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2021年8月 アーカイブ

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8/29はまなす賞予想 目黒貴子

上昇ムード漂うキョウエイリュウ

 やりました!ついに最下位から脱出。あー長かったですね。昨年も最下位期間が多かったので、喜びも一入。とはいえ、ここからがさらに気を引き締めないといけない大事な時です。ここは連勝を狙いましょう。

 3、4歳馬の重賞である今回のはまなす賞。勝つチャンスのある馬が多くて、どの馬からいくべきかいつにも増して悩んでいます。

 ◎は前走山鳩賞で1着となったキョウエイリュウ。暑さにより本調子ではない中での勝利は評価できます。当然さらに状態が良くなって今回はさらにチャンスとなるはず。もともとの実績もここでは最上位です。

 ○にはゴールドハンター。昨年のこのレースの覇者です。前走も◎と同じレースで差のない3着。2走前ので柏林賞も制覇しており、ここ数戦充実の戦績といえます。端枠も気にならないタイプで重い印としました。

 ▲には3歳馬からイオンを。勢いのまま前走ばんえい大賞典を優勝。今回は相手が一気に強くなる印象ですが、この馬の強みを生かしたレースができれば面白い存在かと思います。

 △には惜しいレースが続いているカイセドクター、前走好内容のトワトラナノココロ。

 ここはなんとしても当てたいことと、人気通りには決まらないのでは?という考えもあって、上記5頭の3連単ボックス(以前の矢野さん方式)で勝負します。

◎8 キョウエイリュウ
○1 ゴールドハンター
▲2 イオン
△5 カイセドクター
△7 トワトラナノココロ

3連単ボックス
1,2,5,7,8 各100円 計6000円

8/29はまなす賞予想 矢野吉彦

昨年の勝ち馬ゴールドハンターが軸

 いやぁ、お恥ずかしい。ばんえいグランプリは特大の"トリガミ"で最下位に転落してしまいました。でもまぁ、まだ先がありますからね。しばらくは順位を気にせず、コツコツ行こうと思います。

 はまなす賞はゴールドハンターを軸にしてみました。3、4歳限定の重賞ですから、3歳時に勝った馬が4歳になって重量を背負うことになっても連覇しておかしくないはず。ところが、それがなかなか難しいんですね。過去に連覇した馬は1頭だけ。なので、ゴールドハンターも何かに負けてしまう恐れはかなりあります。

 それでも、3着には来てくれると信じて、3連単1頭軸マルチで買ってみましょう。

 相手は、いつもなら5頭にするのですが、今回は4頭に絞りました。そうすると買い目は36点。ハンパですねぇ。じゃぁ、①⑤⑦⑧の3連単ボックスもを買い足しておきます。

 今回も"トリガミ"になるかもしれませんが、当たれば良しですよ。では今回はこのへんで。

◎1 ゴールドハンター
○5 カイセドクター
▲8 キョウエイリュウ
△3 イワキダイヤ
△7 トワトラナノココロ

3連単1頭軸マルチ
1→5,8,3,7 各100円
3連単ボックス
1,5,7,8 各100円 計6000円

8/29はまなす賞予想 斎藤修

好調3歳馬イワキダイヤ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3イワキダイヤ
 ○1ゴールドハンター
 ▲8キョウエイリュウ
 △5カイセドクター
 △7トワトラナノココロ
 △2イオン

 3連単1頭軸マルチ
 3→1,2,5,7,8 100円 計6000円

今週の見どころ(8/28~8/30)

2021年8月26日(木)

新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言に伴うばんえい十勝の対応
※8月30日(月)~9月12日(日)は無観客開催

 8月29日(日)のメインには、3歳・4歳混合の重賞・はまなす賞が行われます。基礎重量に10キロ差あり、格下で軽ハンデの3歳馬(ばんえいは直近3シーズンの収得賞金でクラスが決まるため、4歳よりキャリアが浅い3歳は番組賞金が少ないことが多い)の台頭も見られます。勝ち馬は6年連続で重賞初制覇で、17年以降の勝ち馬は、4歳以降も重賞で連対しています。なお今年の出走予定馬で重賞勝ちがないのは4頭です。

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※開催日程/時刻についてはこちら

【第10回開催4日目】
 8月28日(土)のメイン第10レースには、涼風特別(オープン・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催には5歳の準重賞が組まれており、メンバーはすべて6歳以上。ファン選抜重賞・ばんえいグランプリからの出走馬が多いものの、今季2走目のベテラン10歳に注目します。
 ◎シンザンボーイは、今季初戦の前走とかちえぞまつ特別(オープン・A1級混合)が6番人気で5着。昨冬の転厩で減った体重が戻っておらず、さらに68キロ減はインパクトがありました。しかし障害をひと腰離れた5番手で越えると、前との差を一気に詰め、ゴールデンフウジンの追撃も振り切っています。3月のばんえい記念以来でしたが、レース勘は養われていた印象。例年、重量が軽い春先はひと息で、稼動期に始動したのもよかったのでしょう。前走の1~3着は5歳で、4着の牝馬も今回はいません。オープン限定で相手は強くなりますが、暑い季節に使われていないことでフレッシュな状態のはず。今季初勝利が期待できます。
 ○ミノルシャープは、ばんえいグランプリ連覇はならず。しかし障害を越え一旦は2番手をうかがっての4着なら力は出したでしょう。2、3着馬は今回も出走。とはいえ2着センゴクエースとはハンデ差が10キロつき、3着メジロゴーリキは2走前の特別戦で4着に下しています。
 ▲メジロゴーリキは、負担重量770キロ以上の重賞では北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリと続けてミノルシャープに先着。しかし特別戦では5月以降は2度とも負けています。今回は両馬とも715キロだけに、重量適性の点で分が悪そう。ただシンザンボーイの主戦でもある西謙一騎手は、今回こちらに騎乗します。
 △センゴクエースは、4走前のミントスポット杯(オープン・A1級-2組混合)では、逃げるミノルシャープを一気に交わし去って勝利。当時もばんえいグランプリもミノルシャープと同重量でしたが、今回10キロ差つくのは気になります。

【第10回開催5日目】
 8月29日(日)のメイン第11レースは、BG3・第33回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。3歳馬タカナミが回避しての9頭立てで争われます。

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 ◎ゴールドハンターは、4走続けて障害をひと腰でまとめ、2勝、3着2回と安定感があります。2走前の柏林賞はオープン馬の基礎重量720キロの高重量戦。先行各馬が障害で手間取るなか、ためて仕掛けは6番手でしたが先頭で越え押し切る盤石のレースでした。前走の山鳩賞(4歳オープン)には、今回の4歳馬のうち4頭が出走。ゴールドハンターはA1昇級で、唯一、柏林賞から重量が据え置きでも1番人気に推されました。一騎打ちを演じたトワトラナノココロ、キョウエイリュウから離れた障害4番手クリアでも、この馬にとっては十分挽回できる差で、勢いよく伸びると、1着キョウエイリュウに2秒7差まで迫っての3着。ここも障害ひと腰なら、よほど位置がうしろにならなければ、重賞初制覇を果たした昨年のはまなす賞と同じく決め手を発揮し、連覇が期待できます。
 ○イオンは、3歳牝馬ながら前走体重1052キロはメンバー中3番目に重く、馬格に恵まれています。となると力を発揮するのは重量を課される重賞で、牝馬限定の黒ユリ賞、ばんえい大賞典の2戦2勝と相性は抜群です。ここは年長の4歳が相手で、しかもすべて格上と試金石の一戦。なお3歳牝馬では、同じく黒ユリ賞を制していたミスタカシマが18年に同じ660キロで2着に入っています。ばんえい大賞典勝ちは同馬以上の実績といえるだけに、対抗格も過大評価ではありません。
 ▲キョウエイリュウは、ばんえいダービーなど重賞4勝の実績は上位。柏林賞、山鳩賞ともトップハンデでしたが、6着、1着と着順を上げており好ムード。ここも最重量の710キロを課されますが、山鳩賞でコンマ3秒差の接戦を演じた2着トワトラナノココロとのハンデ差が10キロに縮まっているのは有利。ただ、3着ゴールドハンターが障害をスムーズに越えた場合、よほどのリードがないと、先頭のままゴールは難しいかもしれません。
 山鳩賞組は、3着ゴールドハンター、1着キョウエイリュウ以外にも注目。軽量3歳馬のハナを叩く展開なら2着△トワトラナノココロ、同4着も柏林賞ではゴールドハンターに4秒差まで迫って2着△カイセドクターも圏内にいます。

【第10回開催6日目】
 8月31日(月)のメイン第11レースは、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:10発走予定)

※出馬表はこちら

 ◎メムロボブサップは、2歳シーズンにナナカマド賞、イレネー記念を制覇すると、3歳三冠、そして4歳シーズンでも三冠を達成しているチャンピオン。今季は、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、北斗賞3着、旭川記念2着と好勝負を続けると、前走のばんえいグランプリで古馬重賞初制覇。オープン800キロの高重量で逃げ切って2着センゴクエースに6秒6差をつける完勝でした。今回の760キロでは3月のスターライト特別(5歳オープン)で勝利していますが、今回はオープン馬同士でもハンデ差がつきます。同じく最大80キロ差のトップハンデを課された2月のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)は6着でした。それでも前走を勝った弾みがあれば突破は可能でしょう。
 ばんえいグランプリに出走できなかった格付上位馬は、とかちえぞまつ特別(オープン・A1級混合)に出走。1番人気のマルミゴウカイが障害で崩れたとはいえ、ここにも出走しているインビクタ、コマサンエース、コマサンブラックの5歳馬3頭で上位を独占しました。
 なかでも注目は○コマサンブラックです。逃げたインビクタを早めにとらえにかかりながら、ゴール前ではこちらが根負けして3着。5キロ重くても最後まで抜かせず押し切ったインビクタはさすがでした。しかし同馬は今回からオープンに昇級したことで賞金ハンデも課され740キロ。A1級据え置きのコマサンブラックとにとっては、ハンデ差が5キロから20キロに広がるのが有利と言えます。
 コマサンブラックをとらえ2着だった▲コマサンエースにとっても同じことがいえそう。2月のダイヤモンドダスト賞を逃げ切った実績があり、10キロ差でジェイエース(2着)、70キロ差でメムロボブサップ(6着)を下しています。
 △インビクタは、オープン昇級で世代3番手に浮上。メムロボブサップと20キロ差でどこまでやれるか注目です。

今週の見どころ(8/21~8/23)

2021年8月19日(木)

 8月15日(日)に行われたBG2・ばんえいグランプリは、メムロボブサップが圧巻の逃げ切り勝ち。ファン投票1位、レースでも単勝1番人気で、5歳馬の勝利は2002年ヒカルセンプー以来、史上2頭目の快挙となりました。そのヒカルセンプーは、明け6歳となった翌年3月、ばんえい記念初挑戦ながら2着に健闘しています。メムロボブサップも今後、高重量やハンデを経験しながらさらに力をつけ、ばんえい記念を目指したいところでしょう。

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【第10回開催1日目】
 8月21日(土)のメイン第10レースは、アルタイル特別(B2級-1組・20:10発走予定)

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 出走馬9頭中5頭が前開催の葉月特別(B2級-1組)で対戦。同レースで一騎打ちを繰り広げた4歳の2頭に今回も注目します。勝ったのは3番人気のジェイウェイで、残り30メートル手前で先頭に立ったアアモンドキーマンをすぐに交わし、押し切っています。アアモンドキーマンはしぶとさを見せましたが2秒7差の2着で、1番人気にこたえられませんでした。
 ◎アアモンドキーマンは、3走前のB2級-4組(馬場水分0.5%)でもこちらが先に障害を越えましたが、3着ジェイウェイに5秒2差で勝利。前走は特別戦でも馬場水分3.4%と軽めで、ジェイウェイがほとんど差なく障害を越えたため、リードを守り切れませんでした。今回は前走よりも4歳が多く、7月のユリウス特別3着、前走2着と同条件での実績上位。馬場が乾くようなら1組特別戦制覇のチャンスといえます。
 その○ジェイウェイは、葉月特別が世代限定を含め初の特別戦ながら、着差以上に強い内容。馬場が重くなりそうな今回も勝つようなら、B1級へ上がっても通用するかもしれません。
 ▲ジェイトップも4歳で、初の特別挑戦だった前走のベガ特別(B1級-1組混合)で3着。昇級初戦でも障害をひと腰でまとめB1級馬として最先着を果たしました。なおこの馬に2秒2先着し2着の4歳馬コウテイはユリウス特別1着からのB1昇級初戦。同馬を物差しにすればジェイトップもB2級通過は時間の問題といえるかもしれません。
 △ブラックテーオーは、葉月特別では2番人気。追走に脚を使ったためか6着でした。しかしユリウス特別(馬場水分0.4%)ではコウテイには及ばずも、ゴール線上でアアモンドキーマンをとらえて2着に健闘しています。ここもペース次第では直線勝負で台頭してきそうです。

【第10回開催2日目】
 8月22日(日)のメイン第11レースには、不知火特別(A1級混合・20:10発走予定)が行われます。

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 "障害次第だが切れ味がある"、"障害巧者だが詰めに課題"という馬が多い印象。
 ◎ナカゼンガキタに注目します。現在A2級ですが、昨季牝馬重賞勝ちがある実績馬です。6月の今季初戦から5連勝し、前走のデネブ特別(A2級-1組混合)ではノエルブランとの元オープン馬同士の一騎打ちでコンマ2秒だけ及ばず2着でした。勝ったノエルブランは今回も出走していますがA1へ昇級しています。昨年7月下旬から約10カ月半休養していたため、対戦が少ない相手関係で未知数ですが、引き続き追いかけてみたいところです。
 ○シンエイボブは、前走のとかちえぞまつ特別(オープン・A1級混合)ではメンバー最先着の4着でした。今回は牝馬が3頭、10キロ減がある4歳馬もおり前走ほどハンデの利がありませんが、A1級馬のなかでは障害が安定しており大崩れする心配は少ないでしょう。
 ▲マルミゴウカイは、近2走とも障害で崩れています。とかちえぞまつ特別は1番人気に推されましたが、最後まで取り残されていました。3走前の層雲峡特別(A1級混合)でオープン馬を下しているように、まともに走れば勝てる力があります。
 △ヤマトタイコーは唯一の4歳馬。2走前のA2級-1組の特別戦では1番人気で10着でしたが、障害はふた腰でも8番手クリアでは位置取りを挽回するのは厳しかった様子。前走こそ苦戦しましたが、早めに越えられれば5着だった層雲峡特別くらいは走れるはず。

【第10回開催3日目】
 8月23日(月)のメイン第11レースは、中日スポーツ賞(A2級・20:10発走予定)

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 2走前にルビー特別(A2級-1組・馬場水分0.4%)を使われた馬が7頭おり、うち3頭は前走デネブ特別(A2級-1組混合・馬場水分0.9%)でも対戦。なお両レースとも勝ったノエルブランは今開催からA1へ昇級しています。
 ◎センリョウボスは2走前が5着。逃げ切ったノエルブランは力が違いましたが、障害を3番手で越えると、5頭による2着争いに加わり、メンバー中最先着の2着ミノルシンザンとはコンマ9秒と僅差でした。前走は3着ホクトシンバが不在で3着と着順を上げ、ミノルシンザンは4秒差の4着で逆転しています。今回はルビー特別で2着争いをした5頭中4頭が揃って気が抜けませんが、続けて特別戦を使われることでチャンスは拡がります。
 相手として有力なのも近2走がルビー特別、デネブ特別だった2頭。○ミノルシンザンは、前走はノエルブランを意識しての追走だったからか障害で膝をつき、終いの脚も失くしました。あまり速い時計は歓迎ではありませんが、ルビー特別くらいのペースで行ければ勝ち負けできそう。センリョウボスとは昨季同じA1級で、今季は2勝1敗と勝ち越しています。
 ▲ココロノタカラは、同じ近2走がそれぞれ6、5着でしたが、5月の旭岳特別(A2級・馬場水分3.5%)では、ノエルブランやホクトシンバに先着の2着があります。以前ほど馬場状態に左右されなくなっていますが、軽めの馬場への適性上位です。
 △ホクトシンバは、前走が平場戦でも格上相手で4着。3着だったルビー特別と同様接戦に持ち込めそうです。

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