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今週の見どころ(1/2~1/4)

 新年のばんえい十勝は、1月2日(振・月)から4日(水)の3日間で行われます。なおこの週から2月20日(月)までの8週は薄暮開催で、準ナイターより最終レースの発走予定時刻が1時間ほど繰り上がります(詳しくはこちら)。
 年始初日・2日のメインは、古馬では3レースしか組まれていない、ばんえいグレードBG1の帯広記念(第8レース・16:50発走予定)、翌3日は明け5歳のBG1・天馬賞(第11レース・18:20発走予定)が行われます。

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【第20回開催1日目】
 1月2日(振・月)のメイン第8レースには、第45回帯広記念(4歳以上・16:50発走予定)が行われます。

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 基礎重量890キロに、今季の収得賞金による別定重量が課されます。今季の重賞勝ち馬では、重賞2勝もメムロボブサップが負担重量930キロでトップハンデ。重賞3勝アオノブラックが10キロ軽い920キロで、重賞1勝のメジロゴーリキとインビクタがさらに10キロ軽い910キロです。
 ◎メムロボブサップにとって22年は9着と、シーズンで唯一大敗を喫したのがこの帯広記念でした。昨季も開幕から3勝、2着8回、3着2回と堅実でしたが、今季は7勝、2着3回、3着1回とグレードアップしています。同じ930キロでトップハンデとはいえ、今年はひと味違うはず。
 ○アオノブラックは、10月30日の北見記念を逃げ切り圧勝。トップハンデでも、メムロボブサップが不在で圧倒的な存在感を示しています。ただ今回は10コースに入ったのが微妙なため、ライバルより10キロ軽くても相手評価に。
 ▲キタノユウジロウは、22年の帯広記念を900キロで制しており、今年890キロで出走できるのが有利。近2走はひと息ですが、流れが速い特別戦だけに度外視が可能でしょう。
 有力各馬が障害で苦戦すれば、△ゴールデンフウジンの食い込みがありそう。6番人気で2着に食い込んだ今年の北見記念がまさにそれでした。

【第20回開催2日目】
 1月3日(火)のメイン第11レースには、第16回天馬賞(5歳・18:25発走予定)が行われます。

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 定量760キロで争われる、4歳シーズン三冠の最終戦です。
 この世代は牝馬の活躍が目立ち、2歳のナナカマド賞(アバシリサクラ)、3歳のばんえい大賞典(イオン)、ばんえい菊花賞(サクラヒメ)、4歳二冠目・銀河賞(ミソギホマレ)と牡馬混合重賞を4勝。しかし、定量のBG1・イレネー記念、ばんえいダービーは、ともに牡馬のオーシャンウイナーが制しています。
 今回は定量のBG1だけに、注目はもちろん◎オーシャンウイナー。ここ1年で3勝しかしていませんが、ばんえいダービー、ポプラ賞、柏林賞と勝ち星はすべて重賞。銀河賞も2着と、重賞ではハンデにかかわらず結果を出し続けており、信頼度の高い中心といえます。
 天馬賞で牝馬は通算1勝のみも、過去10年で4頭が馬券絡み。相手候補にはなり、○サクラヒメ▲ミソギホマレの名が挙がります。戦歴的にさほど差は感じませんが、4歳女王決定戦・クインカップ、4歳以上牝馬の準重賞・レディースカップと続けて勝利しているぶん、サクラヒメを上に見ます。
 前述3頭はいずれもオープン馬。上り馬もいますが、押さえも格付重視でA2級の△マサタカラ。柏林賞ではミソギホマレに先着しての2着で、同レースで手綱を取っていた鈴木恵介騎手へ乗替わりなら妙味たっぷりです。


【第20回開催3日目】
 1月4日(水)のメイン第11レースには、ニューイヤーカップ(A1級-1組・18:30発走予定)が行われます。

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 A2級との混合だった前開催のホワイトクリスマス賞のほぼ再戦。ゴール前は6頭による大激戦になり、逃げたノエルブランは2着に残りましたが、ほか先行したコウテイ3着、ニセコヒカル5着。差し脚を伸ばしたアオノゴッド1着、マルミゴウカイ4着、サクラドリーマー6着。10→2→7番人気で3連単26万円の大荒れとなりました。
 注目は◎ノエルブラン。ホワイトクリスマス賞が行われた12月24日は大雪の影響で、今季最も馬場水分量が多く4.0~4.1%でしたが、2番人気で2着と上位人気馬で唯一馬券に絡んでいます。今回は前走ほど極端な馬場にはならないはず。逃げ切りを決めてくれるでしょう。
 ○ニセコヒカルは、平場戦より特別戦のほうが成績安定。2走前の準重賞で3着があるように逃げがベストでしょうが、前走のように早めに障害を越えられれば相当な粘りを発揮します。同タイムで1着アオノゴッド、2着ノエルブランと2秒1差ならタイミングひとつで逆転可能。
 ▲ジェイエースは昇級初戦ですが、明け5歳だった21年の同時期にはA1級-1組の特別戦でコマサンブラック、コマサンエース(現オープン)と互角の勝負をしていました。5歳5月から約1年間休養していたため、7歳でもキャリアは100戦に満たず、大きく成長する可能性を残しています。
 △マルミゴウカイは、賞金ハンデ10キロ増となった近3走でも、1着との着差は最大でも3秒6と惜敗続き。そろそろなんとかしたいところです。

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