ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2021年7月 | メイン | 2021年9月 »

2021年8月 アーカイブ

<<前へ 12345

8/15ばんえいグランプリ回顧

2021年8月17日(火)

メムロボブサップが古馬重賞初制覇

 8月15日(日)には重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。ファン投票1位に応える圧巻の逃げ切りを決めました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ミノルシャープ(800) 26.1
 2.アオノブラック(800) 24.1
 3.ゴールデンフウジン(800) 143.2
 4.メムロボブサップ(800) 2.0
 5.ブチオ(780) 68.0
 6.アアモンドグンシン(800) 7.1
 7.メジロゴーリキ(800) 40.8
 8.センゴクエース(800) 2.4
 9.キタノユウジロウ(800) 15.6
 10.ウンカイタイショウ(800) 61.0

 ばんえい十勝オッズパーク杯2着、北斗賞3着、そして旭川記念2着と重賞で惜敗続きのメムロボブサップ。今度こそはと、単勝2.0倍で1番人気に支持されました。そのメムロボブサップを旭川記念で破り、目下3連勝のセンゴクエースが2.4倍で2番人気。2頭の一騎打ちムードとなり、旭川記念3着のアアモンドグンシンが3番人気で続きました。

 メムロボブサップが先行しますが、差なくアオノブラック、アアモンドグンシンが追走。メジロゴーリキ、キタノユウジロウ、センゴクエースも続きます。中間点ではメムロボブサップが抜け出し、そのまま先頭で第2障害下に到達。ここまで63秒というペースでした。
 全馬が第2障害下に揃う前に最初に仕掛けたのはキタノユウジロウでしたが、差なく続いたメムロボブサップがひと腰先頭でクリア。その後は少し離れてメジロゴーリキ、ミノルシャープと続き、センゴクエースは4番手から追いかける展開になります。
 メムロボブサップは一歩一歩、力強い脚取りで後続を突き放しゴールへ邁進。センゴクエースが残り20メートルを過ぎたあたりで2番手に上りメムロボブサップを追いかけますが、十分なリードを保っていたメムロボブサップが最後まで行き脚衰えず歩き切って勝利。6秒6差のセンゴクエースは18年に続きこのレース2度目の2着。粘りを見せたメジロゴーリキは昨年に続いて3着となりました。

 勝ったメムロボブサップは、これが古馬重賞初制覇で、重賞は通算9勝目。今季初戦こそ4着も、その後の8戦では馬場状態、条件を問わずすべて3着以内と抜群の安定感を誇っています。今後はより重量を課されることになりますが、引き続き重賞戦線で中心的存在となりそうです。
 なお、阿部武臣騎手、管理する坂本東一調教師はともにばんえいグランプリ初制覇となりました。

成績はこちら
映像はこちら

阿部武臣騎手「今年春から調子が良くずっと来ていましたが、なかなか重賞を獲ることができなかったので、ここはひとつ(タイトルを)獲りたいなと思っていました。今日は時計が少し速いなと思って、それなりに仕掛けて行こうかなと思っていました。センゴクエースにここ2走は差されて負けていたのでその点は気になっていましたが、今日は(センゴクエースが)少し障害を降りるのが遅かったので助かりました。健康で走ってくれて最後はばんえい記念にも出走できればと思います」

ばんえいグランプリ 予想結果

2021年8月16日(月)

斎藤さんが首位に浮上!

今年度の予想対決第7Rはばんえいグランプリ。単勝1番人気のメムロボブサップが逃げ切って快勝。古馬重賞初制覇を飾りました。2着には2番人気のセンゴクエース、3着には7番人気のメジロゴーリキが入り、予想対決は5名が的中。3連単で大幅なプラス収支となった斎藤さんと目黒さんがそれぞれ1、2位に浮上しました。

目黒:3連単700円的中! 収支+25,360円
斎藤:3連単500円的中! 収支+16,400円
荘司:3連複1000円的中! 収支+7,500円
須田:3連単200円的中! 収支+2,960円
矢野:枠複600円的中! 収支-4,740円

【集計】投資額 6,000円×7R=42,000円

 斎藤  +10,400円
 目黒  +4,630円
 須田  +2,560円
 荘司  -6,340円
 赤見  -6,840円
 矢野  -16,080円
---------------------------------------
 白組  -3,120円
 紅組  -8,550円

8/15ばんえいグランプリ予想 荘司典子

2021年8月14日(土)

現役トップホースのセンゴクエース中心

 トップホースが集結するグランプリレース。センゴクエースは5歳から毎年出走していて過去4回の成績は7着・2着・7着・7着。いまだに手にしていないタイトルで、3連勝で挑む今回こそ初制覇のチャンス。障害で止まってしまうことが度々ある馬でしたが、今季はばんえい記念のあとゆっくり休養したことが功を奏したのか好成績。たとえ障害で止まってもすぐに修正できているのは強調材料。5度目の正直(!?)を狙います。

 ファン投票1位のメムロボブサップ。母父アキバオーショウ(私がばんえい競馬を始めた当時の思い出の名馬)で、その血統を愛する身としてはもちろん大プッシュしている六冠馬。とはいえ5歳馬の勝利は2002年ヒカルセンプーまでさかのぼるという事実。ここでメムロボブサップが勝つようなら本当に素晴らしいことですが、印はひとつ下げて▲に。逆に一昨年2着、昨年3着とこのレースで上位争いを繰り返しているメジロゴーリキを○にしました。

 昨年の覇者ミノルシャープ、去年5着で昨年以上が期待できるキタノユウジロウまでおさえて。馬券はセンゴクエースを軸にした3連複で勝負します。

◎8 センゴクエース
○7 メジロゴーリキ
▲4 メムロボブサップ
△1 ミノルシャープ
△9 キタノユウジロウ

3連複
8-1,4,7,9 各1000円 計6000円

8/15ばんえいグランプリ予想 須田鷹雄

ボブサップ、グンシンからフォーメーションで

 3連勝中のセンゴクエースが人気になりそうだが、期待された時ほどやらかしもある馬なので、別な馬の1着から入りたい。

 1頭は素直に◎メムロボブサップ。重賞で他馬に与えていたアローワンスもなくなり、惜敗続きにピリオドを打てそう。旭川記念はこちらが10キロ重くて1秒5差。前走5キロもらってセンゴクエースに負けているとはいえ、重賞の重量帯のほうが荷物の影響が効いてくるはずだ。

 もう1頭は、来るときはアタマまで来る○アアモンドグンシン。とにかく力は出し切る馬で1着か大敗・競走中止かというタイプ。猛暑の日々が終わって最高気温25度以下になったことはこの馬に有利と見る。

◎4 メムロボブサップ
○6 アアモンドグンシン
▲8 センゴクエース
☆9 キタノユウジロウ
△1 ミノルシャープ
△2 アオノブラック
△7 メジロゴーリキ

3連単
4,6→4,6,8,9→4,6,8,9,1,2,7 各200円 計6000円

8/15ばんえいグランプリ予想 目黒貴子

3連勝で完全復活のセンゴクエース

 きゃーっ!やりました!今季初めて(もしかしたらこれまでずっと)の単独的中!こんなこともあるんですね。と得意気な気分はあっという間に消え去って、なんとトリガミ。馬券の買い目を変えるだけで多分大きく違っていたはず。やっぱり難しいですね。今度はプラスを狙って...。

 旭川記念からの転戦が多いメンバー、特に注目したいのはセンゴクエースです。実は旭川記念の時も◎はセンゴクエースでした。しかし正直この段階では半信半疑。文章も振り返ると「思いきって」と書かれていました。ところがしっかりと勝ち上がり、続くとかち桂冠賞も勝利。いよいよ完全復活と言っていいと思います。元々個人的にも好きな一頭で、ここは当然の◎です。

 対してセンゴクエースに惜敗を続けている○メムロボブサップ。旭川記念ではセンゴクエースよりも10キロ重い斤量ながらこの僅差はかなり怖い存在です。今回は同じ800Kで、このレースの勝負づけには大注目です。

 今季の重賞ではいまひとつの▲ミノルシャープも前走の内容がよく、この馬も本調子で臨めれば勝ち負けの実力だと思っています。さらに△にはアアモンドグンシンとメジロゴーリキ。

 なんとかプラスになるような馬券を展開したいと思います。あ、その前に当たることが大事ですね。

◎8 センゴクエース
○4 メムロボブサップ
▲1 ミノルシャープ
△6 アアモンドグンシン
△7 メジロゴーリキ

3連単
4,8→4,8→1,5,6,7 各700円
4,8→1→4,8 各200円    計6000円

<<前へ 12345
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.