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10/18岩見沢記念回顧

2009年10月19日(月)

カネサブラックが実力を見せつける!

 18日(日)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、1番人気のカネサブラックが勝利。2年連続で2着だったうっぷんを、見事に晴らしました。

 レースはホッカイヒカルが出遅れて後方から。ナリタボブサップ、フクイズミ、ニシキダイジンらが先行しますが、さすがに高重量戦だけにスローペース。ホッカイヒカルを除く各馬は、ほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 真っ先に第2障害に挑んだのはニシキダイジンで、トモエパワーも登坂開始。ニシキユウ、ナリタボブサップ、フクイズミもこれに続きますが、各馬決定打は繰り出せず。そこへタメにタメたカネサブラックが動くと、力強い登坂を見せてひと腰でクリア。一気に後続との差を広げにかかりました。4、5馬身ほどの差でナリタボブサップ、ニシキダイジンが障害を突破。さらに4、5馬身ほど後ろからフクイズミが続きました。
 鈴木恵介騎手の懸命の手綱にこたえてナリタボブサップが差を詰めに掛かりますが、先頭を行くカネサブラックの手応えは余裕たっぷり。松田道明騎手が時おり気合をつける程度で後続との差を保ち、そのままゆうゆうとゴールまで荷物を運びきりました。ナリタボブサップは追い上げ届かず2着まで。以下ニシキダイジンが続き、フクイズミは末脚不発で4着。

 カネサブラックはばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞に続き、早くも今季重賞3勝目。崩れたのは旭川記念(4着)だけで、ほか6戦は連対を確保と、抜群の安定感を見せています。定量戦の北斗賞は当然として、今回はトップハンデ850キロを曳きながらの勝利。いまやばんえいを代表する地位に登りつめたと言って過言ではないでしょう。今後の活躍がますます楽しみです。
 四市冠競走全制覇の偉業が掛かっていたナリタボブサップは2着。前走の競走除外もあって間隔が空きましたが、本来の力は見せたと言えるでしょう。思えば同馬も、今季【3・4・2・1】と安定感ある走り。脚元さえ落ち着けば頂点をうかがえる存在であることは確かで、今後も注目の1頭です。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「きょうはどれくらいの馬場状態になるか考えて、レース間際まで調教師と位置取りの相談をしていましたが、結局ナリタボブサップを捉まえられる位置につけようという結論になりました。でも馬場に恵まれたし馬の状態もすごくいいので、思った以上に動いてくれましたね。本当に強い勝ち方をしてくれました。今後はハンデを背負うぶん不利な面もありますが、実力を出せるように頑張って騎乗していきたいと思います」

10/18岩見沢記念予想 山崎エリカ

2009年10月18日(日)

前走叩いて変わり身期待のフクイズミ

 土曜日は小学校~高校時代の友人の結婚式で、二次会でふたりの馴れ初め○×クイズをやりました。そしたらほとんど適当だったのに、全問パーフェクトで1位賞金2万5000円を頂いちゃいました(*^^)v。先々月も友人が主演していた映画のアニメ原画(映画鑑賞者全員の中から抽選で6名プレゼント)が当たったりして、そんなとこだけやたらと運がある私。どうやら運の無駄使いをしているようで、馬券は◎がやたらと3着になって外れます(・_・、)。日曜日の岩見沢記念も◎が3着・・・・・・いや、いや、いや、しっかり当てますよ!

 そんなわけで本題の岩見沢記念の予想。◎にしてみたいのは今年の旭川記念&ばんえいグランプリの覇者フクイズミです。ばんえいグランプリ以来の久々の前走(野菊特別)はどうやら本調子ではなかったようで、騎手がシッカリ障害を登り切れるかどうかが不安だったのか(?)、道中ジックリと息を入れる内容で3着に敗れました。しかし実質休養明け2戦目となる今回はスタミナが強化されて、もう少し積極的な競馬を見せてくれるものと思われます。同馬はばんえいグランプリを勝ったことで重量10kgが増量されますが、880kgの重量を曳いた今年の帯広記念を勝っていることを考えると、その程度なら特に気にする必要はないでしょう。

 ○にはばんえい十勝オッズパーク杯&北斗賞の覇者カネサブラック。同馬は現役馬の中では実績最上位の存在ではありますが、虚弱体質なのか(?)、立て直し直後に好走するというのがいつものパターンで、レーシングカップ逃げ切り楽勝→旭川記念4着の再現も十分考えられるので狙い下げました。

 ▲には昨年の北見記念を制しているように高重量戦に強いスーパークリントン。近走勝ち馬と差のない2着、3着、3着と調子を上げてきていますから、そろそろ同馬の出番があっても不思議ではないでしょう。

 あとは△に旭川記念&北斗賞の2着馬ホクショウダイヤと、1開催お休みさせて、前走から一気の斤量増というのはマイナス材料ですが、前走のポテト特別でホクショウダイヤを下しているナリタボブサップ。

 ◎フクイズミ
 ○カネサブラック
 ▲スーパークリントン
 △ホクショウダイヤ
 △ナリタボブサップ


 追伸 11月1日~2日に行われる『山崎エリカと行くばんえいツアー』が、みなみなさまのおかげで最低催行人員に達し、ツアー催行が決定しました。ありがとうございました。しかも女子率が高かったのでとても嬉しいです。\(^ー^*)/ワ~イ

10/18岩見沢記念予想 赤見千尋

牡馬相手でも強いフクイズミ

 ◎1、フクイズミ
 ○10、ホクショウダイヤ
 ▲3、カネサブラック
 △7、スーパークリントン
 △8、トモエパワー

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

10/18岩見沢記念予想 矢野吉彦

2009年10月17日(土)

条件好転のカネサブラック

 ばんえい競馬のシーズンはちょうど今が折り返し地点。今週のメイン・岩見沢記念は、前半戦の総決算と後半戦の幕開けという、2つの意味を持った重要なレースです。

 真夏の決戦、ばんえいグランプリは1着フクイズミ、2着カネサブラックの堅い決着でした。この時、基本重量より重い荷物を曳いていたのはカネサブラックだけ(プラス10㎏)。今回はカネサブラックとフクイズミが10㎏増量となりました。つまり、両馬の間に牝馬20キロ減以外の"ハンデ差"はなくなったわけです。となると、グランプリでついたタイム差はなくなり、カネサブラック逆転の目も出てきたと考えられます。
 さらに、フクイズミからすれば、今度はカネサブラック以外の馬に対しては10㎏重い荷物を曳くことにもなります。さらにもう1頭、ばんえいグランプリのときに比べると10㎏増量扱いとなったのがニシキダイジン。当時はカネサブラックより20㎏、スーパークリントンやホクショウダイヤより10㎏軽い荷物だったんですが、今回はカネサブラックより10㎏軽いだけで、スーパークリントンやホクショウダイヤとは同量になっています。
 つまり、フクイズミとニシキダイジンにとっては、ばんえいグランプリのときより条件が厳しくなりました。
 こうした重量の加減とともに、今回のポイントになりそうなのが走路の砂の入れ替え。これまでに比べると時計がかかる馬場になったはずです。ところが、18日の帯広は小雨が降るという予報が。これで、砂を入れ替えた分が相殺されてしまうような気もします。
 なんてあれこれ考えてみると、まず条件が好転したカネサブラックは素直に買っておかなければいけない馬。逆に厳しくなったフクイズミですが、このくらいなら許容範囲。バッサリ切り捨てるのはどうかと思います。
 問題はこれに割って入りそうな馬はどれか、ということ。グランプリ3着のニシキダイジンは条件が厳しくなったほうの馬ですから、ちょっと割り引いておきたいところです。だったら、このレベルの荷物にもそろそろ慣れてきたはずのホクショウダイヤ、前走で久々に平場戦の勝利を挙げたトモエパワー、レースを使いながら体調を整えてきたと思われるスーパークリントンあたりはいかがでしょう。ナリタボブサップも怖い馬ですが、順調さでは先に挙げた馬のほうが上。買うとしても押さえ程度にとどめておきます。
 では結論。カネサブラックを軸に馬複で流します。相手は、フクイズミ、ホクショウダイヤ、トモエパワー、スーパークリントン。あとはニシキダイジンが押さえ。ここまでが限度でしょうね。余裕があればナリタボブサップも押さえたいところですが、それはオッズ次第としておきます。
 こういう考え方でいくと、この先もズーッとカネサブラックを買い続けることになっちゃうかもしれません。でも、スーパークリントンやナリタボブサップなどが元気になってくれば流れは変わるはず。先の心配はせず、このレースをしっかり当てておきたいと思っています。では、今回はこのへんで。

10/18岩見沢記念予想 斎藤修

プラス10キロでもフクイズミ

 ◎フクイズミ
 ○カネサブラック
 ▲ホクショウダイヤ
 △ナリタボブサップ
 △スーパークリントン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

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