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今週の見どころ(3/23~3/26)

2007年3月22日(木)

 いよいよ平成18年度の開催も最後となりました。25日(日)のメインレースばんえい記念を始め好レースが目白押しです。ばんえい競馬が1年で最もアツい4日間。ぜひ競馬場にお越しいただき、生でご覧ください。
 23日(金)のメインレースは、士幌高原特別(4歳以上470万円未満)です。ここでの注目はコトノカツマです。今回人気の中心となりそうなフクノカミカゼとは、近3走一緒のレースを走り、対戦成績は1勝2敗。とはいえ、負けた3走前は同タイムで走っており、この2頭の実力はほぼ互角と見ます。持ち前の登坂力を生かしての先行逃げ切りが期待できるでしょう。また前走の敗戦で人気落ちが見込めるだけに、今回は狙いどきです。
 あとは、やはりフクノカミカゼ。トウリュウ、ハイタワー、ワカテンザンといった苦杯をなめてきた馬たちのいない今回はこの馬にチャンスです。あとは近5走で4勝、2着1回と絶好調のタケトップクインなどにも注目したいところです。
 24日(土)のメインレースは、じゃらんカップ(4歳以上550万円未満)ここでは、ハイタワーに注目です。昨春の11連勝を経て、470万条件に昇級してからは勝ち運に見放され続けました。しかし今年に入ってから2勝とクラス慣れしてきたようです。前走勝ちの勢いそのままに、ここも突破する可能性もあります。
 他には、同条件で堅実なレースぶりが際立つヨコハマイサム。紅一点のヒカルヨシウメ。ワカテンザンなどにも期待したいところです。
 25日(日)のメインレースは重賞ばんえい記念(4歳以上オープン)。このレースについては後日掲載ばんえい記念プレビューをご覧ください。
 この日の第9レースには、ロイズカップ(4歳以上650万円未満)が行われます。このレースは、前開催のあんず特別の出走馬が10頭中8頭。事実上の再戦となりますが、勝ち馬キタノカイザーが抜ければ2着のバンゼンで万全でしょう。今年に入って9走し3着を外したのが1回だけという安定感溢れる走りに注目です。
 他の出走馬では、あんず特別に出走していなかったアローコマンダーに注目です。5走前の650万戦ではバンゼンと対決し、堂々1番人気に支持されました。結果は最下位でしたが、第2障害で大ブレーキだったこのレースは論外でしょう。能力的にはひけを取りません。あとは忘れたころのオホーツクブルーなどにも期待です。
 この日の第8レースはスターライト特別(5歳オープン)です。このレースはナリタボブサップに注目です。この世代を牽引してきた、カネサブラック、スーパーロイヤル、スーパークリントン、ナリタボブサップの4頭の中で、唯一重賞タイトルに手が届いていないのがこのナリタボブサップ。今季最後のこの4頭対決で何とか勝ってほしいという期待を込めての注目馬です。来季の古馬戦線を占ううえでも必見のレースです。
 この日の第7レースにはクリスタル特別(4歳オープン)が行われます。このレースの注目はテンカ。近8走で6勝の上がり馬です。この世代のトップクラスとの対決はまだありませんが、この勢いは魅力です。
 他にも、デビューから、途中約1年の休養を挟み14戦13勝のマルミシュンキ。実績のあるニシキセンプー、ホクショウダイヤ。一発のあるニシキユウなど楽しみなメンバーが揃いました。
 この日の第6レースには若草特別(3歳オープン)が行われます。ホクレン賞、イレネー記念と重賞2勝のカネサリュウが不在なら、同じ重賞で2、3着のアローファイターへの期待が高まります。
 他では、シベチャタイガーに期待したいところです。2歳時を13戦8勝、2着3回と大活躍した同馬ですが、3歳になってからはまだ1勝だけと調子を崩していました。しかし、前々走の特別戦で3着、前走のイレネー記念でも2着と着実に復活への道を歩み始めています。
 なおこの日のメインレース、ばんえい記念は第10レースに行われます。馬券をお求めになられる際はご注意ください。
 26日(月)、今季開催最終日のメインレースは、大平原特別(4歳以上390万円未満)です。
 注目はヤマトチカラです。今回出走する10頭中8頭が出走した3月11日の390万戦で優勝。残りの2頭が出走した17日の勝入390万戦でも2着(勝ち馬は今回出走していないテンカ)と勝負付けの済んだメンバー構成で、期待が持てます。
 他には前述の2レースで4着、2着のストロングペガサス。今年に入って7戦5勝、2着1回、3着1回というイナノプリンセスにも注目です。

レース回顧(3/16~3/19)

2007年3月19日(月)

 16日(金)に行われた乙女椿特別(4歳以上550万円未満)は、4番人気のアローコマンダーが優勝。近2走は7、8着と精彩を欠いていましたが、ここできっちり巻き返しました。第2障害では1腰目で天板に脚をかけ、2腰目でこれをクリア。先にトウリュウが抜けていたものの、即座にこれに追いつくと残り30メートル付近で先頭へ。そのまま後続を寄せ付けず、最後まできっちり歩ききりました。先頭で障害を越えたトウリュウが2着。障害で苦しみながらも3番手でクリアしたホクショウダイヤが、3着入線を果たしました。
 17日(土)に行われたのは木蓮特別(4歳以上470万円未満)。ここは6番人気のハイタワーが制し、波乱を演出しました。コトノカツマが第2障害をトップクリアしましたが、直後に4頭が越えて怒濤の追撃。シュンライズとフクノカミカゼの脚いろがよかったですが、シュンライズがストップ、フクノカミカゼもやや脚いろが鈍り、その隙にハイタワーが先頭に立つ大混戦。結局、終いまで確かな脚を見せたハイタワーが先頭でゴールしました。接戦の2着争いはフクノカミカゼに軍配。シュンライズが3着となりました。
 18日(日)のメインレース、帯広えぞまつ特別(4歳以上オープン)は1番人気のホシマツリが優勝。近走の好調ぶりをいかんなく発揮しました。ニシキダイジンが早めに仕掛けるなか、ホシマツリは2番手に仕掛けて先頭クリア。そこからはゆうゆうひとり旅で、後続をまったく相手にしない完勝を演じました。障害2番手クリアのニシキダイジンが必死で粘ったものの、残り10メートルを切って痛恨のストップ。シンザンウィークとエビスオウジャが併走のままこれを交わし、ゴール線上まで続いた一騎打ちはシンザンウィークが制しました。
 19日(月)は十勝川特別(4歳以上800万円未満)が行われ、断然1番人気のタカラボーイが快勝しました。第2障害で積極的に仕掛けたタカラボーイは、これを先頭で越えると、楽な手ごたえのままゴールへ一直線。6連勝を完勝で飾りました。終いに甘くなったものの、イケダガッツが2着を確保。3着には5番手で障害を越えたシンザンウィークが食い込みました。

映像はオッズパーク内「過去のレースVTR」をご覧ください

今週の見どころ(3/16~3/19)その3

 19日(月)に行われるのは十勝川特別(4歳以上800万円未満)。出走馬9頭中8頭が前開催の雪柳特別を使っており、その再戦といった意味合いが強くなりました。やはり雪柳特別上位組が有力といえそうで、その一戦を制したタカラボーイは5連勝と絶好調。障害でヒザを折りながらもゴール寸前で差し切ったレースぶりは、終いの確かさを物語っています。重量が5キロ上乗せされたのは気になるところですが、ここも勝機十分といえそうです。雪柳特別で2着同着だったコブラタイガーとイケダガッツでは、堅実さでいえばイケダガッツですが、今回は重量据え置きのコブラタイガーに分があるでしょう。ほぼこの3頭の三つ巴と見え、ほかではキングシャープの一発あたりに魅力が感じられます。

今週の見どころ(3/16~3/19)その2

2007年3月17日(土)

 18日(日)のメインレースは帯広えぞまつ特別(4歳以上オープン)です。ここでの注目はホシマツリです。ここ8戦連続で3着を外していない安定感のある走りに魅力があります。エビスオウジャは、前走のオープン春蘭特別で、トモエパワー、カネサブラック、スーパーロイヤルといった、そうそうたる面々を下しました。今回は前走よりメンバー的に楽になるので期待が持てますが、主戦の松田道明騎手からの乗り替わりだけが気になるところです。他では、これが引退レースとなるツルマキシンザン。ここ数戦は苦戦していますが、力のあるヤマノミントなどにも注目です。

 なお19日(月)の見どころは、18日(日)に掲載いたします。

今週のみどころ(3/16~3/19)その1

2007年3月15日(木)

 今季のばんえい競馬の開催も残すところあと8日間。今週の日曜日からはいよいよ最終開催に突入します。オーラスを迎え各陣営とも力が入るでしょう。より一層の熱戦が期待できると思います。
 16日(金)はメインレースに乙女椿特別(4歳以上550万円未満)が行われます。ここでの注目はアローコマンダーです。近走は障害のかかりが悪く凡走が続いていますが、昨年末には650万円クラスとの混合戦・漁火特別を含む6戦連続で3着以内を確保している堅実さがあります。障害さえまともなら、ここでも好勝負が期待できます。
 また前開催のナウマン特別で、最低人気を覆し2着に入ったワカテンザンも期待が持てます。こちらもここ5戦で掲示板を1度も外していない堅実さがウリです。他では、トウリュウやホクショウダイヤなどにも注目したいところです。
 17日(土)のメインレースは木蓮特別(4歳以上470万円未満)です。ここはニシキシャープに注目でしょう。750キロを背負った前走の重賞チャンピオンカップは論外として、前々走の550万戦では2着と好走。またそれ以前でも6戦連続連対していますし、ここでは力上位の一頭でしょう。他では、前走のナウマン特別で期待を裏切ったフクノカミカゼが、自己条件戦に戻って再度注目したいところです。出走10頭中9頭が5歳以下という若いメンバーが揃っただけに、来季を占ううえでも楽しみな一戦です。

 なお開催替わりのため、18日(日)、19日(月)のみどころは、後日掲載いたします。

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