利で、今年は同じ重量で然別賞(オープン-1組)1着と状態面でも太鼓判が押せます。
 ○アオノブラックは、過去のばんえい記念では、初挑戦の22年がメジロゴーリキ、メムロボブサップの3着、昨年がメムロボブサップの2着。ライバルに先着することができていません。しかし、前回は残り10メートルまで先頭で、立て直している間にメムロボブサップに交わされコンマ4秒差の惜敗。今年にかける意気込みは相当でしょう。
 ▲コウテイは、昨年がばんえい記念初挑戦で障害で転倒し競走中止。しかし今年の帯広記念では障害ひと腰先頭から見せ場たっぷりの3着。高重量に対応できる素質はありそうです。
 △メジロゴーリキは、ばんえい記念では6、1、3着。今季は帯広記念を制しており、明け10歳でも大きく衰えた様子はありません。
 △コマサンブラックは、今季飛躍が期待されましたが、重賞での馬券絡みもなく満足のいくシーズンではなかったはず。昨年(5着)1トンを経験している強みを生かしたいところ。

 令和6(2024)年度のばんえい十勝は、4月19日(金)にナイターで開幕予定です。

今週の見どころ(3/15~3/17)

2024年3月13日(水)

 今季最終週のばんえい十勝は、15日(金)からの3日間。16日(土)のイレネー記念(第11レース・19:30発走予定)、17日(日)のばんえい記念(第7レース・17:15発走予定)の2重賞をはじめ、特別戦が7レース組まれています。3日間の開催・開門時間やイベントなどについてはこちら
 なお、ばんえい記念当日は15時より、オッズパークLIVEの配信があります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…41万2,440円
5重勝単勝式…23万6,110円

※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第25回開催4日目】
 3月15日(金)のメイン第11レースには、オッズパーク賞スターライト特別(5歳オープン・19:35発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前週に重賞・ポプラ賞が実施されたため、オープン馬はダイヤカツヒメとヤマノコーネルのみ。賞金ハンデが課されないため格上位馬が有利でしょう。
 ◎ヤマノコーネルは、三冠で結果が出ませんでしたが、2月のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)では、ポプラ賞1、2着のクリスタルコルド、キングフェスタに先着しての4着。メンバー最先着の2着だったA1級馬ホクセイウンカイとのハンデ差が20キロから10キロに縮まることと、基礎重量が増え地力が問われることを考えれば逆転も十分でしょう。
 ○ダイヤカツヒメは、今季、カーネーションカップ、ヒロインズカップと古馬牝馬の重賞を2勝している実力馬。三冠では天馬賞6着が唯一ですが、今回と同じ740キロをひと腰と内容は悪くありません。上位5頭はここには不在で相手有利といえます。
 ▲ジェイホースワンは、A1格付でダイヤモンドダスト賞7着。当時6頭いたオープン馬が2頭に減っており、流れに乗って運べる確率は高そう。展開利があれば食い込みが可能でしょう。
 ダイヤモンドダスト2着△ホクセイウンカイは、押さえまで。

【第25回開催5日目】 3月16日(土)のメイン第11レースには、重賞・第55回イレネー記念(3歳・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量690キロで明け3歳のチャンピオンを決します。
 ◎ライジンサンは、10月の一冠目・ナナカマド賞こそ6着でしたが、二冠目・ヤングチャンピオンシップ、牡馬限定・翔雲賞の2重賞を含め目下4連勝と軌道に乗りました。翔雲賞は他馬より賞金ハンデのぶん10キロ重くても末脚を生かし抜け出しています。定量になるのは有利で、二冠達成が濃厚です。
 ○ミチシオは、2歳夏までに4勝をマーク。ナナカマド賞9着、ヤングチャンピオンシップ4着でしたが、年明け後に3歳A級-1組を2連勝し、翔雲賞2着と復活を果たしました。2月25日の3歳A級-1組では伸びを欠いて7着でしたが、トップハンデで、勝ち馬から5秒4差なら悪くありません。なおこの馬に騎乗する中山直樹騎手とライジンサンの鈴木恵介騎手は、ともに1998年1月デビュー。BG1で同期ワンツーなるでしょうか。
 ▲ホクセイポルシェは、9月の青雲賞(2歳牡馬オープン)、ナナカマド賞とも制すなど、2歳戦前半を牽引しました。年明け後に出走取消・競走除外が2回、翔雲賞9着などひと息なのは気になりますが、どう立て直してくるか。
 △スマイルカナは、黒ユリ賞を1番人気で圧勝した女王。2月25日の3歳A級-1組は8着でしたが、ミチシオと同様賞金ハンデ15キロを課され、重量的に厳しかった面は否めません。牝馬のイレネー記念勝ち馬は20年以上出ておらず、連争い候補になりそうです。

 3月17日(日)のメイン・ばんえい記念の見どころはこちらから。

3/10ポプラ賞回顧

2024年3月11日(月)

5歳馬クリスタルコルドが抜け出し快勝

 3月10日(日)には重賞・ポプラ賞(4、5歳オープン)が行われ、単勝3番人気のクリスタルコルドが優勝。障害2番手から抜け出す快勝で、22年はまなす賞以来となる重賞3勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.マルホンリョウユウ(790) 49.3
 2.タカラキングダム(790) 63.7
 3.ヤマカツエース(790) 15.5
 4.クリスタルコルド(780) 6.8
 5.アシュラダイマオー(750) 89.7
 6.ジェイヒーロー(760) 18.6
 7.アローリキヒメ(740) 10.2
 8.ヘッチャラ(790) 2.8
 9.キングフェスタ(810) 2.0
 10.キョウエイプラス(760) 103.0

 4歳、5歳各5頭の10頭立てで争われた世代対抗戦。単勝1番人気に支持されたのは天馬賞を勝って4歳シーズン三冠を達成したキングフェスタ。810キロのトップハンデながら、重賞8勝の実績は断然で、単勝2.0倍と大きな支持を集めました。昨年のポプラ賞を制し、4歳シーズン三冠でもすべて3着以内と安定感あるヘッチャラが2.8倍で2番人気。重賞2勝で2走前にはオープン特別を勝利したクリスタルコルドが6.8倍の3番人気。最軽量740キロのアローリキヒメ、ドリームエイジカップ3着のヤマカツエースが人気で続き、5歳馬5頭が上位人気となりました。

 第1障害をクリスタルコルドとキングフェスタが最初に越えますが、両馬ともひと息入れると、アシュラダイマオーが先頭に立ち、ジェイヒーローが追走。アローリキヒメ、ヤマカツエースも位置取りを上げてきます。中間点を過ぎたあたりで前はほとんど横一線で、何度も先頭が入れ替わる展開。第2障害下にはアローリキヒメ、アシュラダイマオーがわずかに先頭で到達し、ここまで58秒というぺースで流れました。
 第2障害にはアシュラダイマオーが最初に挑戦しますが、坂の途中でひと息。続いたヤマカツエース、アローリキヒメは天板で膝をついてしまいます。先頭で障害を越えたのはジェイヒーローで、差なくクリスタルコルドが続きます。立て直したヤマカツエースは3番手で、ヘッチャラが4番手から追いかける展開となります。
 障害を降りてすぐにクリスタルコルドが先頭に立つと、徐々に後続との差を引き離し、十分なリードを保ったまま先頭でゴール。キングフェスタは障害8番手から一気の脚で追い上げましたが2着まで。3着争いは接戦となりましたが、ゴール前一杯になったジェイヒーローをヘッチャラがわずかにとらえ、5歳馬が上位3着まで独占となりました。

 勝ったクリスタルコルドは、22年のばんえい大賞典、はまなす賞に続いて重賞3勝目。これまで重賞では一度もキングフェスタに先着できていませんでしたが、今回は30キロのハンデ差を生かし、早め先頭から世代王者を振り切りました。

成績はこちら
映像はこちら

西謙一騎手「重量的にもメンバー的にもいつもとあまり変わらなかったので気にしないで騎乗しました。(780キロの重量について)最近ずっと障害に重点をおいて調教していたのでこのくらいなら大丈夫だと思いました。折り合いも良く、障害でもこれで差されたら仕方がないという感じで乗っていました。調教に関しても耐えてくれているので、重量に慣れてきたら上(のクラス)でも頑張ってくれると思います」

ポプラ賞 予想結果

今週は的中者なし

今年度の予想対決第25Rはポプラ賞。第2障害を差のない2番手で越えた単勝3番人気のクリスタルコルドが降りてすぐに先頭に立つと、その後は後続を引き離して快勝。1番人気のキングフェスタが2着、3番人気のヘッチャラが3着に入り、5歳馬が上位を独占。予想対決は勝ったクリスタルコルドに本命を打っている人がおらず、今週は的中者なしという結果になりました。

【集計】投資額 6,000円×25R=150,000円

 須田  -42,280円
 荘司  -48,150円
 矢野  -66,350円
 斎藤  -69,790円
 赤見  -73,850円
 目黒  -80,790円
---------------------------------------
 白組  -178,420円
 紅組  -202,790円

3/10ポプラ賞予想 荘司典子

2024年3月10日(日)

3冠馬に敬意を表してキングフェスタ本命

 前回の馬券対決・チャンピオンカップはインビクタの単勝1点勝負をしましたが、結果はわずかな差で2着。1着はアオノブラックで○◎で決まって馬複810円。ああ...1点勝負するならこの馬複でしたね~。めちゃくちゃ悔しいです。この悔しさをバネにあと3戦に挑みます。

 さてポプラ賞。過去10年で連覇を果たしたのは2016年17年のセンゴクエースと2020年21年のアオノブラックの2頭。キングフェスタは昨年4歳時にはこのレースに参戦していませんでしたが、4歳シーズンの3冠を勝利。上記の2頭に匹敵する実績馬で、今後のばんえい競馬を牽引する存在として本命にしました。810キロは他馬と比べて厳しい重量ですが、かつてアオノブラックが820キロを克服したように、結果を出して欲しいところ。

 2番手は連覇のかかるヘッチャラ。キングフェスタ相手では分が悪いですが、斤量差を活かして上位進出可能。

 さて問題は▲以降の馬の選択。ヤマカツエース、クリスタルコルドの5歳勢は力を認めつつもあえて外し、ここは例年馬券圏内に入ってくる4歳馬を推したいと思います。マルホンリョウユウとタカラキングダム、ともに790キロという不安材料はありますが、世代上位実力馬の意地を見せて欲しいですね。

 印は740キロのアローリキヒメにも打ちましたが、馬券は◎キングフェスタを軸に、相手3頭の3連複で勝負します!

◎9 キングフェスタ
○8 ヘッチャラ
▲1 マルホンリョウユウ
△2 タカラキングダム
△7 アローリキヒメ

3連複1頭軸流し
9-1,2,8 各2000円 計6000円

<<前へ 345678910111213
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.