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11/27ドリームエイジカップ予想 目黒貴子

重量面で恵まれたキタノユウジロウ

 前回の重賞クインカップは堅ーい決着となり、的中はすれどトリガミになってしまうという残念な結果。今度こそプラスを狙います。

 今回のドリームエイジカップは各世代のトップホースたちの闘い。斤量差も最大70Kもあって、なかなか楽しみな一戦になりそうです。

 このところ調子を戻して好レースを続けている◎キタノユウジロウ。2走前の北見記念では3着。そして前走は1着。もともとばんえい記念2着の実績のある馬であり、今回の斤量は760K!最大斤量のメムロボブサップは800Kですから、40Kもの差があります。これはかなり恵まれたのではないでしょうか。

 ○はアオノブラック。今季は重賞での活躍が目立ちます。前走北見記念も人気に応えての1着と充実ぶりを証明。ここでも存在感を存分に見せてくれるものと考えています。

 やはりこちらも無視はできません。たとえ800Kといえども▲はメムロボブサップです。岩見沢記念では物足りない結果となったものの、間隔をあけた前走は流石の1着。実力を発揮できれば充分に勝つ可能性があります。

 △にはマサタカラとミノルシャープ。買い目は難しいですが、ボックスでいきましょう。高め来いっ!

◎7 キタノユウジロウ
○6 アオノブラック
▲2 メムロボブサップ
△8 マサタカラ
△3 ミノルシャープ

3連単ボックス
2,3,6,7,8 各100円 計6000円

11/27ドリームエイジカップ予想 須田鷹雄

大舞台に強いアオノブラック

 数多くの名勝負を繰り広げてきたメムロボブサップとアオノブラック。かつては前者が力量的に上、10キロのハンデがあって後者がどこまで戦えるかという関係性だったが、気が付けば実力はほぼ互角に。逆にいうと、10キロハンデを貰ってしまったら◎アオノブラックが有利ということになる。

 他馬を見回すとキタノユウジロウがアオノブラックと30キロ差というのがやはり気になるが、ここは重量差の理屈ではなく大事なレースを勝ち切る力という点でアオノブラックを尊重したい。同馬絡みの馬券は配当もつかないので変に点数を広げず、◎の1着決め打ちでいく。

 2着候補もメムロボブサップとキタノユウジロウの2頭だけ。問題は3着候補をどこまで取るか。どこまで通用するかは730キロなら見せ場を作れそうなマサタカラ、あとはこの荷物でも能力で3着あると見るメジロゴーリキまで。

◎6 アオノブラック
○2 メムロボブサップ
▲7 キタノユウジロウ
△8 マサタカラ
△4 メジロゴーリキ

3連単
6→2,7→2,7 各2000円
6→2,7→4,8 各500円 計6000円

11/27ドリームエイジカップ予想 斎藤修

2022年11月25日(金)

重量にも恵まれたキタノユウジロウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7キタノユウジロウ
 ○8マサタカラ
 ▲4メジロゴーリキ
 △6アオノブラック
 △9コウシュハレガシー

 3連単
 7⇔4,8→4,6,8,9 500円 計6000円

今週の見どころ(11/26~11/28)

2022年11月24日(木)

 ばんえい十勝は今週から12月30日(金)までの期間、準ナイター開催となります。第1レース、最終第12レースの発走が約40分繰り上がり、その他のレースも変更となります(詳細はこちら)。
 27日(日)メイン第11レースの重賞・ドリームエイジカップは19:25発走予定。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代から2頭ずつ選ばれたトップホースたちが争います。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第17回開催1日目】
 11月26日(土)のメイン第11レースには、五稜郭特別(A2級-1組・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の摩周湖特別(A2級-1組混合)は2頭出走していた4歳馬のワンツー。その1、2着馬は今回不在ですが、摩周湖特別にはいなかった3、4歳馬が計5頭参戦しています。
 注目は3歳馬で、なかでも◎ヤマノコーネルに期待。ばんえい菊花賞2着からのA2昇級初戦だった前走・A1級-1組混合は、いきなりA1級相手。それでも2番人気に推され5着でしたが、格上馬に食らいついて優勝争いを演じました。3歳は特別戦では20キロ減があり、A2級同士なら主役候補筆頭です。
 ○ツガルノヒロイモノは、ヤマノコーネルと同じ前走・A1級-1組混合では、マルミゴウカイの追撃を振り切って金星を挙げています。ただ、秋桜賞、ばんえい菊花賞と3歳オープンの特別戦、重賞で続けてヤマノコーネルに先着を許していることからここは2番手評価。
 5歳以上の古馬では▲シャンハイオトメ。前走・A1級-1組混合は8着とはいえ、ツガルノヒロイモノと6秒2、ヤマノコーネルと4秒0差。障害を降りた順のままゴールと不完全燃焼ながら大敗していません。すでに同条件を制している実績を考えれば、特別戦への条件替わりで巻き返し必至です。
 △ヒメミヤは、前々走が9着で摩周湖特別も8着。2戦続けて掲示板を外すのはこの馬にしては珍しいですが、減量ある若馬が多くペースが速くなりそうな今回は、障害力が生きるかもしれません。

【第17回開催2日目】
 11月27日(日)のメイン第11レースには、重賞・第13回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 各世代から通算収得賞金順に2頭を選出。今季の古馬重賞(牝馬限定戦を除く)6戦全勝の6歳世代から選ばれたメムロボブサップが賞金ハンデ40キロ増で800キロ、アオノブラックは同30キロ増で790キロとともに厳しいハンデを課されています。
 注目は7歳馬◎キタノユウジロウ。5歳時(20年)のドリームエイジカップ4着後に、帯広記念3着、ばんえい記念2着、北斗賞1着と軌道に乗りましたが、6歳時(21年)は北見記念での競走中止による能力再検査などもあり出走には至らず。今年1月の帯広記念で古馬重賞2勝目を挙げており、本格化してから初参戦となります。賞金ハンデなしの760キロは恵まれており、7歳世代として初制覇を狙います。
 過去12回のこのレースで、5勝の8歳以上世代に次いで勝ち星が多いのは4勝の5歳世代。○カイセドクターは古馬重賞未勝利ですが、今年3月のチャンピオンカップ3着や、ばんえい十勝オッズパークと北斗賞が5着など、800キロ台前半までの別定重量の古馬重賞では好勝負できています。4歳時(21年)のドリームエイジカップでは障害ひと腰クリアから4頭一線の3着争いを繰り広げており、当時から10キロ重い770キロでも、成長した姿を見せそうです。
 ▲アオノブラックは、4歳時(20年)に初挑戦でドリームエイジカップを制覇。北見記念1着から調整された5歳時(21年)は8着と案外でしたが、水分3.3%の軽馬場で先行馬が止まらないなか、障害ふた腰と後手を踏んだのが痛かった印象です。同じく北見記念1着から臨み、今年こその意気込みでしょう。
 △マサタカラは、4歳(10キロ減)+A2級(20キロ減)で730キロと最軽量での出走。経験不足は否めませんが、トップハンデのメムロボブサップと70キロ差つけば、ノーマークにはできません。

【第17回開催3日目】
 11月28日(月)のメイン第11レースには、知床賞(オープン・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前日に各世代から通算収得賞金順に2頭が選抜される重賞・ドリームエイジカップが組まれたため、賞金差が小さく能力拮抗の顔ぶれです。
 ◎コマサンブラックは、北見富士特別(オープン-2組)でメンバー最先着の2着。追加出走だった2走前の北見記念で障害ひと腰から見せ場を作っており、前開催からの基礎重量増も味方になったようです。今回はオープン-1組・オータムカップ組との対戦ですが、ヒーターが稼働している力の要る馬場でのパワー勝負ならヒケを取りません。
 ○インビクタは、6歳の賞金順3番手でドリームエイジカップには出走ならず。しかし、メムロボブサップ、アオノブラックら同世代のライバルとの対戦で力をつけ、9月には岩見沢記念制覇を成し遂げています。トップハンデはやや割り引きですが、オータムカップでの1着メムロボブサップと2秒4差の5着は評価できます。
 ▲ゴールデンフウジン△マツカゼウンカイは、オータムカップの上位5頭のなかで際立つ末脚を使って、各3、4着と健闘。8歳以上の賞金順で4、3番目と力上位で、展開次第では再び上位をにぎわしそうです。

今週の見どころ(11/19/~11/21)

2022年11月17日(木)

 『令和4年度第2回調教師・騎手免許試験』の合格者が発表されました。ばんえい競馬からの合格者は以下4名(22年12月1日付の免許)。

★調教師
松田道明 騎手(現所属・平田義弘厩舎)
★騎手
今井千尋 厩務員(現所属・今井茂雅厩舎)
小野木隆幸 厩務員(現所属・大友栄人厩舎)
中村太陽 厩務員(現所属・今井茂雅厩舎)

プロフィールなどはこちら

 20日(日)の第10レースには、釧路産駒特別が組まれています。12月30日に行われるヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜)の予選第3弾。過去10回のヤングチャンピオンシップでは十勝産駒が4勝の好成績を挙げています。過去5回では5つの産地が1勝ずつと近年はさほど差がなくなっていますが、釧路産駒は十勝産駒に次ぐ2勝をマークしており今年も出走馬には注目です。

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【第16回開催4日目】
 11月19日(土)のメイン第11レースには、摩周湖特別(A2級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の十勝岳特別(A2級-1組)の出走馬から1着マルミゴウカイ、4着ニセコヒカルが昇級。前週に出走した馬もおり、2着マサタカラ以外は6着以下からの参戦です。ほぼ再戦続きだったこのところとメンバーが大きく変わっています。
 ◎ヒメミヤに期待します。十勝岳特別は3番人気でしたが、障害を4番手で越えてから早々に脚いろが鈍って9着と、見せ場がありませんでした。敗因を相手関係に求めるなら、前走の上位馬がほぼ不在で巻き返し濃厚です。
 ○マサタカラは、10月9日の銀の匙帯広展開催記念3着、十勝岳特別2着。A2級-1組相当の特別戦で続けて馬券に絡んでいます。ただ、軽めの馬場を味方にヒメミヤが逃げ粘ると、近走と同様に差し届かずの懸念はあります。
 ▲タカラウンカイは、近5走が4勝、5着1回と絶好調。A2昇級初戦の前走2組を差し切って3連勝を決めています。昨季も秋に連勝でA2へ昇級しその後未勝利でしたが、初戦を勝っている今季はひと味違うはずです。
 △オレノタイショウは、銀の匙帯広展開催記念ではゴール線上でマルミゴウカイにつかまったとはいえ、逃げて惜敗の2着。こちらも十勝岳特別8着から反撃が見込めます。

【第16回開催5日目】
 11月20日(日)のメイン第11レースには、オータムカップ(オープン-1組・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 近3走を寒露特別、狩勝賞(ともにオープン-1組)、重賞・北見記念と使われた馬が9頭中5頭。メムロボブサップは9月の岩見沢記念以来の出走となります。
 ◎ミノルシャープは、オープン-1組に定着した近4走では未勝利ですが、重量860キロだった北見記念(8着)を除けば、勝ち馬と最大3秒2差と堅実。寒露特別はゴールデンフウジン、狩勝賞ではインビクタに少しずつ負けていますが、今回は両馬よりハンデ面で有利になります。懸念されるのはヒーティングが稼働した馬場で走るのは約2年ぶりということ。2年前のオータムカップはハンデが重かったとはいえ7着で、その後も馬券絡みはありませんでした。当時のスランプの原因はハンデか馬場か。ここの結果で見極めることができそうです。
 ○ゴールデンフウジンの重賞での上位進出は、他馬が障害で崩れたときに"漁夫の利"を得るかたちがほとんど。しかし、北見記念は障害ひと腰から強い競馬での2着でした。4走連続3着以内と好調ですが、寒露特別(1着)、狩勝賞(3着)から基礎重量と賞金ハンデとも増える点が心配です。
 ▲インビクタは、重賞初制覇を決めた9月の岩見沢記念や、狩勝賞がそうだったように逃げて粘り込むスタイル。第2障害で転倒し競走中止だった北見記念もこの馬のレースはしています。メムロボブサップが出走したことでトップハンデからは解放されるとはいえ、最軽量馬との30キロ差は楽ではありません。さらに経験を重ねたいところです。
 △メムロボブサップは、賞金ハンデ40キロ増で重量890キロを課される北見記念には登録せず。それを考えれば30キロ増で臨めるここはむしろ恵まれたといえそう。目標は2週間後のドリームエイジカップでしょうが、地力を考えれば押さえておきたいです。

【第16回開催6日目】
 11月21日(月)のメイン第11レースには、トドワラ特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 2開催前・ペルセウス特別の上位2頭、前開催・ばんえいオータムフェスト杯の1~3着馬はいずれもA2へ昇級。ばんえいオータムフェスト杯4着カネサスペシャルは19日(土)のメインに出走したため、近2開催の同条件でワンポイントに先着した馬はすべて不在の組み合わせです。
 ただ、注目は両レースとも不出走だった◎シンエイジョッパリ。B1へ昇級した近3走の2組では、いずれも障害早めの仕掛けからひと腰で越え、3、2、2着と崩れがありません。4走前の秋陽特別でB1級を相手にB2級馬として最先着の3着という近況から、B1級同士なら特別戦でも互角以上でしょう。
 ○カツゲンは、秋陽特別(B2級-1組混合)では1番人気で4着。ゴール前4頭の争いからやや後れたものの、3着シンエイジョッパリと2秒5差でした。ペルセウス特別も人気以下の5着でしたが、今回は軽馬場が見込めることでひと押しきくかもしれません。
 ▲ワンポイントが3番手。ペルセウス特別3着、ばんえいオータムフェスト杯5着とこの組み合わせならキャリア上位です。
 △マルホンリョウダイは、B1級では平場戦のみ出走。8戦2勝、2着2回、3着1回と安定しています。古馬相手の特別戦は今回が初ですが、前走の2組では、早めに先頭に立ったシンエイジョッパリに残り20メートルで並びかけ振り切っています。


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