皆様、明けましておめでとうございます。本年もばんえい十勝、ならびに情報局をよろしくお願いいたします。
正月開催の3日間は、2日(水)に帯広記念、3日(木)には明け5歳馬による天馬賞と、3月23日のばんえい記念を占ううえでも重要な重賞が組まれています。どうぞお見逃しなく。
なお帯広記念は、ばんえい初となる全国発売が実施されます。当日、川崎競馬場では『ばんえい十勝in川崎競馬』(※PDFで表示されます)と題したイベントが行われます。矢野吉彦氏と荘司典子氏(競馬キャスター)によるトークショー(川崎第4、7レース終了後)や、プレゼント抽選会(開門から1号スタンド1階パドック側にて)も実施されます。お近くの方はぜひ足をお運びください。
1月1日(祝・火)のメイン第11レースはオッズパーク賞迎春特別(混合700万円未満)です。
前開催の同条件戦・サンタクロース特別はマルミシュンキが逃げ切り勝ち。それから10秒ほど離されての2着争いはホクショウダイヤ、コマタイショウ(3着)、バンゼン(4着)の3頭により熾烈を極めました。
今回はマルミシュンキ、ホクショウダイヤが不在の組み合わせだけに、素直にコマタイショウ、バンゼンに期待します。ここ3開催のこの条件では両馬とも掲示板を外さない堅実な走りをみせており、上位争いは確実です。
これらに続く勢力も、先行してねじ伏せるハヤテショウリキ、軽馬場なら追い込み炸裂必至のキョクシンオー、前走ばんえいダービーで重賞初制覇と勢いに乗っているアローファイター、障害巧者ライジングサンなど豊富で、まさに元旦のメインを飾るにふさわしい好レースが期待できるでしょう。
この日の第10レースに初夢特別(3歳オープン)が行われます。
マルモスペシャルは前回の2歳A1戦(12月24日)で、その後ヤングチャンピオンシップ(12月30日)を制した世代ナンバー1のホクショウジャパンらを抑えて優勝するなど実績では上位の存在です。
牝馬ニシキエースは、前走十勝産駒特別で3着と健闘。自慢の登坂力を生かし今回も上位をうかがいます。
近3走ですべて3着以内と好調なオオバコや、ハイレベルな一戦だった釧路産駒特別4着のコトブキタイガーも争覇圏でしょう。
1月2日(水)のメイン第10レースは重賞・第30回帯広記念(16:20発走予定)。このレースは別掲の帯広記念プレビューをご覧ください。
この日の第11レースには新春特別(360万円未満)が組まれています。
ここは前走勝入別定360万円未満(12月23日)10着のホクショウドラゴンに注目します。昨年7月以降白星がなく、しかも障害で苦戦することが多いだけに中心には推しずらい馬です。しかし昨年9月以降の360万円未満での9戦をみてみると、最内枠と大外枠に入ったときの4戦は2、4、4、3着と健闘、勝ち馬とのタイム差もいずれもおよそ10秒以内にまとめています。今回は大外枠(10枠)を引き当てたことで巻き返しの期待が高まります。
同じ前走で2、3着のキヨマサ、キングシャープも有力。実績あるアオノキセキや、ユウシテンザンも侮れません。
1月3日(木)のメイン第11レースは、5歳馬による重賞・第1回天馬賞(16:55発走予定)です。このレースは別掲の天馬賞プレビュー(後日掲載予定)をご覧ください。