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3/13ポプラ賞回顧

2022年3月15日(火)

4歳馬オーシャンウイナーが押し切る

 3月13日(日)には重賞・ポプラ賞(4、5歳オープン)が行われ、単勝6番人気のオーシャンウイナーが優勝。第2障害を通過してすぐに先頭に立つと、ネオキングダムの追撃をしのいで重賞3勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.カイセドクター(790) 1.8
 2.キョウエイリュウ(800) 6.8
 3.ヤマトタイコー(790) 6.4
 4.オーシャンウイナー(790) 9.7
 5.ネオキングダム(750) 9.2
 6.ミソギホマレ(730) 45.8
 7.ニセコヒカル(730) 20.3
 8.ゴールドハンター(790) 7.7

 今季はまなす賞を制し、チャンピオンカップで3着など重賞でも大崩れの少ないカイセドクターが単勝1.8倍と断然の1番人気。2月の5歳オープン・ダイヤモンドダスト賞を勝利したヤマトタイコーが2番人気。天馬賞を制したキョウエイリュウ、柏林賞を制したゴールドハンターと5歳馬が上位人気に支持され、軽量の4歳馬ネオキングダム、ばんえいダービー馬オーシャンウイナーまで単勝ひと桁台の人気となりました。

 第1障害はオーシャンウイナーが先頭で、カイセドクターが差がなく追走。ヤマトタイコー、ネオキングダムも徐々に位置取りを上げて先行勢に加わると、中間点を過ぎたあたりからヤマトタイコーが抜け出します。ネオキングダム、カイセドクターが差を詰めにかかりましたが、わずかにヤマトタイコーが先頭で第2障害に到達。ここまで58秒というペースでした。
 第2障害下にキョウエイリュウ、ゴールドハンターを除く6頭が横に並ぶと、まず最初に仕掛けたのはネオキングダムで、差なくニセコヒカルも登坂を開始し、この2頭はともにひと腰でクリア。以下はオーシャンウイナー、ヤマトタイコー、カイセドクターの順で続きました。
 先頭のネオキングダムをオーシャンウイナーがとらえて抜け出しますが、ネオキングダムも食い下がって再び差を詰めます。オーシャンウイナーは脚色が鈍くなりながらも粘り切って先頭でゴール。ネオキングダムは1秒0差の2着で4歳馬のワンツー。人気のカイセドクターも障害5番手から差を詰めましたが3着でした。

 勝ったオーシャンウイナーは、昨年末のばんえいダービーに続いて重賞3勝目。1歳上の有力馬カイセドクター、ヤマトタイコーらと同じ790キロと重量的に厳しい条件でしたが、世代王者の力を示しました。過去10年で4歳馬が制したのは14年オレノココロ、16年センゴクエース、20年アオノブラックと名だたる馬ばかり。今後の活躍が楽しみになる結果となりました。

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菊池一樹騎手「ハンデも重たかったので少し厳しいかなと思っていました。道中は(重量に)そこまで堪えていない感じだったので、ある程度の位置が取れるように乗りました。障害を降りてから見せ場は作れるなとは思っていましたが、そこからもってくれるかというのは半信半疑でした。(残り)20メートルで本当に苦しそうでしたが、頑張ってしのいでくれました。来シーズン以降もどんどん強くなってほしいと思います」

ポプラ賞 予想結果

2022年3月14日(月)

今週は的中者なし

今年度の予想対決第25Rはポプラ賞。障害を先頭で越えたネオキングダムを、残り30メートル手前で単勝6番人気のオーシャンウイナーが交わして先頭に立つとそのまま押し切って勝利。ネオキングダムが2着で、断然人気のカイセドクターは3着でした。予想対決は4歳馬のワンツー決着により、的中者はなしという結果となりました。

【集計】投資額 6,000円×25R=150,000円

 須田  +20,020円
 斎藤  +9,510円
 荘司  +8,360円
 目黒  -44,740円
 矢野  -47,690円
 赤見  -68,540円
---------------------------------------
 白組  -18,160円
 紅組  -104,920円

3/13ポプラ賞予想 須田鷹雄

2022年3月13日(日)

キョウエイリュウ、カイセドクターの5歳馬2頭が中心

 近走のパフォーマンスでいうと○カイセドクターということになるが、ここは◎キョウエイリュウと馬券上は平等の扱いにしたい。
 この2頭は同斤だとキョウエイリュウ、10キロ差だとカイセドクターという感じで今回はカイセドクター優勢なのだが、馬場や展開次第で逆転の可能性はある。

 もうひとつ考えなくてはならないのが4歳馬の扱い。明け4歳世代は三冠の結果なども含めて牡馬がピリっとしていない印象で、世代比較だと5歳馬のほうに分がある。しかし重量差を生かせば1頭は2、3着に入ってきてもおかしくない。

 重量差を生かすという前提なのでオーシャンウイナーは選択肢にならない。▲ネオキングダムが2着か3着になるというフォーメーションを組む。とにかく安定味だけはある馬なので、40~50キロ差を生かせば馬券圏内は可能なはずだ。

 馬券は変則フォーメーションで3連単12点。

◎2 キョウエイリュウ
○1 カイセドクター
▲5 ネオキングダム
△3 ヤマトタイコー
△8 ゴールドハンター

3連単
2,1→5→2,1,3,8 各500円
2,1→2,1,3,8→5 各500円 計6000円

3/13ポプラ賞予想 荘司典子

5歳世代王者キョウエイリュウに期待

 4歳・5歳の混合重賞・ポプラ賞。例年、上位人気ですんなり決まりにくいレースですが、今回はあえて考えすぎず単純に去年の2着馬を◎としました。

 キョウエイリュウは、昨年初めての790キロということもあって7番人気でしたが、2着に大健闘して世代王者の実力を見せてくれました。昨年連覇を果たしたアオノブラックは820キロで勝利。現5歳世代のチャンピオンにとって800キロは克服したい斤量。ここ2戦7着続きで実力のわりに人気の盲点になるのなら、1着固定で勝負してみたい存在です。

 ネオキングダムは今季未勝利。勝ち星から遠ざかっていますが4歳馬が上位に来ることが多いポプラ賞。キョウエイリュウと50キロ差を活かして浮上可能。

 昨年3着のゴールドハンター、重賞2勝目を目指すカイセドクター、早めに動いて行けそうなヤマトタイコー、ばんえいダービー馬オーシャンウイナーまでおさえて。馬券は3連複と3連単で勝負します。

◎2 キョウエイリュウ
○5 ネオキングダム
▲8 ゴールドハンター
△1 カイセドクター
△3 ヤマトタイコー
△4 オーシャンウイナー

3連単
2→1,3,4,5,8→1,3,4,5,8 各100円
3連複
2-1,3,4,5,8 各400円 計6000円

3/13ポプラ賞予想 目黒貴子

2022年3月12日(土)

充実ヤマトタイコーの粘り込みに期待

 今季の重賞も残すところ3つ。このままだとマイナスのまま終了してしまうことになりそうです。なんとかプラスにするためにもここは当てたいところ。しかも高配当で。人気馬からいくには余程絞らないといけない...。悩みますねー。

 ◎をヤマトタイコーとします。これまでは善戦すれど勝ち星なしというイメージでしたが、今季は銀河賞を優勝するなど強い相手にしっかりと結果を出せるようになりました。3走前も好内容で勝利。充実してきたなという印象です。前めでレースができるのも強みでここはチャンスとみています。

 ○にはカイセドクター。こちらも今季ははまなす賞を制しました。少しムラがあるタイプかなと見ていましたが、近走は勝ち馬と差のないレースを続けており安定感が増しました。ここでも堅実なレースをしてくれそうです。

 ▲にはネオキングダム。勝ち星は2020年12月以降ありません。しかしこの馬も近走は安定してきた印象で、さらに今回は750Kと斤量にも恵まれました。時計がかかる馬場になってきたのもプラスです。

 実力は上位の△キョウエイリュウ、牝馬からは△ニセコヒカルとします。印はつけたものの、馬券勝負は絞って3連単ボックスとします。

◎3 ヤマトタイコー
○1 カイセドクター
▲5 ネオキングダム
△2 キョウエイリュウ
△7 ニセコヒカル

3連単ボックス
1,3,5 各1000円 計6000円

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