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11/24ドリームエイジカップ予想 目黒貴子

最大40kg差のトップハンデでもメムロボブサップ

 各世代ごとのトップホースが集結するばんえいならではの重賞であるドリームエイジカップ。当然のことながら重量に大きく差があるレースでこれがまた難しくさせているところ。昨年は牝馬のサクラヒメが勝利したことからもそのあたりの難解さは理解してもらえるだろうと思います。

 今回最重量のメムロボブサップは790K。最軽量サクラヒメは750K。これをどうとるか?ですね。

 ツラツラと書いてしまいましたが、今季負けなしの◎メムロボブサップならこの差でも問題なく勝利してくれるものと信頼しています。帯広記念へ直行とも考えた上で、この勢いならと出走を決めた陣営もそれなりに勝算があるからこそ。この判断をプラスに考えたいと思います。

 ○にはタカラキングダム。今季充実ですね。3歳時は不振が続いていた印象ですが、そこからは完全に抜け出しました。重賞も連勝した今の勢いならここでも納得のいく走りをしてくれそうです。

 ▲は昨年の覇者であるサクラヒメ。このに向けて万全の調整ができたようですね。端枠も気にならないタイプでここでも大きな仕事をしてくれそうです。

 ここ3戦が好内容の△キングフェスタ、忘れた頃にやってくる△インビクタとします。

 実績と重量差と考えれば一筋縄にはいかないという予想で3連単ボックスでいきたいと思います。

◎7 メムロボブサップ
○8 タカラキングダム
▲10 サクラヒメ
△2 キングフェスタ
△4 インビクタ

3連単ボックス
2,4,7,8,10 各100円 計6000円

今週の見どころ(11/23~11/25・11/24 ドリームエイジカップ)

2024年11月21日(木)

 ばんえい十勝は今週より準ナイター開催となり、発走時刻がナイター開催より30~40分ほど前倒しとなります(詳しくはこちら)。
 24日(日)のメインには重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4~7歳、8歳以上の各世代から通算収得賞金順に上位2頭が選抜されての争い。過去15回で、7歳を除くすべての世代(第1回と第2回は出走可能だった3歳を除く)が勝利を挙げており、特に5歳と8歳以上が好成績を収めています。今年の7歳はコウテイとゴールドハンター。果たして連敗ストップなるかにも注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…6万7,550円
5重勝単勝式…なし

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【第17回開催1日目】
 11月23日(祝・土)のメイン第11レースには、十勝岳特別(B1級-1組・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の同条件・夕刊フジ杯から7頭が参戦しています。
 ◎マツノタイガーは、出走機会として特別戦では1、2、7、3、3着と安定。近2走のアテナ診療所祝5周年記念、夕刊フジ杯馬はともにジェイホースに逃げ切りを許したもののしぶとく3着に歩いています。今回はその勝ち馬が不在。前走から据え置きの重量715キロで障害がひと腰で切れれば押し切りが狙えます。
 ○サクラヤマトは、同じ近2走では2、9着。A2級混合のアテナ診療所祝5周年記念が惜敗だっただけに、前走は障害で苦戦したとはいえ負けすぎの感も。こちらも立て直せれば侮れません。
 ▲ウチュウジンは、B1級-2組の平場戦を2連勝中。久々の特別戦ですが、もともと実績がある条件だけにチャンスはありそう。
 △トウケイレーヴは、B2級-1組を2連勝しての昇級初戦。前走の特別戦は着差以上の強さで、好調馬揃いのここでも食い下がりに警戒です。

【第17回開催2日目】
 11月24日(日)のメイン第11レースには、第15回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19:30発走予定)が行われます。

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 全馬オープン格で、メムロボブサップの790キロから、牝馬サクラヒメの750キロまで最大40キロ差つきます。
 注目は◎メムロボブサップ(通算収得賞金順8歳以上1位)。今季重賞4勝を含む7戦全勝という圧倒的な成績を誇ります。9月の岩見沢記念は最大20キロ差、10月の北見記念は同30キロ差を克服しています。今回は牝馬がいるためさらにハンデは厳しいものの、40キロ差でも高重量と特別戦に近い700キロ台では負荷のかかり具合が違うはず。重賞5連勝に期待します。
 ○インビクタ(8歳以上3位)は、8歳以上2位アオノブラックの代わりに出走。対メムロボブサップでは、8月のばんえいグランプリ、岩見沢記念とも10キロ差で3、2着に入っています。過去の馬券絡みは840キロが最高だけに、860キロを課された北見記念の結果は参考外。770キロなら恥ずかしい走りはしないはず。
 ▲サクラヒメ(6歳1位)は、昨年のこのレースの勝ち馬。最軽量740キロで圧倒的な逃げ切りでした。ばんえいグランプリはハンデ差がつきにくい条件で、メムロボブサップと20キロ差の780キロで5着だったものの、今回はハンデ差が40キロに開いての750キロ。連覇の可能性もあります。
 △オーシャンウィナー(6歳2位)は、今回と同じ770キロだった6月の北斗賞では残り20メートル手前までは優勝争いに加わって4着。その後、夏場に3連勝と地力強化をうかがわせます。有力3頭の一角崩しが見込めそうです。

【第17回開催3日目】
 11月25日(月)のメイン第11レースには、知床賞(オープン・19:25発走予定)が行われます。

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 世代通算賞金順3位で、前日のドリームエイジカップに出走できなかった7歳カイセドクター、5歳クリスタルコルドも参戦しています。
 注目はその2頭。◎カイセドクターは、2走前の重賞・北見記念こそ離された4着も、オープン昇級2走目だった前開催の羊蹄山特別(オープン・A1級混合)の4着など、負けても10秒差以内のレースを続けています。前走で先着された馬はいても、安定感を考えれば勝ち負け。
 ○クリスタルコルドは、北見記念5着で、前開催のオータムカップ(オープン)ではメンバー最先着の6着。賞金ハンデ10キロを課されながらこの成績ならここでは上位といえます。
 ▲ヘッチャラは、オータムカップが2番人気で7着。ひと押し足りませんでしたが、障害巧者で展開次第では差は縮まるはず。菊池一樹騎手への手替わりは好材料。
 △ヤマカツエースは、羊蹄山特別ではカイセドクターに先着しての3着。今回はオープン馬同士ですが見劣りしません。

今週の見どころ(11/16~11/18)

2024年11月14日(木)

 5レース組まれている2歳産地別の特別戦は、先々週に釧路産駒特別、先週は南北海道産駒特別が行われ、ともに1番人気が3着以下に敗退。重賞・ヤングチャンピオンシップへの出走権を得ることができませんでした。今週実施されるのは北央産駒特別です。同地区産の種牡馬としてはカネサブラック(旭川市産)が代表格ですが、今年の新種牡馬ココー(稚内市産)の産駒3頭中デビュー済の2頭サウスキンカヒメ、ナナイロがともにここへ出走予定。タイトルとは無縁だった父の名を高める活躍に期待したいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…なし
5重勝単勝式…なし

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【第16回開催4日目】
 11月16日(土)のメイン第11レースには、夕刊フジ杯(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催に1組の摩周湖特別、格上A2級との混合・アテナ診療所祝5周年記念を使われていた馬がほとんど。
 アテナ診療所祝5周年記念で一騎打ちを繰り広げた◎ジェイホース○サクラヤマトに注目です。2走前の1組平場戦ではサクラヤマトが障害4番手からあっさり抜け出し、ジェイホースは2着でしたが、特別戦の前走は、ジェイホースが逃げ切ってサクラヤマトの追撃をしりぞけています。ここは特別2連勝のジェイホースを上位とみます。
 ▲シルバーアロイは、B1級-2組、摩周湖特別と連勝。前走がB1級の特別戦初勝利と力をつけています。相手強化のここも上位争いできれば次も楽しみです。
 △マツノタイガーは、アテナ診療所祝5周年記念では追い込んで3秒1差の3着。障害に甘さがあるため、基礎重量が増えるここは押さえ評価ですが、すんなりクリアできれば逆転もあります。

【第16回開催5日目】
 11月17日(日)のメイン第11レースには、北海道競馬記者クラブ特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前走がA2級-2組の十勝フードトラック協会記念、B1級混合のアテナ診療所祝5周年記念だった馬が10頭中8頭を占めています。
 アテナ診療所祝5周年記念は、格下のB1級馬による上位独占でしたが、2番人気で6着◎ジェイライフに注目します。同レースがそうだったように先行馬同士の決着が多かった週で、一気に末脚を伸ばしたものの詰め寄ることはできませんでした。力負けではないと判断し巻き返しに期待します。
 ○ジェイヒーローは、十勝フードトラック協会記念を危なげなく逃げ切っています。1組のメンバーに入ってもヒケは取らないはず。
 ▲ジャパントップは、アテナ診療所祝5周年記念でメンバー最先着の4着に健闘。5走前の昇級初戦などA2級での今季2勝はともに平場戦でしたが、特別戦で先行して僅差の戦いに持ち込めたのは収獲といえます。
 △ロングビユウテイ△リュウセイペガサスは、アテナ診療所祝5周年記念での着順ほど力差はありません。

【第16回開催6日目】
 11月18日(月)のメイン第11レースには、オータムカップ(オープン・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 次開催に世代選抜重賞・ドリームエイジカップ(4、5、6、7、8歳以上の通算収得賞金順上位各2頭を選抜)が控えており、8歳以上の1、2番目メムロボブサップ、アオノブラックは不在。
 ならば注目は◎インビクタ。前走の重賞・北見記念で今季はじめて崩れましたが、重量が一気に軽くなるここなら巻き返しが可能。少なくとも3着だった2開催前の同条件・狩勝賞くらいは走れるはず。
 ○オーシャンウィナーは、狩勝賞の2着馬。ただ6歳の通算収得賞金順2番目で、ドリームエイジカップには出走可能なだけに、ここで目いっぱいの競馬はないとみて対抗評価です。
 逆に▲クリスタルコルドは、5歳の通算収得賞金順で3番目。狩勝賞は5着でしたが、ここを勝てればドリームエイジカップ出走圏内も考えられるだけに、仕掛けてくる可能性はあります。
 5歳の通算収得賞金順4番目△ヘッチャラにも同じことがいえます。ただ今回は主戦の菊池一樹騎手がオーシャンウィナーに騎乗することで割引きが必要でしょう。

11/10クインカップ回顧

2024年11月11日(月)

4歳女王の座にミュウ

 11月10日(日)には重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のミュウが優勝。障害2番手から抜け出し、3度目の重賞挑戦で初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ミュウ(690) 7.1
 2.クリスタルジェンヌ(690) 48.8
 3.クリスタルハート(680) 55.7
 4.スーパーチヨコ(700) 1.1
 5.ココロホマレ(680) 121.4
 6.マルホンキンカ(690) 63.9
 7.アバシリモミジ(690) 15.9
 8.アサツユ(680) 127.7
 9.ゴールドクイーン(690) 18.6
 10.タカラヴェルベーヌ(680) 20.2

 この世代の牝馬では、ばんえいオークスを制したルイズが昨シーズン限りで引退。2着だったスーパーチヨコが出走10頭中9頭が対戦した紅バラ賞をトップハンデで快勝し、その上位馬と重量差が変わらない今回は単勝1.1倍と圧倒的支持を集めました。紅バラ賞2着で、鈴木恵介騎手と2月以来のコンビとなったミュウが2番人気。今季4勝を挙げ、紅バラ賞では3着だったアバシリモミジが3番人気、同5着だったゴールドクイーンが4番人気で続きました。

 ミュウが第1障害を勢いよく先頭で越え、2馬身ほど後続を離して先行。アバシリモミジ、ゴールドクイーン、スーパーチヨコと続き、序盤からばらけた展開となります。中間点を過ぎてもミュウが軽快に逃げていましたが、徐々に後続が差を詰めるとゴールドクイーンがわずかに先頭で第2障害下に到達。前半は60秒で進みました。
 第2障害では4頭が一斉に仕掛ると、スーパーチヨコがすんなりひと腰先頭で越え、ミュウ、ゴールドクイーンが続きます。後続はやや離れ、アサツユとクリスタルハートが4、5番手から追いかける展開となりました。
 逃げるスーパーチヨコに、ミュウがぐいぐいと差を詰めにかかると残り20メートルで交わして先頭に立ちます。スーパーチヨコも懸命に粘ろうとしますが、ミュウがそのまま先頭でゴール。スーパーチヨコはゴール線上で一杯になり、ゴールドクイーンが交わして2着。スーパーチヨコは立て直すも3着でした。なお、アバシリモミジは第2障害で競走中止となりました。

 勝ったミュウは、これまで重賞では黒ユリ賞3着、ばんえいオークス4着と善戦止まりでしたが、3度目の挑戦で重賞初制覇。見事4歳女王の座に就きました。また手綱を取った鈴木恵介騎手はこの勝利が通算重賞100勝目となりました。

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鈴木恵介騎手「本当に嬉しいです。最近は(ミュウには)乗っていませんでしたが、近走のレースを見て良いレース内容をしていたので、もしかしたらチャンスはあるかなと思って騎乗しました。ゲートが開いてからのスタートダッシュが良く、道中の手ごたえもよかったです。(第2)障害の天板で少し苦しいかなと思ったんですが、うまく上がって、降りてからも最後まで頑張って歩いてくれました。本当に真面目で、まっすぐな良い馬だなと思います。重賞100勝目は本当に嬉しいですし、ファンの応援があったから出た記録だと思っています」

クインカップ 予想結果

今週は矢野さんのみの的中に

今年度の予想対決第14Rはクインカップ。障害を先頭で越えたのは断然人気のスーパーチヨコでしたが、2番手で通過した2番人気のミュウが残り20メートルで先頭に立つとそのまま押し切って勝利。3番手で越えた4番人気ゴールドクイーンがゴール線上で一杯になったスーパーチヨコを交わして2着に入りました。予想対決は6名全員が本命に挙げたスーパーチヨコが3着に敗れたことにより、矢野さんのワイドのみの的中となりました。

矢野:ワイド700円ダブル的中! 収支-3,130円

【集計】投資額 6,000円×14R=84,000円

 赤見  +61,400円
 荘司  +100円
 斎藤  -120円
 矢野  -24,430円
 目黒  -51,540円
 須田  -74,900円
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 紅組  +9,960円
 白組  -99,450円

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