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2021年12月 アーカイブ

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12/5ばんえいオークス予想 目黒貴子

勢いに乗るサクラヒメがここでも中心

 一瞬よぎったシンザンボーイ。しかし若い世代の勢いに目を奪われ印もつけなかった私。バカですねー。これは参ったという結果でしたね。シンザンボーイさん、すみませんでした。

 今回は気を取り直して当てにいきたいと思います。

 ノリに乗っているサクラヒメを◎とします。前走のばんえい菊花賞も強かった!人気でも逆らえない感じがしますね。

 ○にはイオン。ばんえい大賞典を勝利、続くはまなす賞を2着したことでクラスが上がり、成績が伴わなくなっていましたが、本来実力はある馬です。ばんえい菊花賞は上位だった馬よりも10K重い斤量で結果を出せなかったのも仕方ありません。今回は定量戦で、いよいよ本領発揮です。

 ▲はミソギホマレ。こちらも今季安定して結果を出しています。ばんえい菊花賞2着の後の前走は余裕の勝ちっぷりでした。ここに向けて攻めの調整でチャンスありとみます。

 △にはアバシリサクラ。ばんえい菊花賞3着の時はびっくりしましたが、前走を快勝でばんえい菊花賞がフロックではないことを示しました。

 この4頭で決まると考えて印もここまで。買い目、どうしましょう?3連単フォーメーションでいきます!

◎9 サクラヒメ
○3 イオン
▲1 ミソギホマレ
△6 アバシリサクラ

3連単
3,9→1,3,9→1,3,6 各900円
9→3→1      各400円 計6000円

12/5ばんえいオークス予想 斎藤修

2021年12月 3日(金)

ばんえい菊花賞上位組の争い

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9サクラヒメ
 ○3イオン
 ▲1ミソギホマレ
 △6アバシリサクラ
 △5ミラクルクイーン
 △2ニュクス

 3連単
 9→1,3→1,3,6 800円 計3200円
 3→9→1,6 600円 計1200円
 3,9→1,3,9→1,2,3,5,6,9 100円 計1600

今週の見どころ(12/4~12/6)

2021年12月 2日(木)

帯広競馬場開場について

 11月28日に行われた重賞・ドリームエイジカップは、シンザンボーイが勝利。手綱を取った渡来心路騎手は、9月26日の銀河賞(ヤマトタイコー)でデビュー以来の重賞初勝利を挙げたばかりでしたが、11月7日のばんえい菊花賞(サクラヒメ)に続く3勝目となりました。12月5日(日)のメインばんえいオークスには、サクラヒメが出走予定。もし渡来騎手が勝てば、今年度の重賞勝ち数で、藤野俊一(ばんえい十勝オッズパーク杯、北見記念、クインカップ)、鈴木恵介(旭川記念、ばんえい大賞典、ナナカマド賞)を抑え単独トップに立ちます。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第17回開催4日目】
 12月4日(土)のメイン第11レースには、五稜郭特別(A2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A2級には4歳馬が6頭いますが、今開催に登録がないエンゼルフクヒメを除く5頭が参戦。しかし4走前に昇級したフォルテシモから、ここが昇級初戦となるアバシリルビー、ニセコヒカルまで、このクラスでのキャリアには差があります。牝馬3頭は前走が牝馬重賞・クインカップで、牡馬2頭は十勝岳特別(A2級-1組)で5歳以上と対戦しました。
 ◎フォルテシモは、クインカップでは10キロとはいえ他馬よりハンデを課されながら3着。9月の銀河賞でも格上の牡馬を相手に障害ひと腰から3着に好走しており、今回の4歳では実績上位といえます。銀河賞の次走がA2昇級初戦でしたが、この馬以外すべてA1級でしかも特別という厳しい条件でも、逃げたシンエイボブ(現オープン)に2秒5差まで迫って2着。このクラスでもトップクラスの実力があります。
 ○ギンジも4歳で、B1級の特別戦を2連勝し、2走前のA2昇級初戦も勝利。十勝岳特別は1番人気に推され5着でしたが、重賞出走経験がなく未知の715キロながら、4頭が横一線の3着争いに加わっており、収穫はありました。十勝岳特別を8番人気で逃げ切ったオレワチャンピオン、3着争いから1馬身ほど抜け出し2着センリョウボスらも引き続き出走していますが、同条件を1度経験したことによる上積みは大きいはずです。
 ▲センリョウボスは、近5走が1勝、2、3着各2回と崩れなし。ここで賞金を稼げばA1昇級ですが、できれば十勝岳特別の2秒2差を逆転し、勝って決めたいところ。阿部武臣騎手がフォルテシモではなく、引き続きこちらに騎乗するのも好材料といえます。
 △コウシュハボブは銀河賞の5着馬で、十勝岳特別ではギンジらと追い比べを演じ6着でした。今回が昇級2走目で、過去12回騎乗し5勝、2着1回、3着2回と相性がいい西謙一騎手に手綱が戻ります。

【第17回開催5日目】
 12月5日(日)のメイン第11レースは、BG1・第46回ばんえいオークス(3歳牝馬・19:25発走予定)

※出馬表はこちら

 定量670キロでの争いですが、11月のばんえい菊花賞を使われた4頭にとっては経験がある重量。この4頭が有力でしょう。
 ◎サクラヒメは、ばんえい菊花賞を逃げ切って重賞初制覇。ほぼ同馬に障害を越えたイオンは早々に一杯になり(7着)、離れた障害3番手から追ってきたミソギホマレを寄せつけませんでした。C1級を卒業するのに6戦かかりましたが、B4級は4戦、B3級は3戦、そしてB2級2走目のばんえい菊花賞を楽勝し、飛び級でA2へ昇級。通算12勝はメンバー中最多で、うち7勝を半年以内にマークと成長を見せています。2歳シーズン女王決定戦の黒ユリ賞は障害で苦戦し、1着イオンから1分50秒近く離されての10着でしたが、前走1009キロと約9カ月で120キロ以上も体重が増えたのも躍進の要因でしょう。ばんえい菊花賞は牝馬として最重量ハンデのイオンから10キロ軽かったのに対し、今回は同重量での争い。しかし前走同じ重量で2着ミソギホマレに8秒5差、イオンには25秒9もの差をつけており、この差を逆転するのは容易ではないはずです。
 ○ミソギホマレは、黒ユリ賞2着で、イレネー記念では2頭参戦した牝馬のうち最先着の3着と健闘。世代最初の重賞・ナナカマド賞を自重し、地力強化につとめてきた結果が出たかたちでしょう。8月のばんえい大賞典で競走除外となったあとは1開催調整され、戦列に復帰してから3勝、2着4回と充実度ではサクラヒメにも劣りません。同馬とイオンがばんえい大賞典から直行なのと対照的に、こちらは自己条件を使われ勝利しての参戦。前走がばんえい菊花賞から26キロ増の馬体で仮に余裕残しだったとすれば、叩いてさらによい状態で臨めそうです。
 ▲アバシリサクラは、3走前に2歳10月のナナカマド賞以来、1年ぶりの勝利をマークし、続くばんえい菊花賞は3着。障害9番手から突き抜けることはできませんでしたが、ナナカマド賞での末脚を彷彿させ、よい時の状態に戻っているようです。とはいえ、ここで勝つためには直線一気では厳しく、ある程度の位置で流れに乗る必要があります。島津新騎手がどう乗るか注目です。
 △イオンは、黒ユリ賞、ばんえい大賞典1着、4歳混合のはまなす賞2着と、牡馬を含めても実績上位の存在。しかし、ばんえい菊花賞が逃げて7着と詰めを欠く内容だったのは気になるところ。当日のレースを確認し、逃げ馬が残る傾向があれば狙ってみてもいいでしょう。

【第17回開催6日目】
 12月6日(月)のメイン第11レースは、羊蹄山特別(B1級-1組・19:25発走予定)

※出馬表はこちら

 前開催の北海道競馬記者クラブ特別(B1級-1組)は40キロ減がある3歳牝馬ミソギホマレが障害3番手から抜け出して快勝。同馬は今回不在ですが、2、3、5着馬を含む4歳馬5頭と、前走がクインカップだった牝馬アーティウィングが参戦。10頭中4歳が6頭と多く、引き続き速い流れが予想されます。
 なお近2走を暑寒別岳特別(B1級-1組)、北海道競馬記者クラブ特別と使われた馬が6頭います。
 ◎コウテイは、北海道競馬記者クラブ特別でメンバー最先着の2着。暑寒別岳特別は障害を3番手でクリアし7着でしたが、8月のB1昇級後、特別戦で掲示板に載れなかったのはこれが唯一。ただ、後続も早めに障害を越えたため、追い比べのようなかたちになり、競り負かされた印象もありました。前走も同じ軽めの馬場で障害を2番手で降りたものの、基礎重量が10キロ増えていたぶん後続がバラけ、気分よく走れたのが巻き返しにつながったのかもしれません。3走前の郵政創業150年記念(A2級-1組混合)では格上A2級馬を相手に2着に粘っている実力を考えれば、ここは主役を演じるでしょう。
 ○リュウセイペガサスは、暑寒別岳特別がB1昇級戦ながら3着に健闘。コウテイより1つ前の2番手で障害をクリアし歩き切りました。続く北海道競馬記者クラブ特別では伸びを欠いて5着と着順を下げましたが、雨が降る中、馬場水分は経験のない4.7%ということもあり、ペースに戸惑いがあったかもしれません。しかし馬場の回復が見込める今回は、2走前くらいの走りはできそうです。
 ▲アアモンドキーマンは暑寒別岳特別、北海道競馬記者クラブ特別とも逃げて残り20メートルあたりまでは先頭をキープ。結果はそれぞれ4秒3差4着、5秒7差3着とひと押しが課題です。馬券に絡めるかは、ここも他馬の追い上げ次第ということになるでしょう。
 △アーティウィングは、郵政創業150年記念では障害4番手から伸びて勝利し、コウテイ(2着)やアアモンドキーマン(9着)に先着。B3やB2級では逃げてこそというレースぶりでしたが、昇級初戦でハナにこだわらず勝ったことに成長を感じさせます。とはいえ4歳の頭数が増えた暑寒別岳特別では障害7番手のまま見せ場を作れなかったのは気になるところ。自分のペースを守って走れるかどうかでしょう。


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