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2020年3月 アーカイブ

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3/7イレネー記念予想 赤見千尋

定量戦で更なる力発揮のキョウエイリュウ

 なんと言ってもキョウエイリュウでしょう。デビューから無傷の10連勝。しかも近走は常に他の馬たちよりも重い斤量を曳いて勝ってきました。

 ナナカマド賞は10キロ~30キロ、ヤングチャンピオンシップは20キロ~40キロ重い斤量で勝ったわけで、定量戦の今回は圧倒的なレースをしてくれると期待しています。

 対抗にしたのはトワトラナノココロ。ナナカマド賞では5着でしたが、その後体重も順調に増えてパワーアップ。3歳A-1クラスで2勝しています。今ならば重賞でも上位争いをしてくれるのではないでしょうか。

 なかなか勝ち切れないながらも大崩れが少ないアバシリルビー、黒ユリ賞で復調を見せたアヴエクトワ、安定感のあるコマサンダイヤまで。

◎9 キョウエイリュウ
○6 トワトラナノココロ
▲7 アバシリルビー
△8 アヴエクトワ
△10 コマサンダイヤ

馬単
9→6,7 各2000円
9→8,10 各1000円 計6000円

3/7イレネー記念予想 斎藤修

2020年3月 5日(木)

実績断然キョウエイリュウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9キョウエイリュウ
 ○6トワトラナノココロ
 ▲5カイセドクター
 △10コマサンダイヤ
 △4ダイナマイト

 3連単
 9→4,5,6,10→4,5,6,10 500円 計6000円

今週の見どころ(3/6~3/8)

2020年3月 4日(水)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今週は、6日(金)~8日(日)の変則開催。7日(土)メイン第10レースの重賞・イレネー記念では、キョウエイリュウが無敗での2歳シーズン三冠を目指します。なお、同レースの前日発売は中止となっていますのでご注意ください。また6日のメイン第10レース・第2回とかちえぞまつ特別は、次開催21日に実施される重賞・ばんえい記念前最後のオープン-1組特別戦。明け3歳、古馬ともトップクラスの戦いに注目です。

【第25回開催1日目】
 3月6日(金)のメイン第10レースは、第2回とかちえぞまつ特別(オープン-1組・18:10発走予定)。前開催は重賞・チャンピオンカップ、準重賞・ウィナーズカップ、特別戦・ウインターカップに分散したオープン馬たちから、今季の収得賞金上位馬による争いです。
 ◎ミノルシャープは、ウィナーズカップでは逃げ粘れず3着でしたが、勝ち馬が連戦連勝のホクショウマサル。しかもトップハンデでは仕方ありません。今回はそのホクショウマサルに加え、コウシュハウンカイも回避。強敵になりそうなオレノココロには、今季特別戦では6度対戦しすべて先着しています。
 その○オレノココロはトップハンデ800キロですが、ほかの有力牡馬と最大15キロ差しかつかないのは恵まれています。前年2着の雪辱を期すばんえい記念が控えており、めいっぱいの仕上げではないにしても、ミノルシャープを除けば優位な存在です。
 ▲センゴクエースは、チャンピオンカップでは障害で膝の甘さを見せましたが、きっちり3着に追い込んでいます。負担重量が20キロ軽いここなら見直しが必要。
 △シンザンボーイメジロゴーリキは先行態勢を築けるかでしょう。

【第25回開催2日目】
 3月7日(土)のメイン第10レースは、BG1・第51回イレネー記念(3歳・18:05発走予定)。10月のナナカマド賞、12月のヤングチャンピオンシップに続く2歳シーズン三冠のラストは牡馬690キロ(牝馬670キロ)の定量戦。ヤングチャンピオンシップ2着馬ブラックサファイアが出走を回避し、ニセコヒカルが繰り上げでの出走。フルゲート10頭立てでの争いです。
 ◎キョウエイリュウが無敗での三冠制覇を目指します。一冠目では、出走取消明けで10キロのハンデを課されていましたが、障害4番手から一頭だけ違う脚色で抜け出して快勝。二冠目では唯一、30キロの賞金ハンデを課され、最大40キロ差を克服。10連勝を飾っています。定量戦なら条件有利は明らかで、初の2歳三冠馬になった2015年センゴクエースと同様、無敗での偉業達成に期待がかかります。
 相手筆頭は○コマサンダイヤ。ここまでの二冠では3、4着と重賞では善戦止まりですが、以降A1級-1組で5戦すべて3着以内と好成績を残しています。前走では990キロと馬格も大きくなってきただけに、キョウエイリュウとの差を詰めることは可能でしょう。
 ▲トワトラナノココロもA1級-1組で近走好勝負を続けています。ナナカマド賞、十勝産駒特別ではともにキョウエイリュウの5着に敗れていますが、地力強化がうかがえるだけに上位争いは十分です。
 △キタノボブサップは、前走がA級2組とはいえ堂々たる勝ちっぷり。ナナカマド賞4着以来になる重賞挑戦となります。

【第25回開催3日目】
 3月8日(日)のメイン第11レースは、弥生特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 ◎オレノタイショウは、前開催の雪月花特別(A2級-1組)で3着と昇級後初めて特別戦で複勝圏内に入りました。2走使いの前走A2級-1・2組決勝混合では逃げ切って、A2級初勝利をマーク。今季A1級(混合戦含む)で3勝を挙げていた実力馬ブチオを振り切ったことは自信になったはずです。近2走ほど馬場は軽くならないでしょうが、勝ちみを覚えたことで、ここでもの期待が高まります。
 ○シマノシンザンは、同じ近2走が5、7着なら特別戦のほうが力を発揮できそう。馬場が回復すれば、後方追走ままでは終わらないはず。変わり身に期待です。
 ▲ホクトシンバは、同じ近2走ではともに8番人気で4着と善戦。終いに脚を使っており、ゴール前がもつれれば浮上。
 傑出馬がおらず、△フナノダイヤモンド△ナカゼンレディーら昇級後間もない馬にも食い込むチャンスは見込めます。

3/1チャンピオンカップ回顧

2020年3月 2日(月)

5歳馬アアモンドグンシンが2つ目の古馬重賞制覇

 3月1日(日)は重賞・チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬)が行われ、単勝1番人気のアアモンドグンシンが優勝。3歳時には二冠を制した実力馬がその力をいかんなく発揮しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.シンザンボーイ(810) 16.2
 2.コウシュハレガシー(810) 45.5
 3.コウシュハウンカイ(850) 17.9
 4.アアモンドグンシン(810) 2.1
 5.センゴクエース(810) 3.1
 6.キタノユウジロウ(810) 17.8
 7.オレノココロ(820) 3.7

 単勝1番人気に推されたのはアアモンドグンシン。12月のドリームエイジカップを勝利し、年明けの天馬賞を2着など好調ぶりがうかがえることから2.1倍と高い支持を得ました。ドリームエイジカップ2着など近走復調がうかがえるセンゴクエースが3.1倍の2番人気、このレースを3勝しているオレノココロは3.7倍の3番人気。以下は10倍以上で三つ巴の様相となりました。

 無観客競馬として行われたチャンピオンカップは、小雪が降るなかスタート。アアモンドグンシンが先行し、オレノココロ、センゴクエースが追走。中間点を過ぎたあたりでキタノユウジロウも位置取りを上げましたが、アアモンドグンシンが先頭で第2障害下に到達。ここまで57秒というペースでした。
 各馬が第2障害下に揃う前にアアモンドグンシンが最初に仕掛けると、スンナリとひと腰でクリア。これに続いたセンゴクエースは障害で膝を折ってしまい、3番手で仕掛けたオレノココロがひと腰で上がり2番手で通過します。3番手以降はシンザンボーイ、キタノユウジロウ、コウシュハレガシーという順で差なくクリアし、立て直したセンゴクエースは6番手での通過となりました。
 アアモンドグンシンは、2番手のオレノココロ以下に差をつけると、一歩一歩、力強く前進。最後まで脚色衰えずに先頭でゴールしました。オレノココロは残り20メートルあたりからじわじわと差を詰めましたが、3秒2差で2着と4度目のチャンピオンカップ制覇とはなりませんでした。脚を伸ばしたセンゴクエースが3着に入り、上位人気3頭での決着となりました。

 勝ったアアモンドグンシンは、今季4歳シーズン三冠では柏林賞4着、銀河賞2着、天馬賞2着と無冠に終わりましたが、古馬重賞はドリームエイジカップに続き2勝目。通算でもばんえいダービー、ばんえい大賞典と4つ目のタイトル制覇となりました。昨年11月の北見記念5着以後は、ハンデに恵まれたレースもありましたが、9戦して7勝、2、3着各1回と好成績。今後の活躍も大いに期待できるでしょう。

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長澤幸太騎手「前日からずっとお客さんがいない状態で少し寂しいですが、(テレビやインターネットなど)画面で観戦してくれている人がたくさんいると思い頑張りました。雪が降って馬場が軽めだったので積極的に行きました。最後まで力強く歩いてくれて良かったです。このまま順調に育てて、ばんえい記念を獲ることができるようになりたいです。この状況が落ち着いたら競馬場に今まで以上にたくさんのファンの皆さんが足を運んでもらえるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」

チャンピオンカップ 予想結果

5歳馬アアモンドグンシンが逃げ切って勝利!

レースは、先行したアアモンドグンシンが障害をひと腰先頭でクリアすると、そのまま後続を寄せ付けずに快勝。障害を2番手クリアから差を詰めたオレノココロが2着。障害で膝を折るも、立て直して6番手通過から脚を伸ばしたセンゴクエースが3着に入りました。
予想対決は須田さん、目黒さん、矢野さんの三名が的中も、人気上位3頭での決着だったためそれぞれマイナス収支という結果になりました。

須田:3連単300円的中! 収支-1,140円
目黒:3連複1000円的中! 収支-3,000円
矢野:3連単100円的中! 収支-4,380円

【集計】投資額 6,000円×22R=132,000円

 荘司  +6,220円
 赤見  -6,600円
 須田  -11,890円
 斎藤  -27,350円
 矢野  -58,350円
 目黒  -87,940円
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 紅組  -82,320円
 白組  -97,590円

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