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24日(月)のメインには紅バラ賞が組まれています。11月13日に実施される4歳女王決定戦・クインカップを目指す馬たちの一戦です。今季の4歳牝馬は、ばんえいオークス馬サクラヒメが唯一のオープン馬として看板を背負っていましたが、ミソギホマレが牡馬相手の銀河賞を勝つなど成長。今回はオープンへ昇級し初出走の見込みです。
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【第14回開催4日目】
10月22日(土)のメイン第11レースには、桔梗特別(A1級・20:10発走予定)が行われます。
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A2級のツガルノヒロイモノが回避したため、A1級のみ。前開催の特別戦・田山産業ばん馬大会記念から2着馬が抜けての再戦となります。
◎ブラックサファイアは、1番人気で鋭く突き抜けました。2走前にオープン混合のデイリースポーツ杯で3着に追い込んでおり、力さえ出せばこれくらいはやれる力があります。ただもともとは障害に不安があるタイプ。今回から5キロとはいえ賞金ハンデを課されるため、ほぼ再戦でも"死角なし"とまでは言い切れません。
○サクラドリーマーは、2番人気で10着。障害安定の近況だっただけに残念な結果でした。しかし続けて障害で苦戦するほど状態は悪くないように感じられます。2走前の野分特別ではA2級相手とはいえ、障害7番手からごぼう抜きを演じており、切れ味はヒケを取りません。
▲ノエルブランは、デイリースポーツ杯(5着)、田山産業ばん馬大会記念(3着)とも障害は先頭で越えています。2頭が不発に終われば逃げ切りのチャンス。相性がいい島津新騎手と久々のコンビという点でも注目です。
△オールラウンダーも障害巧者ですが詰めひと息。前走と違い、ロータリーハローによる走路整備が行われるようになっており、これがプラスになれば6着から反撃がありそうです。
【第14回開催5日目】
10月23日(日)のメイン第11レースには、秋雲特別(オープン-2組混合・20:10発走予定)が行われます。
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前開催で疾風賞を使われていた馬が、今開催の前半に2頭出走。6着ジェイコマンダーが15日メイン第11レースで6番人気・2着、4着トワイチロが16日第8レースで8番人気・2着とともに人気薄で馬券に絡みました。
ここには疾風賞組が3頭いますが、8着◎ウンカイタイショウに注目します。今季未勝利とはいえ、3走前のオーガスト特別(オープン)では障害をひと腰でまとめ5着。先着された4頭を含む5頭がのちに岩見沢記念に出走とレベルが高い一戦での好走で、2組ならいつ勝っても不思議ない力があります。定量500キロの疾風賞を使われたことで、動きが変わってくれば、ひと押しきくかもしれません。
○キングフェスタは、疾風賞ではサクラヒメとの一騎打ちの末2着。3月の3歳重賞・イレネー記念を勝って以来の今季初戦ながら結果を出しました。この馬の場合は、疾風賞に出走したことより、一度使われたことのほうが重要。次開催のばんえい菊花賞に近い710キロで、ある程度の結果は求められるはず。
▲ヘッチャラは、イレネー記念がキングフェスタの2着。格下A1級ですが3、2走前にオープンとの混合戦で3、4着と通用することを証明済み。牝馬不在で最軽量ハンデ705キロも生きそうです。
△コマサンエースは、ヘッチャラと同じ3、2走前がともに6着。しかし3歳馬3頭が、ばんえい菊花賞へ向け仕上げに余裕があれば食い込む余地はあります。
【第14回開催6日目】
10月24日(月)のメイン第11レースには、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・20:05発走予定)が行われます。
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オープン馬ミソギホマレ、サクラヒメがそれぞれ710キロ、700キロを課されていますが、ほか8頭はB1~B3級で660~650キロ。世代二強とその他のハンデ差が大きい一戦です。
注目は◎サクラシュンカ。もともとは、ばんえいオークス3着の実力馬で、今季の馬券絡み9回はメンバー最多と充実しています。B1級の660キロは、トップハンデのミソギホマレと50キロ差つき、格下のB2級と同重量、B3級と10キロ差しかないのは有利。ばんえいオークスで手綱を取っていた菊池一樹騎手が7月以来の騎乗となります。
ばんえいオークス馬○サクラヒメの今季7戦はメンバー最少ですが、4勝は最多タイ。1番人気に推された7月の柏林賞はゴールできませんでしたが、オープンの牡馬オーシャンウイナーとの一騎打ちの末、ゴール前でいっぱいになり転倒しての競走中止だけに評価は下がりません。休養明けを一度使われ、態勢も整っているはずです。
▲ブルーレジーナは、黒ユリ賞馬イオンの主戦だった鈴木恵介が、同馬の引退後にコンビを組んでから急成長。20年2着シンエイジョッパリ、21年3着ゲッカビジンなどこのレースが特別初挑戦だった馬が4年連続で馬券絡みしていることからも警戒は必要でしょう。
△ミソギホマレは、柏林賞3着、銀河賞、山鳩賞(4歳オープン)各1着など牡馬を相手に好成績。710キロという重量に不安はありませんが、牝馬同士で最大60キロ差のトップハンデは厳しい印象です。