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12/28ヤングチャンピオンシップ予想 矢野吉彦

2015年12月27日(日)

本格化したホクショウディープ

 ♪好きよ~、ばん馬~、今でも~、い~まで~も~、暦は~、もうすこ~しで~、今年も終わりで~す~ね~。
 もう歌うっきゃないでしょう。予想が当たらないんですから。もう今年も最後の重賞だというのに、低空飛行のまま。それでも新年はやってきます。明るい新年を迎えるためにも、気力を振り絞ってヤングチャンピオンシップを予想します。
 今回は、黙ってホクショウディープを頭に3連単を買います。能検一番時計合格馬が、デビュー以来6連敗→夏場休養→5連勝。この変わり身は、素質馬が本格化した証しです。ナナカマド賞勝ちのフウジンライデンが10㎏のハンデを背負ったここは、主役交代の場と見ました。
 相手に期待しているのは、釧路産駒特別で同馬に食い下がったツルイテンリュウ。そのほか4頭をピックアップして、2、3着を5頭ボックスの形にしました。1点300円ずつで計6000円です。

 ◎ホクショウディープ
 ○ツルイテンリュウ
 ▲フウジンライデン
 △ムサシブラザー
 △イレマルビリーヴ
 △キタノリュウキ

 3連単
 8→6,4,2,3,10→6,4,2,3,10 300円 計6000円

 さて、2007年から続けてきた年末の風物詩、大井競馬場ふるさとコーナーでの場立ち予想会ですが、今年は諸般の事情により取り止めとなりました(馬券の発売はあります)。でも、正月川崎の場立ち予想会は開催しますよ。2日はいつものようにトークショー付き。みなさんのご来場をお待ちしています。では、よいお年を!

12/28ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修

ここを狙ってのムサシブラザー

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2ムサシブラザー
 ◯4フウジンライデン
 ▲8ホクショウディープ
 △10キタノリュウキ
 △6ツルイテンリュウ
 △1スーパータイホウ

 3連単
 2→1,4,6,8,10→1,4,6,8,10 200円 計4000円
 1,4,6,8,10→2→1,4,6,8,10 100円 計2000円

今週の見どころ(12/27~12/29)

2015年12月25日(金)

 年末年始のばんえい十勝は、12月27日(日)~29日(火)と1月1日(祝・金)~5日(火)の開催です。帯広競馬場の開門時刻、レースの発走予定時刻などにつきましてはこちらでご確認ください。
 28日(月)のメインは、2歳シーズン三冠の第2弾・ヤングチャンピオンシップ。11月に実施された十勝、北見、釧路、南北海道、北央の各産地別特別の上位2頭ずつが争います。

帯広競馬場でのイベントはこちら
各直営場外発売所でのイベントはこちら

コース使用方法についてのお知らせはこちら

【第19回開催4日目】
 12月27日(日)のメイン第10レースは、地吹雪賞(3歳以上選抜・19:05発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、4歳10キロ減)で争われる、スピードスター賞(来年2月8日)の予選第3弾です。
 注目はもちろんオイドン。一昨年のこのレース勝ちをはじめ、同条件では6勝、2、3着各1回と一度も馬券圏内を外していない現役屈指の快足馬です。先行力に加え、決め手もあるためゴール前での競り合いに強いことが定量500キロの特別戦での安定した成績につながっているようです。
 昨年8月の同条件特別・稲妻賞の2着馬サクラリュウ、昨年2月のスピードスター賞で2着のホクショウサスケは、この条件で実績があり、まだまだ成長が見込める5歳馬。オイドンを苦しめるシーンがあるかもしれません。
 シンザンボーイはこの条件初参戦ですが、降雪のなかスピード勝負となった3走前の勝ちっぷりが鮮やか。4歳の10キロ減も魅力です。

【第19回開催5日目】
 12月28日(月)のメイン第10レースは、重賞・第17回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:05発走予定)。今季の収得賞金50万円につき10キロ増となる別定重量戦で、10月の重賞・ナナカマド賞を勝っている牡馬フウジンライデンのみ20キロ増での出走です。
 釧路産駒特別1着のホクショウディープに注目します。デビューから6戦未勝利のあと、約2カ月半休養したことが功を奏し、大変身。釧路産駒特別を含め、目下5連勝と快進撃を続けています。前走の2歳A級-1組戦(11月23日)では、ハイレベルな十勝産駒特別1、2着のアラワシキング、キタノリュウキも下しており、向かうところ敵なしといった感じ。6連勝で重賞制覇を成し遂げるのか楽しみです。
 ムサシブラザーも目下4連勝と好調。青雲賞(2歳牡馬オープン)、北見産駒特別と、特別戦で2戦2勝というのも心強いです。ホクショウディープとの連勝馬対決を制し、昨年のセンゴクエースに続く北見産駒によるこのレース勝利を目指します。
 ナナカマド賞の勝ち馬フウジンライデンは、最大35キロ差のトップハンデを背負った南北海道産駒特別でも貫録勝ちを収めています。ホクショウディープ、ムサシブラザーといったナナカマド賞には不在だった実力馬が今回は参戦し、トップハンデも微妙ですが、重賞ウイナーの地力を見せることができるでしょうか。
 ナナカマド賞4着、釧路産駒特別2着のツルイテンリュウは、2歳A級-1組戦(11月23日)では、ホクショウディープにこそ差されたものの、第2障害先頭クリアから2着に善戦。3着キタノリュウキには10秒以上の差をつけており、ここでも好勝負が期待できそうです。
 キタノリュウキはデビューから3連勝し、その後やや足踏みしていますが、十勝産駒特別2着など障害巧者らしい大崩れの少ない戦績。出走全馬の前走がナナカマド賞か2歳A級と強者揃いだった十勝産駒特別と比べれば、今回の相手は楽で、上位進出が期待できます。

【第19回開催6日目】
 12月29日(火)のメインで最終第11レースは、'15ファイナルカップ(B1級-1・2組決勝・19:40発走予定)。B1級-1組(12月21日)、B1級-2組(20日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-1組予選の勝ち馬オメガグレートに注目。第2障害2番手クリアから、逃げたカネゾウを残り20メートルで捕えてからは独走に持ち込んでの完勝でした。今季、B1級特別(混合戦を含む)では1、3、2着と好走を続けており、特別戦の負担重量もマイナスにはなりません。
 カネゾウはB1昇級初戦のB1級-1組予選が5着。とはいえ、障害ひと腰先頭クリアから、ゴール寸前まで2番手をキープと見せ場十分の走りでした。クラス2走目での上積みもありそうです。
 B1級-2組勢では、今季、B1級特別(混合戦を含む)で4着2回、5着1回というコサカコブラに注目。勝ち味に遅いところがありますが、予選での圧巻の逃げ切りは体調の良さを示すものでしょう。

ばんえいダービー 予想結果

2015年12月21日(月)

須田:3連単8-4-9 1000円的中! 収支+700円
山崎:馬複4-8 2500円的中! 収支-2,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×16R=96,000円

斎藤 +241,090円
須田  +20,180円
山崎  -49,220円
矢野  -70,440円

12/20ばんえいダービー回顧

センゴクエース圧倒的な力を見せる!

 20日(日)は重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝1.5倍の断然人気に推されたセンゴクエースが優勝。ばんえい菊花賞に続く二冠を制し、3歳世代の頂点に君臨しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.タキニシサンデー 25.1
  2.バウンティハンター 52.6
  3.コウシュハスパーク 41.3
  4.キンメダル 3.3
  5.メムロコマチ 55.0
  6.ホクショウモモ 14.3
  7.シリウス 38.3
  8.センゴクエース 1.5
  9.コウリキ 14.2
 10.ホクセイボス 27.9

 注目はやはりセンゴクエース。これまで3歳馬同士では無敗を誇っており、前走も古馬重賞級を相手に5着に健闘。同世代では一枚上の存在で、定量戦のここは、どう勝つかが焦点となりました。1.7%の馬場水分のなか、ゲートが開きました。

 ダッシュ良く飛び出したのはタキニシサンデーとセンゴクエース。ホクショウモモもこの一角で、コウリキ、キンメダルも差なく追走します。とはいえ、各馬離れず追走し、集団のまま第2障害を迎えました。
 最初に動いたのはホクショウモモとタキニシサンデーで、即座にキンメダルとセンゴクエースが反応します。しかし、タキニシサンデーとキンメダルはヒザを折ってしまい苦戦。さらにホクショウモモも天板付近で脚を止めてしまいます。そうしたなか、ひと腰でクリアしたのがセンゴクエース。立て直したキンメダルが、やや遅れて2番手で突破。さらに遅れてホクショウモモが3番手で続きます。
 ただ、3頭の差はどこまで行っても詰まらず、むしろ差は広がるばかり。先頭を行くセンゴクエースに至ってはなおさらで、危なげない脚どりでゴールを目指します。そして残り10メートルを切ったあたりで勝負は決し、大きなリードを保ったままゴールしました。2番手を追走していたキンメダルはしまいに苦しくなり、ゴール線上でストップ。その間隙を突いてコウリキ、シリウスが鋭く追い込み、きわどい勝負となりましたが、結果、立て直したキンメダルがわずかに0秒1差で先着。3着にはコウリキが入線しました。

 圧倒的な力を見せつけて世代チャンプの座に就いたセンゴクエース。父ウンカイ、母サダエリコという血統背景を武器に、これで世代限定戦では11戦無敗。ばんえい大賞典で競走除外となり、父子三冠という偉業は成し得なかったですが、父、母、子でばんえいダービーを制す金字塔を打ち立てました。障害を難なく越えたレースぶりに成長も見られ、世代限定重賞では今後も破竹の勢いを見せつけるに違いありません。
 キンメダルは積極的なレースを展開して2着。真っ向勝負を挑んだぶん、最後は苦しくなりましたが、このレースは大きな経験となるでしょう。ただ、振り返ればイレネー記念、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーのすべてで2着。世代上位の力があるのは確かで、悲願の金メダルを獲得するチャンスはいくらでもあるでしょう。
 コウリキは障害6番手から猛然と追い上げての3着。しかもキンメダルとは0秒1差だけに、中身の濃い内容でした。馬場や展開次第で、今後もタイトル奪取が期待できそうです。

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鈴木恵介騎手「ばんえい菊花賞では障害のミスがあったので、今回はすんなりいけるように心がけてレースをしました。うまく越せたと思います。障害を降りてからは脚のある馬なので、ゴールまではこのまま何とかなると思って馬にあわせて騎乗しました」

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